ブログ水族館/中村 元

次回『中村元の超水族館ナイト』は2019年2月24日(日)の開催。前売り発売は1/24です

裏版!!全国水族館ガイド

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なんだかご無沙汰ですみません。

改訂版全国水族館ガイドの写真入れ替えとか、原稿直しとかで、このところハイパーマジモードに突入してるんですわ。
マジモードっていうのは、時間の流れとか、自分の居る場所とかが見えなくなっちゃうくらい集中してる状態。
あれっ?それっていわゆる集中モードってことなん?w。


でもまあちょっと今夜は、そのマジモードを解いて、
こないだ行ってきた、のとじま水族館の写真でも、アップしておきましょうぞ。

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このイルカのトンネルねえ。
行かなくちゃ、行かなくちゃ、と思いつつ、先延ばしになってたんよね。

そりゃね、水中から見上げる青空をイルカが泳ぐっていう光景は、水中感もたっぷりで本当に気持ちのいい空間なんだけど、東京に住んでいたら、八景島のドルフィンファンタジーに行けばいいことで。
さらにボクは、他の人よりも余計に、八景島に行かなくちゃならないことがあったりするわけで。

それをわざわざ能登半島まで出かけて見に行くなんて、あんましやりたくないわけですよ。
そもそも、水族館がめちゃくちゃ好きだ!とか、イルカさん命〜!とかなボクでもないしね。
あ、誤解されてるかも知れないので言っとくと、水族館ガイドの印税は仕事にはならんです。
初版のときには取材費も出たから正直けっこういいお小遣いになったけど、それ以降の改訂版は経費の方が高い。
改訂版もブログも、ボランティアというよりも意地でやってるみたいなもんですな。

ええ、時々思っちゃいますよ。
オレ、なんでこんなに、時間も金も使って、仕事に関係ない水族館に行かなくちゃならんのだ?と。

でもね、水族館のことを発信するのは、仕事じゃなくても、たぶんボクの「天命」みたいなもんなんよね。

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だから、イルカさん命〜!でなくても、こういう歓迎してくれると嬉しくなっちゃうw。

こんなときにはついついマジモードに入って、写真撮りまくったりするのはそのせいなんよね。
天命は止められない!
撮影:不可能天命なんちゃってね。(せめて、ずぅさんだけは分かって……)


しかしその時、カメラのレンズに奇跡は起こった!
イルカがなんと、飛び出してきたのですよ!

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なんと、飛び出す3Dイルカです。

可能天命じゃ〜! 引田天功じゃ〜!


今度は後ろから、あり得ない高さです。
イメージ 4

飛び出す3Dイルカバージョン2!

天命とは、奇跡を起こすものなのですぞ。
ありがたや、ありがたや。 可能天命サマ〜! 引田天功サマ〜!
もう、ええって…w。


ところで、マジモードと、ハイパーマジモードの違いを知りたい人もいるだろう。
まぁたぶんいないけど…。
なので、ちょっと解説w。

マジモードというのは、1日に1時間くらいはわりと簡単に入ることができるモード。
きっと、たいていの人が経験してるでしょう。
いや、もしかしたら一般的には、マジモードを仕事中続けたりする人の方が多いかもね。
まあ、そんな超人は放っておいて…。

次に、スーパーマジモードというのがありましてですね。
これは6時間〜12時間くらいマジモードが続くやつです。
ただし、このモードは消耗が激しいので、1ヶ月に1〜2回しかできない技なのです。
すごく頑張れば、1週間に1回くらいはなんとかなるけど、そうすると日々のマジモードが発動しなくなる。
かなり、ややこしいモードなのです。

そして、ハイパーマジモード。
これは1〜2週間、マジモードを続ける状態。
すごく危険な技でね、寝る時間とかも見えなくなっちゃうし、生活のことや他の仕事も忘れがちになったりしちゃう。
あまり危険な技なので、1年に1〜2度に制限してました。

で、そのハイパーマジモードはなんの時に使ってたかというと、本を一冊書くとかに使うのです。
サラリーマン水族館人時代にボクが書いた本は全て、ゴールデンウィークの1週間でとか、お正月の1週間とかで書き上げたもの。
1年で2冊っていう年も3度くらいあったもんねえ。

その時のハイパーマジモードってすごいよ。
1週間がビュンッて飛んでく。

こんな感じ……ビュンッ!

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でも、今は歳のせいで、それも出来なくなってきちゃった。
ハイパーマジモードは1年に1回がせいぜいやなあ。
しかも、ハイパーになっても、1時間くらいは、ふと遊んでたりするもんなあ。
はい、今がそうですw。

そもそもボクって、根が怠け者やからねえ。
マジモードっていうのも、怠けるために編み出された技。
その技術の歴史は古く試験前の一夜漬けでうまくいった成功体験から始まったと伝えられているのだ。
オレの成功体験って、そこ?


あ〜、早く「水族館のペンギンみたいにヒマ」モードに入りたいな〜。

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水族館のペンギンみたいにヒマモードも、いちおう体得の歴史はあるのだけど、まあそれは別の機会に。

と言うわけで!

金曜までは、無理してハイパーマジモードを続けて、脱稿をすませます。
週末はしっかりペンギンヒマモードに入って、「超水族館ナイト 〜ペンギンから人生を学べ!〜」いきますぞ!

あ、事情がよく分かってないみなさん。
今もし、水族館ガイドを買おうと思っていたら、悪いことはいいません、おやめなさい。
最も充実した水族館ガイド『全国水族館ガイド2006~2007』は売り切れてしまい、今は古本で5千円もしたりするんですぞ。
7月末に、その改訂版が出る予定です。
その名も、なんと『中村元の全国水族館ガイド』

その件はまた、別の機会に詳しくお話しします。
では!次のペンギンモードでお会いしましょう!

News:次回トークライブ『中村元の超水族館ナイト2010夏』は6月19日⇒東京カルチャーカルチャー(お台場)

恥ずかしながらTwitter始めてみました…。
□オススメの水族館本(中村元著・監修)→水族館の本
■水族館を選ぶなら→WEB水族館:決定版!!全国水族館ガイド
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神戸なう〜!
カンチョ、今週は全国水族館週間なん…。

チュラチュラチュラチュラ、チュララ〜♪ チュラチュラララチュララララララ〜♪

月曜日は、留辺蘂日帰り〜♪
火曜日は、サンシャインから金沢〜♪
水曜日は、のとじまへドライブ〜♪
木曜日は、須磨水族園。
金曜日は、名古屋港でモデル撮影〜♪
午後には、東山めだか館。
一度、東京に帰って〜♪
土曜日には、しながわでTCA実習〜♪
チュラチュラチュラチュラ、チュララ〜♪ チュラチュラララチュララララララ〜♪

どへ〜!毎日水族館ですぞw。
このところ、なんやかんやと水族館を訪れることが多いですな。

というワケで、こないだ雑誌の取材で久々に訪れた、カンチョの第二の故郷水族館、新江ノ島水族館。

いいクラゲに出会いましたぞ。
ウラシマクラゲ〜!
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なんか、電球ぽくって、絵に描いたようなクラゲという感じですな。

それにしてもいったい、これのどこが浦島なんやろ?
もしかして、水族館ではめったに姿を現さないからか?
そんなワケないわな〜w。


ウラシマクラゲは、エサを食べるときには豹変する!
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豹変っつても、触手だけなんやけどね。
ビビビビー!と伸びるのだ。

ウラシマクラゲというよりも、足長おじさんクラゲですな。


しかしっ!
浦島太郎っぽいところも見つけましたぞ!

ウミガメに乗る浦島太郎。
イメージ 3

いや、ウミガメに乗る浦島太郎ゴッコをしてるウラシマクラゲ2匹でした。

助けたカメに連れられて〜♪ 竜宮城に行きました〜♪

ウラシマクラゲは、こうやって、ウミガメに乗る浦島太郎ゴッコを毎日のようにしているのです。
どうやら、それでウラシマクラゲと命名されたようですぞ。
…ウソデペディアより


ウラシマクラゲ、老眼鏡を付けて見れば、けっこう美しいです。
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なんで老眼鏡なのかと言うと、浦島さん、これがまたすごく小さいの。

傘の長さが2cmくらい。
これでも、ボクが見たウラシマクラゲの中では最大でした。

なので、高齢者がウラシマクラゲを楽しむには、老眼鏡と、ルーペか接写レンズが必要です。
はい、カンチョも高齢者の一員です…トホホ(T_T)


※ボクの師であり友人だった、ばばこういちさんを送る会を開催します。
一般の方も参加OKなので、ぜひご参加下さい。
ばばさんのご友人、田原総一朗さんが出ずっぱりでさまざまな皆さんとトークをされます。
参加希望の方はコチラをご覧下さい→ばばさんの娘さん、ジャーナリストの堤未果さんのブログ


●新江ノ島水族館の今までの記事はコチラ→新江ノ島水族館の記事リスト


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しまねアクアスに足摺海洋館、桂浜水族館は言うにおよばず、遡って、海きららに、二見シーパラ、そしていおワールドかごしまと、もうすぐ書くから…とか言いながら、ぜんぜん記事にしてなくてごめんです。

で、今回は一番最近の、宍道湖自然館ゴビウスです。

ゴビウスはもう3度目なのだけど、実は一度もスタッフの方の案内をお願いしたことはなかった。
今回は、島根県立の施設に島根県の人に連れられていっちゃったのと、前日のアクアス10周年講演でゴビウスの館長にもお会いしてたので、事務所でちゃんとご挨拶。

そしたら館長さん曰く、「若いスタッフに、中村さんのファンなので自分に案内させてくれ!という者がいるので、彼に案内をさせたいのですが」と。

「えっ?彼女やなくて彼?」などとは、もちろん申しませんとも。
まあ嬉しいこと言ってくれちゃって…とかなんとか。いや実際すごく嬉しかったです。

その彼が、自慢げに見せてくれたのが、今の季節展示。

まずは、宍道湖産シラウオ。

イメージ 1

お〜、透明ですな〜!


そして、美しく弾む、若アユ。

イメージ 2

う〜ん、踊ってますな〜!


さて、シラウオを、こんなにはっきりくっきり見るの、カンチョは初めて。

確かどっかで展示されていた記憶はあるのだけど、1尾か2尾、すごく小さかった。
こちらのは見事な大きさで10cmほどもある。

イメージ 3


シラウオはサケ科の魚で、小さいけどサケの仲間に特徴の「脂ビレ」が、背ビレと尾ビレの間についている。
右上のやつに、ちょっとだけ見えますね。

三重県で季節になるとおどり食いするシラウオは、こんなに大きくないのだけど、実はあれはシラウオではなく、シロウオでハゼ科の仲間。
シロウオのことを、呼びやすくてメジャーな名前シラウオと呼んでいるのだ。

いつもお世話になっているぼうずコンニャクさんの図鑑によれば、シラウオは「白魚」で、シロウオは「素魚」なのだそうだ。

白魚のような指…というのは、もちろんシラウオのことでしょうな。
途中で折れ曲がったみたいに見えるのが、確かになんとなく指に見える。


イメージ 4


この展示には、オスとメスの見分け方が書いてあったけど、カンチョにはぜんぜん判別つかなかった。
まあ、そんなもんですわ、素人というのはw。

それよりもカンチョ的には、シラウオはまだいただいたことがない…ということの方が問題なのである。
案内してくれた彼によれば、宍道湖のシラウオは本当は12月頃から漁獲の時期なのが、年々遅くなってきているとのこと。
漁獲量も減ってるらしい。

今度行くまでに、大丈夫か?シラウオ。
いつか絶対次に味わってやるからな。温暖化なんかに負けず、宍道湖で頑張って生き抜いてくれ!


アユの方も、カンチョにとっては今年の初アユ! (見るのがね)

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躍動感っていうんですか?
ボクの頭の中には、子どもの頃に川の水中で見たアユの姿が残っていて、アユに合う泳ぎ方というのがあるんだけど、いかにもこんな感じなの。
流れの中でキラキラ踊ってる雰囲気なんね。

ゴビウスのみなさんは、「この人、アユなんかに、なんでそんなに食いついて撮ってるんやろ?」とお思いだっただろうが、コレです。
この、流れの中でアユたちが遡上してるっぽい雰囲気を狙ってたんです!


ところで、案内をしてくれた彼が持ってきてくれたのが、『水族館のはなし』(技法堂出版)ふる〜!
古いのも古いはず、中学だか高校だかで、この本を読んで水族館のスタッフになろうと決心したとおっしゃるワケですよ。
その著者からのサインが欲しいと…。
う〜ん、著者冥利に尽きますな。

展示係の若アユよ!キラキラと躍動してくれたまえ!

そんで、彼らのおかげで、島根県、すごく好きになっちゃいました〜w。現金な奴…(^^;



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島根県から帰ってきましたぞ!

しまね海洋館アクアスの開館10周年で記念講演の講師にお招きいただいて、ついでだからと、3日間島根県を堪能してきたのでした。

今年はなぜだか水族館で講演することが多い。
3月には、マリンピア松島水族館で、マリンピアクラブの講演。
今月がアクアス。
そして6月には、おたる水族館でアースデイでの特別講演……。

よその水族館で一般向け講演って、今までなかったんやけど、いったいどうした風の吹き回しなんでしょ?

おかげで、勝手に行くより歓待してもらえるし、ワガママきいてもらえるし。
というわけで待望のシロイルカの赤ちゃん。
写真撮影禁止のところを、閉館後に取材撮影をさせてもらっちゃった。

イメージ 1


おほほ〜!可愛いですな。
大きさは2m弱。太りすぎのスナメリという感じ。(ただし伊勢湾の大型スナメリ)
写真撮らせてもらった夕刻には、すでにもう眠そうで、こっちを向いてくれなかったけれど、昼間はわりと客席の方を見たりして愛想もいい。

ここ最近2回続けてシロイルカは妊娠中、子育て中ということで面会謝絶やったからね〜。
久々に会えたのが、赤ちゃんで、やっぱり嬉しいわ。


「かーちゃん、ボク、もう眠いわ」
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「東京からお客さん来てるんやし、もうちょっと我慢しとき」

うつらうつらとしてる赤ちゃんとは違って、親の方はまだまだ元気。
「そこの兄ちゃん、なんかしたろか〜? バブルリング見たい〜?」みたいな顔つきでこっちをチラチラ見ている。

「ところでな、アンタのかーちゃん、あっちよ」

およよ?
これは親子じゃなかったのか!

親子みたいに仲良くしていたのだけど、この大人シロイルカは、赤ちゃんが死んでしまったアンナさん。
この赤ちゃんと同じ時期に生まれた子を亡くしているのだけど、実の親のように赤ちゃんを育てている。
おっぱいも出ているらしいので、次の子の練習のためにも授乳をしてくれないかと、飼育のみなさんは期待しているらしい。

で、ホンマモンの母親の方はと言えば?

「あら、こんばんわ〜」
イメージ 3

アーリャさんです。

逆立ちとかして、まるで緊張感ありませんがな。

展示スタッフは24時間体制で、一日中観察を続けているというのに……。

風の噂では、島根のおじさんはこのアーリャさんなのだとか。
そんなワケで、すっかり島根のおじさん的なご挨拶なのである。

しかし、メスがおじさんだったとは!
まあ、犬がお父さんやったりするのだから、そういうのかってありやわな〜(^^;

彼女たちが妊娠してからは、オスはメスたちから遠ざけられている。
オスはメスに交尾を迫ってくるし、赤ちゃんで遊んだりするから、こうなったら邪魔な存在なのだ(T_T)

メスたちにとって、面倒なオスはいない、世話のかかる赤ちゃんは2頭で面倒みればいい、というのはかなり極楽な環境だろう。

アーリャさん「亭主はずっと留守がいい! おほほほほ…」
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ず、ずっと…ですか。

身につまされる、アーリャさんの笑顔です……。


シロイルカの誕生から、赤ちゃんのいろんなエピソードについては、アクアスのスタッフが綴るアクアスブログに詳しい。 過去記事をたぐれば、いろんな写真がいっぱい出てきて面白いよ⇒「アクアスブログ」シロイルカ・アシカ・アザラシ編

●しまね海洋館アクアスのこれまでの記事はコチラ→山陰山陽の水族館の記事リスト


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脱稿!(脱肛やないよw)
このところ、ブログ記事を書く時間も惜しんで取り組んでいた原稿をついに脱稿。(ホントは"ほぼ"脱稿なんやけど(^^:)
昨夜は久々にスコッチを楽しみながら、WOWOWで録り溜めてる007シリーズの「私を愛したスパイ」と「ムーンレイカー」を連続で見ましたがな。ジョーズ大暴れ!

このずいぶん時間かかった原稿は、UCカードの会員誌「てんとう虫」の水族館特集。
6月号に、なんと22ページにも渡る水族館特集があり、その監修と20ページ分の執筆を引き受けていたのでした。
先週の美ら海水族館取材も、その特集のためでした。


で、この特集のためにもう一つ訪れた水族館が、カンチョの第2の仕事場やった新江ノ島水族館。

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う〜ん久々ですなあ。 相模の海大水槽。

美ら海の巨大水塊もいいけどね、新江ノ島水族館のこの光景こそ、ボクが「日本人の心にグサッとくる"水塊"をつくる」と宣言した水槽。

実は、新江ノ島水族館のプロデュース過程で、中村 元の水族館哲学である、『水塊』という集客キーワードと、『アニミズム』という展示理念が生まれた。

なので、てんとう虫の原稿でも『水塊』にはちょっとこだわっている。
(※ところでボクの言う"水塊"はカンチョの造語で、海洋学で使われる水塊とは別物)


新江ノ島水族館の大水槽での、もう一つのこだわりは、イワシの群。
イメージ 2

クライアントから、「この水槽で目玉になる魚はなんなのだ?」と尋ねられたとき、ボクは迷わず「イワシの群だ」と答えた。

最初の計画ではシノノメサカタザメだったんだけどね、当時オープンしたばかりの美ら海水族館を見てきて、こりゃアカン!ジンベエザメには勝てんわ…と思った。

でも、そこで敢えてジンベエに喧嘩売るのがカンチョのカンチョらしさ。
かつて、いおワールドかごしまで、ジンベエザメの水槽にキビナゴの群が入っていて、お客さんがジンベエザメより、その直径2mほどの群がキラキラとあっちこっちに移動するのに見とれていたのを思い出したのだ。

ジンベエザメに匹敵する大物は小魚の群や!
というわけで、「この水槽の目玉はイワシの群」発言に至ったというワケ。

なのでホントは、キラキラのすごいキビナゴの群にしたかったんやけどね、関東ではキビナゴの生きたのを大量に手に入れるのは無理とのことだった。

でも、小さなキビナゴじゃ、こんな豪快な光景は見られなかった。
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それにつけてもこの大水槽は、イワシの群を見るのに最高のつくりになっていると思う。
他の水族館の大水槽では、イワシの群はみんな水槽の水面あたりでグルグルと回っているのだけど、新江ノ島水族館の大水槽では、イワシの群が中層にやってきて、いろんな形に目まぐるしく変化する。

名古屋港水族館のマイワシトルネードや、それを真似た八景島のイワシイリュージョンのように、エサを使ってイワシたちを踊らせることなしに、常にすばらしい群のパフォーマンスを見せてくれるのだ。

しかし、なぜそうなるのか? 実はその理由は、誰にもわかっていない。
もちろん、そうなるように擬岩などを配置したわけでもない。

それでカンチョ的結論。
この水槽には"イワシの群の神さま"が光臨したのだ!

全ての存在に魂が宿ることを信じたから、イワシの群の神さまがやってきてくれた。
アニミズムの勝利なのだ!なのだ!なのだ!なのだ!


はい、まあそんなわけでですな。ボクは久しぶりにエノスイ相模の海大水槽を楽しんだのでした。

久々のハート型イワシの群ゲット!と思ったら、ホシエイに邪魔された…(T_T)
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ところで、てんとう虫の水族館特集、22ページのうち残りの2ページは、荒俣宏さんのエッセイが入っている。
なんと、水族館ナイト4以来のコンビによる水族館特集!

…と言うわけで、UCカード持ってるみなさん、6月号のてんとう虫はちゃんと開きましょう。
UCカード持ってるけど、てんとう虫は購読してなかったという人は、購読検討の価値ありですなw。
UCカード持ってない方は、この機会にUCカード入会しちゃいましょうかw。

う〜ん、それにつけても007シリーズ、まだ半分までも見てないぞ。
次の原稿にかかるまでに、やっつけなくては……。


●新江ノ島水族館のこれまでの記事はコチラ→新江ノ島水族館の記事リスト

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