ブログ水族館/中村 元

次回『中村元の超水族館ナイト』は2019年2月24日(日)の開催。前売り発売は1/24です

いい水族館

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長らくの沈黙、申し訳ありませぬ。
東京ではすでに桜も散った今頃まで、年度末の作業が続いておったのです。
しかし、そろそろ春話題ですな。

…と言うわけで、竹島水族館に行ってきました〜!
もちろん、お目当ては深海タッチングプール!

入るなり、イガグリガニがゴロゴロとテンコ盛り。

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いや、カンチョ、思わず笑ろたw。
いかにもアピストくん的な竹水(タケスイ)らしさが伝わってきたんやもん。

そう、このブログ水族館に時折現れるアピストくんとTくんらが、竹島水族館の新展示を企画実現したのだ。

なんでアピストくんらしいと感じたかというと、彼はいつも言っている。
「ビンボーな水族館でも、金持ち水族館にはでけんことをやらなあかんて」
なるほど深海系の漁が多いこの地域ならではの、テンコ盛り展示なのである。


「お客さん、1杯4千円のとこ、2杯で6千円、安くしときますよ!」
「じゃあ、それとこれちょうだいな。」

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もとい! 魚市場ではありませんw。
新人の展示スタッフが解説をしているところ。

それに、これ毛ガニやないんやから、何千円もの値段は付かない。
イガグリガニは安いのである。
どうやらそれは、このイガイガがあまりにも痛くて危険なため、食べるのに苦労するからであって、茹でるとけっこう美味しいらしいのだ。(⇒ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑による

もちろん竹島水族館名物、深海グルメ(ていうかゲテ系やけど…)でも、そのレポートがある。⇒グルメハンターさんちゃんの珍生物試食記録


さて、イガグリガニの反対側のコーナーでは…。

あっ! お子さんをカニのエサにしちゃだめです!

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おなじみ、タカアシガニのコーナー。

タカアシガニこそ、竹島水族館の名物生物。
全国の水族館へのタカアシガニ供給水族館なのだから。⇒過去記事

そんなわけで、実はこの展示を制作中のアピストくんたちにカンチョがアドバイスしたことがある。
「竹島で深海生物に触らせるのなら、でっかいタカアシガニに触らせへんと、マスコミ受けせんから、大きいタカアシガニ用に深いところ作っといた方がええよ。」と。

それを聞いた彼らが、即刻次の日に水槽業者に無理を押し通し、実現したのがコレ。
いやあ、十分立派なタカアシガニです。
彼らの理解力と行動力の勝利です。


このタカアシガニさんを、水中窓から見てみると…。
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両手に包帯が!
これ、別に怪我してるというわけではなく、強力ハサミで観覧者の指を傷つけないための手袋。

まああれですな、選挙の時の握手用手袋というか、格闘技のグローブというか。
これで、観覧者もでっかいタカアシガニさんと安心して握手できるというわけなのである。


そして、もう一つのハイライトはコチラ!

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出たー! オオグソクムシ。

こんな深海珍生物まっしぐらモンを、こんな風に無造作に浮かべておいてええのん?
それが、ええらしいんですわ、タケスイでは。にょほほw。

また、こいつデッカイ…。
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手のひらに載せると柔らかくて美味そうに思うのか噛みつくので、エライ痛いらしい。

深海生物の力強き生きざまを体感してみたい方は、ぜひにも手のひらの上に載せてみて下さい。


尚、この深海生物タッチングは、気温が上がる夏には、浅い海の生物に変わるとのこと。
その理由は、「水の冷却代が、貧乏水族館では厳しいから」らしいw。
なので、深海生物にお触りしたい。深海生物のすごさを体感したいというみなさんは、夏まで待たずにすぐ行きましょう。

ところでね、ボクは、今回のこのタケスイ新展示で感心したことがあるの。
それは、アピストくんたちが、この展示をやって前年度を2万人だか超える成績を出せなかったら、全員頭を丸めると宣言していること。

ほとんどの飼育係は(たまには館長とかでも)、展示による入館者数にまでは、まるで責任を取らないことが多い。
「いい展示をすればいい」とか言って、その展示への思いは語るのだけど、ホントは『いい展示というのは、どれだけ多くの人に何かを伝えることができるか?』なんよね。

だから、展示を見てくれた人々の多さを気にかけないのは、展示係ではなくただの飼育屋さん。
タケスイのみんなの頭丸め宣言は、彼らがホンマモンの展示係であることを現しているなあと、とても感動したのでした。

…とは言え、アピストくんやTくんの坊主頭は、ちょっと見てみたい気もするw。
竹島水族館特集は、まだ続くよ。


●竹島水族館の、これまでの記事と写真のリストはコチラ ⇒東海の水族館記事リスト



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2週続けて北海道に行った後の先週末は、NPOの仕事で沖縄。
北の町から、南の町まで〜♪ 
夢のジャパネットですか?おでは。

と言いつつ、ブログの方はまだ当分は北海道。

おたる水族館にはまだネタがあるのだけど、ちょっとだけ、旭山動物園に。

ココはおなじみのアザラシチューブ。
(って勝手にアザラシチューブとかボクは言ってるけど、ホントの名称は知らないw)

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いつもより、なんだか暗いよねえ。

緑がかってもいるし…。

そして……、なんか水面に浮いてないですか〜?

そうです!
流氷です!


下まで来れば
おお〜!

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ちゃんと呼吸穴が空いてますぞ。

これが見たくて、冬の旭山動物園にやってきたのです。

なんか冬の旭山動物園話題っていうとね、オウサマペンギンの雪上パレードばっかりがマスコミに取り上げられているけど、ありゃ安直すぎるよね。

そもそも、オウサマペンギンは雪上を行進したりしない。
氷上や雪上を行進するのはコウテイペンギンやんか。
オウサマペンギンは、雪が溶けてから、陸上に上がってきて繁殖をする。

それを、マスコミは「これこそ旭山動物園の行動展示」とか言ってるんやからねえ。
ちゃんとワケがわかっとらんぞ。

旭山動物園の冬の行動展示の決定版は、ペンギンパレードでも、ホッキョクグマでもなく、
ぜったいにこの、流氷アザラシなのだ、なのだ、なのだ!


氷の穴から、呼吸をしに穴から顔を出すアザラシ。
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いいね、いい感じやね。

ダイバーでなくては、しかも酷寒の海の流氷下に潜る実力と、野生のアザラシに会う幸運を持つダイバーでなくては見ることのできない光景。

それを誰もが水族館で、いや水族館じゃなくてここは動物園なんやった(ちょっと悔しい)、誰もが動物園で服を着たまま見ることができるのだ。

こんな画期的なことがあるだろうか!

旭山動物園、万歳! なのである。


流氷の上の様子だって、ほらこのとおり。

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こないだ、網走でオーロラ号に乗っても見られなかったアザラシの顔。

オーロラ号写真にこの写真を混ぜておけば、きっとみんな「すごーい!ラッキーやったねー!」と言ってくれるだろう。


アザラシチューブから水槽の方に繋がる天井も、いつもならあんまり興味ないのだけど、今日はとってもすごいことになってる。

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アザラシってすごいよなあ。
こんな氷に閉ざされた所でも、ヘーキのヘイザでぶりぶり潜っちゃうんよなあ。
カッコええよなあ。

旭山動物園の冬の魅力は、ダントツ一位でこの水槽だと思う。
いや、冬の北海道の魅力ベスト3とかにもボクなら絶対に入れちゃうね。

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実は、この展示をどうしても見たかったのは、留辺蘂の新水族館の冬の注目水槽として、『冬には氷の張る小川の断面水槽』なるメチャ水槽を発案したからなのだ。

世の中に他にない水槽として、最も寒いまちの一つ留辺蘂だからこその展示として、超絶自信と若干の心配をもちつつ閃いた、『氷の張る小川水槽』! 言っとくけど、すごいぞ!

…だったはずだった。
しかし、そんなとき、旭山動物園のアザラシ水槽にはすでに流氷が浮いていると聞いた。
それで、「えー、またやられちゃったん?動物園にぃ。。。」とショックを受けつつやってきたのだ。

でも、大丈夫!
これなら、ちょっと違うっぽい。(と思うことにしておこう)

というわけで、これから旭山に行かれるみなさんは、アザラシプールの流氷をお忘れ無く。
そして、まあ今年の冬も旭山動物園のアザラシプールがいいでしょう。

でも、来年の冬は、留辺蘂新水族館の『氷の張る小川水槽』ですぞ!w

ガラスが割れちゃうかもしれないから、早めにきてちょうだいね。



●旭山動物園の、これまでの記事と写真はコチラ ⇒北海道の水族館記事リスト


●中村元の超水族館ナイト2010夏ライブレポート⇒W杯日本VSオランダ戦の真っ最中にペンギン好きで超満員!キュン死続出!

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※『中村元の超水族館ナイト2011冬』2/5の残席あと10数枚。⇒チケットはコチラ。

ひょほ〜!寒いですな。
しかしだ!今は東京の寒さなんて、ぜ〜んぜん平気!
カンチョはこないだの日本全国寒波なときに、最低気温がマイナス23℃なんちゅう北海道は北見市の留辺蘂に行っておったのでありますぞ!

最高気温でもマイナス5℃ていうんやから、ここはホントにニッポン?なくらいの勢いの寒さよね。
でも、夜中まで酒飲みしながらフラフラ歩雪道を歩いていたカンチョは、けっこう寒さに強いのかも…。 いや、ただの酒飲みなだけなんか?


さてさて、東海大の水族館(東海大学海洋科学博物館の第2弾レポート。
でも、レポートは軽く、主題はただいま冬期休館中の留辺蘂(ルベシベ)山の水族館の話です。


コブダイ (東海大水族館)
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東海大の水族館でいつも感心するのは、小さな水槽に入っている生物たちも、なぜかしら大きく育って、しかも傷とか痘痕とか変形とかがほとんどないこと。
このコブダイも、かなり立派な大きさで、そうとう長い間飼育されているために色がすっかり抜けているほど。


北海道の留辺蘂山の水族館の魚たちも、大きく育ってしかも美しいという特徴がある。⇒『特大イトウと肺魚』

実は留辺蘂水族館の場合は、魚たちが巨大に育つ秘密の理由があるのだ。
留辺蘂水族館は冬期休業の間、魚たちは水族館から近所の別荘へと避寒に出かける。
その別荘には、ちょうどいい温度の冷泉が湧いていて、魚たちはその冷泉掛け流しの水槽で冬の間のんびりとくつろいでいるのだ。
そしてどうやらその冷泉の効能が「元気に大きく育つ」という効能らしいのである。

さすが、源泉100%掛け流し、温根湯温泉、滝の湯温泉、ポンユ温泉と3つの温泉を擁する温泉のまち留辺蘂の面目躍起ではないか!
カンチョはこの冷泉を『魔法の水』と命名したw。


ルリハタ (東海大水族館)
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この子も見事な肌と発色をしておりますな。
ルリハタのキレイなのは、どの水族館でも近ごろあまり見ない。なぜなんやろ?


ところで、カンチョはなんで留辺蘂の魔法の冷泉のことまで知っているのか?
それはですな、実は今、留辺蘂山の水族館のリニューアルにアドバイザーとして関わっているからなのでありますぞ。
まあね、「しょっちゅう留辺蘂に行ってるし、そんなことうすうす感じてたわ」という方も多くいらっしゃるんだろう。
でも、今までそのこと公表してなかったもんね。

今日は、ここに高らかに宣言しましょうぞ!
中村元は今、サンシャイン新水族館の展示プロデューサーに加えて、新留辺蘂水族館の建築アドバイザーもやっておるのです。
あ、仙台水族館の計画も消滅したわけではなく、水面下でしっかり息づいておりますからねw。


大水槽では、ウツボも丸々太っている。 (東海大水族館)
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このウツボ、立派に成長しすぎて、もはや自分が穴蔵の好きなウツボであることを忘れているかのように、玉座にふんぞり返っていた。


さて再び留辺蘂水族館。
実は留辺蘂の魚たちが大きくてキレイな理由は、冷泉のせいだけではない。
ここで展示されている川の巨大魚イトウは、近ごろよく展示されている養殖のイトウではなく、天然のイトウなのだそうだ。
どうやら、養殖のイトウよりも、天然のイトウの方がはるかに元気に育つのらしい。それがさらにどんな理屈によるものなかは、誰も知らないのであるけれど、カンチョ説ではね、天然イトウは「釣り吉三平がやってくるまでは、とにかく元気で大きく育って川のヌシにやってやるぞ!」と生まれついて意識してるんやないかと……。

カンチョ説、ますます説得力なくなってきたなあ。。。


シロワニ (東海大水族館)
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東海大の大水槽で一番目立っているのは、シロワニとマダラエイだ。


ところで、留辺蘂水族館は完全無比な淡水水族館で、海水水槽は一切ない。
海のない水族館は、コーヒーを入れないクリープみたいなくらいに、イマイチだと思われているのが普通だ。
カンチョはいったい、この水族館をどうやって生まれ変わらせようとしているのか?
それはナイショさねえw。

でも、これだけは公表しておこう。
日本一巨大な肺魚とイトウのいる水族館として、全国的に売り出すという作戦だ。
そうすれば、水族館の集客に絶対必要な「パブリシティー」に取り上げられる機会が格段に増えるはず。

しかも!
「不思議な効能のある魔法の冷泉まで湧出する、由緒高い温泉郷、留辺蘂」という、留辺蘂の温泉観光イメージに繋がる。
さらに!
「天然のイトウが生息する、北海道でも珍しい自然たっぷりのまち留辺蘂」というイメージにも繋がるだろう。

……と、ただの建築アドバイザーにも関わらず、集客と観光再生までプロデュースしちゃってる、なんともボランティアなカンチョでありましたw。


マダラエイ (東海大水族館)
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悠々と滑空する姿は、シロワニをも圧倒する存在感だ。


留辺蘂水族館では、日本一の巨大な肺魚とイトウとは言っても、さすがにここまでの大物にはならない。
そこで、魚類に頼まない、水槽勝負な新しい展示も開発した。
これはね……、今はまだ言えないよ〜んw。

でも、今までどこの水族館でも見られなかった「あったら見たい!」という好奇心ムクムクな水槽を複数用意してますぞw。
さあ、留辺蘂新水族館に、乞うご期待!



●東海大海洋科学博物館の、これまでの記事と写真のリストはコチラ ⇒東海の水族館記事リスト
●留辺蘂山の水族館の、これまでの記事と写真のリストはコチラ ⇒北海道の水族館記事リスト

●カンチョの水族館トークライブ第8弾『中村元の超水族館ナイト2011新春〜ペンギンナイト2〜』2/5(土)開催決定〜! 売り切れ必至の楽しいライブです。
チケットは今日現在であと10数席⇒東京カルチャーカルチャー:イベント詳細


恥ずかしながらTwitter始めてみました…。
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昨年の12月、TCA(東京コミュニケーションアート専門学校)の学生を使って、観覧者行動調査を行ったのだけど、昨日はその分析と発表を学生たちにさせた。

調査は、サンシャイン国際水族館の協力をいただいて、学生たちが、特定のお客さんの入館から退出までの行動をつぶさにチェックするという方法。
この調査方法は25年ほど前から個人的にやりはじめた、おそらく水族館界ではボクしかやってないだろうと思う調査方法で、「尾行調査」最近では「ストーカー調査」と呼んでいる。

この25年間、ボクはいろんな水族館でこのストーカー調査をやってきたのだけど、入館から退出までということは最初の数回以外にはやったことはなく、さらに記録を付けていたワケでもないので、統計的な数値としての情報は持っていなかった。
でも今回、学生の授業に組み入れることで、丸2日分、総サンプル数110数本の、非常に詳しいデータを取ることができた。

        明るい水槽は、立ち止まって見る人が多い(サンシャイン国際水族館)
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学生にあらかじめ渡してあった調査票には、どの展示を見たかというだけでなく、それぞれ何秒見ていたか?と、解説板をどのくらい読んだか?が逐一チェックできるようにしてある。
また、調査対象のグループ構成や休憩の時間なども書き込むようにしてあるので、グループ構成による観覧や時間の使い方の違いなども数値としてはっきり浮き彫りになる。

詳しい内容は明かせないが、ボクがよく言う「お客さんは展示の半分も見ていない」ことや「お客さんは動物よりも水中感を楽しみに来ている」ということが数値として見事に証明されたり、家族連れとカップルでは特徴的な違いがあることがわかったりもした。
水族館関係者の読者も多いようなので、一つだけ具体例を挙げると…
どうやら、お客さんは、暗い水槽は意図的に避けて、明るい水槽を選ぶ傾向が強いらしいよ。


        暗い水槽は、意図的に避けられるようだ(サンシャイン国際水族館)
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この尾行調査の目的はただ一つ、いつも言っている「カスタマーズ(観覧者)起点による展示」のための基礎マーケティングだ。
以前にも書いたけれど、お客さんの意見をアンケートなどで取っても、カスタマーズ起点の意味はほとんどない。
なぜなら、購買心理とか、満足への過程の心理とかいうのは、本人が自分の心を分析しながら動かしているものではないからだ。

また、お客さんが要求することを満たすのがカスタマーズ起点というのも誤りだ。
なぜなら、お客さんはそれぞれの想像の範囲の中でしか要求ができず、展示の面白さはお客さんの想像を超えるところにあるからだ。

だから、お客さんの無意識の中の行動を追って、それを分析することにこそ、カスタマーズ起点の本質がある。
というのがカンチョ説なのであるw。

        低い水槽は小さな子どもしか見ない(サンシャイン国際水族館)
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カンチョのTCAでの講義名は「水族館・展示と運営のデザイン」
今回の調査と発表によって、学生たちは、座学で教えられるよりはるかに印象的に、カスターマーズ起点の展示と運営という意味が理解できたようだ。
さらに、サンシャイン水族館側としては、まともにやろうと思ったら莫大な金額を請求されるような調査データが手に入り、学生の発表を聞きにきてくれたことで、さらに詳しい観覧者の行動特性や、満足不満の度合いなどまで知ることができた。
そしてボクは、水族館プロデューサーとして、自分の考え方を裏付けることのできる貴重なデータを得ることができた。
三人一両損という言葉があったけど、これは三人三両得!

サンシャインでは今月、別の学生を使って、角度を変えた観覧者行動調査を行うことにしているが、さらに来年度は、タイプの違う別の水族館でも同様の調査を行う予定だ。
そうすれば、比較分析もできて、これはなかなかいい授業のやりかたを発明したもんだと、一人悦にいっているこの頃なのですw。

尚、そんなにいい調査なら、ぜひウチでやってよ!という水族館があればこっそりご連絡下さいw。

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門下生の活躍

日曜日、めっちゃ仕事がたて込んでるのを放り出して、お台場の東京カルチャーカルチャーに行ってきた。
もちろん水族館ナイトではない。
そう!ボクの門下生アピストくんが出演したからだ。
ウキウキ深海魚ウォッチング 〜深海魚を「見る」「知る」「食べる」!〜 …って、うわっネーミング、ベタッ!

アピストくんは竹島水族館の猛烈頑張る学芸員である。
で、展示担当者であり、アシカトレーナーでもある。

彼がボクの門下生なのは、彼が「門下生になります」と言ったからで、その点では第一門下生でもある。
つまりなんの師弟関係もないのだが、まあ実のところ、そんなこと言われるのは嬉しかったりするカンチョなのであるw。
だから、門下生が活躍してると聞いたりするとさらにめちゃくちゃ嬉しいわけで、もちろんアピスト君の東京カルカルデビューは相当に嬉しくて、ちょっと緊張したりして、ウキウキドキドキウオッチング(うわっベタッ!)な気分で出かけたのだった。

前半はヘンな被り物して出てくるし、盛り上がりきらない会場から無理に笑いを取ろうとして滑ったりで、ボクはもう「どうしましょウチの子!?」な気分だったのだけど、後半は……凄いぞアピスト!拍手!なのだった。
「深海生物を全て食う!」という話だったのだけどね、しかもすべてもののけ系の深海生物(T_T;
なんとメンダコやら、サギフエやら、イガグリガニやら、さらにオオグソクムシまで!
そんなメチャなことを始めたきっかけというのが、お客さんが「美味しそう」とか言いながら見てるのに対して、「ホントに美味しいかどうか、ちゃんと説明できるようになろう!そうすれば、もっとお客さんに解説を聞いてもらえる。」と考えたからなんやって。
う〜ん、素晴らしい!
それぞ、展示係としての最も大切な志。
まぁ、あまりにえぐそうなのは、彼は食わずに後輩に食わしてたのだけどね。それは笑えたw。

いやね、ボクが思い描いてる展示係を実践している水族館スタッフって、指折り数えるくらいしかいないから、マジで感心して、ホントに嬉しかった。
こういう努力、あの水族館のスタッフには聞いてもらいたいな〜とか思いながら、アピストくんの成長ぶりにカンチョはちょっと目頭が熱くなったものですよ。


ところで、竹島水族館と言ってもどこにあるのか知らない人もいるだろうが、蒲郡市では猛烈有名な水族館である。
(ちなみに蒲郡市は愛知県にある)
そして、全国の水族館関係者には、超猛烈有名な水族館でもある。
なぜなら、世界最大のカニ、タカシガニの供給水族館だからなのだ。
イメージ 1

なのだ!なのだ!なのだ!
う〜ん、いばっとりますな〜、タカアシガニ。

もちろん竹島水族館はいばっとることはなく、このカニを交換のネタに全国の他の水族館と動物交換をしているのである。
この世界最大のタカアシガニ、日本にしかいないぞ!なカニでもあるために、海外からの引き合いも多い。
それでね、自分ところで余ってる魚の交換で竹島水族館からタカアシガニをいただいて、そのタカアシガニと引き替えに海外の水族館から珍しい生物をせしめちゃうという、藁しべ長者みたいな水族館もあったりするのですなw。

ありゃま。
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う〜ん。。。どくのだ!どくのだ!どくのだ!
やられとりますな〜、タカアシガニw。


というわけで、アピストくんが猛烈頑張ってる竹島水族館、機会があればぜひ訪れてみて下さい。
彼や彼の後輩たちが、一生懸命に説明したりしてくれるはずです。

※今回の写真は、もちろん竹島水族館のタカアシガニさんたちの出演でした。

●アピストくんのブログ→半魚人の行動記録

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