Kapok の投資レポート

個人投資家のKapok が投資について調べたこと、考えたことを綴っていきます。

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インデックスファンドを利用した資産運用が流行しています。
 
このインデックスファンド、同じようなモノが、いろいろありますが、どう選べば良いのでしょう。
同じ指数に連動するように設定されたインデックスファンドは、だいたい同じ値動きをするはずなのですので、信託報酬の安さに注目して、インデックスファンドを選ぶ手法が最も人気です。
 
ですが、ファンド内のキャッシュ比率にも注目すべきです。これは、投資信託に負けない程、下手をすると信託報酬以上に運用成績に大きな寄与をする場合があります。
 
 
1.キャッシュ比率の算出
 
キャッシュ比率を考えるには、まず、運用報告書の「株式組入比率」と「株式先物比率」の数値を調べます。
そこで、例えば
―――――――――
株式組入比率: 85%
株式先物比率: 5%
―――――――――
でしたら、実質的にはこの投資信託は、資産の 85% + 5% = 90% を株に投資し、
残りの 100% - 90% = 10% を現金で持っていると考えられます。 ※1
 
 
 
2.キャッシュ要因による、ベンチマークからの乖離
 
この状態で、株価が 20% 上昇すると、どうなるでしょう。
当然株価指数は 20% の上昇です。
基準価額が10,000円であったインデックスファンドは、12,000円になる事が期待されます。
 
ところが、この投信信託、10,000円の内 90% しか株に投資されていませんから、
10,000円 × 90% = 9,000円 分が、20%上昇します。
すなわち 9,000円 × 120% = 10,800円 、
 
一方で、10,000円の10% は現金のままですから、 10,000円 × 10% = 1,000円 は増えも減りもしません。
したがって、基準価額は 10,800円 + 1,000円 = 11,800 円 になるはずです。
 
ファンドは、基準価額が12,000円となることが期待されていますので、これは、およそ 2% のマイナス乖離です。
 
 
結構大きな乖離です。信託報酬の差は、せいぜい0.5%以内ですので、これと比較しても大きいです。
信託報酬に注目してインデックスファンドを選ぶのも有りだと思いますが、キャッシュ要因で2%のマイナス乖離を出すようなファンドであれば、信託報酬がいくら安くても、私は投資したくはありません。 ※2
 
―――――――
 
※1 実際は、運用資産のキャッシュ比率が10%もあるインデックスファンドは稀です。
※2 下落相場では、逆にプラス乖離になるから良いのでは?と考えることもできますが、私は嫌です。そもそもインデックスに連動した運用成績となるように努力しないインデックスファンドですので、下落相場に限ってキャッシュポジションが減り続け、結局指数同様に下落してしまう気がしてならないからです。
 
 
 
 
 
ヨーロッパの一部の国の国債価格が、暴落しているようです。
以下、第一生命経済研究所の Weekly Market Report(2011年7月18日〜)から引用します。
 
―――――引用ここから―――――
先週は、欧州の財政悪化国を除き金利は長短とも低下。欧州の財政懸念はイタリアにも飛び火、アイルランドはソブリン格付けがジャンク級にまで引き下げられるなど混乱が続いた。こうしたなか、2年債利回りはギリシャが33%、アイルランドが23%にまで上昇するなど、極端な金利上昇が続いている。欧州の混乱を受けて、主要国の債券市場には資金が流入、金利押し下げに働いた。
―――――引用ここまで―――――
 
 
 
ギリシャ国債の金利は33%。すごいですね。
一年前と比較し、23%も高金利となった様子です。
 
さて、そもそも債券価格はどの程度下がったのでしょう。
 
100ユーロの債券に年間10ユーロの利子がつけば、
金利は10÷100=10% です。
 
同じ債券が30ユーロに値下がりすれば、年間10ユーロの利子がつくことは変わりませんので、
金利は10÷30=33% です。
 
すなわち、金利が10%から33%に上がったという事は、
債券価格が 100ユーロだったものが、30ユーロに暴落した事を意味します。
国債の価値が7割引き・・・。
 
 
国債は安全資産だと言われていますが、どんな国の国債でも、このような暴落の可能性が無いわけではありません。銘柄分散・地域分散など、分散投資は必須です。
アナログテレビ放送終了を間近に控え、
テレビ、レコーダー、チューナーの売れ行きが急伸しているようです。
 
これに伴い、家電大手の2011年6月の売り上げは、
ヤマダ電機 (9831): 前年比 22.7%増
ビックカメラ (3048): 前年比 7.2%増
と、絶好調です。
 
駆け込み特需があるため、7月の売り上げは更に上がることも期待できます。
株価も上昇基調です。
 
ですが、8月にはこの特需も終わりを迎え、
これを見越した利益確定の売りが出始める気もしますので、
私はこの2銘柄への投資を見送るつもりです。
(残念ながら、注目したタイミングが遅すぎたと思っています。)
 
 
この手の特需が、どのようなタイミングで株価に影響を与えるのかは、今後も注目し、次のチャンスに生かしたいと思います。
 
――――参照――――
バーナンキFRB議長が、QE3(追加の量的緩和政策)に言及したようです。
 
――――――引用ここから――――――
バーナンキFRB 議長は7/13、定例の議会証言(下院金融サービス委員会)に臨み、「足元のソ
フトパッチ状態が予想以上に長びきデフレ懸念が再発すれば、追加的な政策サポートの必要性
がでてくる」と発言した。また、先日発表されたFOMC 議事録でも、「数名の(a few)メンバ
ーは、景気回復が遅れ失業率の低下が進まない場合は、追加的な金融緩和策を検討する必要が
あるかもしれない」としている。こうした動きを受け、マーケットやマスコミは、「FRB がQE3
(追加の量的緩和政策)を検討している」との思惑を高めているようである。
――――――引用ここまで――――――
 
 
 
これにより、再びドルが世界中にばら撒かれるとの思惑から、ドル安が進行しました。
また、ばら撒かれたドルが株などのリスク資産に向かうとの思惑から、世界各国の株価は、たいていは上昇しました。
 
喋るだけでこの影響。
すごいですね。
 
QE3が決まれば、もっとドル安・株高が進むはずです。
円高ドル安は、私としてはありがたくありませんし、実力以上に上昇した株価は、暴落が待っているようで怖いです。QE3は、世界の歪を大きくしてしまう恐れがあるため、避けてほしいと思います。
 
ですが、実際の所は、引用元のレポートにもある通り、QE3に踏み切る可能性はまだまだ低いというのが実態のようですね。
 
 
 
クラウドは、急成長が期待できる有望な市場ですが、参入障壁は極めて低い様子です。
 
―――――引用ここから―――――
NECなどクラウド活用で参入 コンテンツ配信を代行
 
 IT各社が、電子書籍などのコンテンツ配信の代行サービスに相次いで乗り出している。NECは6日、企業向けに電子化した社内文書などの配信を代行して行うサービスを7月末から始めると発表した。京セラ子会社の京セラコミュニケーションシステムも同様のサービスを8月15日に始める。電子書籍が急速に普及するなか、配信サービスに参入したい企業のニーズに応える。
 
 NECが始めるのは、「コンテンツ配信クラウドサービス」。コンテンツから閲覧用端末まで、配信に必要な一切の機器やシステムを提供する。
―――――引用ここまで―――――
 
 
 
投資の雑誌などを見ていると、クラウド関連銘柄が大きく取り上げられている記事が目につきます。クラウドは利益率も高く、売上や利益が急成長していくデータを見ると、確かに大変魅力的に見えます。
 
ですが、その高い利益率、続くのでしょうか。「ただのサーバー貸し」であっても、高額な利用料を取っている所も多いです。けれども、参入障壁が低い以上、利用料の急落が危惧されます。
 
心配になり、最近クラウド関連銘柄、売却しました。
残ったクラウド関連株は、米国株ですが、VMwareだけとなりました。
 
 
※クラウド関係銘柄: クラウド事業による売上が、全体の売上の多くの部分を占めている銘柄という意味で使っています。

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