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本日2011年8月4日、政府・日銀による「ドル買い・円売り為替介入」が行われました。
これにより、3円程度の円安・ドル高が進行、為替チャートでもその値動きの激しさが確認できます。ということで、記念にスクリーンキャプチャをしておきます。
チャート出所: http://www.gaitame.com/market/chart.html (2011年8月4日)
1.介入実施に至るまで
米政府財政不安により、米国債格下げが懸念される中、比較的安全な資産である日本円に買いが集中し、急激な円高が進行(7月8日 1ドル81円 → 7月29日 1ドル76円台)、円高は国内の輸出企業の収益に深刻な影響を与える可能性があるため、為替介入の実施が決定されました。
2.今回の介入の特徴
i ) 単独介入
事前に米国と協調介入を打診したものの、単独介入となりました。
ii ) サプライズ性
介入は、金融政策決定会合後に行われるという市場予想に反し、この会合を前倒しにし、為替介入。これにより市場にサプライズを与え、効果的な介入となりました。
3.効果の持続性について
あまり期待はされていない様子です。
そもそも、円高要因である米財政不安は払拭されておらず、また米景気の減速を示す指標が発表されれば、ドル売りが行われ、介入の効果を打ち消すという指摘もあります。
4.所感
ドル買い介入で買ったドルは、米国債で運用されるのでしょうが、米国債の値下がり懸念もありますし、外貨準備の毀損を通し、日本の資産が減っていくことが心配です。介入による円安は一時的でしょうし、それで企業はほっと一息かもしれませんが、その逆に国家が傾く可能性が一段と増えるため、今回の介入はなんだか違和感がありました。
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