Kapok の投資レポート

個人投資家のKapok が投資について調べたこと、考えたことを綴っていきます。

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大前研一さんの記事のようです。

ちょうど1年前、プレジデント誌を含め複数のメディアで、世界経済には互いに連関している「4つの地雷原」があるという話をした。4つの地雷原とは、ヨーロッパのソブリンクライシス(国家債務危機)、リーマンショック以降、低迷長引くアメリカ経済とドル危機、中国の不動産バブル、そして日本のギネス級の国家債務問題である。

これらの地雷は単独で爆発することはなく、雷管がつながっているので誰かがどこかの地雷を踏めば最終的には全部爆発して吹き飛ぶ。そういう警告を私は1年前に盛んに発していた。
2011年9月25日 ここから引用


日本国債デフォルトも心配ですが、経済危機の火種は至る所にありますね。
分散投資と自分への投資の重要性を再認識させられます。
 
 
 
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世界人口増と共に経済は発展し、それに伴い株価指数は上昇するはずだ。市場平均であるインデックスファンドを保有する事で、その恩恵を享受することが可能となる。
 
 
という主張があります。
これ、所詮売り手の論理ですよね。

インデックスファンドを持っていても、普通、世界経済の発展の恩恵は享受できません


そもそも株価は、将来予想される一株利益(を現在価値に割り引いた値)と、一株当たりの純資産で決まりるはずです。世界人口増にともなう経済発展なんて、既に株価に反映されていると考えるのが筋です。

経済発展したとしても、それが皆の予想通りの発展であれば、インデックス投資家は儲ける事ができません。信託報酬等、コストの分だけ損をするはずです。

※経済発展の進行が予想以上であった場合には、インデックス投資家は確かに儲ける事ができます。
※リスクに見合うかどうかは分かりませんが、インデックス投資家はリスクプレミアムを受け取ることができます。




「インデックスファンドを持っていれば、世界経済の発展と共に、株価の上昇を享受できる」という思想が結構あるようですが、これは「自分は世界経済の発展を知っているが、市場は知らない」と言っているのと同じです。これは迂闊な思想なので、信じてはいけませんね。
 
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サラリーマンの資産運用は、キャッシュフローの性質からも、基本的に「長期積立投資」となるはずです。この長期積立投資の「クセ」や「性質」について考えてみました。


1.データ処理

長期積立投資のクセを考えるために、まずは日経225平均株価を、毎月月初に10,000円ずつ積み立てていたら、どうなっていたかについて調べました。1987年1月から2010年12月までの24年間のデータを使いました。

※使ったデータは「配当込まず」の指数です。この配当金要因ため、シミュレーションは、実際の運用成績とは少なからず乖離することが考えられます。


2.結果

イメージ 1
 
上の図
 月初の日経平均株価(青)
 それを積立てた時の平均取得価格(赤)
下の図
 積立元本(橙)
 資産総額(緑)

です。


3.所感

日経平均株価は、バブル絶頂の時の40,000弱から、4分の1に下落していますが、これを積み立てていた場合、平均取得価格も下落したため、そこまでの大負けにはなっていません。それどころか、バブル崩壊後でも4回、損益がプラス転換する点が見られます。

ドル・コスト平均法(定額積立)の効果、大きいですね。長い間積立てていると、平均取得価額が現在の価格に漸近していく性質があるようです。リスク分散の観点から、成長の期待値が低いアセットを組み入れたい場合も、ドル・コスト平均法を使えば、無難かも知れません。

面白いなと思ったことは、ドル・コスト平均法は、大負けしにくいですが、大勝も難しいという点です。グラフ左で、日経平均が20,000円から40,000円に倍増した時においても、平均取得価額も急上昇したため、ほとんど資産を増やせていません(損益を率で見た場合のお話です)。

ドル・コスト平均法は、新たな資産積立により、勝ちも負けも薄まる(損益を率で見た場合のお話です)、という性質があるようです。
 
 
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日本でインデックスファンドはあまり流行っていません。

低コストのインデックスファンドは資産形成に有効活用できそうですし、もっと流行ってもいいのでは?という人もいますが、インデックスファンドが流行らないのは、コストや投資方針云々の前に、運用が不透明な金融商品であるからです。と思います。

インデックスファンドの運用の透明さや、情報の分析・公開の度合いは、例えば、日本一売れてる投信である「グロソブ」とは雲泥の差です。(もちろんインデックスファンドが泥、グロソブが雲です。)

「インデックスファンドを買っても、何も分からない・学べないから、流行らない。」
「インデックスファンドの運用に不信感があるから買われない。」
そういう気がします。

インデックスファンドが流行るためには、情報の公開・分析と開示が必要だと思います。


グロソブの公開している情報の数々
http://www.kokusai-am.co.jp/fund/pdf/unyou/148013.pdf
http://www.kokusai-am.co.jp/fund/pdf/monthly2/148013.pdf
http://www.kokusai-am.co.jp/fund/pdf/monthly/148013.pdf
 
 
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「コツコツ投資」・・・どちらかと言えば嫌いな言葉です。投資は儲かる目論見を重視するべきで、コツコツという手法を重視しているような響きが気に入らないのです。コツコツと含み損を増やしていっても駄目なわけで。。。
___________________________________________________________________________
 
 
先日 Twitter に投稿したつぶやきです。
やはり重視すべきは、投資手法よりも、儲かる目論見ですよね。

「コツコツ投資」という言葉には、それ(儲かる目論見)をうやむやにして、金融商品を買わせてしまおうという、売り手の戦略が見て取れます。

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