|
最近は、いろいろな低コストインデックスファンドを購入できます。
どのファンドが有利なのでしょうか?
どのファンドもほとんど同じだと思いますが、先進国株式インデックスファンドについて、考えます。
ファンドを選ぶ参考にと、STAM、eMAXIS、Funds-i、CMAM、それぞれのの基準価額推移を比べてみました。
1.基準価額(円)
どのファンドもほぼ同じです。
2010年11月から2011年4月にかけて上昇し、2011年5月は下落という状態です。
2.騰落率(2010年11月末を起点)
騰落率を小数点第3位まで見てみます。
違いが見られます。
3.騰落率(STAMと比較)
STAMのパフォーマンスと比べてみます。
STAM < eMAXIS < Funds-i < CMAM
の順になりました。
4.信託報酬
3.のパフォーマンスは、ほぼ信託報酬の並びと同じでした。
信託報酬が低ければ低いほど、パフォーマンスは上がるようです。
信託報酬のパフォーマンスへの寄与の大きさが分かります。
5.所感
新顔のFunds-iが、想像以上の好成績です。
(もっとひどいと想像していました。)
Funds-iは、解約時の信託財産留保額も無料です。
このため、細かいリバランス用に、ポートフォリオに組み入れ、活用できそうです。
注意
なお、今回基準価額の騰落率を比べました。
このパフォーマンスがたとえ良くても、不本意なインデックスからの上方乖離である可能性も否定できません。
詳しく比べるならば、運用報告書の熟読と、長期間にわたるチェックが必要です。
6.参照
|
投資信託
[ リスト | 詳細 ]
|
1.はじめに
最近、投資信託の定額積立が流行っているようです。
例えば、ネット証券最大手のSBI証券では、積立設定口座数が2009年10月比で、40%以上の伸び(※1)を見せています。これには、投資環境の改善で1000円積立が可能になった点、そもそも「コツコツと長期投資」が日本人の性格に合っている点、など、様々な要因が考えられます。
さて、この定額積立、良いのでしょうか?
投信の基準価額が高い時も低い時も、一定金額を買い付け続ける投資手法を、ドル・コスト平均法といい、有効な投資手法の1つとされています。が、少し考えてみます。
2.調べてみた事
まず、仮想的な投資信託を考えます。
値動きは、「上がる」「そのまま」「下がる」の3パターン、これを毎月10,000円ずつ、定額買付をした時の、損益(%)を、それぞれの値動き毎に、調べてみます。
ドル・コスト平均法で利益が得られるパターンの数は4つ(①②④⑦)、逆に損失となるパターンも4つ(③⑥⑧⑨)という結果になりました。
損失となるのは、
Ⅰ 最終的に基準価額が下落するパターン(⑥⑧⑨)
Ⅱ 基準価額が高い時に買付をしてしまったパターン(③)
と分類できます。
メリットばかりが喧伝されているドル・コスト平均法ですが、いくらコツコツと積立てていても、損する時は損してしまうことが分かります。
3.積立投資に対する注意点
以上の結果を踏まえると、愚直に積立投資をするのは危険であると分かります。
Ⅰ 積立投資をしている投資信託は、最終的に値下がりする危険が十分に少ないか?
Ⅱ バブルに積立を回避する自信はあるか?
積立投資をするならば、この2点を、じっくりと検証する必要があります。
※1 参照:
|
|
投資信託の運用成績を表す指標に、「リスク」と「リターン」があります。
リスクは、値動きの大きさを表す指標で、リターンは基準価額の上昇率を表します。
例えば、リターン 5% 、リスク 35% の投資信託は、
年間で、だいたい、「-30%〜+40%」の運用成績が期待できます。(確率の問題なので、こうならない事もあります)
ここで使用した数値の -30% と +40% は
-30% = 5% - 35%
+40% = 5% + 35%
とリターンとリスクの値を使い、算出します。
さて、この投資信託はお得でしょうか?
40%上がって、30%下がった場合、平均リターンは (40-30)÷2 = 5% で、確かにプラスですが、
基準価額は、(1+40%) × (1-30%) = 0.98 < 1.00
元本割れですね。
このように、リスクが大きすぎると、たとえリターンが大きくても、資産が増える事が期待できません。
投資信託を選ぶ時は、リターンに加えて、「リスク」にもよく注目する必要があるようです。
|
|
最近メディアへの露出が多い、澤上のおじいさん。
なんとなくですが、澤上氏の書く長期投資についてのレポートに出くわす機会が増えたという気がします。
レポートの好き嫌いはともかくとして、興味があるので澤上氏が代表を務める「さわかみファンド」の成績を見てみます。
さわかみファンドと日経平均株価の成績を、↓のサイトを参考に比べてみました。
※縦軸は 「さわかみファンド基準価額の騰落率(%) - 日経平均騰落率(%)」です。
※2011年のデータは、現状での成績となります。
日経平均には 11勝3敗(2000年〜2010年)。
かなりの勝率でした。
特に、2000年ネットバブル崩壊時の好成績(+39%のアウトパフォーム)は素晴らしいですね。
少なくとも、割高な信託報酬(年1.05%)以上の仕事はしてくれています。
今後も好成績が続くとは限りませんが、「どんな運用をしているのか」など、たまに調べて、参考にしてみようと思います。
|
|
最近、「コツコツとインデックスファンドを定額積立」を推奨する投資本やブログが流行しています。
積立投資のメリットばかりが強調されがちですが、さて、本当に積立投資は儲かるのでしょうか?
日本株について検証してみました。
使ったデータは1987年1月から2010年12月までの24年間の日経平均株価。
月初めに定額積立をした場合の、その累積リターンを計算してみました。
※累積リターンは、保有資産総額÷元本−1 で計算しています。
※資産総額には2010年12月始めの基準価額を使用しています。
※配当金等によるプラス乖離や、信託報酬等手数料によるマイナス乖離は、考慮していません。
さて、2008年5月以降に積立を開始した人(下のグラフ右側の方)のリターンは確かにプラスです。
ですが、それより前に積立を開始した人のリターンは全てマイナスです。
特に、長年積立てている人ほど、マイナス幅が大きい事が見て取れます。
1987年1月から積立を開始した人の場合、累積リターンは、-34.9% で、すなわち資産の3分の1を溶かしてしまった計算になります。
いくら投資本や人気ブログで、積立が推奨されていても、迂闊にインデックスファンドを積立てる事は、するべきではないと私は思います。
日本はデフレの国です。デフレでは、モノの価値が下がるため、企業の売上も下がります。結果として株価も下がるはずです。日本株投資でリターンを得るには、パッシブ運用では不十分。機動的な売買が必要です。・・・と思います。
※上記内容は2010年12月時点までの情報に基づいた考察です。
今後もこのような状況が続く事を主張しているわけではありません。
※計算・処理には細心の注意を払っていますが、計算ミスが見つかるかもしれません。
その際は、是非ご指摘ください。
※当ブログの情報の活用(や引用・参照)は、全然O.K.ですが、くれぐれも投資は自己責任でお願いします。
|



