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ごぶさたしております、藤岡山です。
公開から早くも一月が経ち、夏もそろそろ終わりですね。
応援して頂いている皆さまのおかげでロングランとなりまして、夏休みが終っても続映になる劇場が多数あります。ありがとうございます。

さて、先週末に立川志らくさんと原恵一監督のトークショーを行いました。
その模様を一部抜粋してレポートしたいと思います。

<以下、トークショー>
志らくさん:実はさっきまでそこで観ていました。観にいこうと思っていたところで、今回のトークショーのお話がきたので、あえて観にいかずに待っていました。原監督の作品には毎回泣かされるのですが、今回も涙をこらえるのが大変でした。やはりすごい。

原監督:20年自分の中にあったものが作れて嬉しいです。でも、自分の中にあったものがなくなった喪失感がありますね。

志らくさん:マスコミのシーンは今の時代を表していますね。自分もマスコミ側ですが。
原監督:(TVのシーンなど)彼らは仕事としてやっているわけで、悪意はなくクゥに接しているはずなんですけどね。
志らくさん:だけどそれが視点を変えると悪にもなってしまうんです。大衆が流れると凶器になるんですね。

志らくさん:ふたりのラブストーリーがよかったです。川べりで紗代子ちゃんが泣くシーンの、康一が逃げるところが嘘っぽくなくて。男は逃げるんですよね(笑)。いいラブシーンでした。
原監督:まだ恋愛と言えないぐらいのちょっとしたものを描きたかったんです。『小さな恋のメロディ』のような。あのときめきを再現したかったんです。僕らの世代にはこの気持ちが分かって頂けるのではないでしょうか。

志らくさん:東京タワーにこだわる理由はありますか?
原監督:単純に好きなんです(笑)。映画でよく壊されるし、フィクションの中で存在しているけれども実在している、特別なものなんです。最近は、地デジのためにつけられている、腹巻みたいな帯がゆるせないですね!

志らくさん:今回は(クレヨンしんちゃんのようなキャラがなく)真っ向勝負ですよね。
原監督:しんちゃんの映画を作ったおかげで、鍛えられて、今この作品が作れたんだと思います。20年前に作れなくてよかったです。

<演出秘話>
原監督:映画の冒頭は梅雨の時期ですが、話が進むにつれて、子供たちが日焼けしていく(肌の色を少し黒くしている)んです。わからなかったかもしれませんが(笑)。
アニメの肌は1色で表現するので、濃くしすぎると、日本人の肌に見えなくなるかもしれないので、色を変えるのには勇気が要りました。
志らくさん:そこまで凝ったことはしないと思っていました!
原監督:今はデジタルで彩色しているので、凝ろうと思えばいくらでも凝れるんです。

<最後に>
志らくさん:観ないと損だよとお友達に言ってほしいです。(監督には)これがゴールと思わずにもっともっといい作品を作ってほしいです。
原監督:また観る機会があれば観てください。ありがとうごぜぇやした!

以上、あっという間の30分でした。
次回は、しばらくお休みしている探検隊ブログに戻る予定です。

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