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ロンドン五輪が閉幕。
過去最多のメダル数や、勝因として挙げられる「チーム力」が何かと話題になっているが、選手たちはいろんな思いを素敵な至極の言葉にしてくれた。
共に戦った仲間、支えてくれたスタッフや家族、顔の見えないファン、そして選考で敗れ去ったライバルたちや自分たちを目標に精進している子供たちや後輩たちまでも慮ったセリフの一番は、なでしこジャパン主将“宮間あや”が言った一言。
「ここに立てるのは選ばれた18人だけ。大切な思いや大切な人たちがいて、私たちは戦っている。ここからの 6試合、お互いのために戦おう」 「お互いのため」と評しながらも、利他の心を表している。
個人的に最も印象に残ったのは、女子レスリングフリースタイル48kg級“小原日登美”。
10年以上、51㎏級で世界のトップに君臨しながら(世界選手権8度制覇)、オリンピックに51㎏級がないということと(ルールの犠牲者)、48㎏級に下げれば妹との対戦、55㎏級には絶対的女王“吉田沙保里”・・・2度の引退、うつ病・肥満・・20代に天国と地獄を見てきた彼女の至極の言葉。
「自分はマットで自身を表現できるけれど、支えてくれた人たちは自分が勝たないと報われない。みんなを笑顔にするのが自分の成し遂げたいことです。そのためにはどれだけ苦しんでもいい」
「どんなに不可能そうに見えても諦めなければ夢は必ず叶う」
これこそ「利他の心」そのものだ。
ホスピタリティも同義語だろう。
数えきれない艱難辛苦を乗り終え、愛する家族や支えてくれるスタッフ、応援してくれるファンのために、「夢を諦めない!」という1点を守り抜いた結果がこの偉業だった。
あきらめてしまえば楽になる・・・
あきらめた結果の苦しみもある・・
あきらめなければ達成するために苦しみは続く・・
でもほかの誰かのためだからこそ、頑張れる自分がそこにいる・・
鍛え上げられた身体と練習で腫れ上がった右目をくしゃくしゃにして泣き笑いする彼女がとても輝いていた。
我々が生きる時代を象徴する言葉は「エコ」。
「自分が楽しむ利己的消費から、節電や社会貢献に繋がる利他的消費への関心が高まっている」と、あるビジネス誌にも論評があった。
時代は間違いなく良い方向に進んでいる!
あとは政治だけ!?
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