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今回の「など」は改元と将棋です。
読売新聞2019年5月20日(月)
歌壇
岡野弘彦 選
われらいま令和元年一億の胸ひきしまる五月一日
(武蔵村山市) 阿部 長蔵
・選者評:画仙和紙の葉書に、謹直な字でこの賀歌が書かれている。私も宮中の御世替りの御儀に召されて後この選評を書いている。久しぶりに胸にひびく感動を老いの心に刻んで。
毎日新聞5月20日(月)は該当なし。
朝日新聞2019年5月19日(日)
俳壇
長谷川櫂 選
行く春や宇宙の果てに黒き穴 (箕面市) 櫻井 宗和
・選者評:鬱然たるブラックホール。人間の幽(かす)かさを思い起こすよすがとなる。
・ブラックホールの俳句としては二句目。鬱然(うつぜん)と言われても、困ってしまうのですが。
高山れおな 選
重ならぬやうに潤みて春の星 (東京都) 望月 清彦
・選者評:「重ならぬやうに」が巧い。
毎日新聞2019年5月13日(月)
歌壇
伊藤一彦 選
「銀行員急募」記事を見てAIが名乗り出る日も来るかもしれぬ
(高知市) 藤原 靖子
・AIで人間は失業するという見方もありますが。
読売新聞2019年5月13日(月)
俳壇
宇多喜代子 選
藤棚の下の将棋を覗き込む (神戸市) 岸下 庄二
・縁台将棋という言葉も死語になったような時代ですが、藤井聡太君によるブームで復活か。
小澤實 選
月明に野積みの土管猫の恋 (東京都) 天地 わたる
・猫の鳴き声のやかましい春の月夜。
歌壇
小池光 選
犬つれて家をいづれば山のうへむかしながらの春の満月
(東大阪市) 山本 隆
・「むかしながら」というその「むかし」はいつのことでしょうか。犬のいなかった頃か。
朝日新聞5月12日(日)は該当なし。
★ 二週間分を合わせてもこれだけです。少ない時期なのかな。
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