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発明の本に使えない発明の例として、よく取り上げられるものひとつとして、女性の立小便用のアダプターがありました。尿道の出口に当てて、立小便をする形です。
既に1900年ごろに特許になっています。今から出願しても公知と言うことで、権利になりません。又関連して、女性の下着(パンティ)に、放尿用の穴を設けるのも既に特許になっています。
しかし、これを売れるようにした、ビジネスモデルがありました。(過去形に注意、現在の成果は?)
アメリカのデニスという女性が、それをやってのけました。彼女の手順は以下のとおりです。
まず、女性の立小便(peeing while standing)のホームページを立ち上げます。
そこでは、フィンガーアシストメソッドと言う器具を使わない方法と、プラスティックの医療用スプーン等で補助する方法を紹介します。そこで、掲示板を活用し、私も立小便をしているという人たちを増やします。そこで、やりたいという人も増やしていきます。
次に、トラベルメイトというプラスティック製の道具を作り、通信販売で売り出しました。
ここで大事なことは、女性の立小便に対する心理的な抵抗をなくすことでした。私もしたいと言う気にさせることで、道具の購入に繋がったようです。
もう一つ大事なことはインターネットの力です。1%しか支持者が居なくても、100万人の読者が簡単に集まる、インターネット世界では1万人に以上の客を獲得できます。
デニス自身は、このことをよく理解していたようです。”私のホームページは見たい人が見ればよい。女性の立小便に批判的な人はここには来ないでしょう。”と言っています。
さらに関連して、ファスナー部分が大きく開くジーンズなどまでも、リンク先で売っていました。
このように価値観を換えて、市場を開発する。インターネット上で狭い範囲の熱烈な客を見つけるのは、新しいビジネスモデルでした。
しかしこの後変化が起こりますが、それは明日以降に・・・
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