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[東京 29日 ロイター] 日経平均.N225、日経平均先物当限JNIc1は続伸。

現物、先物は、上値・下値を切り上げ、上昇指向の強さを維持している。

一方、移動平均線では日足がすべての平均線の上方に位置する強気ポジションを継続し

た。25日線とのカイ離率は縮小したが、なお短期的な過熱感が残る。

現物の足は、上下にヒゲを伴う「小陽線」となった。安寄りしたものの下げ渋り、結果

的には小幅高で引けた。ストキャスティクスやRSI(相対力指数)などオシレーター系

の指標が過熱感を示す中で、基調の強さを印象付けている。

8月から9月にかけてもみ合った1万0200円―1万0600円をあっさりと上抜い

たことで、3月安値(7021円28銭)以降の中期上昇波動への回帰が視野に入った。

一目均衡表では、日足が抵抗帯の「雲」上限(9995円32銭=29日)から大きく放

れた状態。転換線(1万0355円48銭=同)、基準線(9879円77銭=同)はい

ずれも上昇基調だ。遅行スパンは26日前の日足だけでなく、「雲」領域も突破し「三役

好転」の強気ポジションは強化されている。ボリンジャーバンド(25日)では、プラス

2シグマが1万0820円まで広がり、日足がそれを追いかける「バンドウォーク」の態

勢に入っている。順張り相場の典型的な展開といえるだろう。

25日移動平均線(9986円25銭=同)とのカイ離が6.1%と短期的な過熱感は

残っているが、強気相場入りの初動では起きやすい現象であり、神経質になるレベルでは

なさそうだ。上値は引き続き8月31日の年初来高値(1万0767円00銭)がターゲ

ットになる。これを抜けると新たな上昇相場がスタートする。当面は11月27日安値

(終値ベースで9081円52銭)から12月7日高値(終値ベースで

1万0167円60銭)までの上昇幅を12月10日安値(同9862円82銭)から同

値幅取る波動構成上のN計算値1万0948円が均衡点として意識される。

一方、当面の下値は、5日移動平均線(1万0536円39銭=同)や24日に空けた

マド下限値(1万0378円03銭)やなどがメドになる。

[移動平均線]

・日足がすべての平均線の上方に位置する強気ポジション。


[一目均衡表]

・「三役好転」の強気ポジションを継続。


[オシレーター]
・RSIは4、9、14日が高値圏。

・ストキャスティクスは、%K線、%D線とも高値圏。


[パラボリック]

・日経平均は、同先物は、買いポジションを継続。

 日経平均(買いポジション、12月2日転換)

 日経平均先物当限(買いポジション、12月2日転換)
29日の大証225先物は、前日比20円高の10650円で取引を終了した。高値は10720円、安値は10590円で、上下レンジは130円。売買高はラージ49255枚、ミニ316106枚だった。

米株市場が強く、為替が円安推移を維持するなか、大証225先物も売りづらい環境は継続。始値をほぼ日中安値とし、終日堅調な推移を保った。

前場の序盤には、ワンショット999枚の大口買いが立て続けに入り、直後に同枚数のドテン売りがきたことで乱高下する場面も(誤発注、短期筋の仕掛けの可能性も)。

この大口買いが入った場面では、前日高値10670円をブレイクしたことで買い戻しを巻き込む形となり、10720円まで上昇した。

大証225先物は、今日も終日堅調な推移を維持しており、閑散に売りなしの様相に変化はない。一部市場筋から年金系の現物買い観測もあり、長めの資金がこの指数水準でも買っていたとすればフォロー材料である。

後場は、香港ハンセン指数や上海総合指数の下落からの影響も見られず、VWAP10647円をわずかに上回る10650円で取引を終了。

明日は大納会で、初の日通し立会いとなるが、「年初来高値10770円を一瞬でも上回れるか?」または「今日ミスプライス的に付けた10720円が年末ラリーの最高到達点になってしまうか?」は、来年相場の出足を占ううえでも注目したいところである。




株価指数先物・オプション大引け、小幅続伸 一時4カ月ぶり1万700円台

 29日の日経平均先物2010年3月物は小幅続伸。終値は前日に比べ20円高の1万0650円だった。大納会をあすに控えて手掛かりは乏しかったが、海外株との連れ高期待が買いを誘った。

前場には一時90円高の1万0720円まで上昇。中心限月としては8月31日(高値1万0770円)以来、約4カ月ぶりに1万0700円台を回復する場面があった。

特に目新しい買い材料が出たわけではなく、市場では誤発注の観測が広がった。この一時的な振れを受け売買が交錯し、前後場を合わせた日中取引の売買高は4万9255枚と、18日以来、約1週間半ぶりの多さだった。

シンガポール取引所(SGX)の日経平均先物2010年3月物は続伸。前日の清算値に比べ60円高の1万0690円で取引を終えた。

TOPIX先物2010年3月物も続伸。終値は前日に比べ4.5ポイント高の919.0だった。日中取引の売買高は3万6828枚。

前場は現物市場で大手銀行株など時価総額の大きい銘柄が下げたため安く推移した。後場にトヨタなどが切り返すと、TOPIX先物にも押し目買いが入った。

日経平均オプション2010年1月物はコール、プットともに小動き。日経平均株価の方向感が乏しかったうえ、年末直前とあって持ち高を一方向に傾けにくかった。

権利行使価格1万1000円コールの売買高が前後場合わせて8000枚強に膨らんだが、値動きはさえなかった。

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★NY株、終値26ドル高の1万547ドル 1年3カ月ぶり高値

【NQNニューヨーク=滝口朋史】3連休明け28日の米株式相場は6日続伸。ダウ工業株30種平均は24日に比べ26ドル98セント高の1万0547ドル08セント(速報値)と、2008年10月以来ほぼ1年3カ月ぶりの高値で終えた。

年末で市場参加者が少なく方向感に欠ける場面が目立ったが、景気回復期待などを背景にした前週からの上昇基調を受けた買いが優勢になった。

原油先物相場の上昇を受けて、エネルギー株などが買われ相場を押し上げた。年末商戦の小売売上高が前年に比べ増えたとのリポートを受け、小売株が買われたことも相場を支えた。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は5.39ポイント高の2291.08(同)で終えた。




★太陽熱発電、相次ぎ参入 三菱重工・旭硝子など設備開発

 三菱重工業や旭硝子など大手企業が太陽エネルギーを鏡で集めて発電する太陽熱発電向けの設備に相次ぎ参入する。

太陽熱発電は二酸化炭素(CO2)を発生しない自然エネルギーとして欧米で開発計画が広がっており、タービンや集熱装置など関連設備の世界市場は2015年に最大で1兆円近くに拡大する見通し。日本のメーカー各社は普及が進んでいる太陽光発電や風力発電向けと併せて新市場を開拓する。

三菱重工は太陽熱発電所向けの高効率タービンを開発した。排熱を再利用する仕組みを設け発電効率を上げた。

大型工場の電力需要をまかなえる出力5万キロワット程度のタービンで、販売価格は十数億円の見込み。太陽熱発電所の建設計画が多いスペインや米国で販売活動を始めた。

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