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[東京 30日 ロイター] 日経平均.N225、日経平均先物当限JNIc1は、反落。

現物・先物はいずれも下値を切り下げ、上値の重さを感じさせる足取りとなっており、若

干の不安感を生じさせている。

一方、移動平均線では、終値が5日線を下回った。同線は下値サポートラインとして意

識されていただけに、両者の位置関係が注目される。

現物の足は、寄り引け「坊主」の「中陰線」となった。8月31日のザラ場年初来高値

1万0767円00銭に迫りながらも伸び切れなかったとともに、下値を切り下げる展開

で、上値の重さを感じさせている。終値が支持線となっている5日移動平均線

(1万0570円07銭=30日現在)を割り込み、短期的に調整ムードが台頭している

一方、8月31日高値近辺で伸びが止まった動きから、戻りのフシを意識したために一服

したとみることもできよう。中期的には強気が支配している状況が続きながらも、これま

での上昇が急ピッチだっただけに、いったん休養場面になっても不思議ではない。

今回の足は「丸坊主」となったことで弱さを示す。前日の気迷いを感じさせた「コマ」

に準じる足を完全に包み込む「抱き線」となり、チャートの形状は急速に悪化した。

11月27日安値(9076円41銭)を起点にした上昇波動で、居どころを大きく変え

た後とあって、天井形成を示唆する「最後の抱き線」と解釈することも可能であり、警戒

感が高まろう。ここで失速し下落指向を鮮明にした場合、8月高値と今回の高値

(1万0707円51銭)とで大勢的なダブルトップとなることも考えられるようになる。

休養を入れても、すかさず切り返して8月高値を抜けば、強気ムードが持続されるが、反

転した際には注意が必要になるだろう。時価水準での攻防は、長いトレンドにおいて正念

場だ。当面の上値メドとしては、引き続き8月31日高値が注目される。これを上抜く

と、1万2000円前後まで目立ったフシが見当たらなくなることから、上昇への期待が

一段と大きくなりそうだ。他方、下値メドとしては一目均衡表の転換線

(1万0367円68銭=30日現在)が意識される。


[移動平均線]

・終値が5日線を下回り、短期的に弱気が台頭するところ。


[一目均衡表]

・終値、遅行線がいずれも「雲」領域を大幅に上回り強気が支配している。

[オシレーター]

・RSIは4、9、14日が、反落。警戒感が和らぐ。

・ストキャスティクスは、%K線、%D線が下落。売りサインが点灯している。


[パラボリック]

・日経平均は、同先物は、買いポジションを継続。

 日経平均(買いポジション、12月2日転換)

 日経平均先物当限(買いポジション、12月2日転換)





〔テクニカル分析・週足〕

[東京 30日 ロイター] 12月第5週(12月28日から12月30日)の週足

は、長めの上ヒゲを伴う「小陽線」となった。上値・下値をいずれも切り上げ、8月の年

初来高値(1万0767円00銭)を目前にとらえたものの、同高値は戻りのフシとして

強力と意識されており、新波動突入とはならず、伸び悩んだ格好。直近の上昇スピードが

急だったため、高値警戒感も台頭したようである。

当面のポイントは、8月高値を更新できるか否かに尽きるだろう。これを抜き去った場

合は、1万2000円どころまで目立ったフシが見当たらず、一段と上昇期待が膨らむ。

反対に下押しすれば、今回の「トンカチ」とも言える足は上値の重さを感じさせる上に、

中長期的なチャート・パターンがダブルトップ天井を形成する可能性が出てきてしまうた

め、ここは攻防の分岐点になると言えそうだ。上下いずれか示した方向に順張りで対処す

る局面と言えよう。

 

 ・終値が5週線と13週腺を上回って推移した。

 ・RSIは、4、9、14週が上昇。

 ・ストキャスティクスは、%K線、%D線が高値もみあい。

 ・週間のパラボリックは、買いポジションを継続。

 ・月間のパラボリックは、買いポジションを継続。

30日の大証225先物は、前日比110円安の10540円で取引を終了した。高値は10730円、安値は10530円で、上下レンジは200円。売買高はラージ48704枚、ミニ330529枚だった。

為替の円安推移(1ドル=92円台乗せ)を追い風に、大証225先物は円建てCME清算値(10690円)を20円上回る10710円でスタートした。

直後には直近高値10720円をワンティック上回ったが、買い戻しの動きは広がらず、その後は伸び悩む展開に終始した。300枚や100枚の売りが続いた場面では、板が薄かったため、下値が崩れるのも早かった。

後場は売り買いとも小口商いが中心で、先物ディーラーも仕事納めモードに。

小動きが続いたが、終盤にティック別で出来高の集中していた10630円を割り込むと、200枚程度の売りに耐え切れず、日中安値を切り下げる動きへ。

現物指数が安値引けとなった後味の悪さもマインドを冷やし、10530円まで下値を試した。年初来高値更新でのフィニッシュが期待された大納会だが、結局はほぼ安値引けの格好に。

なお、先物の年足は3年ぶりに「陽線」を形状している。


株価指数先物・オプション大引け、反落 円安も現物株安が重荷

 30日の日経平均先物2010年3月物は3日ぶりに反落。前日の大引けに比べて110円安の1万0540円で引け、前・後場合計の売買高は4万8704枚だった。

JALの経営再建を巡って株主や債権者への責任追及リスクが改めて意識され、現物株で幅広い銘柄に売りが出た。朝方には先物主導で相場が上昇したが、投資家心理の冷え込みを背景に手じまい売りが優勢となった。

先物相場は12月に入ってから戻りのピッチを強めていただけに、最終取引日での年初来高値更新に期待が集まっていた。

きょうは外国為替市場で円相場が1ドル=92円台前半に下落し、円安基調を好感する雰囲気も出ていた。ただ、寄り付き後に1万0730円まで上昇すると、利益確定の売りにも押されて買いの勢いは衰えた。

シンガポール取引所(SGX)の日経平均先物2010年3月物も3日ぶりに反落し、前日の清算値と比べ165円安の1万525円で取引を終えた。

TOPIX先物2010年3月物も3日ぶりに反落。前日の大引けに比べ14.5ポイント安の904.5となり、日中の売買高は3万9606枚だった。

日経平均オプション2010年1月物はコールの下落とプットの上昇が目立った。

225先物前引け:薄商いで上値伸びず、後場は「開店休業」状態になる可能性


30日の大証225先物は、前日比20円安の10630円で取引を終了した。前場高値は10730円、安値は10610円で上下レンジは120円。売買高はラージ19980枚、ミニ158435枚と低水準だった。

大納会は予想通りの閑散モード。前場の売買高は2万枚に届かず、売り買いとも板は薄かった。

寄り付きは高めで、始値は円建てCME清算値(10690円)を20円上回る10710円。2ヶ月ぶりの1ドル=92円台推移がフォローになっている。

直後には直近高値(12/29高値)10720円をワンティック上回ったが、ストップバイが入る様子もなく、その後は伸び悩む展開へ。300枚や100枚の売りが続いた場面では、(買い)板が薄かったこともあり、スルスルと下値を切り下げる動きとなった(日中安値は10610円)。

引き続き為替の円安推移は支援材料といえるが、売り買いともエネルギー不足。

今年の大納会から終日立会いながら、前場でトレード納めとする先物ディーラーも多いようで(昨日で終えたディーラーも多い様子)、後場は「開店休業」状態になる可能性は高そう。10年ぶりとなる大納会での年初来高値更新は怪しい雰囲気となってきたが。
NY株小反落、ダウ終値1ドル安の1万545ドル

【NQNニューヨーク=川勝充郎】29日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は7営業日ぶりに小反落。前日比1ドル67セント安い1万0545ドル41セント(速報値)で終えた。

10月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数が住宅市場の落ち着きを示す結果となり、12月の米消費者信頼感指数も改善したことから買いが先行したが、市場参加者が少ないうえ相場上昇が続いた後とあって上値は限られた。

取引終了にかけて利益確定売りに押される展開となり、小幅安で終えた。

一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も7営業日ぶりに小反落。終値は2.68ポイント安の2288.40(同)だった。

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