[東京 20日 ロイター] 日経平均.N225、日経平均先物当限JNIc1は、続落。
現物・先物はともに上値・下値を切り下げる展開となり、依然としてダウンサイド・リスクが大きい状態となっている。
一方、移動平均線では、終値が200日線を下回って推移。終値がこのまま下げ続けると、中長期的な不安が高まりそうだ。
現物の足は、上下に短いヒゲを伴う「中陰線」となった。下値を切り下げるとともに、
立会い中としては3カ月ぶりの1万円割れとなるなど、買い方にとって一段と厳しさが増す状態となっている。
心理的な支持線である1万円に到達したことで、目標達成感から自
律的な切り返しに転じる可能性があるものの、明確な下げ止まりを示唆するサインは出ていないだけに、なお予断を許さない状況が続きそうだ。
今回の足は、下ヒゲを引きながらも短く、弱い基調にあることを示している。ここで実
体部分が長い「陰線」でも引けば、たたき込みからのアク抜け感を誘った可能性もあるが、投げ切ったという印象は乏しい。
完全に弱気が支配していると言えよう。
もっとも、終値と25日移動平均線(1万0771円70銭=20日現在)との下方カ
イ離率が7%近くとなり、経験則では自律的に反発する水準に達している点が注目できる。
さらに下げが加速しそうな絵づらだが、テクニカル的にここからの下げについては突っ込み警戒感が台頭するところ。さらに、年初来安値である2月9日安値(9867円39銭)が下値サポートラインとして意識されることから、ここからはリバウンド狙いの買いを入れるタイミングとなりそうだ。
当面の下値メドとしては2月安値が意識される。これを割り込んだ場合は、昨年11月安値(9076円41銭)まで明確なサポートラインが見当たらないため、下値に対する警戒感は一段と高まろう。
反対に、上値メドとしては5日移動平均線(1万0231円61銭=20日現在)が注
目される。同線はこのところ短期的な抵抗線として戻りを止めていることから、これを突破した場合、反騰への期待が膨らみそうだ。中長期的な先行きに対する不安感を解消するためには、200日平均線(1万0361円20銭=同)の早い段階での回復が必要となる。
[移動平均線]
・終値が依然として200日線を下回って推移。弱気のパターンを継続した。
[一目均衡表]
・終値、遅行線が「雲」領域を下回った状態となっている。
[オシレーター]
・RSIは4、9、14日が、続落。
・ストキャスティクスは、%K線、%D線が低位でもみあい。
[パラボリック]
・日経平均、同先物は、売りポジションを継続。
・日経平均(売りポジション、5月7日転換)
・日経平均先物(売りポジション、5月6日転換)
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