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NYダウ、3日連続最高値=米景気に安心感
週末7日のニューヨーク株式相場は、米雇用統計がおおむね良好な内容となったことで、米景気に対する安心感が広がり、上昇した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比19.46ドル高の1万7573.93ドルと続伸、3日連続で史上最高値を更新して終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同5.94ポイント安の4632.53で終わった。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2132万株増の7億7237万株。
10月の米雇用統計は、非農業部門の就業者数が前月比21万4000人増と市場予想をやや下回ったものの、前月、前々月の伸びが上方修正されたほか、失業率は5.8%に低下し、米労働市場の順調な回復を示す結果となった。ダウ平均が連日史上最高値を更新する中、高値警戒感からいったん利益を確定する動きも見られたものの、米景気の先行きに対する明るい見方を背景に買いが優勢となった。
市場関係者からは、「消費者景況感がしっかりしているほか、企業決算も良好で、年末に向けて米株価はしっかりした動きになる」(日系金融機関)との指摘が聞かれた
個別銘柄では、ドル下落に伴う原油相場の上昇を受けて、エクソンモービルが1.1%高、コノコフィリップスが1.2%高とエネルギー株が上昇。金相場の反発で、バリック・ゴールドが7.2%高、ニューモント・マイニングが5.4%高と産金大手もにぎわった。一方、前日の決算が嫌気されたウォルト・ディズニーは2.2%安。ヒューマナが6.6%安、エトナが2.9%安などと医療保険株に売りが目立った。
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NYダウ
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NYダウ、続伸=決算期待で買い戻し
週明け20日のニューヨーク株式相場は、企業決算への期待などから先週までに売られ過ぎた銘柄を買い戻す動きが優勢となった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比19.26ドル高の1万6399.67ドルと続伸して終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同57.63ポイント高の4316.07で終わった。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比3億2126万株減の7億4208万株(暫定値)。
先週の米株市場は世界景気の先行き不透明感などを背景に乱高下が続き、ダウ平均は一時1万6000ドルを下回る水準まで下落した。ただ、17日の大幅反発でいったん下げ止まったこともあり、この日は比較的落ち着いた展開。低調な決算だったIBMの急落を受けてダウ平均は取引開始直後に一時119ドル安まで下落したが、本格化する企業決算への期待などから、幅広い銘柄に買い戻しの動きが広がった。
市場関係者からは、「投げ売り状態となった先週で株価は底を打ちつつあるとの見方が増えている」(準大手証券)との指摘が聞かれた。
個別銘柄では、アップルが2.1%高で終了。引け後に発表した決算を好感して時間外取引でもさらに1%以上値上がりする場面があった。航空株もアメリカン航空グループが5.5%高、デルタ航空が4.8%高と大幅高となった。一方、IBMは7.1%安で終了。ヒューレット・パッカード(HP)が1.0%安、シスコシステムズが1.4%安と他のIT大手も連れ安となった。
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NYダウ、238ドル安=景気に警戒、1カ月半ぶり安値
1日のニューヨーク株式相場は、欧米の低調な経済指標を受けて景気の先行きに対する警戒感が高まり、大幅に下落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比238.19ドル安の1万6804.71ドルと3日続落、1カ月半ぶりの安値で終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同71.30ポイント安の4422.09で終わった。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比7853万株減の8億6236万株(暫定値)。
ドイツなど欧州の製造業景況関連指標が低調だったことから欧州株が徐々に軟調な地合いとなる中、米株市場も売りが先行した。その後、米サプライ管理協会(ISM)の製造業景況指数が市場予想を下回ったことで、米景気の先行き不透明感から売りが加速。ダウ平均は一時、1万6700ドル台まで下落する場面もあった。
市場関係者からは、「年後半に向けてポジションを取り直すタイミングで大幅安となり、先行きに警戒感が出ている」(準大手証券)との指摘が聞かれた。
個別銘柄では、インテルが2.4%安、ボーイングが2.1%安となるなど、ダウ平均30銘柄のうちコカ・コーラ以外の29銘柄が下落。前日に、米国内で初めてエボラ出血熱患者が確認されたことを受けて、デルタ航空が3.5%安、ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスが2.8%安と航空株の下げが目立った。一方、エボラ熱治療薬開発のカナダのテクミラ・ファーマシューティカルズは18.2%の急騰。投資家向け会合で利益率を引き上げる目標を打ち出した米ゼネラル・モーターズ(GM)は1.7%高で引けた。
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NYダウ、反発=欧州の金融緩和期待で
週明け25日のニューヨーク株式市場は、欧州の金融緩和期待などを背景に優良株で構成するダウ工業株30種平均が反発し、前週末終値比75.65ドル高の1万7076.87ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は18.80ポイント高の4557.35。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比2738万株減の4億9324万株。
ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は前週末、米ワイオミング州ジャクソンホールの金融会合で、金融緩和に前向きな考えを表明。これを受けて欧州株が上昇した。欧州発の世界的な景気失速への懸念が後退し、米国株にも買いが入った。
米企業が絡んだ合併・買収(M&A)のニュースが相次ぎ、投資意欲の改善につながった。
この日、幅広い銘柄を網羅するS&P500種株価指数は一時、史上初めて2000の大台に乗せた。ダウも一時、1万7100ドルを超えて、史上最高値に接近した。
市場では「量的金融緩和が10月にも終了し、株価の水準も高いが、米国の景気は回復しつつあり、米国に資金も集まっている。上げ下げを繰り返しながらも上昇が続きそうだ」(日系証券)との見方があった。
個別銘柄では、スイス製薬大手ロシュが買収を発表した米バイオ製薬会社インターミューンが35.4%高。カナダのファストフード大手との合併交渉を発表した米同業バーガーキング・ワールドワイドが19.5%高。
ダウ構成銘柄では、JPモルガン・チェースが1.5%高、ゴールドマン・サックス・グループが1.4%高など金融株の上昇が目立った。
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NYダウ、史上最高値=欧州金融緩和の効果期待で続伸
5日のニューヨーク株式市場では、欧州の追加金融緩和の効果に対する期待感から続伸、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比98.58ドル高の1万6836.11ドルと、3日ぶりに史上最高値を更新して終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は44.59ポイント高の4296.23。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3685万株増の6億2738万株。
欧州中央銀行(ECB)はこの日、デフレ防止のため、政策金利の一部に「マイナス金利」の導入を盛り込んだ包括的な金融緩和策を決定。ドラギECB総裁は記者会見で、追加緩和の可能性も示唆した。市場では「かなり大胆で包括的な内容」(エコノミスト)など評価する声が次第に浸透。米国の長期金利の低下も好感され、序盤に利益確定売りに押された株価は取引中盤以降、上昇が鮮明になった。
ダウは一時、108ドル高まで上伸し、2日に付けた最高値を更新した。市場関係者は「デフレ懸念がくすぶる欧州の景気が活性化すれば、米国からの輸出が増加し、米景気の押し上げ効果が期待できる」(日系証券)と語った。
ただ、市場が注目する米雇用統計の発表を6日に控え、株価は終盤に伸び悩んだ。非農業部門就業者数の市場予想は21万人強の増加。「伸びが大き過ぎると長期金利が上昇し、少な過ぎると景気懸念が広がる。予想の前後が株価にとって好ましい」(同)との見方があった。
個別銘柄では、キャタピラーが2.5%高、マイクロソフトが2.2%高、JPモルガン・チェースが1.7%高。ソフトバンク子会社の米携帯電話3位スプリントが4.0%安。4位TモバイルUSの買収で大筋合意に達したと、前日の取引終了後に報じられた。Tモバイルは2.3%安。(了)
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