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【弥生賞】サトノクラウン3戦全勝、重賞2連勝!皐月賞“王手”

皐月賞トライアル第52回弥生賞(G2、芝2000メートル・曇やや重11頭)は8日、中山競馬場11Rで行われ、福永祐一騎手騎乗の2番人気、サトノクラウン(牡3=堀厩舎、父マルジュ、母ジョコンダ2)が、ゴール前で力強く抜け出し優勝、3戦全勝で前走に続き2度目の重賞制覇を果たした。勝ち時計は2分1秒8。

ほほそろったスタートから、ジャストフォーユーが先手を奪い、シャイニングレイ、コメート、ベルラップが続き隊列が整う。ジャストが引っ張りやや早めのペースでレースが流れ、行きたがるそぶりを見せていたシャイニングが流れに乗って向正面から3コーナーに向かった。コーナーを回ってジャストの勢いがなくなると、中団で折り合っていたサトノクラウンが直線満を持して抜け出し、ブライトエンブレムに1馬身1/2差をつけてゴールに飛び込んだ。

2着ブライトエンブレムから2馬身1/2差の3着にはタガノエスプレッソが入り、皐月賞(4月19日、中山)の優先出走権を獲得した。

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【阪急杯】Mデム初日からマッジョーレで重賞V

1日の阪神11Rで行われた第59回阪急杯(4歳上オープン、GIII、芝1400メートル、16頭立て、1着賞金=4000万円、1着馬に高松宮記念の優先出走権)は、ミルコ・デムーロ騎手騎乗の2番人気ダイワマッジョーレ(牡6歳、栗東・矢作芳人厩舎)がゴール前でわずかに差し切り、重賞2勝目を飾った。タイムは1分23秒8(不良)。

ゴール寸前、名手の腕がグイッと伸びた。JRA騎手デビュー初日のミルコ・デムーロ騎手が、初騎乗のダイワマッジョーレを駆って見事な重賞制覇。改めて日本のファンにその技量を見せつけた。

レースはニホンピロアンバーが果敢に先行。マジンプロスパーが2番手につけて、断然人気に推されたコパノリチャードは3番手でミッキーアイルと併走する。不良馬場で泥がはねる中、追走に苦労する馬もいたが、4コーナーではコパノリチャードが満を持して先頭に並びかけた。しかし、直線で追い出されると伸び脚は案外。代わってミッキーアイルが末脚を伸ばし、内からはローブティサージュもじわじわと迫る。この2頭に加えて外から追い込んできたのがダイワマッジョーレだった。鞍上のアクションに応えてグイグイと伸び、ゴール前でハナ差かわしてV。見事に2度目の重賞制覇を果たした。2着は4番人気のミッキーアイル。さらにクビ差の3着が9番人気のローブティサージュだった。

ダイワマッジョーレは、父ダイワメジャー、母ファンジカ、母の父Law Societyという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、大城敬三氏の所有馬。通算成績は24戦6勝。重賞はGII京王杯スプリングC(2013年)に次いで2勝目。矢作芳人調教師は阪急杯初勝利。ミルコ・デムーロ騎手は01年ダイタクヤマトに次いで2勝目。

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大塚家具の泥沼お家騒動 なぜ父娘関係はここまで歪んだのか

「近年、ここまで親子間で解任騒ぎになったり、訴訟沙汰になったりと“お家騒動”が泥沼化する企業も珍しいよ」
 古株の経済記者でさえ首をひねるのは、大手家具メーカー・大塚家具の経営権争いだ。
 2月26日に創業者の大塚勝久会長が記者会見を開き、娘である大塚久美子社長の解任動議を取締役会で諮った(賛否は可決されず)うえ、大塚家の資産管理団体(キキョウ企画)の保有株を巡り、久美子氏に株式の返還を求める民事訴訟を起こしたことを発表した。
 
こうした常軌を逸した創業者の行動に対し、久美子氏は翌27日に「中期経営計画の説明会」を表向きとする“反論会見”を開いた。
 
「会社は発展していく段階の中で、どこかで創業者の庇護(ひご)から離れなければならない限界の地点が否応なしに来ます。その切り替え、転換をいかにスムーズにするか。今回のタイミングはギリギリだと考えている」

こう述べた久美子氏は、勝久氏を社内取締役からひきずり降ろすガバナンス(企業統治)体制を組む方針を明らかにし、3月に開かれる株主総会で議決権行使の「委任状争奪戦」も辞さない決意を新たにした。まさに親子の“全面戦争”が勃発した格好だ。

そもそも事の発端は、勝久氏が成長の原動力として続けてきた「会員制」による販売方式に対し、時代に合わないと反発してきた久美子氏の経営方針の相違にあったはず。にもかかわらず、最近の大塚家具が会員制に頼らず、誰でも自由に入店できるシステムも採っており、ここまで揉めなければならない原因だったとは考えにくい。

経済ジャーナリストの松崎隆司氏もこう指摘する。
 「中期経営計画ではビジネスモデルの再構築として、会員制の見直しを含めたブランディングの強化を挙げていましたが、具体策もなく、むしろ従来の経営スタイルとどこが違うのか分かりませんでした。そんな小手先の改革で、久美子氏が掲げた今期の黒字化と株主配当金の倍増が実現できるのか大いに疑問です」

ならば、親子間の確執にはどんな狙いや思惑があるのか。
双方がはっきりと明言していないので推測に過ぎないが、父親側につく長男(勝之氏・専務)と久美子氏の相続争いや、久美子氏に賛同する株主のファンドやM&Aコンサル企業による会社乗っ取りのシナリオなどが、まことしやかに囁かれている。

何よりも、ガバナンスの問題というのであれば、そうした疑念を晴らす説明責任が久美子氏の側にもあるはずだ。前出の松崎氏がいう。

 「経営計画で書かれていた社外の取締役や監査役の選出はどこの企業でもやっている話で、それによって会社が一気に生まれ変わるとは限りません。まずは一連の父親との確執は何が原因で、どうやって解決するのかといった説明をきちんとしなければ、ガバナンスの議論も始まりません」

いずれにせよ、このまま内紛劇が長引けば、株主ばかりか従業員にも見限られてしまうのは目に見えている。
 「かつての西武が兄弟で10年間も争ったように、企業防衛戦をやっている間にお金もエネルギーも消耗しますし、当然、経営にも目が行かなくなります。そして『最後には誰もいなくなった』とならないことを願います」(松崎氏)
 ベッド、タンス、ソファーなど。家中の家具はすべて大塚家具で買い揃えているという都内在住の70代女性がつぶやく。

 「せっかく質のいい家具がたくさん置いてあって、店員のサービスも良かった大塚家具がこんな醜い争いを続けていると知って、イメージが悪くなりました。IKEAやニトリのようなスタイルを取るなら、別会社や別店舗をつくって娘さんがやればいいだけの話じゃないですか?」

何よりも小売業でもっとも大切にしなければならない消費者からソッポを向かれたら、元も子もない。
【フェブラリーS】リッキー史上初の連覇達成

最低16番人気で制してからちょうど1年、今年は1番人気で完勝した。2番手を追走したコパノリッキーが直線で力強く抜け出し、1分36秒3のタイムで快勝。レース史上初の連覇を飾った。

ハナを奪うと見られていたコーリンベリーがまさかの出遅れ。大外枠からアドマイヤロイヤルが主導権を握るという意外な展開でレースが流れたなか、コパノリッキーは2番手を確保。直線も危なげなく抜け出し4度目のG1制覇を飾った。

武豊騎手は「1番人気でしたし、ホッとしました」と笑顔でうなずく。「スタートはあまり良くなかったが、抜群の手応えで直線に向けたので、自信を持って(後続を)待たずに自分から動いて行きました。強いですね」。今年最初のJRA・G1を制し「幸先のいいスタート。2つ目、3つ目と勝っていきたい」と前を見据えた。

半馬身差2着はインカンテーション、3着はベストウォーリア。2番人気のワイドバッハはいつもの最後方よりも前めにつけたが、直線での伸びがもうひと息で6着に敗れた。

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