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8月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3017ページ
ナイス数:37ナイス

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51ZFTH8E7RL._SX50_.jpgアレクセイと泉のはなし
美しい自然、豊かに実る作物。家畜も元気に育っている。だけど、ここはチェルノブイリ原発事故で、高濃度に汚染された土地だ。危険地域と分かっても、生まれ育った土地は離れられない。ましてや、目に見えない汚染ならなおさらここから離れられない。日本にもここのような高汚染地域がある。離れる人も、残る人も苦渋の選択だ。泉の存在は奇跡で、救いだが、やはり人の手に余るものは、持ってはいけなかったもだ。
読了日:08月02日 著者:本橋 成一
http://ecx.images-amazon.com/images/I/51OatNYPDyL._SX50_.jpg虐待の家―義母は十五歳を餓死寸前まで追いつめた
この本では、大きく3つのことが語られていた。1つは事実を明らかにする裁判で、取り調べの段階から、警察検察の作ったストーリーだけで、進めようとしていること。もう一つは、児童虐待の背景には、世代間連鎖があり、DVがあること。これは、他の事例からも感じているが、被告側がこれを持ち出すと、「自己弁護」にされてしまう。司法の場では「母性神話」が生きているのだ。もう一つは困難な状況に生きてきた人は、社会とのコミュニケーションがうまく取れない場合が多いのでは・・加害者個人の責任だけでなく、社会的背景も大事だと、思う。
読了日:08月03日 著者:佐藤 万作子
http://ecx.images-amazon.com/images/I/4151W64kxVL._SX50_.jpgプラチナデータ
乖離障害とか、幻視とかありがちなネタだけど、引っ張って読ませる力はやっぱり、東野だね。個人情報を国家が管理するというのも、あり得ない話ではないところがいいんだろうか?プラチナデータとして、一部の人が優遇されるのもあり得そうでコワイ。
読了日:08月03日 著者:東野 圭吾
http://ecx.images-amazon.com/images/I/41iEp5NwYOL._SX50_.jpg悪人
初吉田修一。TVで見た映画が面白かったので。どこの田舎にも居そうな佳乃、祐一、光代の人物造形も良い。祐一、光代の淋しさ、寄る辺なさが伝わってくる。想いを伝える言葉も持たず、少しずつの歯車の狂いが、事件を起こし、逃避行が始まる。事件を起こす人の背景には、起こすなりのものがある。はたして、悪人なのか、誰にとって悪人なのか・・。
読了日:08月06日 著者:吉田 修一
http://ecx.images-amazon.com/images/I/41su4WiNHxL._SX50_.jpg女子と出産
結婚はいつでも良いけれど、妊娠出産はリミットがある。そうは言われても、自身のキャリア、人生を考えるとどうしても晩婚、晩産になる。考えなしに女性が自分の身体を知らないということもある。どこかがズレた社会なので、みんなズレてしまうのだろう。女性としてムリをしなければ、社会についていけないし(男性もかなりムリをさせられているが)晩婚、晩産は女性だけに責任を求めるのではなく、社会のあり方を人間らしく暮らせる社会にする努力がいるんじゃない?
読了日:08月07日 著者:山本 貴代
http://ecx.images-amazon.com/images/I/41jmZVhwIbL._SX50_.jpgタフラブという快刀
重い母親も、DV夫も、ひきこもりもしている本人の問題だ。しかし娘や妻、親はその問題をなんとかしようとしてしまう。信田さんは、タフラブ→手放す愛を提唱する。どんなに気にかかる存在であっても他者であり、自分との境界線はしっかり引きたい。それが私のメンタルを守る方法でもあり、問題の主体者も自分で気づいて、解決へ向かうことである(時間はかかるけれど)誰もが問題を解決する魔法の言葉は持たない。ただ、自他の問題をゴッチャにしてニコイチでもがくよりは、少しの淋しさを抱えても、適切な距離が快い関係がいいね。
読了日:08月16日 著者:信田さよ子
http://ecx.images-amazon.com/images/I/41FWyybzy8L._SX50_.jpgストップ!デートDV―防止のための恋愛基礎レッスン
デートDV防止リーフレット作りの資料として読んだ。世の中はテレビもケータイ小説もデートDV 推奨のような状態だ。対策が急がれる実状がある。デートDVの誤解、会ってるときだけの暴力だけだとか、身体的暴力だけとかもよく解き明かしている。好き同士が「あってうれしい、ソクバク」だけど、それがDVと紙一重。伊田先生は、嫉妬もDVだと言う。また、シングル単位の恋愛という概念もわかりにくかった。この先生のゼミ生が作ったデートDV啓発パンフを見たけど、さすが立命館!という感じだった。
読了日:08月16日 著者:伊田 広行
http://ecx.images-amazon.com/images/I/41oDvNUOVVL._SX50_.jpg八日目の蝉 (中公文庫)
ドラマでは誰にも共感できず、映画では娘目線に少し共感し、やっぱり原作はいい!私も自分の人生にさえ責任をとらないままおばさんになってしまったけれど、みんなそんなもんなのよ!虫送りの写真を撮った人は若い母親と可愛い娘、おばあちゃんや、幼友達との幸せなシーンだと思っていただろうな。育ててしまえば、親なのよ。そうめん屋の婆ちゃんじゃないけど「宮田京子だったら、良かった」それでもさぁ、公的身分証明が無い人だって、暮らしていけるゆるさって、社会に必要じゃない?
読了日:08月24日 著者:角田 光代
http://ecx.images-amazon.com/images/I/315E83M5KKL._SX50_.jpgわたしの源氏物語 (集英社文庫)
読了日:08月26日 著者:瀬戸内 寂聴
http://ecx.images-amazon.com/images/I/51ZrWJkbV8L._SX50_.jpg源氏物語九つの変奏 (新潮文庫)
もともと光源氏なんてヤツは、己が産まれと美貌とあとなんとかテクだけのイヤなヤツだと思っていたんだけれど、ロッカー町田康が見事にパンクに料理してくれて、大笑い!大喝采!他の作品も、本歌取りの範囲がいろいろで、面白かった。桐野夏生の描く女三の宮も、ただただ子どもっぽく、物足りない女ではなく、面白かった。
読了日:08月27日 著者:江國 香織,金原 ひとみ,町田 康,松浦 理英子,桐野 夏生,島田 雅彦,小池 昌代,角田 光代,日和 聡子
http://ecx.images-amazon.com/images/I/51IWomzhspL._SX50_.jpg大塚女子アパートメント物語 オールドミスの館にようこそ
男女平等などカケラもない戦前に、職業婦人のためのアパートがあった。食堂や銭湯など生活インフラを備え、文化的にも優れたものだったそうな。多様な才能を持った女性が住んだようだ。戦後も作家、シャンソン歌手の戸川昌子さん、第二波フェミニズムの活動家駒尺喜美さんもここの住人だったとか。私は最近駒尺さんの業績に触れる機会があったが、この女子アパートメントを拡大発展させたものが、我が家から車で30分の所にある「ともだち村」なのだそうだ。フェミや源氏や終の棲家など、また駒尺さんを見直すことになって、予想外だったが嬉しい
読了日:08月29日 著者:川口 明子

2012年8月の読書メーターまとめ詳細
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