kariokaの「極楽鳥シネマ」

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グエムル 漢江の怪物

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グエムル 漢江の怪物を観た。ほえる犬は噛まない、殺人の追憶という、二つの映画の監督のポンジュノの最新作。私はこのふたつの作品が韓国映画の中で、私の中でベスト10に入るくらい好きなので、この最新作は絶対に劇場で観なければ、と思っていました。出演俳優もポンジュノ組と言ってもいいのではないかという人が揃っています。殺人の追憶からソンガンホ(韓国を代表する名優のひとり。大統領の理髪師、JSA,シュリ、クワイエットファミリーなど、どれも素晴らしい演技)、パクヘイル(殺人の追憶で犯人かもしれない青年を印象的に演じている)、ほえる犬は噛まないからぺドゥナ(大好き!彼女がでるなら必ず観たい!子猫をお願い、リンダリンダリンダ、復讐者に憐れみをなどに出演)ピョンヒボン(ほえる犬は噛まないの犬鍋をしていた警備員、火山高の校長など、面白い役多い)が再び参加しています。もうこれを聞いただけで、映画の完成が待ち遠しかったです!

アメリカ軍による違法なホルムアルデヒドの漢江への大量投棄から、漢江に怪物が誕生してしまい、人々を襲撃します。この怪物が怖かった!CGでリアルに作られていて、グロテスクな外見、鋭い歯、俊敏な動き、いきなり目の前に登場したときは、叫び声をあげそうになりました。怪物にユーモラスな動きを加えようと、竹中直人、ジャックブラック、スティーブブシェミなどの動きをとりいれた、などと監督は言っているようですが、全然、ユーモラスじゃなかった。ほーんのちょっぴりはそうだったかもしれないけど、名前があがった俳優さんたちが可哀想なくらい怖い怪物でしたよー。

怪物が漢江のほとりの人々を襲うのですが、漢江で売店を営むパク一家も、騒動にまきこまれてしまいます。一家の長であるパクヒボン(ピョンヒボン)、長男だが店番もろくにできず寝てばかりのカンドゥ(ソンガンホ)、学生運動にのめりこみすぎて就職もできずアル中になった次男ナミル(パクヘイル)、アーチェリーで全国大会で活躍している長女のムジュ(ペドゥナ)、そんな家族全員の愛情を一身にうけて育ったカンドゥの娘の中学生のヒョンソ。そのヒョンソが怪物にさらわれてしまいます。犠牲者の合同葬議場にいっしょに並んだ遺影の前で、一家は悲しみのあまり号泣。しかし、号泣する遺族を無視して怪物と接触したからと、みんな病院にむりやり隔離。そんななか、携帯電話にヒョンソからの助けを求める声が!ヒョンソは生きていた!警察も病院関係者も全く話を聞いてくれない。自分たちが助け出さなくては!とパク一家は決意し行動に出るのです。

このあたりまでは、日本の怪獣映画と変わらないのか?と思ってしまいましたが、その後の家族たちの熱い行動には涙まででてきてしまいました!コメディなのか本気なのか微妙な感じだったのが、一気に熱い家族愛の話になり、韓国の権力の腐敗、アメリカがいろんな国にしてきた世界の警察と自分で言ってしまう行動への批判、どんな状況でも逃げずに戦う強い心などを、怒涛の展開で見せてくれましたよー。さすがポンジュノ監督、天才なんだなー、凄い。韓国映画のパワーをまだまだみせてくれました!

韓国の人々は泣きもはいるけれど、熱いですね!社会では駄目人間のような扱いを受けていても、追い詰められて、知恵と勇気を発揮できる人間たちを、名優たちが熱く演じてくれましたよ。普通、ひるんじゃってあんなに熱い行動はとれないんじゃないかとおもってしまうのですがこのファミリーは違いますよ!やはりソンガンホはいいです!情けないんだけれど優しく強くおかしみもあり狂気もみせれる。パクヘイルもうまいよ。いじわるに見えるけれど冷静で頭がよくて事態を切り抜けていく力をみせる。ペドゥナはいつもより抑え目(いつも爆裂しすぎてるけど)ですが、一家のバランスを考えての大人の演技。でも一番、涙を誘ったのはお父さん!長男は馬鹿だけれど小さい頃ほったらかしにした自分が悪い、あんまり辛く当たるんじゃないと、弟と妹を諭すんだけれど(弟と妹はろくに聞いてなくて居眠りしてたけど。兄弟ってそんなものかもと笑ったが)その後のシーンでお父さんに涙が止まらなくなりましたー。娘役のコアソンも恐怖の中、なかなかできない勇気あふれる優しさを演じて素晴らしいです。

やはりエネルギーあるなーとポンジュノファミリーに脱帽でした。観てよかったです!

閉じる コメント(26)

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これは見に行こうと思っているので、申し訳ないけど記事読んでない^^。見たら来まーす。

2006/9/10(日) 午後 10:27 [ - ]

感想、楽しみにしてます♪私は相当好きでしたよー。ホームレスの人が一番しっかりしてるのも社会に対しての皮肉みたいでした。

2006/9/11(月) 午前 10:35 かりおか

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ポン・ジュノらしさ爆発でしたね。ラストはいまひとつでしたが、しっかり楽しませてもらいました。TBしますね。

2006/9/12(火) 午前 1:41 くみょん

TBありがとうございました。私は社会で駄目駄目人間が無駄でも頑張ったり、もっと駄目だったり、ずっこけたりするのに弱いようで、この映画好きでした。(韓ドラではサンドゥ、最近ではチャウシンチーとか)社会全体で喜怒哀楽激しい感じの韓国に違和感を感じてしまうと、この映画、駄目なのかしら?でも、ヤフーの掲示板の悪意あるひとつ星の並びようには驚きました。本当に観て書いているのかなーと。

2006/9/12(火) 午前 8:13 かりおか

へ〜、これはホラーでもあるけど家族愛なんだ。日本って感情がサラ〜とした感じだけど(ってか表に出さない)韓国ってほんと熱いですよね。

2006/9/12(火) 午後 1:29 Jimmy

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初めまして!グエムルから巡って参りました。この映画はポン・ジュノ節が理解されないと面白くないのかな〜と残念です。あんなライフルの最後の一発とか火炎瓶…。普通はそんな展開になりませんからね。思わず『あっ』と声が出てしまいました。ところで例の(笑)パトレイバーを鑑賞しての記事も書きましたので、そちらをTBさせて頂きます。ストーリーも展開も違うものを、そう言っちゃダメだと感じました。怪物も違いますしね…。言いたい事が大違いでした。

2006/9/12(火) 午後 3:01 [ low*row** ]

これ。どうなんかなぁって思ってたんですよね。アジアで作った怪獣もんといえば、ゴジラのイメージが強いから^^;

2006/9/13(水) 午後 0:28 [ - ]

じみーさん、そうですね、熱い!ここまで日本では粘らないだろうな、凄いなと思いました。韓国映画って、昔はどなりあってるイメージがあったんですが、観始めると、情愛の深さに感心します。

2006/9/14(木) 午前 8:50 かりおか

はじめまして!TO-chanさん。私も、なんでーとかあっとか言いそうになりましたよ。駄目だけれど愛すべき人たちです。ちゃんとパトレイバー御覧になったのですね。映画自体よかったと私は思ったので、きちんと観て意見を書いてくださる方がいて嬉しいですよー。

2006/9/14(木) 午前 8:53 かりおか

ひみこさん、私も最初観始めはゴジラみたいな映画?と思ってしまいましたが、怒涛の展開に引き込まれ、ずっこけぶりにえーっと声をあげそうになり、最後の方は感涙でした。反骨精神もあり、私は好みの映画でしたよ。韓国の喜怒哀楽の激しさもでている作品ですねー。

2006/9/14(木) 午前 8:57 かりおか

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これは映画館に行こうと思ってます。時間がなければ行けないかもしれませんが…。評判もけっこう良いし、かりおかさんもおススメしているので、内容が楽しみです。

2006/9/16(土) 午前 1:11 ゆう

私は面白かったです。俳優も好きな人ばかり出てましたし。御覧になったら、感想書いて教えてくださいね。

2006/9/16(土) 午後 9:19 かりおか

韓国の人は熱い!ほんとにそう感じさせられましたね。いままで見た怪物ものとは全然ちがう印象に驚かされ、そして楽しめました。アメリカや政府の対応を批判し、カンドゥを支持する学生運動家たちがあんなにたくさんいたにもかかわらず、怪物を倒した後にはまた平穏な庶民の暮らしを送っている、そんな意外な(普通なら英雄になっていそうなのに)ラストも好きです。

2006/9/19(火) 午前 1:27 秋香

秋香さん、感想ありがとうございました!私、庭にでてくるひき蛙にもぎゃっとなるので怖かったですよ、グエムル・・・。うちの家族はひき蛙可愛い!という感じなので、感想違うかもしれません。アナコンダという映画を途中までは思い出しました。でも違いましたねー。ラストはソンガンホらしく我かんせずで、とぼけてましたね。

2006/9/20(水) 午前 0:43 かりおか

へ〜、竹中直人の要素を取り入れた怪物だったんですね!確かにアツい家族のお話でしたよね。TBさせてください!

2007/2/6(火) 午前 0:23 [ lig*tm*n*2002 ]

笑うところなのかマジなのか微妙なので、違和感感じると駄目なんでしょうね〜、この映画。ポン。ジュノ監督のほえる犬は噛まないも微妙な笑いの映画でした。殺人の追憶はまた違って松本清張作品みたいなサスペンスで日本でも評価高かったですよ。私はポン・ジュノ好きなので…。TBありがとうございました!

2007/2/6(火) 午前 0:53 かりおか

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「殺人の追憶」のあまりの完成度の高さに「うへ、これじゃ日本映画は逆立ちしても勝てないぜ」と思っていたので、「グエムル」はもったいなくてなかなか見る機会がありませんでした。が、いざ見てみるとやはり、ポン・ジュノは巧い!巧い過ぎる!
家族愛の物語に、くすぐるようなユーモアをブレンドして、なおかつ怒涛のエンターテインメントで手に汗握らす。文句のつけようのない傑作でありました。
韓国映画といえば、パク・チャヌクの「サイボーグでも大丈夫」がそろそろ公開されますね。アジア映画圏でいまもっとも才能ある監督ってパク・チャヌクとポン・ジュノの二人じゃないかしら(がんばれ日本、香港!)。

2007/8/26(日) 午前 0:13 [ 柴多知彦 ]

ポン・ジュノの「ほえる犬は噛まない」も大好きなんですよね〜。微妙な映画?と最初の方は思いましたが、ペ・ドゥナと映画の面白さにお気に入りになりました。この後「殺人の追憶」を撮れるとは驚きです。次はどんな映画を撮るか楽しみですね!
「サイボーグでも大丈夫」はずっと待っていたので、映画館に行って観ようとおもってますよ、cinema365さん♪キム・ギドクやイ・チャンドンの新作も公開を待ってます。「ブレス」と「シークレット・サンシャイン」いつ公開でしょうね!

2007/8/27(月) 午後 10:52 かりおか

日本の監督ではこういう熱量の高い映画が撮れなくなってますよね〜。私的にはちょいと微妙なトコもある映画でしたが、ポン・ジュノ監督の力量は大いに感心です。
TBさせてください。

2008/1/11(金) 午後 10:22 [ yk ]

私の感覚がおかしいのか、この映画は大好きです。もう一回観たけれど、面白かった。キャストも大好きな人たちだったというのもあると思いますが、駄目駄目ぶりがツボでした。特にパク・ヘイルが良かったですね。続編は作らないで欲しいけど(笑)TBありがとうございました。

2008/1/12(土) 午前 2:13 かりおか

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