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レッド・ドラゴンを観て、エミリーワトソンの奇跡の海の演技を思い出しました。知的障害のあるけなげな女性を渾身の演技で表現しています。本当のジャクリーヌデュプレでは精神に問題のあるチェリストをまたまた凄い演技で演じてます。痛すぎです。アンジェラの灰の彼女も観たいけれど、未見です。こちらは痛々しくはなさそうですね? 以前、感想をちょこっと書いたので、載せときます。ついで、と言ってはなんですが、同じ監督ラースフォントリアーのダンサーインザダークも。(以前の感想で載せましたがこちらに移します。)この監督の作品で泣いてしまいますが、物語を描くための意図的な不幸のような気もして、すっきりしないものが残る映画です。そこが持ち味でしょうが。 ドックヴィルも書いています。続編はニコールキッドマンが嫌がって、違う女優が演じてますが、未見。私に観る気力があるでしょうか。観たくなったら、覚悟して観ます・・・。当分はちょっと。 奇跡の海
見ている時は、あんなに愛に純粋になれるなんて、と大感動しましたが、自分のことと重ねて見ると、あそこまではなれないだろうなーと、ちょっと自虐的な気持ちになったので☆一つ減ってしまいました。
夫も病人であるから、ああいう要求を押し通したのか、彼女のことを考えていたのかいなかったのか、私にはよくわからなかった。このお話のための監督による単なる設定なのだろうか?また、もっと深い愛を求めてのことなのか・・・。主人公はホントにかわいそうだったけど、心が美しいんでしょうね。しみじみしてしまった。エミリー・ワトソンが迫真の演技でした。ラストがなかったら救いようがないじゃない。でも、実際はありえないラストなのが、すっきりしなかった。☆☆☆☆(☆) ダンサー・イン・ザ・ダーク
(2001年最初に見たのがダンサー・イン・ザ・ダーク。私の誕生日に見に行きました。新年早々・・・。)
セルマはチェコからアメリカに移民してきたシングルマザー。生まれつきの目の病気でもうすぐ失明するのだが、昼は工場で、夜は家で内職と、お金を貯めるために、身を粉にして働いている。というのも、目の病気は遺伝性のもので、大事な一人息子にも遺伝しているため、目の手術費用をかせぐために働いているのだ。「何故、遺伝するのがわかっているのに生んだのか?」 「この手で赤ちゃんを抱きたかったのよ。」 彼女のエゴと思えるが、そのエゴにきっちり責任を取ろうと自分を犠牲にして生きているセルマ。 最近。若い母親たちが、すぐ幼児虐待して殺したりしてるけど、そういう人達には、教育のためにも この映画を無理矢理見せるべきでしょう。野坂昭如の戦争童話集の「たこになったお母さん」ともセルマがダブってみえました。「ライフイズビューティフル」も思い出したり。 ただこの映画がユニークなのは、セルマがどんどん辛くなってゆく状況に耐えるために取る方法が、 その辛い状況を大好きなミュージカルのシーンに心の中で変えてしまうところです。 なんでこんなひどい目に合うのだろうかという極限状況に進むに連れて、セルマの夢見るミュージカルは 素晴らしいものになっていく。セルマを演じるビョークの歌も頂点に。このラストを描きたかったから、監督この映画を作ったんだろうなと思ってしまいました。(本当に難しい役をビョークは演じ切っていて、カンヌで主演女優賞とりましたが、もう監督の映画にでるのは嫌だそうです。) ただ、この監督の前の作品の「奇跡の海」でもそうですが、ヒロインを不幸のどん底に突き落とすために、理解しがたい人物が出てきます。(「奇跡の海」では夫、「ダンサーインザダーク」では友人の警官。)物語を進めるためどうしても必要だったのかもしれませんが、こんな人本当にいるのか!と怒ってしまいました。広い世の中、いるのかもしれないけど。私にはよくわかりません。号泣して目は真っ赤になりましたが、すっきりしないものも残ります。そこがトリアー監督の特徴ですが。
私の大好きなカトリーヌ・ドヌーブも優しい同僚のおばさんで出ていますが、やはり年取っても美しいです。おばさん役で珍しいけど、素敵でした。さすが、スター。 ☆☆☆☆
ドッグヴィル 「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の監督の3時間を越える作品です。 舞台劇のような作りで、ドッグヴィルという村での話ですが、家が白線で囲ってあるだけの空間! 不条理劇のセットみたいで、前半静かな村の部分は眠くて耐えられるのか私は!でしたが、 村人達がニコール・キッドマン演じる逃亡者を段々奴隷化していくうちに目も覚めました。 普通に考えたら、ひどい蛮行でも、集団で行ううちに感覚が麻痺して平気になってしまう人々の様子が、 自然を排除したこうゆうセットで作ったことで、もっと人間の業みたいのが浮き彫りにされました。 ニコール・キッドマンが、イラクに入ったアメリカの象徴として描かれているという説もあるようです。 そういえば、この監督は差別的なところがあるので、嫌だなあとも思いますが、 でも、戦争についてや人間について考えるきっかけになる映画でもあります。 ニコール・キッドマンは、この映画に挑戦するとは勇気ありますね。 でも、その美しさは汚されることはありませんでした。 2005.01.03 karioka しかし、けなげな女性を描いた映画を観ると、自虐的になってしまいます・・・。青いパパイヤの香りというベトナム映画があるんですが、それ観た時も、落ち込みましたねー。映像の綺麗ないい映画ですが、主人公の女の子を見てると、なんだか自分が恥ずかしくなってしまいました。
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新年早々お誕生日に「ダンサー・イン・ザ・ダーク」って言うのも凄いですね。「ドッグ・ヴィル」も「意欲作!」って感じで衝撃でした!
2006/10/13(金) 午後 11:24 [ lig*tm*n*2002 ]
子供預かってもらって、行ったんですけどねー。子供を大事にしようと思わされました・・・。ドッグビルの続編のマンダレイ、観てしまうと思います。気になるので。三部作なんですよね?これから製作?のワシントンも気になります。
2006/10/14(土) 午前 8:07
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」は二度と観られない映画だと思います。苦しすぎて・・・。「ドッグヴィル」は回数を重ねていって惹きこまれました。「マンダレイ」は比べるとちょっと落ちたかしら?「ワシントン」は楽しみです♬いつ公開ですかね?
2006/10/14(土) 午前 8:44
かりおかさん「青パパ」で落ち込みましたか?私はすごーく好きな作品です。心地よさを感じますの。へへ。
2006/10/14(土) 午前 8:46
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」こんな嫌な気分にさせられる映画を新年早々の誕生日ですか?キツイですねぇ。テレビの宣伝などをみていたらこんな暗い暗い嫌な映画だとは思いませんでした。
2006/10/14(土) 午後 0:38
saramiさん、ドッグビル何回も御覧になったのですか!私は前半でねむくなってしまって、やっと怒涛の後半を観れたので、何回もは観れないかも。マンダレイは内容を読むとドッグビルより分かりやすそう?三部作観てしまうと思います、私も。
2006/10/14(土) 午後 2:40
青いパパイヤの香りで落ち込むって変なんですけれど、なんだか地道に働きに働いて幸せになりましたとさ、が自分から遠い気がして。友人もなんだかしっくりこないって言ってましたので、類は友を呼ぶ?でも、女の子はああありたいものだとも思うので・・・って何言ってるのかわからなくなりました。
2006/10/14(土) 午後 2:46
じみーさん、たぶん監督は辛い状況になればなるほど、彼女の妄想の世界が膨らんでいく・・・というアイデアを一番映画にしたかったんじゃないかと思ってしまったのですが。だから、確信犯的に、あんなひどい状況を作り出したのでは?むかつきますねー。でも、号泣しすぎて、目が真っ赤になり、帰りが恥ずかしかったです・・・。
2006/10/14(土) 午後 2:50
フォン・トリアーは大体全部観てます。この人はほんとに頭がおかしいとしか思えませんが笑、その徹底性が魅力でもあるんですよね。マンダレイまだですがそのうち観ます!
2006/10/14(土) 午後 3:24
「奇跡の海」は、キツかったです。愛ってなに????って思ったし、彼を愛しているという証に、ここまでしなくちゃいけないの???って、かなり、自問自答しました。「ダンサー・イン・ザ・ダーク」は、途中まで観ました。気付いたら寝てて。。(ーー;)「ドッグヴィル」が、一番おもしろかったです。あの白線が新鮮だったし、人が少しずつ変わっていく様が面白かったですね。続編「マンダレイ」も観たいです
2006/10/14(土) 午後 7:39 [ - ]
キングダムやヨーロッパなど、初期のは観てませんでした。なんかギスギスしてそうで。でも、奇跡の海で引っかかってしまいましたよー。意地悪な作風ですよね。でもマンダレイ観ると思います。
2006/10/14(土) 午後 9:35
本当に辛い映画でした、奇跡の海は。ドッグヴィルは、村人の豹変が怖かった。ポール・ベタニーやクロエ・セヴィニー、ローレン・バコールも出てましたね、そういえば。
2006/10/14(土) 午後 9:36
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」ホントにキツかった!こんな作品と思ってなかったので衝撃が…。お誕生日に観るなんて、カッコいい!!
2006/10/15(日) 午後 8:40
カッコいいというコメントのMIYAさんがかっこいいような・・・。あんなに目が赤くなるまで泣いた映画はありませんでした。(感動して泣いたのではありませんが。)最近では嫌われ松子の一生でも、それに近いくらい泣いたかも。
2006/10/15(日) 午後 11:19
ドッグヴィルって(ってかトリアーが)ホント評価が二手に分かれますよね^^;わしはスムーズに楽しめましたしカタルシスも感じました。普通に考えるとあのラストしかないよなぁ、って感じで。トリアーは強烈なアンチ・アメリカですが、要は(大雑把に言うと)考え方がアメリカ的かヨーロッパ的かによって好みが分かれてしまうものと思われます。トリアーやハネケって映画を媒介して我々に問題提起をしてるわけですよね〜♪
2006/10/16(月) 午後 4:20 [ mas*yan*197* ]
まさやんさん、コメントと登録ありがとうございます!続編のマンダレイは主人公が人々に指図していくというように、アメリカそのものを描いているようですね。どう描かれているか気になります。ハネケはピアニストを観ました。痛々しい映画で、ラスト息が止まりそうになりました。でも、嫌いじゃなく引き込まれました。分かる気もしました。他のも観たいです。隠された記憶、今度絶対借りますので、また意見聞かせてください。
2006/10/16(月) 午後 11:39
トリアー全作観てます。初期の作品は映像がすごく凝ってるんですよねー。その反動で「ドグマ95」なんて始めたんだろうか?まあ、挑発的な監督ですよね。あ、ちなみに『ダンサー〜』僕は大晦日に観ました。重〜い年越しでした…
2006/10/17(火) 午前 1:27
なかうさんの記事見て、イディオッツは私には無理だなーと思いました。マンダレイとワシントンはこうなったら行きがかりじょう、観なければです。ヨーロッパとかなんとなく、宣伝などを覚えてます。カフカ迷宮の悪夢と同じ頃ですよね。イメージかぶってますが、全然違う?誕生日にひとりで映画行っていいと言われ、一番行きたかったのがこれでした・・・。
2006/10/17(火) 午前 1:45
ラースフォントリアー作品好きです。「奇跡の海」はTVでやってて、タイトルも出演者もわからないまま何気なく観てたら一気に最後まで引きずり込まれた感じでした!これがきっかけ。ドッグヴィルに続編があるのは知りませんでした〜。「アンジェラの灰」これも好きです!盛り上がりはないけどぃぃ映画です!
2006/10/30(月) 午後 8:24
私も奇跡の海で引きずりこまれました・・・。自分を試されてるみたいな映画ですが、観てしまいます。アンジェラの灰、やはり観てみようかな?ロバートカーライルですよね。無職以外の役、観たことないです・・・。
2006/10/31(火) 午前 9:05