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イブラヒムおじさんとコーランの花たちを観た。フランス映画。 60年代、フランスのブルー通りに住む13歳のユダヤ人の少年モモ。母は小さい時に出て行き、父は何かにつけ出て行った兄の方がいい子だったという規律に厳しい人。 13歳のモモは愛情薄く育った子供。 いつも、前の雑貨やで買い物をして、父の夕飯を作っているというのに、あの父の態度は!ご機嫌なフランスポップスをかけながら夕飯の準備をしていると、苦虫を噛み潰したような表情の父が音楽を消してしまうのです。(私も好きな曲を夕飯作りながら鳴らしてますが、消されたりはしないですよー。) 仕事もあまりうまくいかないらしく、節約しろとモモに言う。お誕生日なのも忘れている父。小さい頃、母が出て行った年のお誕生日にもらった貯金箱に貯まったお金で、自分へのお祝いに、いつも眺めていたブルー通りの娼婦をモモは買うのです。16歳になったと嘘をついて。こんなところが、ませてておフランスな感じですけどね。また来てね、とお姉さんに言われ、お金もないので、前の雑貨やから万引きして、お金をうかすのです。しかし、トルコ人の経営者は万引きはお見通し。でも、信じられない言葉が。 「万引きするならうちの店でしなさい。」 寂しいモモの様子を日頃から気にかけてくれていたのでした。お金をうかす方法も教わったり、靴がぼろぼろなのに気づいてプレゼントしてくれたり。うちとけていくモモ。 「いつも笑っていると幸せになれる。」 「相手が好きでなくても自分が好きだという気持ちが大切なんだ。」 「スローライフの人生。」 「美はいたるところにある。」 「モモがいてコーランがあればとても幸せ・・・。」 など、色んな人生をよりよくする言葉を投げかけてくれる。実の両親には、決してかけてもらえなかったような愛情を、モモはイブラヒムおじさんから受け取るのです。 イブラヒムおじさんのオマーシャリフがとてもいい!あんな大人でありたいと思う人物を、ニコニコと演じています。モモ役の子も可愛くてほっとけない感じがよくでている。 「僕ってハンサムかな?でも、もてないよ。」というモモに、 「自意識過剰じゃだめだ、女の子にいままで会ったなかで一番美しいっていってごらん。」と、なんだか素敵な答え。 本当に愛情をもって接してもらえた人は、豊かになれるんじゃないかなと思いました。実の親でも、ここのお父さんはひどすぎる。おじさんのようないい大人に出会えてモモは幸せでした。ユダヤ人の子が、トルコ人のイスラム教徒にコーランの教えをうけて、成長していく。イスラム教が悪者のように扱われがちですが、本当の教えはイブラヒムおじさんのような人のなかに生きているのでは?と、思いました。イスラムも仏教もキリスト教もない。いい教えを信じてよりどころにするのは、悪いことではないのでは?でも、この映画のなかでイブラヒムおじさんが、 「宗教はものの考え方だ、病的なものもあるがね。」と注意もしています。 他人に対してこれほどあたたかくあれるおじさんは素敵な大人でした。こちらの心もあたたかくなりました。音楽もいいし、映像も美しい映画でした。 原作はエリック=エマニュエル・シュミットのベストセラー。仏教をテーマにした「ミラレバ」、そしてキリスト教をテーマにした「神様とお話しした12通の手紙」の間に入り、3部作という形を取っているそうです。
監督はフランソワ・デュペイロン、 脚本はフランソワ・デュペイロンとエリック=エマニュエル・シュミット 。 出演: オマー・シャリフ ピエール・ブーランジェ ジルベール・メルキ イザベル・アジャーニ。(アジャーニは特別出演です。ロケにきた映画スター。金髪なので似てる人?と思いましたが、アジャーニでした!あいかわらずの美しさ。何歳なんだー!) |

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中近東っぽいけど、フランス映画なんですね!?ヨーロッパ映画も好きです〜!ここのとこちょっとレンタルできてないけど、今度、探してみますね!私もご飯作りながら必ず音楽聴いてます♪うちの場合は時々娘に消されますが・・・o(・・、)o
2006/10/31(火) 午後 9:37
私もイランの映画かな?と思ってました。本当に心が優しくなれるようないい映画でしたよ!でも、お父さんはひどすぎました・・・。 家事をしながら音楽かけるのって、ストレンジャーザンパラダイスでスクリーミングジェイホーキンスを大音量でかけながら掃除機かける女の子を思い出します。真似してかけてましたよ♪うるさい?ですねー。
2006/11/1(水) 午前 1:01
こんばんは、遅くなりましたがTBありがとうございました。私のほうこそ感想ともいえないようなものですがTBさせて下さいね。音楽、ほんとすっごく良かったです。
2006/11/1(水) 午後 9:59
TBありがとうございました。いい映画を紹介していただいてよかったです。観ようかどうしようかと思っていたので。思ったよりもはるかにいい映画でした。思った以上の映画を観ると、嬉しくなります♪
2006/11/1(水) 午後 10:18
そう!アジャーニが出てるんですよね〜☆ファンとしてはうれしかった(けどカメオっぽくて残念だったりして・・・)!!彼女ももう50歳相変らずお美しくて、私の永遠のマドンナです☆関係ないけど彼女の書庫から取って置きのポートをTBします!
2006/11/4(土) 午後 11:11
TBありがとうございます。少しの出演だったので違うかな?と思ったのですが、ラストのクレジット見たら、本人でした。この映画が気に入って出たのかも。いい映画ですからね!私も女優さんで一番好きな人ですよー。アデルの恋の物語で、ひとめで好きになり、作品おっかけて観てました!
2006/11/5(日) 午前 11:53
宗教のことは、よく分からないのですが、モモに、イブラヒムおじさんのような人がいて、本当に良かったなぁ〜と、心が温かくなりました。
2006/11/13(月) 午後 1:41
TBありがとうございました。お父さんの仕打ちはあまりにもひどかったので、おじさんのような人に会えてよかったですね。愛情をもって接してもらえて。じーんとくるいい映画でした。おじさんのようでありたいですね。
2006/11/13(月) 午後 8:28
コレも好きな作品ですね☆
確かにフランス映画なのに中東の映画のような印象を受けましたね!
(でも前半はやっぱりフランス映画ですけど!)
イブラヒムおじさんのようなとてつもない愛情に満ちた人物、私も欲しいなぁと思いました!
何と言いますか、本当に心が洗われそうですよね☆
記事にしようとして結局ずっと放置している作品の1つでした…!
2007/8/27(月) 午前 1:22
いい映画でしたよねー、MIJAHさん!本当に愛情深くて、モモはおじさんと出会えて良かったですよね。両親の愛情には恵まれなかったけれど、彼の財産になりましたね。フランスの街、中東の景色も良かったです。善い人間でいるのはいいことだと思えました!
2007/8/28(火) 午前 0:22
イブラヒムおじさんステキでしたね☆あんな大人になれたらステキだろーな。
音楽も良かったですね「サニー」がかかった時はプルッた!
題名の「花たち」って娼婦の事?最後の押し花?どうでもいいけど、気になります。
2007/12/20(木) 午後 9:50
最近、小学生男子に怒ってましたが、おじさんのように大きな心で子供を見てあげないといけないのかなーと、この映画を思い出して思いました。けなすのではなく、いい方向にもっていかないといけないんですよね〜。人間が出来てないので、なかなか難しいです・・・。
おじさんのいい言葉を覚えておかないと!TBありがとうございました!MIYAさん。
2007/12/22(土) 午前 1:43
日本で購入してきたDVDの中にこれも入ってました。
お父さんが息子にした最終的な行動と、お母さんとの出会いのシーン、そして兄の話・・・。身勝手な親を持つモモにとって、イブラヒムおじさんとの出会いは素晴らしいものになったんでしょうね。
ただラストがあまりにあっけなさすぎて、モモが又一人になってしまった展開がもうちょっとなんとかなんなかったのかと・・身勝手に思った次第です・・。でもビックリしたのが、あの女優、I.アジャーニだったんですか??全然わからなかった!!ホントに端役の女優さんかと・・・。だって若いし・・・。もう1度見てみます!!
2008/3/12(水) 午前 7:17
この映画、とってもいい映画でしたね!anemoneさん、自分の記事を読み返して、なんだか反省・・・。相変わらず小学生男子にむかっとしてたので(笑)でも、その小学生時代もあと一年で終わりと思ったら、寂しさもあり。小学生は可愛いもんだなーと急に思ったりして(笑)イブラヒムおじさんを尊敬です!うちの息子にもこういういいことを言ってあげなくちゃねー・・・。そう、もっとおじさんといさせてあげたかったですね。そこが残念でした。
アジャーニ、若すぎです(笑)でも、私、女優で一番好きな人なので、間違えるはずない!と思ったら、本人でした!この映画に賛同しての出演なのかしら?
2008/3/15(土) 午後 9:25