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吾妻ひでおの失踪日記を買って読んだ。もう随分前から、買おうかどうしようかと、書店に行っては悩んでいたのだが、遂に購入。この漫画は、漫画家の吾妻ひでお本人が、原稿をおとしたことがきっかけとなり、失踪してホームレス生活になった「夜を歩く」と、再び原稿をおとしてホームレスになり、さらにはガスの配管工として働き始めた「街を歩く」と、一日中お酒を飲んでいたら、アル中になり、幻覚まで現れ、親父狩りにもあって、とうとう入院させられる「アル中病棟」の三部からなる実話の漫画化である。 これだけ読むと、なんて悲惨な話なんだろうとお思いでしょうが、もともと可愛い絵柄の美少女ギャグ漫画を描いて有名だった作者なので、自分の体験をクールにギャグのように可愛い絵で描いていて、読んで面白かった。 しかし、私も日頃から、日常的な部分で立て込んだり、行き詰まると、家族に向かって「失踪する!」が、実は口癖のようになっているので、興味深く読みましたが(半分冗談、半分本気)、私には失踪生活は無理だなーと思いました・・・。吾妻さん、お腹が異常に丈夫なのではないのかしら?私はちょっと古いものを食べると子供の頃からお腹を壊して、死ぬ思いになったりするので、このサバイバル生活は無理だ・・・。生活に便利なものを、拾ってきたものから生み出す知恵もなければ、生きていけないんだなー。あと、失踪したというのに、やはり人間関係も新しくあったりして。吾妻さん、どんな人でも、客観的に面白い方向に観る習性がついているのか、けっこう誰とでも付き合えるみたいだし。失踪後も生きるというのは楽ではないんだなー、かえって健康損ねたり、大変なことが待っているんだーなどと思いました。でも、笑いながら読める作品ではあります。リアリズムを排除し、ポジティブに描いたと、作者も断っています。アル中病棟がまだ途中なので、続編執筆中?みたいですよ。 しかし、よく、漫画書けるまで、回復しましたねー。働いていびられても、自分には芸術があると耐えられたそうで、プライドも強さもある人なんですねー。というか、よくホームレス生活していたなー。文化庁メディア芸術祭大賞、日本漫画家協会賞大賞、手塚治虫文化賞マンガ大賞の三冠です、この漫画。 当時の漫画家さんは(今は?)過酷なスケジュールでしたね。たくさんのギャグ漫画家が売れては、駄目になっていったのかなー。あと、手塚治虫さんの仕上げた原稿を破り捨てたという、少年チャンピオンの編集者は凄い!だって、たぶんブラックジャックの原稿をやり直しさせたんですねー。驚きました。
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漫画
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私も失踪してやる!が口癖なのですけどw でもアル中病棟の方が近かったりして。。^^;
2006/12/11(月) 午後 2:05
同じですね〜。でもその後のうちの惨状を思い浮かべると、なかなか・・・(笑)お酒強いから大丈夫でしょう、恋さん。私は2杯くらいで倒れます・・・。家の階段からも2回、落ちましたので、飲むな!と言われますが。
2006/12/11(月) 午後 10:29
これ、ちょっと立ち読みして速攻で買っちゃいました。本当に凄まじい生活だったのですねぇ・・・と、それを笑い飛ばすほどのパワーはスゴイ・・久々に吾妻ひでおさんのマンガが読みたくなった次第であります。
2006/12/12(火) 午前 0:44
へぇ〜吾妻ひでおさんの本読んだ事ないわぁ。私好きそう?←変な質問(笑)私もサバイバル生活ムリ!お腹がムリ!
2006/12/12(火) 午後 8:21
吾妻ひでおさんの漫画は子供の頃、観た覚えがありますが、子供だったのでエロロリコンギャグが嫌でした(笑)本人も不本意だったようですね。SF大賞の不条理日記は面白そうですね!この続編も見たいです。
2006/12/12(火) 午後 11:12
みやこさん、好きそう?誰でもけっこう面白く読めると思いますが、私はなんだかしみじみというか、苦悩も感じて素直には笑えないところもありました。が、うちの子供たちは何故かうけて、笑って読んでますが。苦悩抜きだと単純に面白いのかも?
2006/12/12(火) 午後 11:15
私、昨夜、1時間ほど失踪しました〜(笑)親子揉めで・・!たまにこういう時あります。プチ失踪、お勧めです!(笑)これもおもしろそうですね〜!
2006/12/13(水) 午後 10:37
いいな〜。プチ失踪。でもその後の激怒を考えると、なかなかできません。今はないけれど、主人の家族と同居の時は、このまま都心に行って、プチ家出するか!と怒ったこともありましたが、後が想像しただけで面倒!吾妻さんもたいへんだったと思います。切れたいけれど、後を想像してやめる小心ものです・・・。していい?と聞くとやだ!と言う答えだしね〜。まだやだって言われるだけいいかな〜。
2006/12/14(木) 午前 11:30
これ、大好きです。特に、「夜歩く」が、好きかな。
「アル中病棟」の、独創的な生き物が出て来る扉絵も、好き。
続編を、首を長くして待ってます。
2008/10/23(木) 午後 1:02 [ おんくん ]
何か逞しさを感じさせる漫画でしたね、おんくん。
実際のホームレス生活は辛いことが多いと思いますが、気の持ちようなのかもしれないです。ただ単純な生活の方が楽しいこともありますよね、きっと。都会でホームレスだと不安がついてくるのが辛いか。
続編まだ出てないんですね〜。この後いろいろ出たのは、漫画じゃなくてエッセイ?ですか?どれがホントの続編かわかりづらい・・・。
2008/10/24(金) 午前 0:57