kariokaの「極楽鳥シネマ」

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袋小路

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「反撥」の次の日に、同じポランスキー監督の映画「袋小路」を放映していたので、録画して観賞。
こちらのヒロインはカトリーヌ・ドヌーブの一歳上実姉のフランソワーズ・ドルレアック。
「反撥」の2年後に作られました。そして、この3年後、フランソワーズ・ドルレアックは、25歳の若さで、交通事故で夭折しています。

全財産を投げうって、念願の孤島での暮らしを始めた中年の夫ジョージと若く物憂げな妻テレサ。二人の棲む古城にある日、凶悪犯の男が逃げ込んでくる。気の弱いジョージは男の言いなりで、それを見たテレサは失望していく。やがてテレサは、その凶悪犯に興味を示すようになり、三人は奇妙な三角関係の様相を呈してくるが…。

"行き詰まり"という精神的閉鎖状態に遭遇した人間の奇妙な行動や異常心理をブラックな語り口で描いたロマン・ポランスキーの傑作。ベルリン映画祭金熊賞受賞。

この映画はコメディタッチで描かれているんですが、油断して観ていると、ラストに呆然。
男たちが可哀想過ぎて、なんだか物凄く動揺してしまいました。。。

凶悪犯と言っても、だみ声で、意外と気のいいおじさんなんですよね〜。いっしょにいた男も、愛嬌ある情けなーいおじさんだったし。協力しないと殺すって言ってるけど、口だけみたいなところもある。
満ち潮になると、この孤島は道路が水没(この風景も面白い!)、車で来たのが出て行けなくなっただけだし、いきなり家に押しかけたといっても、助けを求める電話がしたかっただけだったし。乱暴な雰囲気だけど、そんなにこの夫婦に酷いことはしない。けっこう友好的?!

夫のジョージも、逆らわないんだけれど、別に逃げようと思えば逃げれそうだし、無理やり密造酒を飲まされて、凶悪犯のおじさんに本音で生活の愚痴を言ったり。髭剃りを手伝わされたりして、ナイフを持たされても、ただ髭を剃ってあげてるだけ。ナイフで逆に脅したりもなし。お客が来て、召使の振りのおじさんが手を怪我してるのにお酒を運んだり料理をするのを気にしてあげたり。

どっちも案外、人がいいおじさんたちみたい。

ただ妻テレサは、自由奔放な女性。新婚だというのに、近所に住む美青年と浮気しているみたいだし、夫の面倒もあまりみない。夫に女物の服を着せたり、メイクしたりして、悪ふざけ。凶悪犯だろうがなんだろうが、はっきりと嫌なものは嫌と言い、夫をヒヤヒヤさせる。そうかと思うと、閉じ込められた部屋から逃げ出し、凶悪犯に密造酒を振る舞い、一緒に酔っ払う。仲良くなったかと思わせて、気まぐれと嘘で、窮地に追い込んだり・・・。

フランソワーズ・ドルレアックは、そんな自由な女性を、明るくおおらかにしたたかに演じていて、妹のカトリーヌ・ドヌーブの「反撥」の演技とは対照的でした。自由の塊みたいな女性にみえました。

目の上の魔女のようなメイク、背中はお尻のあたりまで開けたドレスを着て。。。
ドヌーヴが役にのめり込んで演じていたのと、ちょっと違って、もって生まれた陽性の魅力を周囲に撒き散らしていたんじゃないかなーと思えるような存在感でした☆いかにもフランス女優らしいファム・ファタールぶりです。フランソワ・トリュフォーも彼女のことが大好きで、「1分でも彼女と居れば、その魅力の虜になる。」と語って、「柔らかい肌」の主演に起用しています。そちらも未見なので、観たくなってしまいました。

ポランスキー映画、面白いです!長編デヴューの「水の中のナイフ」も放映してたのに、録画し損ねた!レンタルみつけて、是非、観たいですね〜。「吸血鬼」「マクベス」「テナント」も観てなかった!もったいないことしました〜。かなり、やはり面白かったです!

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お、この映画は知りませんでした。
ポランスキー作品なら観たいですね。
かりおかさんの面白い保証もあることだし。
フランソワ・トリュフォーもお好きですか〜(^^)
僕もなんです。
先日「日曜日が待ち遠しい」を久しぶりに観ました。
やっぱり、ファニー・アルダンはメチャメチャ綺麗ですよ。
僕としては「ピアニストを撃て」なんかがお気に入りです。
フランソワ・トリュフォー作品も記事にする予定ですが、どの作品にしようか迷っているところです。

2008/4/27(日) 午前 10:37 [ - ]

かりおかさん、おひさしぶりです!!
やっとPCが直ってブログも少しずつ復帰しようと思ってますので
よろしくお願いしますね〜♪

ポランスキーは最近の作品しか観たことないです。
「戦場のピアニスト」とか「オリバーツイスト」とか。
この「袋小路」の頃の作品こそがポランスキーの真骨頂なんでしょうね!?
面白そうですね!!タイトルも意味深でそそられますね〜w

2008/4/27(日) 午後 8:47 R*alph

ポランスキー映画特集やってたんで私も録画しました。
まだ観てないんですがちょっと異色作みたいですね。
楽しみです。

2008/4/27(日) 午後 10:15 marr

ゆきはねさん、トリュフォー観たのはどれも大好きですが、意外と観てないのも多いんです^^; 是非観ていきたい作家です!
「ピアニストを撃て」も観てなかったです。。。ファニー・アルダンは「隣の女」観ました〜。今のほうが更にいい感じの女優さんですね。「日曜日が待ち遠しい」はトリュフォーの遺作ですね。観たかな?忘れてしまった。。。
「突然炎のごとく」「アメリカの夜」「アデルの恋の物語」なんかが好きです☆

2008/4/29(火) 午前 9:24 かりおか

ラルフさん!PC直ったんですね!またお邪魔しますね〜。
ポランスキーは私も「戦場のピアニスト」「フランティック」「赤い航路」しか観たことなかったかも。「ローズマリーの赤ちゃん」は小学生の時、テレビで観てかなり怖すぎた覚えが。。。
初期作品、真骨頂みたいです。これはコメディタッチですが、ラストは。。。他の初期作品も観たくなりました!

2008/4/29(火) 午前 9:28 かりおか

marrさん、ジャクリーン・ビセットも出演してるんですが、デヴュー当時だったらしく、ずっとサングラスのままで、台詞もあまりなかったのが残念でした!
フランソワーズ・ドルレアックもとても魅力的な女優さんで、交通事故でなくなったのが残念ですね。ドヌーブはかなりのショックで、その後の女優人生にも彼女の分も!っていう思いがかなりあったみたいですね。ずっと第一線で活躍してますね、ドヌーブ。

2008/4/29(火) 午前 9:31 かりおか

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いいっスねぇ〜。好きです!好きです!昔にレンタルで観たっきりだったので今回はキッチリBSで録画しました。大事大事の保存版です。フランソワーズ・ドルレアックさんイイっスねぇ〜アイラインの位置が気になりましたけど。旦那さんが女装したままなとことか、悪役が何となく良い人っぽいとことか
…何かポランスキーっぽい変さがありますね。少人数制プチ密室劇なのも好み。私も記事にしなきゃなぁ〜
初期ポランスキー「テナント」がオススメです。ポランスキー主演(女装)変人丸出しです。あとは「チャイナタウン」かな。

2008/4/29(火) 午後 9:45 MIYA

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ポランスキーは昔何作か見たのですが、忘れてしまっているので
再見したいです。
フランソワーズ・ドルレアック。”柔らかい肌”で見ましたけれど
ドヌーヴさまより陰の部分が濃くてとってもきれいでしたね。
ほんと残念です。

2008/5/1(木) 午前 10:28 car*ou*he*ak

ポランスキー初期作品いいですね〜。
「反撥」観なければ観なかったかも。「水の中のナイフ」は特集の一日目で見逃しました〜。レンタルあるかしら?
フランソワーズ・ドルレアックは綺麗なのに、ドヌーブが綺麗すぎて、かなり容姿を気にしていたそうです。だから、あのアイラインに?不思議なお化粧でした。
「テナント」も観たい!と思ってたんですよ。
みつけてみますね!MIYAさん♪

2008/5/2(金) 午前 8:51 かりおか

さすがカルさんは御覧になってましたね、ポランスキー。
観なくちゃ、観たいな、と思いながら、なかなか観なかったのです。
早くみておけばよかった。とってもいいですね!
「柔らかい肌」の方が、地に近いとドヌーブが語ってました。すごく魅力的な人だったみたいですね。生き急いでる感じもあったみたいですが、年を重ねても、フランス女優は活躍できるのに、可哀想でしたね。。。生き生きした彼女を観て、特にそう思えてきました。

2008/5/2(金) 午前 8:55 かりおか

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フランソワーズ・Dは素敵な女優さんだったですね。カトリーヌのお姉さんという肩書ではなく一人の魅力的な女優だったのに25歳で亡くなるなんて可哀そう。以前「柔らかい肌」を観ましたが、スチワーデス姿や多分シャネルのスーツだと思いますが、きれいに着こなしておりました。殿方はちょっと一人で遠出すると奥様やかわいい娘が居るのに若い美しい女性になびいてしまうんでしょうか。奥さんが怒って銃を持ち出す時の表情こわいです、でも何も本気で撃たなくても良いのに、このF・トリュフオーの「柔らかい肌」も必見ですね。

2009/6/19(金) 午後 4:51 [ みら ]

みらさん、はじめまして!コメントありがとうございます。
フランソワーズ・Dはこの映画で初めて観ましたが、魅力的な女優さんですね!本当に若くして亡くなったのは可哀想でした。
「柔らかい肌」「ロシュフォールの恋人たち」もとても観たかったのに、まだ未見でした^_^;機会があったら、観て記事にしたいと思ってます。

2009/6/21(日) 午後 7:12 かりおか


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