kariokaの「極楽鳥シネマ」

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花蓮の夏

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この映画も昨年観た中でナンバー1と言う方がいらっしゃった台湾映画「花蓮の夏」!
もう、最高の一本でした☆

「ブロークバック・マウンテン」「ブエノスアイレス」が大好きな方は気に入るかも。

更に、青春ものとしても素晴らしい映画でした!切ない!胸が締め付けられるほどの。。。
3人の若手俳優も、とってもいいです!それぞれの気持ちの揺らめき、若さ、思い詰めた気持ち、優しさ、純粋さ。。。

とってもよかったので、思わずもう1回観てしまいました!

解説: 恋とも友情ともつかない思いを秘めた幼なじみの青年2人と、彼らを見守る少女が織り成す恋模様。斬新な映像センスでアジアから注目される台湾の若手監督レスト・チェンがメガホンを取り、若者たちのほろ苦い青春を鮮烈に描き出す。禁断の恋に揺れる主人公を演じたブライアン・チャンは、映画初出演ながら2006年台湾金馬奨最優秀新人賞を受賞。相手役のジョセフ・チャンとともに、端正な容姿と確かな演技力で台湾の若手トップスターとなった。(シネマトゥデイ) 

あらすじ: 小学校で班長を務める優等生のジェンシンは、教師から問題児のショウヘンと仲良くなるよう言われる。それ以来、親友として過ごし高校生になった2人の前に、孤独な少女ホイジャ(ケイト・ヤン)が転校してくる。彼女の登場により、ジェンシンはショウヘンへの秘めた思いに気付き始め……。(シネマトゥデイ)

全体に青味がかった美しい映像、のどかでノスタルジックな台湾の風景、美しいピアノの旋律。。。

小学校時代、ショウヘンは落ち着きがなく、いわゆる多動の子供で、クラスの問題児として、クラスメイトにも相手にされていませんでした。いきなり転校してきた女の子の髪の毛を鋏で切ってみたり。。。
いろんな問題を起こして周囲を困らせるので、カウンセリングを受けていて、いいお友達ができれば、行動も落ち着く。。。と言われます。母親は担任に相談し、担任は優等生だったジェンシンに、お友達になってあげるようにと頼みます。元々、困った子だなーと思いながらも、ショウヘンに関心を持っていたのかな?いいお友達として、高校生まで、毎日一緒に過ごすことになるのです。

ショウヘンは手に負えないところがある子だったので、周囲も彼に近づきませんでした。そこに手を差し伸べたジェンシン。ジェンシンが側にいるととても落ち着き、見えなくなるとソワソワと落ち着かなくなるくらい頼っていくのです。困ったなーとジェンシンは思うこともあったでしょうが、好意の方が強くなって、親切にいろいろ面倒を見続けてきました。ジェンシンにとっても、ショウヘンはかけがえのない存在になったのです。

親としては、子供が問題児と言われて、友人もなく、学校で過ごすのはいたたまれないことだと思います。そこに、ジェンシンのようないいお友達ができてくれたら・・・こんな喜ばしいことはない!
映画でも、ショウヘンのお母さんは、高校生になっても、ショウヘンの近くにいて面倒をみてくれるジェンシンに夕飯をご馳走し、息子よりも可愛がってる。。。本当に、ジェンシンに感謝して、息子と仲良くしてくれるジェンシンを大好きになったんだなーと、胸が熱くなりました。

台湾の学校の規則は、今の日本と較べると、かなり厳しいようです。一昔前の、体罰も許されるような教育に近いようで、成績が悪いと、悪い点数をおでこにマジックでかかれて、皆の前に立たされたり。。。
悪いことをすると、机ごと校庭に出されたり。。。高校生になっても、規則よりも長い髪の毛だったというだけで、朝礼で皆の前で髪の毛を先生に鋏で切られたり!そんな厳しさからはみだしてしまう人が、ショウヘンと、高校で出あった香港からの転校生の女の子(両親が離婚して母親のいる台湾に家出してきたみたい。)ホイジャでした。(ホイジャが髪を切られた女の子だったのです。)

優等生のジェンシンは、規則を破ったホイジャを庇い、髪を切りそろえてあげます。はみだしてしまう奔放な友人を守ってあげたくなる優しさがあるみたい。好感を持ったホイジャは、台北に学校をサボって遊びにジェンシンを誘います。楽しくデートするふたり。早熟なホイジャは、ジェンシンに台北で泊まっていこう!と・・・。ホテルに入ったふたりですが、ここで、ジェンシンは、自分の本当の気持ちに気付いてしまうのです!

高校生になり、ショウヘンはバスケットの花形として人気者に。しかし、相変わらずジェンシンが側にいないと、落ち着きをなくしてしまいます。ジェンシンが勉強していても邪魔するショウヘン。バスケットの試合もいつも見守ってくれないと、試合に集中できないショウヘン。ショウヘンを見守っているうちに、ジェンシンは友情以上の気持ちが芽生えていたのでした。。。その気持ちにホイジャの出現で気がついてしまうのです。

ここからが、切なすぎるくらい、切ない!ジェンシン目線で物語が語られるのですが、ホイジャはジェンシンを好きになり、でも女性は好きじゃないのに気付き失恋。ショウヘンは二人の間に現れたこの女の子に興味を持ち、恋人になってほしいという。秘密を知ってしまったからと言って、ショウヘンみたいにかっこいい男の子に付き合ってと言われて、断る理由にはならない。嬉しさが勝つ。そこが若さゆえの残酷さかな・・・。二人が付き合っているのに気付くジェンシンは、本当に可哀想でした。。。

ジェンシンの気持ちに、観ている自分がどんどん同化していって・・・。踊りに行った場所で二者択一ゲームをやった時に、なにげないふりでショウヘンに「ホイジャとジェンシンとどちらを選ぶ?」と言った時の気持ち、想像すると、辛くて、でも甘酸っぱくもあって・・・。

でも、男女とか関係なく、こんなに仲良く、お互いのことを純粋に思いあえる相手に巡りあえたなんて、この人たちは幸せなんじゃないかなーとも思いました。そういう相手とはなかなか巡り会えないと思うし。

大切にしたほうがいい、離れないほうがいい!と思いました。。。これからどうなっていくのかは、観る側がいろいろ考えられるような終わり方でしたね。ずっと、この子たちの行く末を考えてしまうような・・・。ジェンシンの涙が堪らなかった〜。。。

子供の頃のように、一緒にはいられない?本当に好きな相手なら、一緒に居たほうがいいんじゃないかな。離れたとしても、心は離れないんじゃないかな。縁があったんだと思う。思い続ければ、どこかでまた会える、気持ちは繋がり続ける・・・。こんな関係がもてた彼らは幸せ者?でも現実だと切ないね〜。。。

ジェンシン役のブライアン・チャンがまた可愛いし、切なくて、とっても良かった!!!
彼はその年の新人賞をこの映画で受賞したそうですよ。

ショウヘン役のジョセフ・チャンも、男らしい外見なのに、犬か猫みたいに落ち着かない無邪気な動物のような、それでいて寂しがりやで傷つきやすい純粋な男の子を演じて、素晴らしい。

ホイジャも、この年頃独特の奔放さと孤独とを持った早熟な女の子を好演。

心にいつまでも残る映画となりました!

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とっても素敵な題名ですね。
しかも「ブロークバック・マウンテン」「ブエノスアイレス」が好きな人って私じゃありませんか!
見たいので途中からスルーさせていただきました。

2008/6/23(月) 午後 4:22 car*ou*he*ak

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オ〜読ませていただき、またまたこの映画への想いが湧き上がってきましたわ。
台湾映画って青春物、いいですねえ。
五月天の曲聴くと、遠い目になってしまうbanimiです。
あの終わり方は、色んな取り方ができるうまいラストですね。
ブライアンの切なくも一途な目線は、「藍宇」のイエとダブってしまうんです。いいですねえ

2008/6/23(月) 午後 5:38 banimi

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ホントに切ない・・・。
こんな気持ち、もう、随分昔に感じたことがあると思うけど、忘れてしまった・・・と思うような感情を思い出させてくれる映画ですね。
ショウヘン役のジョセフ・チャン、なんか、個性的な性格の大型犬みたいでした。
またジェンシン役のブライアン・チャンは、仙台に転勤していった友人にそっくりで、映画を見たときビックリしました。そのせいかますます思い入れが強くなって・・・・。
私もTB貰っていきますね〜〜☆

2008/6/23(月) 午後 8:58 xiumei

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かりおかさん、こんばんは。
ホントにみずみずしくってせつなーい物語でしたね。
それぞれの気持ちがわかるから、せつなさも三倍ー。
私はBBMにはそんなにハマれなかったクチなんですが、こちらの子ども時代からのつき合いというつながりには、スッと入り込めました。
山もいいけど、海が近いっていうロケーションもまた素敵。
台湾映画はみずみずしくっていいですよねー。

2008/6/23(月) 午後 11:25 [ かえる ]

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来ちゃいました、この作品を昨年度ナンバー1と言ったひとりです(笑)。
パソコンに色々支障があって、自分のから駄目だったら
他を使ってでも、かりおかさんの感想を拝見したかったですヨ。
“自分の息子と仲良くしてくれる友人に感謝”というくだりで胸が熱くなるとは
やはり母親目線の感想ですね。
私もあの何気無いシーンは好きですが、そういう観方は出来ませんでした。
それから、踊りに行った所での二者択一ゲームのシーン、あそこ、切ないですよね。
あのシーンの直前に、映画館で携帯が鳴って、喋り出した人が居て、ブチ切れちゃいました。
あと、私はやはりラストが切ないです。
1度最後まで観た後に、もう1度観直すと、冒頭の病院のシーンも益々切なく感じます。
ここで沢山の画像を目にしたら、もうまたまた切なくなって、また観たくなってしまいました。
DVDも買ったので、また観ます!
私もTBさせていただきますね。

2008/6/24(火) 午前 6:27 mango

「ブロークバック・マウンテン」「ブエノスアイレス」も観てません。
変な先入観が災いしてますが青春モノとしてかりおかさんの高評価なんでこれは要チェックです!

2008/6/24(火) 午後 10:02 marr

台湾映画っていいなーって思うのが多いです、カルさん。
花蓮という場所も素敵ですね。台湾も行ってみたい。。。
大学生時代で終わるから、その2作よりも、若々しく青春してます。世間の目などの要素がなく、純粋に3人の気持ちを描いていて、清清しくもあります。でも、みんな少しずつダークさもあって。。。
映像も素晴らしかったですよ。

2008/6/25(水) 午前 8:38 かりおか

banimiさん、観ましたよ〜。良かったです、良すぎました。。。
台湾映画、素朴で美しくていいですねー。
特にブライアン・チャン☆松山ケンイチを美形にしたような(松ケンンファン、ごめん!)レスリーの「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」の頃の目付きにもにてるような。。。「藍宇」のイエくんみたいにけなげさもあって。ホイジャの髪の毛切りそろえてあげる優しさもぐっときました〜。いい映画に出て欲しいですね!
また素敵な映画、教えてくださいね〜♪
ラストから、その後にも想いを馳せてしまいますね。

2008/6/25(水) 午前 8:43 かりおか

「個性的な性格の大型犬」!!!まさにその表現、適確ですよ〜、xiumeiさん!写真で観るより、ジョセフ・チャンはとっても良かったです。自分でも自分のことがよくわかってない無邪気さがあって、可愛らしくも見えました。演技派みたいですねー。将来楽しみです。「僕の恋、彼の秘密」のダンカン・チョウとサーフィン仲間だそうですよ〜。トニー・ヤンともドラマで共演してるそうです。
ブライアン・チャンそっくりの友人?!美形のお友達がいていいですねー。目の保養ですね(笑)彼の次回作も楽しみです。日本公開してほしい☆TBありがとうございます。xiumeiさんのおっしゃるように切ないけど、好きな映画のひとつになりました。

2008/6/25(水) 午前 8:50 かりおか

かえるさん、観てらっしゃるに違いない!と思ってうかがったら、記事があって嬉しかったです。TBありがとうございます☆
ホイジャの気持ちもわかっちゃうんですよねー。なんで気持ち知ってるのに付き合っちゃうのーとも思いますが、そこが若さゆえの残酷さなのかなー。。。みんな両方大事だと思ってて、友情と恋愛とが混ざって、混乱して、切なくて。。。子供時代からの深い絆にも感動しました。男女越えて、なかなかああいう絆って人と結べないんじゃないかな。。。
台湾の海、田園風景、ノスタルジックで美しかったです。
台湾映画で好きな映画、また増えました!

2008/6/25(水) 午前 8:56 かりおか

mangoさんオススメの映画は間違いないですね☆私もブライアン・チャンに陥落です(笑)ジェンシン目線でストーリーに入り込んでしまうので、切なくも甘酸っぱくて。。。堪らなくなりました〜。
多動症のような小学生は今多くて、やはり問題児扱いで、親は切ないんですよね。うちの息子もきつい性格で人と対立しやすいから、仲良くしてくれる友人がいると、その子も可愛くなってきます。排除する方向に子供はいきがちだけど、理解し愛し仲良くし合えた関係って凄いことだなーと胸があたたかくもなりました。親でなくても大事にそれ以上に思ってくれる相手に巡りあえたのは幸せだと思う。
大学受験の失敗も、わかるその気持ちと、さらに切なくて。悩んでないで勉強しなよーとも思ったけど、そうもいかないのが人の心かなーと、溜め息ものでした。。。うるさいショウヘイと嫌がりながらも一緒にいつもいて、優しいし好きなんだろうなーと。
あんないいシーンで携帯だ?!今に映画館で私も暴れるかも(笑)
太陽と惑星と彗星の話も、3人にあてはめてて、良かったですね。
ラストは分かり合えたと思いたい!素敵な映画のご紹介、ありがとうございました。

2008/6/25(水) 午前 9:10 かりおか

marrさん、男性が観て気に入るかは保障できないのですが(笑)
「ブロークバック・マウンテン」「ブエノスアイレス」いい映画だと思うけど、ドン引きの男性多かったので・・・。
青春ものとしては男女の恋愛を描いた「藍色夏恋」(私は未見です^^;観なくちゃ!)や、「夢遊ハワイ」なんかが、台湾映画の青春ものではおすすめです♪「百年恋歌」も素敵でしたよ〜。

2008/6/25(水) 午前 9:15 かりおか

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いい映画ですよね。同性愛というと腰がひける人もいるかもしれませんが、青春映画として優れた作品だと思います。

2008/6/25(水) 午後 1:59 ばつきち

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「ブエノスアイレス」「BBM」ともに深く没入してしまった一人なので、これは必見のようです。
DVD探してみます。

2008/6/26(木) 午前 10:10 オネム

ばつきちさん、詳しい解説ありがとうございました。
ふたりの関係性が、またよくわかったような気がします。
五月天の主題歌も、この映画がまだまだ終わらないような、心がザワザワするようなメロディで素晴らしいですね!
TBありがとうございました♪

2008/6/27(金) 午前 8:16 かりおか

この映画の登場人物はもっと若い世代なので、さらにみずみずしい青春映画としても素晴らしいです。
台湾映画は公開も単館で短く、DVDも大きなレンタル店でないと入荷しないこともあるのですが、レンタルであるといいですね!Onemuさん。
私も、まだ観たい台湾映画がレンタルになくて、観れないのがあり、残念です。(「黒い眼のオペラ」とか。。。)

2008/6/27(金) 午前 8:20 かりおか

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