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この映画は漫画が原作なんですね。ネットで少しだけ立ち読みしたのですが・・・かなりエグい漫画でした・・・。でも、リアルさと恐さもあって。。。こういった近未来の日本における新しい体制側からの法律を描いた邦画って、最近多いですね。「イキガミ」とか「リアル鬼ごっこ」とか。。。ちょっと前だと「バトル・ロワイヤル」とかかな。平和ボケで政治に興味な〜いとか言ってると、いつの間にか危険な押し付けられた法律で、身動き取れないおかしな世の中になってしまうよ・・・という警鐘でもあるのでしょうか。。。ここでは、今の法律ではどうにもできない感情的な部分を解決する過激な方法の提示もしているのかもしれないのですが、それはまた並行して進んでいる国家規模の事実の隠れ蓑的な見世物としても描かれているので、やはりそういった映画のひとつなのでしょう。理不尽な恐さが心の奥に残されこびり付くような。。。 解説: カルト的人気を誇る松本次郎の同名のコミックを『アンテナ』などの異才、熊切和嘉監が大胆にアレンジした近未来バトル映画。ある事件に人生を狂わされ、暴走する男女のドラマをスタイリッシュに見せる。『手紙』の玉山鉄二は主人公を繊細(せんさい)に演じると同時に、超人的ガンアクションも披露。ヒロイン役のつぐみやかたき役の西島秀俊ら実力派俳優たちと息の合った芝居をみせる。壮絶なリアルファイトの生々しさに背筋も凍る。(シネマトゥデイ) あらすじ: 近未来の日本では、犯罪被害者が加害者に対して復しゅうできる“敵討ち法”が成立。一見好青年風の敵討ち執行代理人の叶(玉山鉄二)は、先輩の溝口(三浦誠己)と山田(柄本佑)が見守る中、初仕事に挑む。しかし先輩たちの心配をよそに、叶は標的の妻(坂井真紀)が現われると、見事な拳銃さばきでその頭を撃ち抜いた。(シネマトゥデイ) この映画は、漫画ほどエグくはなくて、そこが物足りないところでもあるのかもしれないですが、ちょっと観やすく?なのか、もう少し抒情的に描かれていると思いました。原作漫画にはないエピソードを足してるのかな???つぐみが過去、西島や玉鉄らにされた出来事・・・そのエピソードから発生する彼らの関係性が、何年もたって、切なさを産むようなところが、映画全体に静かな叙情を漂わせていたような。。。 でも、拳銃での執行代理人によるバトル話でもあるので、撃ち抜くシーンはかなりリアルでグロいかもしれないです。坂井真紀なんて、そのために出演かも・・・。玉鉄は、昔の出来事で、心身ともに痛みを感じない人間になった・・・という設定らしいので、執行人としては非情で、鋭いガンさばきを無感情に見せています。無感情だけれど、何か無常を感じているというか・・・。難しい役どころでした。 玉鉄はハンサムすぎて、そういう俳優だと思っていたのですが、「手紙」やNHKドラマ「帽子」での演技、そしてこういった映画への出演・・・と、作品を選んでいる意欲的な俳優の一人なのかな?と見直しました。 対する西島秀俊は、表情がとても良くて(いつもいいけど。)カメラに映るひとつの表情で多くを語ってるような凄い顔が出来てて。重い罪を背負ったこの役柄をリアルに見せています。なんだか凄いです。 謎の女、つぐみ。いつも謎の女役のような・・・。今回は抑え目で、ちょっと声が小さくて台詞が聞き取りにくいところもあったのですが、でも、かなりのエキセントリックさは醸し出されていて、つぐみらしい役柄だったのでは。業を背負った哀しい女性だけれど、なんとしても復讐をとげる逞しさもありました。 とても静かなところもあって、邦画にありがちなちょっと退屈ギリギリな感じもあったのですが、この三人の対決というか思いの交差は、観るべきところがあったのかも・・・。
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ご無沙汰してました。
この映画は知らないんですが、昔『世にも奇妙な物語(フジTV)』で同じ様な話をやっていたのを思い出しました。中谷美紀主演の『仇討ちショー』。設定は同じでも、勿論話は違うんでしょうけど。つぐみさんは見てみたいですね〜。
2008/9/30(火) 午前 6:28
これ題材的には面白そうだったんですけどね
まあ昔邦画で何度もがっかりした、その時代を思い出しました
2008/10/5(日) 午前 11:35
「世にも奇妙な物語」印象に残る話がありますよねー、anemoneさん。時々観てますが、それは観てませんでした。中谷美紀主演なら、観たかったです。
映画は「仇討ち」というところよりも、3人の関係性の方重視で描かれてたみたいです。いろんな最近の凶悪な事件をみると、そういう法律を考え出して・・・というのは理解できましたが。
つぐみは、やはりエキセントリックですが、いつもより抑え目だったかも。普通の役では観たことないですね。「エクステ」も観たいです。かなり凄いらしい?
2008/10/17(金) 午後 6:38
TKRさん、そうですね、面白そう!って思って観ると、なんだかがっかり・・・という邦画は以前多かった気もします。演出の問題なのかな???これはちょっとギリギリでした。叙情的に描きすぎたのかも?玉鉄だったから、そこまで激しく描けなかったのでしょうか。。。加瀬亮主演の同じ監督の「アンテナ」は凄まじくて、もう、びっくりでしたが、力作だったと思いましたが。加瀬亮の演技もよくもそこまで・・・と思いました。そういうところが、今、映画のオファーが多いところかな?加瀬亮。
玉鉄も、緒形さんが亡くなって、かなり泣いて、いろいろこれからについて考えたみたいですね。頑張って欲しいです。もっと優しい役柄のほうがいいのかも。。。そんななかでも、一瞬の表情で見せれる西島秀俊は凄い!と思いました。
2008/10/17(金) 午後 6:44