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6人の俳優がボブ・ディランを演じたことで話題だった「アイム・ノット・ゼア」を観賞。 む、難しかったです・・・。観てからしばらくたったのですが、今、思い返すと、なかなかよくできた面白い映画だったかな〜とは思えるんですが、観てる間は理解するのがなかなか難しい映画でした。 元々、ボブ・ディランについて、そんなに詳しくないのも理解しづらい原因だったのかも。 代表曲は知ってるし、ベスト盤も聴いてるんですが、存在が大きすぎて、なかなか実態がつかめきれない人だなーと思っていました。私が知った頃は、もうおじいさんのような風貌だったし・・・。 しかし、一番新しいアルバムも全米一位を獲得してるんですよね?ボブ・ディラン。 いつまでも、変化し続け、トップであり続ける人なんですね。 歌詞がノーベル文学賞候補になるくらい深いそうですが、いくつか訳詞を読むと、心に響くところがありますよね。ただ、英語で歌われると意味がわからないので^_^;歌詞がいい歌って、日本語じゃないと聴きながら響いてこないのです。そこのところも、あまりボブ・ディランに詳しくない理由かも。(なんだかお恥ずかしく情けないですね〜。。。) でも、日本の多くのミュージシャンがボブ・ディランをリスペクトしてますね。そのミュージシャンたちを私も気に入って聴いているので、間接的にはボブ・ディランの魂は私にも伝わってきてるのかな? (田口トモロヲ監督の映画「アイデン&ティティ」には、ロックの神様としてボブ・ディランが登場してましたね。) マーティン・スコセッシ監督のローリング・ストーンズのドキュメンタリーが現在公開されていて、とても観たいのですが、2005年にスコセッシ監督はボブ・ディランのドキュメンタリーも撮っていたんですね!そちらを先に観た方が、この映画、もっとよくわかったかも。 「エデンより彼方に」「ベルベット・ゴールドマイン」のトッド・ヘインズ監督が、アメリカ音楽シーンの生ける伝説ボブ・ディランの激動の半生を映画化した音楽伝記ドラマ。ボブ・ディランのさまざまな側面をフィーチャーした6人のディランが登場、それぞれクリスチャン・ベイル、ヒース・レジャー、リチャード・ギアら6人の俳優たちが演じ分ける実験的なスタイルが話題に。同役に女優で唯一キャスティングされたケイト・ブランシェットがヴェネチア国際映画祭で女優賞を獲得するなど賞賛された。 詩人のランボーに傾倒する青年が男たちにプロテスト・ソングを止めた理由を問われ、詩人らしい言葉で応じていく。ウディ・ガスリーに憧れる黒人少年が放浪の末に一人のブルース・シンガーの家に転がり込むが…。その他、プロテスト・フォークの世界で時代の寵児となる新人シンガー、仕事の成功と裏腹に結婚生活で破綻を迎える映画スター、フォーク・ソングと決別し観客から裏切り者と罵声を浴びるロックスター、田舎で隠遁生活を送るアウトローといった様々な人格のボブ・ディランが登場し、彼の多面性と波乱に富んだ人生が多彩なスタイルで描かれていく。(allcinema ONLINEより) 難しかったので、観た後にボブ・ディランについて読んでみました。観る前に読んどけばよかったです。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%96%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%A9%E3%83%B3 特に幼少時代の放浪するウディが、ディラン自身ではなく、彼が創作した過去であり、尊敬するウディ・ガスリーの少年時代をモデルにしているというところが、観ているときはよくわからなくて。 ウディ・ガスリーは晩年入院していて、ボブ・ディランはそこにお見舞いに行っていたそうですね。そのシーンもありました。また、キリスト教に傾倒した時期やバイク事故やビリーザキッドの映画に出演していたり、楽曲にビリーについて歌っているものがあったりなど、あまり詳しくなかったので、ちゃんと知ってれば良かったと思いました。ボブ・ディランについて詳しいと、とても面白い映画だったのではないでしょうか。いろんなイメージを持っている多面性のある人なんですね。人をくったような態度もあり、簡単には掴みにくい人物かも。その複雑さが魅力なのでしょう。 でも、フォークからロックに変わった時、周囲にどんなに批判され攻撃されようとも、自分の思うところを貫き通した・・・というのは、さすがに知っていました。ディランのそこが大好きな人も多いと思います。プロテストソングも素晴らしかったのでしょうが、時代と共に、アメリカと共に、変わり続けていくボブ・ディランに魅了され続けたのですね。 ところで、トッド・ヘインズ監督の「ベルベット・ゴールドマイン」は、デビッド・ボウイがモデルでしたが、私はデビッド・ボウイが好きで、ドキュメンタリーの「ジギー・スターダスト」も映画館に観に行ったりしたので、「ベルベット・ゴールドマイン」は実はあんまり好きじゃなかったです。本物のライブシーンには俳優ではかなわないと思ったし、デビッド・ボウイの変節をあまり好意的には描いてなかったので、デビッド・ボウイ本人から楽曲の使用を断られて、T−REXの曲が多く使用されてました。 この「アイム・ノット・ゼア」はボブ・ディランが認めた映画だったそうなので、たくさんボブ・ディランの曲が使われていましたね!監督もボブ・ディランファンだと思える内容でした。(ファンじゃないとわからないところも多かったかもしれない。)本人の曲がたくさん使われてるのは、やっぱりいいですね! 俳優は、やはりケイト・ブランシェットがそっくりで、そっくりすぎ、スキがなさすぎで、ちょっと引いてしまうくらいでした^_^;写真くらべてもそっくりですよね〜。ロックを歌い始めた頃、特に中性的な風貌だったみたいなのでよく似てました。特徴は、あの独特の目付きだと思いますが、目付きさえもそっくりでびっくり!!!ベン・ウィショーも、出番は多くなかったですが、目付きが似てましたね。 歌手の映画だと、歌が巧くないとしらけてしまいますが、歌っていたマーカス・カール・フランクリンとクリスチャン・ベール、とても上手でした。クリスチャン・ベールのボブ・ディラン、良かったです。随分歌を練習したのかしら? ヒースも、シャルロット・ゲーンズブールが演じた妻との出会い、恋、結婚生活、破綻・・・のパートで、自然な感じでしたね。シャルロット、大好きなので、このパートは気に入りました。ヒースは、ボブ・ディランに似せてるわけじゃないけど、ここは普遍的な男女のお話だったのでわかりやすかったです。絵になるふたりでしたね。でも、観てて切なかったな・・・。 リチャード・ギアのビリーのところもわかりにくかったけれど、ボブ・ディランのアウトロー精神を表している部分なのかな?風貌は今のボブ・ディランに近いかも。 ジョーン・バエズ役でジュリアン・ムーアがインタビューに答えてるという形式で登場。 なんだか貫禄ありました^_^; ところで、ミシェル・ウィリアムズはどこに出てたのかな〜??? イーディ・セジウィックらしき女性がもしかして??? (ディランが認めてない映画「ファクトリー・ガール」の予告がこの映画の前についてました。
主役のイーディ・セジウィック役のシエナ・ミラーがあんまり好きな女優さんじゃないんですが、アンディ・ウォーホール役のガイ・ピアーズがそっくり!!!だったのと、ディランらしき役のヘイデン・クリステンセンがスウィートな雰囲気だったので、ちょっと観たくなりました。) |

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こんばんは。
僕も、この映画、難しかったです・・。
僕は、白人のミュージシャンが、やる音楽が、ほとんど、
NGなので・・・。余計に、難しかったです・・・。
2008/12/19(金) 午後 8:22
ma-koさん、ボブ・ディランの歌は詩がいいものが多いと思うので、歌詞カードと照らし合わせながら聴くのがいいのでしょうが、なかなかそこまではできなくて。(もっと学生の頃は、必ず歌詞カードと合わせて英語の歌は聴いてたのですが。。。)もっとその世界を知ってればよかったと思いました。
でも、6人の俳優が違うイメージのボブ・ディランを表現していたのは、面白かったです。
2008/12/21(日) 午前 2:02
ミシェルはケイト・ブランシェットのパートにでてます。イーディ役かな。ヒースのとこは切なかったですね。私もディラン詳しくないのですが、ちょっとお勉強してからのぞんだので、事故のとこやウディのとこなどは読んでおいてよかったなと思いました。トッド・ヘインズ監督本当にディランがすきなんでしょうね。難しいけどヒースも分析は不要といってたんでイメージで旅するような感覚でいいのかなって思いました。それにしても6人が演じるなんて斬新ですよね〜ケイトは似てましたね(^^)TBお返ししますね
2008/12/22(月) 午前 0:44
有名な作品以外、そんなにディランの曲って詳しくないんだけど、ケイトが大っ好き!!!なので、観た様な作品でした。クリスチャン・ベールもよかったですよね〜☆企画意図が非常に興味深くて、面白い映画でした。ディラン心酔者には、どうだったのかわかりませんが、ワタシは非常に楽しんで観れましたよ!以前、ワタシも記事にしましたが、「ファクトリー・ガール」は、まさしくワタシの”イコン”、イーディーを描いたものだったので、恐る恐る観たんですが、シエナ・ミラーが頑張っていたんで・・・意地悪に観るのはよしてあげようって思っちゃいました(・・・上から目線かしら??)ワタシにとっては、誰も、イーディーにはなりえないですから、誰がやっても気になってしまう部分が出てしまうだろうし・・・。あ!そうそう、ほんと、ヘイデンのディランは、実際のディランより断然、好き。・・・うふふ。すごくスウィートでしたよ♪ほぉ〜ってなりましたもの。
2008/12/22(月) 午前 10:32
らぐなさんの記事を読ませていただいてたのに、もうちょっとディランについて知っててみればよかったですね〜。でも、観終わってまた記事を読ませていただくと、そうかーってまた感心しました。
イメージで旅するように観ればよかったのですね。でも、ちょっと頭使わないと確かに置いてけぼりな感じもありました^_^;
でも、斬新で話題になって評価されるのはわかるような気がしました。TBありがとうございます♪
2008/12/26(金) 午後 4:52
SECBONBONさんも御覧になったんですね!
ケイト、巧過ぎてびっくりでした。いつも上手いですよね〜。
演技が上手すぎなのに、自分自身が磨り減らないのがいつも凄いと思います。アクターズ・スタジオ・インタビューで語っているのを観ましたが、シェークスピアの舞台劇などで演技をオーストラリア時代に磨いてきたようだし、どちらかというと演出家的な視点で作品を観ているからか、クールに演じているのかなーと。役柄と自分の距離があっても演じる技術が高いので演じられるんでしょうね〜。私は「シッピング・ニュース」や「耳に残るは君の歌声」などの格調高くないときのケイトが好きだったりしますが^_^;
「ファクトリー・ガール」観てみようかな?SECBONBONさんは、ニコもお好きなんですね。あの時代のイコン、ファムファタルに興味あるので、またいろいろ教えてくださいね♪
2008/12/26(金) 午後 4:54