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タランティーノの新作「イングロリアス・バスターズ」を映画館で鑑賞。 ブロガーの皆さんが公開すぐに続々と記事UPをされていて、羨ましい〜と思ってましたが、やっと何週か遅れで鑑賞できました! 思っていたよりも、真面目に作られた映画でした。第2次世界大戦のナチが描かれているということで、あまり不謹慎なことや過剰すぎることはしてなかったです。タランティーノの良心なのかな。 でも、これはあくまで「フィクション」なんですね!びっくりしました! 第2次世界大戦の頃のことだから・・・って思ってすっかり油断してました・・・。 大体、ナチ狩りした「バスターズ」という設定から、フィクションですもんね〜・・・。 さすが、タランティーノ、虚構であるところの映画を、とことん愛してる人なんですね! 「パルプ・フィクション」「キル・ビル」のクエンティン・タランティーノ監督が復讐劇をテーマに描く痛快アクション・エンタテインメント大作。第二次大戦下のフランスを舞台に、ナチスに家族を殺されたユダヤ人女性と、情け容赦ないナチ狩りで恐れられるユダヤ系アメリカ人部隊“バスターズ”が繰り広げる壮絶かつ壮大な復讐の行方を、タランティーノならではの映画愛あふれる演出でスリリングに綴る。主演はブラッド・ピット、共演にメラニー・ロラン、ダイアン・クルーガー。また、敵役のランダ大佐を演じたクリストフ・ヴァルツは、この演技でみごとカンヌ映画祭最優秀男優賞を受賞。 1944年、ナチス占領下のフランス。かつて、“ユダヤ・ハンター”の異名をとる冷血な男ハンス・ランダ大佐によって家族を皆殺しにされた少女ショシャナは、ただ一人逃げ延び、現在はパリで映画館主に身をやつしながら復讐の機会を窺っていた。同じ頃、アルド・レイン中尉率いるユダヤ系アメリカ人を中心とした連合軍の極秘部隊“イングロリアス・バスターズ(名誉なき野郎ども)”がナチスを次々と虐殺、血祭りに上げた相手の仕上げに頭皮を剥ぎ取るといった残虐な手口でドイツ軍を震え上がらせていた。そんな中、ショシャナの映画館でナチスのプロパガンダ映画「国民の誇り」のプレミア上映が決まり、ヒトラーはじめナチス高官が一同に集結することに。この千載一遇のチャンスを逃すまいと、ショシャナ、バスターズそれぞれが行動を開始するが…。(allcinema ONLINEより) ナチとの会話は、やはり観ている方も緊張感がありました。ナチスに嘘がばれたら、その後どんなに酷いことになるかというのが、いろいろな戦争についての本や映画などを通して観客側は知っているので、その酷さを想像することができます。酪農家の家での会話、地下の酒場での会話、シュトルーデルを食べている時の会話、プレミア上映会場での会話・・・タランティーノ独特のダラダラとした会話のようでいて、そこには凄い緊張感が・・・。 日本人にはわかりにくいところで、どれだけ自分が理解できたかはわからないのですが、国別の人の特徴や訛りや性格の違い、そしてたぶん顔立ちの違いなども、いろいろと描かれていて、映画の重要なポイントになっているのも面白かったです。 その中でも、特に、ドイツ語、英語、イタリア語、フランス語と自由自在に使いわけることができるナチスのハンス・ランダ大佐役のクリストファ・ヴァルツが、目立っていました。頭が良く、仕事に徹し、紳士的に見えて、残虐な面も兼ね備えていて、なんでも一枚上手な印象があるような抜け目ない人物像でした。演技力もですが、語学の才能を十二分に発揮して、彼によってこの映画の面白さが増していました。特に、プレミア会場でのイタリア語のやりとりには爆笑してしまいましたよ。(あの場面は、英語以外は全く駄目という役どころのブラピも面白かったんだけど。)山登りで骨折したことへの大爆笑も面白かったです。笑いすぎ〜♪ ブラピは、上の写真のように下あごを突き出した顔をずっとして演技していました。自分であの顔を考えて演じてたみたいですね〜。バスターズ率いるアメリカ側のリーダー役で、情け容赦ないけれど、なんだかとぼけた感じもあって、面白かったです。 バスターズの行為は、「レザボアドッグス」の耳そぎ的なところもあって、あらら〜でしたが、タランティーノらしいところでもありました。意外とそういうテンション高い残酷な場面は少なめだったような? 頭の皮を剥ぐ行為も、死体から剥いでいて、「頭の皮を剥ぐ」ってこうやるんだねーと思って観てしまいました・・・。バッドで撲殺はキツかったけど。。。戦争時の狂気はどちら側にも存在していて、戦争ってそうなんだと思いました。 「ノッキンオンヘブンズドア」は未見なのですが、主役のひとりのティル・シュヴァイガーが元ナチの将校だけれどナチを惨殺してバスターズ側になった人物で登場してます。キレやすいピリピリした感じで良かったけど、出演シーンが思ったより少ないのが残念だったかも。 プロパガンダ映画の主役にダニエル・ブリュールが出ていたんですね!観て知りました。謙虚そうに見えて実は傲慢な若い軍人役で、思ったよりも多くのシーンに登場してました。 マイク・マイヤーズもゲスト出演してましたね。そうかな?って思ったけど、いつもとは別人でした。 ああいったプロパガンダ映画、絶対に許せない!っていうタランティーノの気持ち、伝わりました。 映画を愛する彼にとって、耐え難いものなんでしょうね。 ナチに家族を殺害されて、復讐を誓う少女ショシャナ役のメラニーロラン、線が細いかなーとも思いましたが、カトリーヌ・ドヌーブを彷彿させるような美貌ですね!誇り高いけれど繊細でこわれそうな可憐な美しさでした。赤いドレス、似合ってました。デビッド・ボウイの曲に合わせて、メイキャップして戦闘体制になるところは痺れました! タランティーノは女優さんをかっこよく美しく撮る天才ですね☆ダイアン・クルーガーも、いままでいいと思ったことがなかったんですが、この女優役は凄い!良かった!面白かった!ジュリー・ドレフュス も「キルビル」に続いての出演で、美しかった。酪農家の三人姉妹も少しの出演でしたが可愛かったです。 全体に思ったよりも構成もしっかりしていて、重厚な映画だったと思います。もっとぶっ飛んだ感じの映画かと思ってちょっと期待しすぎたところはありましたが、戦争映画としてタランティーノなりの真面目な視点で作られた映画だったのかも。それでも、あくまで作り物、虚構であるところの映画にこだわった、タランティーノ印の作品でした。音楽ももちろん良かったですよ♪
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日本は島国だから実感がないけれど、ヨーロッパって色々な国と
地域の人たちが混ざり合って生活してるから、それぞれのちょっとした訛りや仕種などで出身地がわかったりするのですよね。
それを豊富な知識と鋭い洞察力で次々見破って行ったランダ大佐は見事でした。
そうですね。彼にしてはぶっ飛んでなくて重厚な作品でした。
TBさせてくださいね。
2009/12/15(火) 午後 5:28
おっ!なかなかオモシロそう。
ブラピはずっとあの顔なんですね(笑)地味にオモシロい
ナチかぁーでもタランティーノだし…いつか観るかなー
くらいに思ってましたが、何だかすごく観たくなって来た。
2009/12/15(火) 午後 8:44
タランティーノ監督は女性を崇拝しているのですね。
敵討ちをいつもさせてくれますし ^^
ナチに見破られること、すなわち死、なのですけど、それを逆手に緊張感をずっとこの映画に彼らしいやり方で持ち込んだところなどにも、才能を感じます。
昨日色々賞の発表があったのですけど、沢山ノミネートされているようです ^^
トラバさせて下さいませ。
2009/12/16(水) 午前 0:05
ブラピはあの役になり切るために打ち合わせの時などもあの顔を通し、タラちゃんを笑わせたらしいですねw
映画をプロパガンダ手段に使ったナチへのお仕置きでしょうかw
タラちゃんの映画への愛情を感じますね。TBさせてくださいね。
2009/12/16(水) 午前 5:34
わ〜い、ご覧になったですね〜^^
タラちゃんの映画大好きぶりの思いが詰まった作品でしたね〜^^
クリストファ・ヴァルツはさすがでしたね〜。私もあの笑い方につられそうだったわ(爆)
マイダーリンもいい味出してたっしょ?^^
そそ、音楽も良かったですね。デビッド・ボウイの♪歌う『キャットピープル』の曲、ここで使ったかー!とニンマリしちゃいました^^
トラバさせてくださいね♪
2009/12/16(水) 午後 9:25
かなり観たい映画だったのですが劇場で私的に他に負けてしまいました。でも是非一度は観たいと思っています。
2009/12/18(金) 午後 11:54
タランティーノのベスト、とまでは言いませんが、前作が気の抜けた映画だったので面目躍如といった風に感じました
「ワルキューレ」でどうせなら、と思ったことをやってくれたのも良かったです
2009/12/24(木) 午後 10:30
ちょっとハードルが高すぎたのかも知れませんが個人的にはイマイチでした。
まだまだタラちゃんには期待してるんですが。
酒場のシーンは最高でしたね。
TBさせてくださいね♪
2009/12/27(日) 午後 2:30
こんばんは!
あのイタリア語のシーン、私も可笑しくてケラケラ笑ってしまいましたw
こんなナチ映画は見たことない!っていうアイディアが素晴らしいと思いましたよ!
ダニエルが出ていてびっくりだったんですが、意外な彼の結末に唖然としたけど、そこがタラちゃんの違うところかなと思ったりしました。
TBさせてくださいね〜♪
2009/12/27(日) 午後 11:23
正直もっと弾けた作品かと思ってましたが、さすがに戦争が題材だったので重厚でしたね。でもラストは驚きましたが。。。
いろんな国や民族の特徴を生かした映画作りで面白かったです。クリストフ・ヴァルツは不可欠でしたね〜。
カルさん、TBありがとうございました!
2009/12/30(水) 午前 3:21
ブラピのあの表情を観た時、あれー?って思いましたが、後から思い返すと面白いです!緊迫した内容だったので、あの顔はとぼけてて良かったかも。やってることは頭の皮を剥いだりでしたが(笑)
凄い面白かったという感じではないけれど、ジワジワ面白いかも。
また観るとまた面白いかもと思いました、MIYAさん!
でも久し振りに「レザボアドッグス」や「パルプフィクション」が観たくなりました〜♪レンタル100円のうちに借りようかな?
2009/12/30(水) 午前 3:26
そうですね!いつも女性がかっこいいですよね〜♪
ナチが相手だと、物凄い緊張感でしたね。いつもダラダラした感じのトークでもヒヤヒヤしました^^;
弾けすぎてないのが、ノミネートに繋がったのでしょうか。
助演男優賞は特に楽しみですね!
TBありがとうございました、恋さん。
2009/12/30(水) 午前 3:30
そうなんですか、ずっとあの顔で(笑)
いい人ですねー、ブラピ。
映画をプロパガンダにっていうのが一番許せなかったのでしょうね。
史実は無視でしたが、ラストはスキっとしたかも。
TBありがとうございました、pu-koさん。
遅くなってすみませんm(__)m
2009/12/30(水) 午前 3:34
じゅりさん、ダーリンの演技面白かったです!
ブラピはわかってる感じですよね〜。「ベンジャミンバトン」の美しいブラピも好きだったけど、この感じもセンスいいですね〜。
クリストファ・ヴァルツのお笑い、可笑しかったです。残酷さも凄かったけど、間抜けなところもなかなか面白くて、多面的な人物像が良かったですね。オスカーに近いかも。
「キャットピープル」かっこよかった!戦闘態勢と彼女の怒りと哀しみに合ってました。音楽巧いです、さすが。
TBありがとうございました、じゅりさん。遅くなってm(__)m
2009/12/30(水) 午前 3:40
shoesさん、他は何を御覧になったのでしょう?
私もどうしようかなーと思いましたが、近所のシネコンに観たい作品が上映されることが少ないので、これは!と思って行きました。
時間が経つほど、いい映画だったかも・・・と思ってます。
タランティーノももう一回観て!と言ってたような?
2009/12/30(水) 午前 3:43
TKRさん、ブラピが記者会見で「ワルキューレ」よりいい!と言ったとか?そういうのもわかるかも。史実に縛られてたら、このスッキリ感はなかったし、映画作りはフィクションだからあくまでもフィクションというタランティーノのこだわりは、映画好きとしての愛情溢れてるのかもしれないですね。
遅くなってすみませんm(__)m
2009/12/30(水) 午前 3:46
ナチスの話というのが、弾けきれない真面目さが濃かったのかもしれないですね、marrさん。でもその真面目さが一般的には評価されたのかもしれないですね。(賞に絡むとか。。。)
酒場のシーンはまさかああなるとは!びっくりです。緊張感も一番ありましたねー。カードのゲームも面白かったです。巧い!
TBありがとうございました。遅くなってm(__)m
2009/12/30(水) 午前 3:49
ラルフさん、あのシーン、周囲はそんなに笑ってなかったのですが、私はかなりツボで、一緒に大爆笑しそうになってました(笑)ブラピもダイアン・クルーガーも面白かったです。わかってる感じ!
ダニエル、たくさん出演してましたね〜。びっくり。
彼の優等生的なイメージを逆手にとったのが面白いし、ダニエルもそれにのって出演したのが面白いですね!
TBありがとうございました!遅くなってすみませんm(__)m
2009/12/30(水) 午前 3:53
かなりよかったと思います。もっとふざけた映画かと思ってましたが。クリストフ・ヴァルツ、すごいですねぇ。英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語と自由自在。
2010/6/24(木) 午後 9:25
もっと弾けた映画かと思っていましたが、さすがオスカーノミネートされただけあって、思った以上に真面目な反戦映画になってました。
クリストフイ・ヴァルツ、オスカー受賞、良かったですね。
TBありがとうございました、もっさんさん。
2010/6/28(月) 午後 0:19