kariokaの「極楽鳥シネマ」

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伊坂幸太郎原作、中村義洋監督のコンビでの映画化「アヒルと鴨のコインロッカー」と「フィッシュ・ストーリー」を観ていたので、最新作「ゴールデン・スランバー」も観たくなって、映画館で鑑賞しました。

伊坂幸太郎の原作は読んだことがないのですが、観た二作品とも仕掛けがあって、あっと驚くような種明かし的なところがあったのですが、種明かし的なところよりも、どちらかというと、シンプルなメッセージがいいなーと思いました。「アヒルと鴨のコインロッカー」は、ちょっと深刻すぎて哀しくつらい後味でしたが、「フィッシュ・ストーリー」は、『正義』というテーマが、そんな馬鹿な!という展開なんだけれどダイレクトに伝わってきて、いい映画だったなーと感じました。

この「ゴールデン・スランバー」は、思った以上に重い映画で驚いたけれど、『信頼』というテーマにラストは涙してしまって・・・。この映画で泣いてしまうとは最初思わなかった。。。斉藤和義のエンディングソング「幸福な朝食 退屈な夕食」のかっこよさとともに、涙が出てしまいました。

『信頼』で繋がっていた昔からの仲間を、本当に困っている状況の時に、私は信頼して助けてあげることができるんだろうか・・・と自分自身のことも思い、そうありたいなーと考えずにはいられないような、心に響く映画でした。

シンプルなんだけれど、生きていく上での大事なことが語られているなと感心しました。

最近観た「BOY A」というイギリス映画でも語られてることだったのですが、画一的な報道への疑問や、自分自身で本当の悪を見極める力とか、自分が築き上げてきた信頼関係の大切さとか、いろんなことに翻弄されない強さを持つ人でありたいと思わされました。

圧倒的なリーダビリティと鮮やかすぎる伏線回収で、2008年の“本屋大賞”や“山本周五郎賞”を受賞するなど各方面から絶賛された伊坂幸太郎の傑作ミステリーを映画化。仙台を舞台に、ある日突然、見えない巨大な力によって首相暗殺の濡れ衣を着せられ追いつめられていく一人の男が、かつての仲間たちをはじめ彼の無実を信じる人々の支えだけを頼りに、懸命の逃亡を繰り広げる姿をスリリングかつ感動的に描き出す。主演は「南極料理人」の堺雅人、共演に「チーム・バチスタの栄光」の竹内結子。監督は、これまでにも「アヒルと鴨のコインロッカー」や「フィッシュストーリー」など伊坂幸太郎作品の映画化で実績を残してきた中村義洋。

仙台に暮らすごく平凡な30歳の独身男、青柳雅春。金田首相が凱旋パレードを行うその日、大学時代の同級生・森田に呼び出された彼は、“お前、オズワルドにされるぞ。とにかく逃げろ”と謎の警告を受ける。その直後、背後のパレード会場で爆発音がしたかと思うと、なぜか2人の前に警官が現われ、躊躇なく拳銃を向ける。訳もわからぬまま反射的に逃げ出した青柳は、やがて自分が身に覚えのない証拠によって首相暗殺の犯人に周到に仕立てられていくことを大量のマスコミ報道で知る。青柳の元恋人で大学時代のサークル仲間でもある樋口晴子は、事件の報道に驚き、かつての仲間たちに連絡を取ろうとするのだが…。(allcinema ONLINEより)

キャストもみんな嵌り役で、とても良かったです。吉岡秀隆は、登場から荒んだ雰囲気があって、さすがの存在感。堺雅人も、すぐ人を信用してしまうことで、裏切られたり助けられたり、それでも信頼するということを大事にしている善い人の役がぴったりでした。

竹内結子も、本当に男前?な感じで、ああいった状況でああいう行動ができる人だというところが凄い。
かっこよかったです。地で演じればいいと監督に言われたそうですよ♪子どもも面白かったです。

香川照之は、悪役でしたが、いつもながら作りこんでて嫌ーな感じが上手かったです。
部下の永島敏行が、凄く怖かった!こういう役、初挑戦でしょうが、一番印象に残ったかも。

濱田岳演じる通り魔の少年の人物像が、かなり難しくて、彼だから演じられたんだろうなーと思いました。ちょっと彼独特の愛嬌が不思議な感じになってましたが、原作だとどういう子なのかな?一番ありえないような人物だけれど、濱田くんだとありだったかも。

宅配業者の先輩役渋川清彦 の「ロックだね〜」という台詞も良かったです。「フィッシュ・ストーリー」でもバンドのドラマー役で、彼はロックでしたね☆

伊藤四郎演じたお父さん、マスコミのインタビューでの受け答えが最高でした。くだらない画一的な質問を心もなく発するマスコミへの痛烈な批判です。世間体なんかどうでもいい、自分の子どもへの確かな信頼と愛情を見せて、泣けますよ。「痴漢は死ね」もその通り。卑怯者は許さない姿勢はかっこいい。

正義と信頼。単純かもしれないけれど、とっても大事だと思いました!!!

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あ、一番だ☆
この映画、とっても思しろくて、もう一回見たいって思うくらいです(^v^)
私も原作は読んだことなんですけど、原作を読んでいても十分映画も素晴らしいそうですよ。
ある意味ファンタジーですけど、最後にはカタルシスが得られてスッキリしました。
TBくださいませ〜(*^_^*)

2010/2/16(火) 午前 7:34 xiumei

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登場人物一人一人が、みんないい味だしていて、キャストよかったですね。
原作には濱田君の役ってないのでは?、彼の為に作った役って、どこかで読んだような・・・、私も原作読んでないのでわかりませんが。
「アヒルと鴨のコインロッカー」と「フィッシュ・ストーリー」どちらもよかった。
特に「フィッシュ・ストーリー」は、久々に面白い映画でしたね。
とてもうまい作りで、ラスト「あ〜そうか」なんて思えてよかったわあ。

2010/2/16(火) 午後 0:14 banimi

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青春映画でしたね。これ、好きです。やっぱり伊坂幸太郎の映画は面白いね。

2010/2/16(火) 午後 0:22 mossan

コレ観たいんですよね〜。面白そうですね♪

斉藤和義って言うだけでちょっと惹かれてます☆

2010/2/16(火) 午後 0:29 さかなごっこ

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今日観てきました。
昔の友達の顔が浮かんできました。
幸福な朝食 退屈な夕食、
これってキース・リチャーズのこと歌ってますよね。

2010/2/16(火) 午後 10:46 オイラ

xiumeiさん、面白かったですね!
面白いだけじゃなくて、思った以上に重い話で驚きましたが、フィクションである強みというか、魅力を存分に発揮していて良かったです。作り物だからこその「信頼」や「正義」に存在してほしい!と気持ちに応えてもらえて嬉しかったです。
TBありがとうございました♪

2010/2/20(土) 午後 2:36 かりおか

banimiさん、キャスト嵌ってましたね〜。
どの役も個性が立ってて、面白かったです!
濱田くんの役って原作にないんですか?一番難しい役柄だなーと思いましたが、「アヒルと鴨のコインロッカー」と「フィッシュ・ストーリー」にも出演してる濱田くんだからこその役なのかなと思いました。彼、自然で、彼が出てる映画やドラマって面白くなりますね♪
じゃあ原作も読んでみたくなってしまいました!「本屋大賞」受賞してるんですよね?
私も「フィッシュ・ストーリー」大好きでした☆フィクションの魅力いっぱいで、ストレートなメッセージに泣けてしまいました。

2010/2/20(土) 午後 2:41 かりおか

もっさんさん、面白かったですね!
伊坂幸太郎原作の映画は、まだ中村監督のしか観てないんですが、「重力ピエロ」や「ラッシュライフ」も近々観たいです♪
中村監督の他の映画も面白そうですね。「ジャージの二人」は絶対観たかったんですよねー。レンタルしたいのがまた増えました!

2010/2/20(土) 午後 2:43 かりおか

さかなごっこさん、伊坂幸太郎って、斉藤和義の歌を聴いて、小説家一本でいこうって決意したらしいですよ。この映画の音楽全体を斉藤和義が担当してます。
「フィッシュ・ストーリー」のパンクバンド逆鱗の曲も斉藤和義作でメチャメチャいい歌です☆きっとさかなごっこさんなら好きになると思います!
「ゴールデン・スランバー」はビートルズの曲、「アヒルと鴨のコインロッカー」はボブ・ディランの曲が効果的に使われていて、音楽好きなさかなごっこさん、気に入るんじゃないかなーと思いました。

2010/2/20(土) 午後 2:46 かりおか

blackjack3639さん、私も大学時代の仲間のことを思いながら観てました。ちょうど友人のことで集まることがあったばかりだったので、自分と重ね合わせて観てしまいました。竹内結子、かっこよかったです。信頼してる人のために、みんな信じて力を貸して、フィクションだけれど素直に感動してしまいました。。。
「今歩いてるこの道がいつか懐かしくなればいい」という歌詞などがこの映画にぴったりで、歌でも感動してしまいましたが、ホント、途中キースのこと、歌ってますね!この歌、シングルで発売されていたんですね〜。斉藤和義の歌、いいですね〜(^_^)

2010/2/20(土) 午後 2:52 かりおか

人を信じること。
それがこんなに素晴らしいことなんだ、と、作品を観てずっと感じていました。というか、身体と心が反応してしまったかのような。
伊坂作品の奇抜な発想、でも辿り着くのはいつも心の美しさと優しさ。。この映画も大好きです。
トラバさせて下さいませ。

2010/2/20(土) 午後 11:29 恋

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伊坂作品はそこそこ読んでいるのですが,現実からちょっと乖離した雰囲気にどうも馴染めないでいます。この原作は未読ですが。ただ現状に凄く危機感を持っている作家なんだろうなーと思います。
わたしはこれ堺雅人さん目当てで観に行ったのですが堺雅人さんはフツーでしたね。逆に脇役の方たちの方が光っていたような。特に濱田岳のあの不思議な雰囲気には参りました。あり得ない設定なのに説得力があったのは役者の力だと思います。

【アヒルと鴨のコインロッカー】【フィッシュストーリー】ともに未観&未読です。図書館で予約しようかなぁ。

わたしもTBさせてください♪

2010/2/21(日) 午後 11:46 [ wxrfd775 ]

主人公青柳の人間性も、知っている人たちには信頼できるものだったんでしょうね〜。こういった信頼を築けることって、人生において凄いことなんだなーって思いました。そういうことを大事にしたいですよね・・・。
ありえないだろうーって思っても、そういうことがあってほしい!って思えてしまう優しい力が伊坂作品にはあるのでしょうか。
他の作品も観たくなりました。
TBありがとうございました、恋さん。

2010/2/23(火) 午前 1:41 かりおか

現実に近そうで、作りこんでいるような、乖離したところがありますね。村上春樹作品をもっと現実的にした感じ?と思ってましたが、村上春樹ほど違う世界にいってないのかなとも。もっとわかりやすく現状への危機感を描いているんでしょうか。まだ伊坂幸太郎作品を読んでないので、この「ゴールデン・スランバー」は読んでみたくなりました。
堺雅人さんの特集の「ダ・ヴィンチ」が図書館にあったので読みましたが、この映画の役は受けの演技だったそうです。青柳を通して、周囲の人々がどんな人かを見せるということを考えて演じたそうです。
「ジャージの二人」は鮎川さんを生かして、「ジェネラル・ルージュ」は攻めの演技で、と。演技する上での熱が強い方みたいです。
「クヒオ大佐」は苦労したみたいですよ。三作とも未見ですが、観たくなりました。(自分が有名人だと気づいてない有名人とも言われてました〜。)
「アヒルと鴨のコインロッカー」は初めての伊坂作品だったので戸惑いましたが、「フィッシュストーリー」は日本のロックが好きなので、大好きになった映画です。
wxrfd775さん、TBありがとうございました。

2010/2/23(火) 午前 1:51 かりおか

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