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昨年一番観たかったのに、映画館で観損ねた「空気人形」をDVDでやっと鑑賞しました。 主演のペ・ドゥナが大好きなので、楽しみにしてました。 是枝監督は「子猫をお願い」を観て出演を依頼したそうですが、私も「子猫をお願い」は大好きな映画です。それからペ・ドゥナの作品は映画もドラマも観るようにしてました。 日本映画は女子高生バンドのボーカルを演じた「リンダリンダリンダ」に続いての出演。 ペ・ドゥナって耳がいいみたいで、日本語の発音も日本語の歌も上手なんですよね〜。 今回も期待してました。 「誰も知らない」「歩いても 歩いても」の是枝裕和監督が、「リンダ リンダ リンダ」のペ・ドゥナを主演に迎えて贈る官能と感動のヒューマン・ラブ・ファンタジー。業田良家の短編コミックを基に、ひょんなことから心を持ってしまった“空気人形”が様々な出会いを通して味わう感情の移ろいと、対照的に浮き彫りとなる現代人の孤独と空虚感を、ユーモアと赤裸々なエロティシズムを織り交ぜつつ、切なくも繊細に描き出してゆく。 川沿いの古びたアパート。ファミレスで働く冴えない中年男、秀雄が優しく語りかけている相手は、空気人形のラブドール。ある朝、その空気人形が心を持ってしまう。秀雄が仕事に出かけると、メイド服を着て外へ飛び出す空気人形。見るもの全てが美しく、驚きにあふれていた。やがてレンタルビデオ店に辿り着き、店員の純一とめぐり会う。ひと目で恋に落ちた空気人形。以来、その店でアルバイトをするようになり、純一や店長から様々なことを学び吸収していく空気人形だったが…。(allcinema ONLINEより) ペ・ドゥナ、凄い!可愛い!これは、いままでで一番可愛いペ・ドゥナですね☆ スタイル抜群。いままで、コメディ演技が多かったので、あまりその美しいスタイルを感じたことはなかったのですが、今回は人形としてヌードにもなっていて、凄く綺麗でした。(必要以上にヌードシーンがあったような気もしますが。)さすが、女優!「復讐者に憐れみを」では痛々しいヌードだったけれど、これは美しいです。ここまで美しく演じられる女優さんが日本にはいなかったのですね〜。 空気が抜けてしまって、お腹から好きな男性の息が吹き込まれていく時の高揚した表情のエロティックさも可愛かったです! 人形が心を持ってしまって、美しいものや素敵なものに初めて触れて心踊る様子は可愛かったし、切ない思い、寂しい思いも、心があるからこそ・・・というのも伝わってきて、素晴らしかった。 心を持ってしまった人形と対象的に、この都会に暮らす人々は、自分が傷つかないように苦しまないように、あえて心をなくして隠していて、からっぽな存在として暮らしているというのが、切なかったです。 是枝監督の「誰も知らない」に通じるような淋しさがありました。 でも、救いは、心を持ってしまったのぞみが、辛い気持ちになり醜いものを見て・・・というそれだけではなく、この世に存在する美しいものを感じる気持ちや恋するときめきを持つことができた、喜びも感じることができたということ。 おじいさんに教わった「生命は」という詩のように、互いの欠如を満たすような存在となることが、微かではあるけれど、のぞみにできたということ。。。「産んでくれてありがとう」というのぞみの言葉。。。 心があったからこその繋がり、生きるということの一瞬の煌きもあって・・・。観ていて、とても切ない気持ちにもなり、人間の姿はかなり思った以上に生々しく醜くも描かれているけれど、観終わった後に深いあったかいものが心にずっと残っていくような映画でもありました。 リー・ビンビンのカメラは、儚く浮遊するような美しい映像で、とても良かったです。
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都会の隅でつつましく生活している孤独な人たちの物語をメルヘンたっちで描いていました。
2010/4/20(火) 午後 11:01
映画館鑑賞を逃した私も、奇遇にも先週自宅鑑賞しました。
女優さんの透き通るような美しい裸体に見惚れてしまいました。
が、切なくなる場面も多々ありました。
2010/4/23(金) 午後 0:33 [ 0 ]
リー・ビンビンの映像、本当に素晴らしかったですね〜
かりおかさんの感想が知りたかったです♪
私も劇場で見逃したのですけど、DVDでもこんなに感動しちゃうとは。。トラバさせて下さいませ。
2010/4/28(水) 午後 10:14
観終わった後に、都会で暮らす人々の描写が心から離れなくなりました。人々のちょっとした心の動きが良いものであり癒されるものであるといいと思いました。
TBありがとうございます、もっさんさん。
2010/5/3(月) 午後 10:22
senriさん、主演のペ・ドゥナが大好きなので、この映画は絶対観よう!と思っていました。彼女は有名な舞台女優のお嬢さんで、演技者としてはサラブレッドなんですね。
本当のプロの女優さんなんだと思います。
そこを越えた可愛らしい透明感も素晴らしかったですね。
2010/5/3(月) 午後 10:26
とても美しい映像だなーと思って観ていたら、リー・ビンビンだったんですね〜。この物語にぴったり合っていました。
思った以上に生々しくて驚きましたが、見終わって、孤独な人々のことが切なく思い出されるような印象深さでした。
所有者を何故好きにならなかったのか、とも思いましたが、心を持って、代用品なのは嫌だったんですねぇー。。。
さすが是枝監督でした・・・。TBありがとうございます、恋さん。
2010/5/3(月) 午後 10:35
観たいー!と言いつつ、まだ観てない!!!観なきゃ!!
ペ・ドゥナかわいいーー。
ちょっと前に観た「歩いても歩いても」がすごく良かったので、この監督さん気になります。
あぁー観たい。
2010/5/23(日) 午前 7:47
ああそうそう、映像も凄くキレイでしたね。
作品中に漂う「空気」も映し出されているように感じました。
一週間レンタルになったし、そろそろもう一度観てみようと思います。
TBさせてください。
2010/5/28(金) 午前 1:09
MIYAさん、遅くなりましたm(__)m
是枝監督作品、気になりますよねー。
観てないのですが「ワンダフルライフ」も気になってます。
「幻の光」「誰も知らない」「花よりもなほ」は観ました。
「歩いても歩いても」評判いいですね。家族の話なので、うちはもうそういう家族(嫁姑とか)ではないので観るのを躊躇してました。自分が観て、そこから感じることがなんだか怖いような気がしますが、考えすぎかも。。。
2010/6/29(火) 午後 9:35
なかうさん、TBありがとうございました。
観た直後はリアルさを強く感じましたが、ファンタジーの部分や映像の美しさが、ずっと心に残っていくように思えました。
「産んでくれてありがとう」というのぞみの言葉からの余韻が残ってます。切ない結末でしたが、それでも何か微かにですがあたたかいものもあって、観れてよかったです。
2010/6/29(火) 午後 9:49