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「モーターサイクル・ダイアリーズ」のDVDを購入した時についてきた、このメイキング映画である「トラベリング・ウィズ・ゲバラ」を鑑賞。ずっと観たいと思っていたのに、またまた購入すると安心してしまい、棚に置いたままになってました^_^;もうすぐ「チェ」が公開されるのと、「ブラインドネス」での極悪ガエルがちょっとショックだったので(ヘタレなファンですみません。。。)棚から下ろして鑑賞しました。爽やかだった☆ 革命運動に身を投じる前の若きゲバラと親友アルベルトの南米大陸を巡る旅を描いた「モーターサイクル・ダイアリーズ」の撮影風景を記録したメイキング・ドキュメンタリー。 「モーターサイクル・ダイアリーズ」の原作者で82歳になってもなお健在であるゲバラの親友アルベルト・グラナード。彼はその作品の製作にあたり、人生の転機となった52年前のゲバラとの旅路を、撮影クルーに同行しながら再び6ヶ月に渡り辿っていった。そして過酷な本編の撮影を間近で見守りつつ、出演者やスタッフへ的確に助言し、また、蘇ってきた当時の思い出や知られざるゲバラの素顔を語っていく…。(allcinema ONLINEより) アルベルト・グラナード本人が、52年前と同じ道程で撮影されていく「モーターサイクル・ダイアリーズ」の撮影隊とともに、当時の様子を語ったり、アドバイスしながら旅していくドキュメンタリーなのですが、映画のキャラクターどおりに、年を重ねても、フランクで明るいいい人なので、監督やガエルやアルベルト役のロドリゴ・デ・ラ・セルナを始めスタッフ全員に信頼され、愛されている様子がよくわかり、とても微笑ましかったです。上の写真のアルベルトと主演の二人のスリーショット、いい感じですよね〜。二人とも、アルベルトを尊敬していて大好きな様子でした。敬語を使ったロドリゴに「敬語を使わないで。」って言ったアルベルト。ガエルに「ゲバラの真似をするんじゃなくて、自分らしく演じればいいんじゃないかな?」と助言するなど、本当に気さくで優しい人でした♪ 「不可能を夢見る癖がある。」「自分が夢見た以上のことが実現できた。」「人生よありがとう。多くのものをくれた人生よ。」と語るアルベルトは本当に素敵な人でした。 ゲバラとの友情を大切にし、よびよせられたキューバに国立の医大を作り、医学の道で貢献し続けた彼も南米で多くの人に尊敬され愛され続けています。 「モーターサイクル・ダイアリーズ」は、本当に実際の旅の出来事を忠実に作ってあったようで、アルベルト自身がこんなに再現できるなんて!と感激するほどでした。ウォーター・サレス監督(なかなかの好青年なんですね〜。)が、ゲバラの著書を読んで感激したそうで、エルネストという青年がチェになる片鱗を見せている部分も含め、忠実に映画化したそうです。綺麗にまとまってるなーと最初観た時は思ったけれど、この「モーターサイクル・ダイアリーズ」は、エルネストとアルベルトという大きな夢と理想を抱き、実現していく力を持った素晴らしい若者たちの純粋な心を描いていたので、そう感じたんだろうと、このドキュメンタリーを見て思いました。 全編に渡って、様々な歌が流れているのですが、その歌のほとんどがゲバラを讃え尊敬して作られた歌で、彼がどれほど南米の人々に愛されているのかをそこでも知ることができました。 お世話になった博士のうちで、食事の世話などをしてくれた女性のインタビューなどもあり、アルベルトは陽気でふざけてばかりだったけれど、エルネストは真面目だった、理想を追い求めすぎて食事も満足にできない生活をしていた時期もあって、手紙を貰っていたが、心配だった・・・と語っています。自分の幸せよりも、人民の幸せを考え、質素な暮らしを続けたゲバラ。何よりも、差別される人々、貧困にあえぐ人々の幸せを願ったゲバラ。どこかの国の政治屋さんに見てもらいたいドキュメンタリーでした。 ガエルのインタビューもありましたが、彼は共産主義の両親のもとで育っていて、ゲバラからの影響ははかりしれないほど大きいと語っています。彼の映画出演作品を選ぶスタンスは、自分が南米の人間だということをとても意識したところにあると思っていましたが、彼の信念は小さい頃から周囲の環境によっても作られてきたものだったんでしょうね。 最後にゲバラの有名な演説が、ゲバラ本人の声で入っています。
チェ・ゲバラを私が知ったのは、NHKのドキュメンタリーで観たのが最初でしたが、それを観た時にすっかり魅了されてしまうような魅力ある人物でした。革命家として、違う立場からは批判もあるのでしょうが、理想を諦めなかったチェ・ゲバラについて、もっと知りたくなりました。 |

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