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レスリー・チャン主演で、まだ観ていなかった「ダブル・タップ」を鑑賞。 4月1日で6周忌になったのですが、遺作「カルマ」とともに、観れないでいた映画でした。 レスリーがサイコキラーの役柄ということでしたが、やはりレスリー・チャンの演技は素晴らしかった。 たくさん人殺しをする役なのに、レスリーが演じると、この犯人の孤独が鮮明に浮かび上がってきて、とても可哀想になってしまいました。警察に追い詰められればられるほど、警察の方が憎らしくなってしまって。。。この役柄に没頭したであろう役作りを見るのも、更に切ない気持ちになってしまいました。事件をおこすまでの人物像が、内向的で銃に没頭するということで、ほとんど無表情で、いつもの人懐こいレスリーの姿を知っていると、そういう役柄を演じること自体がかわいそうなくらいに思えてしまうのですが、その後の自分を抑えられなくなって苦しみもがく姿、殺人を重ねるごとに狂っていく姿、さすがのレスリー・チャンでした。「他の俳優とは違った演技のアプローチをしたい。」と、演技プランも練り、いつも完璧を求めていました。 映画終了後に、インタビューがついてましたが、これからは監督をやっていきたい。でも、表(役者)でのオファーがとても多いんだ、2,3作興味がある作品もある・・・と語っていたレスリーに、哀しい気持ちになりました。映画監督として、恵まれた環境で一本でも撮れていたら、こだわることなく演じる俳優のレスリーもまた観れたのかな、と思ってしまって。。。魅力的すぎる俳優レスリー・チャンだから、俳優としての周囲の期待も大きかったんですよね。 アイドル出身でいまやアジアを代表する国際的スター、レスリー・チャンが初のサイコキラー役に挑戦するサスペンス・アクション。卓越した射撃テクニックを有する快楽殺人者と、それを追うひとりの刑事との息詰まる対決を、リアルなガン・アクションにこだわって描く。共演は「風雲 ストームライダーズ」のアレックス・フォン。 かつて香港一の射撃の選手だったリック。一度は競技の世界から退いていたが、ふとしたきっかけから再び競技会に出場することに。大会当日、順調に勝ち進んだリックは決勝で、香港警察No.1の腕を持つ特捜刑事ミウと対戦する。が、そこに株の取引に失敗し自棄を起こしたミウの同僚刑事が現れ銃を乱射し始める。ミウが同僚を撃つことに躊躇している時、リックの銃弾がその男の頭を打ち抜いた……。3年後、ホテルの一室で刑事たちの射殺事件が発生する。弾痕から、犯人が“ダブル・タップ”と呼ばれる神業に近い技術を持つことが判明、リックの名が容疑者として浮上する。(allcinema ONLINEより) 映画としても、思った以上に面白かったです。銃の扱いをかなり特訓して、俳優に扱わせ、リアルでスピーディーな銃撃戦になっているし、犯人の行動がどういうふうになっていくのかということにもドキドキさせられました。映画が停滞するところがなかったです。 また、ライバル役のアレックス・フォンが、人間味ある刑事で面白かった。トニー・レオンをもっとワイルドにしたような演技派?かな?奥さんに傷ついた自分を慰めてもらうシーンがとっても良かったです。彼も完璧な人間ではなく、弱いところや動揺してしまうところを見せて、物語に深みが出ていたように思えます。 「色情男女」「ダブル・タップ」「カルマ」と、このロー・チーリョン監督作品を、レスリーは気に入って、どんどん難しい役柄になっていくのですが、出演し続けてあげたのでしょうね。インタビューでこの監督を誉めてました。ただ、俳優にとっては追い詰められた現場で、監督はそのあたりの配慮がないとも言ってて、レスリーらしい毒舌もありました^_^;自分が監督なら、俳優に気持ちよく演じてもらえる現場になるとも語ってます。。。
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