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霞み目が酷くてパソコンの画面を長く観れませんでした。。。 その原因なんですが、池袋西武で開催されている「萩尾望都原画展」に行ってきたから。 娘がいつの間にか私よりも萩尾望都の漫画を読んでいて、大ファンになっていまして、行きたい!というので、つきあって初日に行って来ました。 漫画の原画展なんて、観に行って面白いのかなー?と思っていたのですが・・・ これが、素晴らしかった! 描いている線はとても細くて繊細。細かい模様や木々の葉や花々も細かく描かれて、少年少女たちの巻き毛の細かさや衣裳の美しさといったら驚きでした! 色彩もとても儚く美しく塗られていて・・・本物を近くで観て本当にその繊細さに驚きました! 萩尾望都さんの漫画は、とても文学的だったり哲学的だったりするストーリーなので、そちらに感心することが多かったのですが、絵も本当に巧い!!!手書きで職人技のように細密に描かれているので、接近してじーーーーっと観続けたら・・・・夜、目が霞んでよく見えなくなってしまいました(笑) 本当なんですよ! コンタクトということもあるかもですが、目が痛くなってしまって。 (おりしも、コンタクトレンズの洗浄がテキトーだと、目が失明してしまうかも!ってニュースになってましたね。私もテキトーな人間なので、焦りました!主人が何回もこのニュースのことを私に言いにきました。。。テキトーなのを知ってるから。。。) でも、目が痛くなるまで観続けてしまうほど、素晴らしい展覧会でしたよ♪行って良かった。 代表作『ポーの一族』『トーマの心臓』などをはじめとする数々の作品群は今もなお、幅広い世代の読者を魅了し続け、漫画界に金字塔を打ち立てました。また、その深遠な人生観と壮大な世界観、緻密な人間描写や深層心理描写の妙味から数々の作品が、舞台、映画、ドラマなどの多様なジャンルで取上げられています。 本展では、260点を超える繊細で美しい原画や原稿をはじめ参考資料などを一堂に展覧し、漫画家 萩尾望都の40年にわたるアートワークをひも解きます。 【会 期】 2009年12月16日(水)〜23日(水・祝) 【会 場】 西武池袋本店 別館2階 西武ギャラリー 【開場時間】 10:00〜20:00(ご入場は閉場の30分前まで) 【入 場 料】 一般/700円、大学・高校生/500円、中学生以下は無料 【お問合せ】 03-3981-0111(代表) *===*== 展示内容 ==*===* ◆デビューから最新作ブース 200作品を越える発表作品の履歴や抜粋した原画、原稿等を展示します。 ◆代表作ブース 「ポーの一族」「トーマの心臓」「メッシュ」等の 原画、原稿、資料等を展示します。 ◆近作ブース 「残酷な神が支配する」「レオくん」や 現在執筆中の「スフィンクス」の未発表イラストを公開します。 ◆舞台ブース 舞台化された作品の衣裳や映像、資料等を展示します。(劇団 Studio Life「トーマの心臓」他) ◆特別展示 人形作家・恋月姫が「半神」へのオマージュを捧げたビスクドールを展示します。 ◆限定ショップ 会場限定版画、萩尾先生描き下ろしイラストによる限定グッズ、 著作本等を大集積します。 (展覧会公式ページより) 年齢は30代、40代の女性がやはり多かったです。初日で平日だから空いてそうーと思っていったのに、混んでました。萩尾望都ファン、お待ちかねの念願の原画展だったんですね〜。 私は、「ポーの一族」を昔読んでましたが、時系列があちこち飛ぶので、「ポーの一族」を読んでいると頭が混乱してました^^; 好きだったんだけれど、その頃はちょっと難しい漫画という印象でした。不死の吸血鬼の話で、血が手に入らないとバラの花の露を飲んで・・・魅惑的なお話で、やはりこの展覧会でも一番人気で、「ポーの一族」の前が、一番混んでました。 エドガー、メリーベル初登場の生原稿が展示されていて、感激でした。 「半神」の生原稿も全部展示されてて。。。短編なので、また読んでしまいました。 野田秀樹の夢の遊民社が、萩尾先生と共同で脚本を作って、お芝居にしてましたね〜。 女の子のシャム双生児のお話で、深津絵里さんと加藤貴子さんがその双生児を演じてました。観たかったです。。。今回、恋月姫という人気人形作家さんがその結合双生児のお人形を作っていて、その展示も美しくて良かったです。 他に、「トーマの心臓」「11人いる!」「イグアナの娘」「レイ・ブラッドベリ短篇集」なども読んでいたので、生で観れて嬉しかったです。ジャン・コクトー原作の「恐るべき子どもたち」も印象的でしたが、この展覧会にはなかったです。 一番私が感激したのが、娘が読め読めとうるさくて、えーーと言いながら読み始めたら、10巻あるのにイッキ読みしてしまった「残酷な神は支配する」の生原稿を観た時。ちょっと泣きそうでした(T_T) 義父に性的虐待を受けた少年の絶望と救済と再生の物語なのですが、当時読んだときの胸がいっぱいになってしまった気持ちが蘇って、感動してしまいました。。。 哲学的な作品「百億の昼と千億の夜」を中学生くらい?で読んで、難解すぎてさっぱりわからなくて、萩尾望都作品をその後読まなくなっていましたが、今読めば面白いでしょうか?まだわからないかな(笑)「人類」「宗教」「人間」「歴史」などの壮大なテーマを描いているそうです。 「メッシュ」「A−A’」「銀の三角」「バルバラ異界」「エッグ・スタンド」「ここではないどこかシリーズ★山へ行く、スフィンクス・・・」などの原画展に飾られていたこれらの漫画も、実はうちにあるそうです!知らないうちに娘が買って読んでました〜。飾られていたカラーのイラストはどれもとても美しかったので、あるなら読もうかしら?でも、また目が痛くなるかな〜。。。 「銀の三角」のカラーイラストが特に美しかったですよ♪ うちにはなかった、日本が舞台の「海のアリア」、バレエの世界を描いた「フラワーフェスティバル」などの作品を娘は購入してました。 他に、男しかいない未来の地球、女性は神格化された「マザ」ひとりだけで、その「マザ」が殺され、その中世風な街が人工都市で、その外側に人工都市を支配する別の文明社会が実はある・・・という内容の「マージナル」も面白そうでした。 とにかく、美しいものや人を描くことが萩尾望都さんは大好きで、薔薇のリース、ヨーロッパのお土産の天使の人形、仮面、ビーズのアクセサリー、中東の細工が美しい楽器のミニチュア、エッグスタンド、食器など、周囲に美しいものを置いて、それを漫画のイメージに繊細に取り入れて描いていてらっしゃるようです。それらも一緒に展示されていました。 これだけ綺麗な原画やイラストだと、とても見応えあって、なんて素晴らしい芸術作品!と感動。 12月23日まで開催です。ファンの方は必見なのではないでしょうか。 私は「萩尾望都原画展カタログ」と、恋月姫の「人形月」という人形の写真集と、絵葉書8種をおみやげに買いました♪ 他にも恋月姫さんの作品じゃないですが、「ポーの一族」のエドガーとアラン、「トーマの心臓」人形もありました。
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2009年12月18日
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