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イーストウッドの「グラン・トリノ」が良かったので、「チェンジリング」もDVD鑑賞。 子どもがいなくなってしまうという内容があまり観たくなくて、昨年はレンタルしませんでしたが、観てよかった!辛い内容だけれど、この映画で闘う母の姿を観て、勇気をもらえたような気もしました。 私も自分の子どもがどこかに行ってしまうような不安が子どもが小学生くらいの頃に多少あって、帰りが遅かったり、どこに行ったかわからなくなると心配でした。だから、もしこんな状況になってしまったら・・・と、考えるだけで怖ろしい。 更に、警察の捜査ミスを隠蔽するための、被害者である彼女への酷い仕打ちには、はらわた煮えくり返るほどの怒りでいっぱいになりました。訴えても訴えても通じない人々というのがいるというのが信じられないけれど、現実にはたくさんこういうことはあるのでしょうねー。イーストウッドのそういった理不尽さに対する怒りって、相当なものなのだなと思いました。 これが、実際にあった事件だということにとても驚きました。 そして、彼女が警察によって、精神病患者扱いされ、観ている側の怒りも頂点に!!! でも、同じような境遇に理不尽ながら陥った女性に「言うべき時は言うべきことを言う!」「守るものはもうないから怖れるものはない!」「自分のケリは自分でつける」など、「グラン・トリノ」でも一貫してあったイーストウッド的生きる美学がここにもあって、酷い話なんだけれど、闘う彼女たちはかっこよかったです。 この役、アンジェリーナ・ジョリーは適役でしたね〜。母性あり、闘う力もあり・・・。 彼女の映画は、実は「17歳のカルテ」しか観てなかったけれど、やはり内側から出てくる演じるエネルギーが相当強烈なんだなーと感心しました。心の底から演じてる感じがしました。抑えた演技だったけれど、それがまたこの母親の苦しみと哀しみが際立ったような。。。 「チェンジリング」辛い話ですけれど、ただただ救われない話にはしないで、ほんの少しの光があったことに、イーストウッドの優しさと大きさが表れていたと思いました。 クリント・イーストウッド監督がアンジェリーナ・ジョリーを主演に迎えた感動のミステリー・ドラマ。1920年代のロサンゼルスで実際に起きた事件を映画化。5ヶ月の失踪ののち保護され帰ってきた幼い息子が別人だったことから、本物の我が子を取り戻すため、捜査ミスを犯した警察の非道な圧力に屈することなく真実を追及していくシングルマザーの長きに渡る孤独な闘いを綴る。 1928年、ロサンゼルス。シングルマザーのクリスティン・コリンズは、9歳の息子ウォルターを女手一つで育てる傍ら電話会社に勤め、せわしない日々を送っていた。そんな彼女はある日、休暇を返上してウォルターをひとり家に残したまま出勤する羽目に。やがて夕方、彼女が急いで帰宅すると、ウォルターは忽然と姿を消していた。警察に通報し、翌日から捜査が始まる一方、自らも懸命に息子の消息を探るクリスティン。しかし、有力な手掛かりが何一つ掴めず、非情で虚しい時間がただ過ぎていくばかり。それから5ヶ月後、ウォルターがイリノイ州で見つかったという朗報が入る。そして、ロス市警の大仰な演出によって報道陣も集まる中、再会の喜びを噛みしめながら列車で帰ってくる我が子を駅に出迎よりえるクリスティン。だが、列車から降りてきたのは、ウォルターとは別人の全く見知らぬ少年だった…。 (allcinema ONLINEより) |

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