kariokaの「極楽鳥シネマ」

ご無沙汰してますm(__)mツイッターの方で感想つぶやいてます。。。http://twitter.com/kariokaaaaa

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ほとんど一年ぶりの更新です

映画はいつもの年よりも観ることができて、毎年70から80本くらいだったのですが、今年は100本ちょっと観ることができました。ほとんどDVD鑑賞と、あとはもう観なくなったビデオをたくさんいただいたので、使っていなかったデッキを接続して鑑賞してました。レアな作品が多かったので面白かったですが、傾向がおしゃれだけど鬱っぽい暗めの作品だったので、少しずつの鑑賞でした。

感想は、忘れてしまうので、ツイッターのほうでつぶやくようにしてました。
ただ文字制限があるので、できるだけその範囲内でつぶやこうとすると、もう長い感想が書けなくなってしまっていて、ブログはすっかりご無沙汰でしたね・・・。

毎年恒例になっていて、やらないと変な感じなので、今年のお気に入り映画をやろうと思います。
もう年末なので映画鑑賞は今年は終わりにしたいので・・・。

DVD鑑賞でも、映画館で観たかったけれど観れなかった自分が興味のある映画を選んで観ていたので、好きな映画は多くなったかも。

今年観た中から選ぶと、旧作も含めると30本くらいに絞り、そこから10本・・・選べるかな・・・。

まずは30本。題名の後の感想はツイッターでつぶやいていたものを貼りました。

「ホーリー・モーターズ」3月は一本も映画観なかったが、4月にやっと映画館にレオスカラックス13年ぶりの長編映画「ホーリーモーターズ」を観に行けた。監督の13年分の映画への思いが詰まっていて、主演のドニラヴァンも13年分の芝居をおもいっきりしていた。どの場面も印象深い。凄く好きな感じ!

「少年と自転車」
「少年と自転車」ダルデンヌ兄弟の映画は過酷な状況にある人々をリアルに描くが、頑張れと言う暖かさもある。日本で聞いた、父親の迎えを待ち続けた育児放棄された少年の話が元に。少年の頑なな気持ちが収まるのを我慢強く待つ里親となった女性。彼の気持ちを汲み、彼を受け入れる心の広さに感じ入る

「グランド・マスター」
待ちに待ったウォン・カーウァイ監督作「グランド・マスター」映画館で絶対観るべき!時代に翻弄されながらも武術に生きた人々の精神を、監督ならではの完璧な映像美で描く。予想の上を行く高慢さが清清しくもあるチャンツイィーの「悔いのない人生なんて味気ない」に心掴まれた。印象的シーンの数々!

「ムード・インディゴうたかたの日々」
「ムードインディゴうたかたの日々」映像全てがミシェルゴンドリーのアート作品!アイデア満載でいつも以上にビックリ。話はボリスヴィアンのうたかたの日々なので、後半はションボリでした。お金がなくなったとしても彼女を同じように純粋に愛するのが辛いです(/_;)オドレイトトゥがキュート!

「そして、父になる」
「そして父になる」子供の取り違えがわかってからは、映画の二人の子供たちを見るたびに涙。大人も辛いけど、子供も健気に試練に堪えているんだよね。是枝監督の映画を観てると、ちゃんとした大人になれよと突きつけられている気持ちになります。見終わってからも、思い出すだけで泣けてくる映画です。

「横道世之介」
「横道世之介」吉田修一の原作の映画は「パレード」「悪人」と原作未読で観ているが、小説もいいのかな?世之介と周囲の人物との関わりが微笑ましい。特に世之介の高良健吾とお嬢様の吉高由里子のカップルは観てるだけで幸せになる。出会えたことで人生得した気分になれる人物っていいな♪面白かった。

「四十九日のレシピ」
「四十九日のレシピ」タナダユキ監督の「百万円と苦虫女」が良かったので観た。亡くなった母の四十九日までのお料理のレシピ?と思っていたが、家族の辛さを元気づける人生のレシピだった。自分の子でなくても、心が傷ついた子供たちに、愛情ある対応が出来た素敵な女性に涙。人生を頑張ろうと思える。

「セデック・バレ」
横浜ジャック&ベティで「セデックバレ」一部二部合わせて四時間半!1930年日本統治下の台湾で起きたセデック族の武装蜂起「霧社事件」を描く。台湾にこんなにも誇り高い魂の尊厳をかけた壮絶な民族の戦いがあったということを知るべきだ。厳しい映画だが、叙情的な音楽の多様で哀しみが全編に。

「スプリング・ブレイカーズ」
「スプリングブレイカーズ」ハーモニーコリン監督は俗の中のイノセントを描ける。アメリカの女子大生の羽目をはずし過ぎた春休みが「俺たちに明日はない」の世界に。でも誘惑にも逃げ道は用意する逞しさ。可愛さは最強。カラフルな映像。ジェームズフランコが激悪な外見と裏腹の優しさ弱さを見せ好演!

「地獄でなぜ悪い」
「地獄でなぜ悪い」園子温監督の映画作りへの覚悟がテンション高くフィルムに焼き付けられていて、ハチャメチャに見えるが凄く濃い情熱に感動した。自分は、この世界に感動して共感しているようでは駄目な大人だなとも思うが、駄目でもいいんじゃん!ここまでいっちゃえば!とスッキリした。面白い!

「ドリーム・ホーム」
映画祭でしか公開されない香港の鬼才パンホーチョン監督。初めて一般公開の「ドリームホーム」鑑賞。過激なスプラッタだが社会派でもあるエッジが効き過ぎたパンクな映画。目を覆う描写は香港らしいが凄すぎ。恋愛ものの「イザベラ」も良かったので他作品も観たい。際どい題材を確信犯的に持ってくる。

「世界にひとつのプレイブック」
「世界にひとつのプレイブック」最高☆ラッセル監督の「ハッカビーズ」が大好き!でも共感が得られず…。これも賛否両論のようだが本当に好き!全員が突飛で極端な人物なのが受け入れがたいらしいが、その痛さは愛おしい。大きくなっても手のかかる息子を思う両親、そして主演の二人のロマンスに感動!

「きっと、うまくいく」
インド映画「きっと、うまくいく」人生にハッピーエンドはないって言うけど、だからこそ、映画くらいハッピーエンドが観たい!っていう気持ちでいっぱい!普通に考えると過酷な現実を背負ってる登場人物だけど、わけありじゃない人っているのかって話で…。逆境でもエネルギー溢れてる!元気貰えます!

「あの頃、君を追いかけた」
台湾映画「あの頃君を追いかけた」高校生の初恋というので「藍色夏恋」や「冬ソナ」みたい?と観たら、主人公の男子たちが馬鹿で馬鹿で(笑)でも、凄く仲良しで、優しく温かい。人生にパラレルワールドを思うことは、高校生の頃が多いので、ノスタルジーを感じた。こういうの弱い!笑えるけど泣けた!

「ぼくら、20世紀の子供たち」
カネフスキー監督の前2作の主演の少年の現在の姿が、次のドキュメンタリーの中に偶然現れた「ぼくら、20世紀の子供たち」に愕然。可愛い顔立ちの多くの子供が、犯罪を繰り返す。そこに存在する彼はワレルカのその後。ガリーヤとの再会で映画俳優としての顔を見せる彼がまた映画とかかわれる日が来るように願いたいが。

「ピクニック」
東京フィルメックスでツァイミンリャン監督の「ピクニック」鑑賞。家族を持とうが、裕福だろうが貧困だろうが、自身の絶対的な孤独は消えない。映画全体にある影の中の光と長回しは、それでもただそこにあり続ける決意なのか。10本の映画で引退宣言。全てがリーカンション主演。彼は変わらなかった。

「ノーコメントbyゲンスブール」「ノーコメント by ゲンスブール」晩年の強烈な印象が強かったが、繊細で自身の心に誠実。でもシニカルな表情であえて自己破壊に走る人。歌も凄く素敵!ジェーンバーキン、ブリジットバルドー、アンナカリーナ、ヴァネッサパラディらに愛された。ジェーンの無邪気さ!娘のシャルロットの可愛いさ!

「ブッダ・マウンテン」
「ブッダ・マウンテン 〜希望と祈りの旅」人生ままならず家族との問題も抱える3人の若者と、幸せな人生を失ってしまった元京劇女優との共同生活。人と共に暮らすことは楽しさもある。でも亡くなった息子への思いは消えない。四川大地震で倒壊した寺院の修復をするうちに…。心に染みる深さがあった。

「ヴァンパイア」
岩井俊二監督「ヴァンパイア」ヴァンパイアのような本当は違うような主人公。人との繋がりを求めながらも現実をうまく生きれなかった少女たちに接しながら、傍観者ではない関わりへと変化する心情。彼らの孤独を反映したような澄んだ美しい映像が、岩井俊二らしい。母につけた風船、写真の青空なども。

「千年の愉楽」
若松孝二監督の遺作「千年の愉楽」中上健次原作。「路地」に生きる美しい容姿と高貴だが不吉な血を受け継ぐ男達。井浦新、高良健吾、高岡蒼佑、染谷将太が刹那で美しい。取り上げた産婆おりゅうを寺島しのぶ。宿命を背負ってもお前はお前のまま生きよと祈り続ける姿が優しい。あの世よりはこの現世へ。

「ゆけゆけ2度目の処女」
「天使の恍惚」
若松孝二初期の作品はピンク映画でしたが、実はかなり革命的でスタイリッシュな尖った作品で驚きました!
できれば全作品観たいくらい面白かった。

「恐怖奇形人間」
石井輝男監督「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」日本ではDVD化されていないので、外国からの逆輸入版を貸してもらった。暗黒舞踏家の土方巽が舞踏だけでなく、メインのキャストで演技してるのに驚いた。かなり暗黒舞踏の女性たちが出演しておどろおどろしくなっている。俳優も本気の演技。濃い映画!

「私が、生きる肌」
いろいろあり過ぎて最高に面白かったのが、アルモドバル監督の「私が、生きる肌」。まさかの展開に唖然。アルモドバル監督作は、実際だったら凄まじい人生だけれど、何でも受け入れる逞しさがある。「アタメ!」「キカ」の変態路線に、最近の作品に漂う哀愁もあり、集大成という感じ。バンデラス最高。

「哀しき獣」
「哀しき獣」は「チェイサー」が凄かったナ・ホンジン監督作。今回もハ・ジョンウとキム・ユンソク。手斧や骨を凶器としたバイオレンスに驚愕。よくそれで逃げれた!まだ死なない!そこまでやるのか!と勢いにつられて見入ってしまったが、観終わると寂寥感が胸に残り、かなりやるせなさを引きずる。

「ブラッド・ウェポン」
今年初映画館鑑賞、香港のダンデ・ラム監督「ブラッド・ウェポン」台湾のジェイ・チョウと、香港のニコラス・ツェー共演。一番観たかった!香港映画ならではのやるせなさと激しさ。ニコはアクションも感情面もギリギリで凄まじさに磨きが。ジェイの優しさもいい効果。007に負けてない!☆満点です。

「その夜の侍」
「その夜の侍」自分も持て余すのに、人の気持ちなんてもっとわからない。ただ他愛のない会話をして笑いたいんだけど、それさえも奪われてしまった描き方がリアル。恐怖で支配する事件も彷彿。見終わると泣けてくるような。配役が絶妙で凄い。脚本演出の赤堀雅秋は劇団主催。久しぶりに観たい感じかも。

「夏の終り」
「夏の終り」満島ひかりと綾野剛と小林薫。キャストに惹かれて鑑賞。複雑な互いの心はあるのだろうけれど、昔ながらのつつましく整然とした生活が彼女の日常のベースになっているので嫌な印象を受けない。満島が演じると特に。満島可愛いし。綾野剛がインタビューで演技の話するのが大好き。泣ける域。

「華麗なるギャツビー」3Dなので映画館で観る気がせずDVDで。2Dでも、いつものようにバズラーマン監督の映像美は存分に楽しめた。パーティーシーンは特に圧巻。主人公ギャツビーの一途過ぎる純な愛の表現と、人殺しもしかねない豹変する怒りの表情等、さすがディカプリオ!でも哀しい話...

「真夜中のカーボーイ」
今更だが「真夜中のカーボーイ」半分観てそのままになっていたので、再見。ジョン・ボイドとダスティン・ホフマンコンビのニューヨークでの思うように行かない極貧生活を見ていると荒んだ気持ちにもなってきたのだが、フロリダ行きのバスでのラストシーンに涙が止まらなくなり、心に残る映画になった。




「真夜中のカーボーイ」は本当にいまさらの名作なので除外・・・。
一応10本選んでみました。

「ホーリー・モーターズ」
「少年と自転車」
「グランド・マスター」

「ムード・インディゴうたかたの日々」
「そして、父になる」
「セデック・バレ」
「スプリング・ブレイカーズ」
「地獄でなぜ悪い」
「ドリーム・ホーム」
「ピクニック」

贔屓の監督の作品がやはり印象に残り、好きなんだなーというベストに。

テレンス・マリック、ウォルター・サレス、ジム・ジャームッシュ、ジョニー・トー、アン・リー、ロウ・イエ、ミヒャエル・ハネケ、マイケル・ウィンターボトム、フランソワ・オゾン、ミランダ・ジュライ、青山真治、黒沢清の新作などを観損ねているので、また来年の楽しみにしておきます♪

ずっと観たかったけれど観れなかったハル・ハートリー監督の特集上映が1月末から2月にかけてあるので、とても楽しみ。一本も観たことがないホン・サンス監督作も続々とDVDになっているので来年は観たいです。

あと、観損ねている「台北カフェストーリー」や「GF*BF」や「恋の紫煙」や「ヴィザージュ」、上映かDVDになるかしないかな―。

1月に発表されるいろんなベスト10を観るのも楽しみです。未見が多いので、DVD鑑賞の参考になりますね♪




[http://blogs.yahoo.co.jp/kariokaaa/53598509.html/ 2012年ベスト映画記事]
[http://blogs.yahoo.co.jp/kariokaaa/52794086.html/ 2011年ベスト映画記事]
[http://blogs.yahoo.co.jp/kariokaaa/51629832.html/ 2010年ベスト映画記事]
[http://blogs.yahoo.co.jp/kariokaaa/49957294.html/ 2009年ベスト映画記事]
[http://blogs.yahoo.co.jp/kariokaaa/46136379.html/ 2008年ベスト映画記事]
[http://blogs.yahoo.co.jp/kariokaaa/38949462.html/ 2007年ベスト映画記事]
[http://blogs.yahoo.co.jp/kariokaaa/25988673.html/ 2006年ベスト映画記事]



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