kariokaの「極楽鳥シネマ」

ご無沙汰してますm(__)mツイッターの方で感想つぶやいてます。。。http://twitter.com/kariokaaaaa

日本映画

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全18ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 前のページ | 次のページ ]

サイドカーに犬

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

それほど観る予定ではなかった映画なんですが、RCサクセションの名曲「いいことばかりはありゃしない」が使われていることと、「雪に願うこと」がとても良かった根岸吉太郎監督作品ということで、観賞してみました。「雪に願うこと」も、観ている最中は、ふーんという感じだったんですが、観終わって時間が経つごとに、いい映画だったなーと思えるような作品で、その年の邦画の中で、評価が高いのもわかるなーと思えるような佳作でした。

「サイドカーに犬」は80年代の国立が舞台の映画です。国立駅から高校に通っていたので、この雰囲気は私にとって、懐かしい感じがしました。


解説: 芥川賞作家、長嶋有のデビュー作を映画化した、心温まるヒューマンドラマ。『雪に願うこと』の根岸吉太郎監督が1980年代の夏を舞台に、内気な少女と破天荒な女性の心の交流を優しくつづる。2年ぶりの映画出演となる竹内結子がヒロインを好演し、さばさばした勝ち気な女性という役でこれまでにない魅力を発揮。子役の『ハリヨの夏』の松本花奈と息の合った芝居をみせる。等身大の登場人物たちの悩みや苦しみが共感を呼ぶ。(シネマトゥデイ) 

あらすじ: 不動産会社勤務の薫(ミムラ)は、ある日、有給をとって釣堀に出かける。彼女は少女にエサをつけてあげながら、20年前の刺激的な夏休みを思い出していた。母の家出後、ヨーコ(竹内結子)という若く美しい女性が夕飯を作りに現れる。型破りだが温かい心を持つ彼女に、小4の薫(松本花奈)はすっかり魅了されるのだった。(シネマトゥデイ)

主演は竹内結子。彼女のテレビドラマは観たことがありますが、映画はないです。あんまり観たい!と思える映画に出演してなかったので^^; テレビドラマでは、再放送で観た「ランチの女王」の元ヤンキーの女性や「不機嫌なジーン」の変人の研究者役が好きで、一般的に人気のある男の人に寄り添ってる?耐える?役柄?(観てないのでわかんないんですが。)の彼女よりも、こういった感じの方が、好きでした。この映画もどちらかというと、私の好きな感じの竹内さんみたいでした。

どうしても親になると、この出て行ったお母さん(鈴木砂羽)のように、あれしろこれしろ、あれするなこれするなって、言いたくなってしまうんですよね〜。私も、この薫ちゃんのように、親に言われ続けてきたけれども、自分からは何がしたいとか、何か買ってほしいとか、自分から言ったことないような子供だったんじゃないかなーと思います。表向きは優等生で親にとって都合の良い子供なんだけれど、大きくなって、自分の意見がなくなる優柔不断な人になるんじゃないかという恐れが、自分の中には、青春時代には多分に残ってしまいました。ひと夏でも、ヨーコさんみたいな自由なカッコイイ大人の人と仲良くなれたら、一瞬の風が吹き抜けていったような爽快感を感じることができたんじゃないかな?と、薫ちゃんを羨ましく思いました。「お母さんに怒られる。」というのが、強迫観念になってしまっている薫ちゃんの心を少しでも軽くしてくれたのかなー?ヨーコさんは。ヨーコさん自身も、子供の頃は、内向的な子供だった・・・と語っているように、薫ちゃんの心を少し自由にしてあげたかったんでしょうね。こんなふうに小学生と接することができるヨーコさん、素敵な人だと思いました。特に、自転車に乗れないことを普通は両親は気にして、必死で一緒に練習してあげたりするんだけれど、薫ちゃんの両親は日々の生活や自分たちのことに忙しすぎて、気が付かなかった?わからないふりをしてた?自転車の練習につきあってあげたヨーコさん。ふたりはとても仲良くなりました。この薫役の松本花奈ちゃんと竹内さんの会話が自然で、とってもいいですよ♪

ただ、そんなかっこいいヨーコさんも、人生ままならないというか、辛いことも多いみたいで。人物の詳しい背景は語られてないんですが、薫ちゃんのお父さんとの関係も、それほど順調にはいかなかったし、けっして幸せいっぱいの人じゃなかったみたい。そのへんの繊細さを、ただおおらかな人じゃなくて演じた竹内結子は、さすが上手かったですね。その年のキネマ旬報主演女優賞を受賞してます。

「薫の人生だからな、まあいいか。」厳しいお母さんに較べて、お父さん(古田新太)はいつもそう言ってました。自由と放任の紙一重?弟のように屈託ない子だと、そこに甘えて上手くやっていけたのでしょうが、薫ちゃんには、どうだったのかな?親子の微妙な距離感、難しいですね。ついお友達感覚で私は娘には接してますが、それもどうなんだろうと、突如親らしく、○○やらなくていいの?とか言い出してみたりする鬱陶しい私ですが^^; 反対に、弟には、ついいつも親として・・・とガミガミ言い過ぎてるような。。。ヨーコさんみたいでありたいですけどね。。。ヨーコさんみたいな人は自分の現在の大人としての像から、遠くなってしまってるのかなーと、遠い目にもなってしまいました(笑)

濃い役者たち(トミーズ雅、椎名拮平、山本浩司、樹木希林、温水洋一、寺田農、伊勢谷友介)が、濃い雰囲気を撒き散らして帰っていった・・・と根岸監督が語るように、濃い人ばかり登場します。でも、それが映画の邪魔になってなくて、キャラクターとして溶け込んでいるのは、やはり監督の腕でしょうね。大袈裟に作家性を見せない根岸監督ですが、いつもいい映画を撮っている気がします。

釣堀、キャッチボール、コーラ飲むと歯が溶ける、麦チョコ、当たりつきのガリガリくん、喫茶店のテーブルのゲーム、百恵ちゃん、RCサクセション。。。題名のサイドカー!私も乗ってみたかったな!犬が乗ってると、すましてかっこよく乗ってましたね♪今は見ないですね、そういえば。国立駅の三角屋根も懐かしい〜。今は、もうないんですね〜。ちょっとノスタルジック、ほんのり爽やか、ちょっと切ない。

「何が言いたい!という人もいるみたいですが、言いたいことなんてない。感じてもらえれば。」と、監督。この映画、なんだか不思議と、ラストの方は、泣けてしまった私でした...。

天然コケッコー

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

山下敦弘監督の「天然コケッコー」を観賞。劇場公開時から、観に行きたかった映画でした。
原作が私が大好きだった漫画家のくらもちふさこというのも、観たかった理由。
特に「東京のカサノバ」が大好きで、何度も何度も読みましたよ☆

この「天然コケッコー」は読んでませんが、映画を観たら、主人公のソヨちゃん役の夏帆ちゃんは、くらもちふさこ漫画のヒロインそのものでした!可愛い〜!!!イケメン君が出てくるのも、くらもちふさっこっぽい。(大沢役の岡田くんは、子供たちが観ていたドラマでもイケメンで目立ってました☆まだまだ子供っぽい感じがまた可愛いですね。)イケメンくんに会う前に、前髪を鏡見て直すところなんか、もう、くらもちふさこヒロインだ!!!と、嬉しくなってしまいました♪勝手に落ち込んだり、嬉しくなったり、なにか情緒不安定で、挙動不審気味のところも(笑)私、学生時代、くらもちふさこのヒロインに似てるねと言われたことがありましたが、顔かと勝手に思ってたけど^^; どうも性格みたい?!うーん。。。喜怒哀楽激しくクヨクヨしていて挙動不審だったのかしら・・・???

そして、田舎の風景も懐かしい。私は、父の実家が福島で農業をやっていて、小中学生の頃は夏休みごとに行ってたんです。田んぼも家の雰囲気も子供たちが歩く道も、なんだか似てる〜。やることなくて、ぼけっとテレビを眺めてるところもそっくり。スイカ食べたり、神社があったり、田んぼの間の道を歩いたり。。。
ただ、ちょっと東北の方とは風習が違ったり、縁日で売ってるものや、お祭りの出し物が観たことないものなので、西の方が舞台なのかな?と観ながら思いました。島根県のお話みたいですね〜。海が歩いていけて、海水浴が出来て、貝をみんなで獲ってるのは、とっても羨ましい風景でした!

なんだかこの映画、何時間でも観れそうだなー。観ていると、まるで一緒にこの世界で暮らしてるみたいな気分になってくるんです。懐かしくて、のんびりとした穏やかな時間。最近、こんな時間の過ごし方をしてないですね〜。

解説: くらもちふさこ原作の同名人気少女漫画を、『リンダ リンダ リンダ』『松か根乱射事件』の俊英山下敦弘が映画化。脚本は『ジョゼと虎と魚たち』の渡辺あやが担当し、甘酸っぱい初恋や、友人や家族との何気ない日常を、のびやかに描き出す。みずみずしい魅力を発揮するヒロインに、映画初主演の夏帆がふんする。島根・浜田の四季の移り変わりや人々の心温まる交流に癒される。(シネマトゥデイ) 

あらすじ: 小中学校合わせても、たった6人の生徒しかいない田舎の分校に、東京から転校生の大沢(岡田将生)がやってきた。そよ(夏帆)は、都会の雰囲気漂う大沢に心ときめくが、彼の冷たく乱暴な言動に戸惑いを覚える。しかし、海水浴でのあるできごとをきっかけに、そよの大沢に対する印象が変化し始める……。(シネマトゥデイ)

そよのお父さん役の佐藤浩市も、本当は都会の人なのに、服装の細部までこだわり、いい味だしてます。面白いです♪お母さん役の夏川結衣も、優しくしっかりもののお母さんを好演。ふたりとも、山下敦弘監督の評判を聞いて、どんな役でも参加したい!って思ったそう。俳優として貪欲なんですね〜。山下監督は、日常のなにげない風景をユーモラスにノスタルジックに描くのが、とっても自然ですね。「リンダリンダリンダ」も懐かしい高校時代の雰囲気が良かった。他の映画も観たくなりました!

とってもいい時間をそよちゃんたちと過ごせた気分になり、爽やかで楽しかったです。

「もうすぐ消えてなくなるかもしれんと思やあ、ささいなことが急に輝いて見えてきてしまう」
そよちゃんの言葉どおりに、私たちも輝きを体験させてもらったみたいでした!

脚本は「ジョゼと虎と魚たち」「メゾン・ド・ヒミコ」の渡辺あやさん。どちらの映画も大好きな映画でした〜。「天然コケッコー」も、大好きな映画のひとつになりましたよ(^_-)-☆

盲獣

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

1969年に製作された増村保造監督の「盲獣」を観賞。江戸川乱歩原作なので、耽美、退廃、猟奇な作品なんだろうなーと思っていましたが、物凄い映画でした(*_*;

 
盲目の彫刻家・蘇父道夫は女性タレント・島アキを拉致し、彼女の彫刻を作ろうとする。初めは抵抗していたアキも、次第に彼との奇怪な同居生活にのめり込んでいく……。江戸川乱歩原作の猟奇世界を映像化。(YAHOO映画より)

増村監督作品はちゃんとは観たことないのですが、谷崎潤一郎原作を若尾文子や岸田今日子で映画化してるのが評判だなーとか、大楠道代も主演してる・・・と、好きな女優さんで、退廃美の強烈な映画を撮ってるイメージがありました。大映テレビも演出してたようで、大袈裟な演技指導?なのかなーと。テレビだと演技が巧くない子が演じてるととても変な感じでしたが、舞台俳優たちが演技してると、迫力ある映画になってたみたいですね。

この映画は緑魔子、船越英二、千石規子のたった3人の映画なんですが、この3人がとっても強烈でした!!!

特に緑魔子はやはり若い時から、凄い人だったんですね〜と感心。

私は初期の頃の彼女の映画は観てないですし、プレイガールだった頃も知らないんですが、俳優の石橋蓮司と結婚して、劇団「第七病棟」を旗揚げしてからは、そのお芝居をほとんどかかさず観に行ったほど、緑魔子が大好きでした!舞台女優では一番好きな人なんです。唐十郎の唐組旗揚げ公演で主演したときも、観に行きました!廃墟になった映画館、学校、銭湯などで、セットを組んでお芝居してたのですが、緑魔子は「忘れ去られたものたちにロマンを感じる。その魂を演じていたい。」と言って、お芝居していたと思います。オウム真理教を題材にした唐十郎脚本のお芝居は、特に印象に残ってます。「第七病棟」って石橋さんが演出してるんですが、じっくり作っていくからか、4年に一度くらいしか公演がないんですよね〜。そろそろあるかしら?

この前大河ドラマの最終回を主人が観てたら、緑魔子が老婆の役で出演してたそうです。「YOUかと思った。」だって。似てるかも?テレビドラマでも「傷だらけの天使」「探偵物語」でのゲストで印象深いし、NHKの「夢千代日記」であがた森魚のバイオリンに合わせて踊るストリッパー役でも出演してました。この役も大好きでしたよ!・・・と、緑魔子がいかに好きかを語ると長くなるのですが(笑)普通、誰?って思うんでしょうね〜。「僕は天使じゃないよ」「銭ゲバ」も観ました・・・。観た人少ないでしょうねー。。。哀愁ある狂気の演技が得意な方です。

船越英二は船越英一郎のお父さんですが、目の見えない変態な役を演じていたとは意外でした。英一郎も濃いですが、お父さんはそれ以上に濃いんですね〜。

「盲獣」では、緑魔子が芸術的な写真の展覧会で、ヌードモデルをしているのですが、その写真集は実際に出版されたそう。当時は過激な写真集だったんでしょうね。妖艶でかっこいいです。そのモデルから彫刻も作られていて、展覧会会場に飾ってあるのですが、撫で回している盲目の船越がまず冒頭から異様なんです。。。
そして、緑魔子を拉致するのですが、閉じ込めたアトリエの中もとっても異様な雰囲気。巨大な目のオブジェだらけの壁、唇のオブジェだらけの壁、鼻、手、脚、胸・・・。真ん中に巨大な女体のオブジェ。そのアトリエで「触覚の芸術」によって、作品を作るために、モデルとして緑魔子を拉致監禁。お母さん(千石規子)も息子のために全面協力という無茶苦茶さ。。。このアトリエが凄い!!!びっくりです。

なんとかそこから逃げようと、誘惑したり嘘をついたり、精神的にこの親子を追い詰めていく緑魔子は、被害者なのに相当したたか。しかし、逃げられなくなり、更に監禁されると、この盲目の芸術家に愛さえも感じてきて、「触覚の芸術」を極めようとします。ここからが、想像を絶するような展開に!!!乱歩っぽいといえば、そうなんですが、触覚を追求するうちに、彼女の視力まで弱まり、触覚が痛覚へと変化していくのは凄まじくて・・・。でも、そこをリアルに演じたのが、緑魔子の凄いところ。若くて体も綺麗だし、妖艶な目付き・・・。その上での狂気の演技!!!凄い映画でした・・・。ラストはえ〜〜!!!と、絶句です。。。うーん、痛いのは勘弁してほしいです・・・。

随分前の映画ですが、これはカルト作品として、今でも語られるにふさわしい映画ですね〜。
強烈すぎる映画でした・・・。日本にもこんなカルト映画があるのか!と思ってしまいました。
さすが乱歩原作でした・・・。

椿山課長の七日間

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

なんだかここのところ小学校関係でいろいろあって、心身共にぐったりな状態に。
映画も私にしては珍しく観ていないし、たまっていた映画感想の記事も超スローペースのUPが続いています。(まあ、映画祭で観すぎたというのもありますが^^; )

そこで、テレビでたまたま放映していた「椿山課長の七日間」を観賞。
大好きな成宮寛貴くんが出演しているので、近くのシネコンに行こうかなーと一瞬迷った映画でした。
でも、おっさんが好きそうな映画だよなーと失礼にも思って、見に行きませんでした^^;
伊東美咲って綺麗だけど、大根なんだよなーとか、西田敏行は好きだけど「釣りバカ日誌」は観る気が起こらないし〜。。。成宮くんも、「アキハバラ@DEEP」があんまり・・・だったし、テレビでも最近は冴えない弱気な役を演じてていまひとつだからなー、これもなー・・・と思いながら観てましたが、これが意外と面白かったです!!!原作が浅田次郎なので、話がしっかりしてるから良かったのかも。(浅田次郎の小説は読んだことないんですが^^; )ちょっとほろりときそうにもなったし、爆笑場面もあり、なにしろ、キャスティングが完璧に近いんじゃないかと思うほど、みんなはまり役でした。

デパートに勤務する椿山課長はバーゲンで大忙しの中、倒れて突然死してしまう。そんな椿山が目を覚ました場所は天国と地獄の中間に位置する“中陰役所”だった。ここでは「天国行き」か「地獄行き」かの審判を下されるのだが、自分の死に納得がいかず、かつ戻る事情があると判断された者は、3日間だけ現世に戻ることが許される。突然死した椿山は、現世への“逆送”を希望。戻ってきた椿山は正体を隠すため若い美女の姿になり…。

朝日新聞に連載された浅田次郎の傑作エンタテインメント小説を、豪華キャストで映画化。主人公の椿山課長に西田敏行、死後の世界から3日間だけ戻ってきた椿山の仮の姿に伊東美咲という、異色のキャスティングが最大の見どころ。特に外見は美女なのに、中身は人のいいオジサンという強烈キャラを演じた、伊東のコメディエンヌぶりが最高! 椿山と一緒に現世に戻ってきたヤクザの組長、本当の両親の顔を知らない少年、そして椿山の3人は、生前は知らなかった衝撃の事実や、人々の自分への愛情を知ることになる。原作同様「死」というテーマがユーモラスに、ポジティブに描かれており、最後にはホロっとさせられる珠玉の作品だ。(goo映画より)

3人が現世に戻っていいと和久井映美が演じる天使に言われるのですが、全く違う姿となって現世に戻ることになります。西田敏行がなんと伊東美咲!!!伊東美咲の中身が、おっさんであたたかみのある楽しい西田敏行なので、とても可笑しかったです♪ガニマタでなまってるのも面白い。伊東美咲って、普通の役だとあんまりよくないですが、ちょっと変わった面白い役柄だといいんですよね〜。ルックスとのギャップが面白いです。クドカンの「タイガー&ドラゴン」のなまってる美女も面白かった!

やくざのこわもての綿引勝彦が、いまどきの若者の成宮寛貴くんになって現世へ。成宮くんは弱気な役やいい人の役よりも、眼光鋭い濃い役柄の方がかっこいい!久し振りに彼を見直しました。中身がやくざの組長なので、世慣れて迫力あるのが魅力になってました。

一番可笑しかったのが、中身が西田敏行の伊東美咲と、中身が綿引勝彦の成宮寛貴のラブシーン!
バーで泣いていた伊東美咲を、西田敏行と知らないで口説いちゃうんですが、知ってるこちらは大爆笑でした!!!成宮くんはいつも妙にラブシーンがエロい。それもここではとっても笑えましたよ♪

そして、産みの親を知らないで亡くなってしまった男の子が志田未来ちゃんになって現世へ。志田ちゃんは巧いんだなー、これが。一番巧いかも。(うちのだんなさんが志田ちゃん大好きで、よく出演ドラマ観てます。。。)椿山課長の息子役に、「三丁目の夕日」「花田少年史」などのやはり名子役の須賀健太くん。彼は何個かいい台詞言ってますよ〜。ほろりときそうでした。

椿山課長は現世に戻って、いろいろな衝撃の事実を知るのですが、びっくりすることや重過ぎること、裏切り、気付かなかった恋・・・いろんな事実が発覚します。普通なら暗くなるようなことでも、西田敏行が椿山課長役だったから、みんな上手くいってたんだなー、人柄だったんだな〜と思え、衝撃の事実発覚の後でもかえって優しい気持ちになることができました。なんだかとっても癒される、悪人が出てこないいい映画でしたよ♪

他のキャスティングも絶妙で、椿山課長の部下に沢村一樹、椿山課長の奥さんに渡辺典子、椿山課長の父親に桂小金治、同僚に余貴美子、やくざの友人に國村準、その奥さんに市毛良江・・・みんな良かったですよー。

主人がこういう話を観ると、「天国も地獄もない。人間死んだら消滅するだけ。」って考えなので、日本映画で流行ってるこの手のよみがえりものは観ないのですが、たまには、こんな優しい話ならあってもいいんじゃないかな〜と思えるような、優しい癒される映画でした。。。って、私も相当疲れてるのかもね・・・。

この後、BSでF4のジェリー・イェンが主役の「ホスピタル」までボーッと観ちゃって、ジェリー・イェンは可愛いなー、いいなーと見惚れてしまいました・・・。あらら・・・。

自虐の詩

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

東京国際映画祭で上映された「シルク」の舞台挨拶で中谷美紀を見た翌日に、近所のシネコンで「自虐の詩」を観賞。楚々とした中谷美紀が、思いっきり「自虐の詩」で、演技しているのを観て、不思議な感覚がした。女優さんなんだな〜と感心。ますます中谷美紀が好きになりました。この映画で、「嫌われ松子の一生」よりも、中谷美紀はいい演技をしてるかもしれませんよ〜。

子どものころから不運続きの幸江(中谷美紀)は、乱暴者で酒飲み、仕事もせずギャンブルに明け暮れるダメ亭主イサオ(阿部寛)に健気に尽くしていた。見かねた隣人に別離を勧められ、パート先の店主にしつこく言い寄られようとも、イサオと一緒にいることが何よりも幸せ。そんなある日、刑務所帰りの父親が幸江の前に現れる。(シネマトゥデイ) 

監督は堤幸彦監督。主演は中谷美紀と阿部寛。堤監督は、「ケイゾク」で中谷美紀と、「トリック」で阿部寛と組んで、ヒットさせていますね〜。どちらも大好きで見ていたので、とても楽しみな映画でした!
堤監督は、私が大好きなドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「愛なんていらねえよ、夏」「STAND UP!」「ハンドク!!!」も演出されてます。もちろん「ケイゾク」も「トリック」も観てましたよ♪

東京国際映画祭でも舞台挨拶付きで上映されたのですが、それは観ていなかったので、東京国際映画祭公式サイトで、その様子を動画で見ました。中谷美紀が「やっとトリックの一員にしてもらいました!」と言うと、堤監督が「やめてください!」と言う場面も。「ケイゾク」いらい、監督作品に出演してなかったので、本当は出たかったのかなーと思いました(笑)

久し振りの堤作品で、いい演技を提供できるか、緊張の連続だったとのこと。でも、中谷美紀はこの薄幸だけれども、けなげに一生懸命生きている幸江と言う人物を、応援したくなるような素晴らしい演技で作り上げているんじゃないかなーと思いました。生活をやり繰りしながら丁寧に作っているおいしそうなお食事の数々を、ちょっと機嫌を損ねるとひっくり返してしまう無職の乱暴者のイサオに、何故怒らないで尽くし続けるのかしらとも思うのですが、幸恵の過去がわかるにつれて、本当に愛する人に巡りあってしまったのだなー、心からの愛を貰っていたから信頼し続けたんだなーと理解でき、泣けてきてしまいました。中学生時代のけなげな様子、東京での荒んだ暮らしぶり、大阪での貧乏に耐えて尽くす女房ぶり・・・不幸のどん底でも、愛するものが存在すれば、頑張って日々を暮らしていけるのだなーと、それを観ながら、自分も頑張ろうと思えるような映画になっていました。

阿部ちゃんは・・・普通に見れば、とっても変人でした(笑)壮絶な幸江の過去を全部引き受けて救い出したかに思えるのですが、あの大阪での駄目っプリには笑ってしまいました。無口なのですが、パンチパーマ。喧嘩は頭突きで一発KOするほどとても強く、しかし、乱闘騒ぎで警察の厄介になること多数。気に入らないことがあると、始終卓袱台ひっくり返す・・・。なんでパンチパーマになって卓袱台ひっくり返してるのか、わかるようなわからないような(笑)・・・。
若い頃の髪型も凄いし。突き抜けすぎたキャラクターでした。でも、とっても背が高くて基本2枚目なので、頼りがいあるといえばあるし。もともと4コマ漫画だったので、その辺の雰囲気を表現したのかな?面白すぎる人物像でした。中谷美紀が本当に存在する人に見えたのと反対に、ちょっとありえないようなキャラクターでしたね。そこが面白いっていえば、面白いけど。東京から大阪に移ってからの生活で何故パンチパーマで卓袱台返しになったのかが、謎です(笑)

阿部ちゃんは卓袱台返しが天才的に巧くて、何種類か撮ってありますが、すべて一発OKだったそうですよ〜。ひっくり返された反応も中谷美紀も工夫していたみたいです。お寿司が飛んでいく時の「トロ〜!」っていう顔はすごかったですね(笑)

脇も父親に西田敏行、近所のおばちゃんにカルーセル麻紀、幸江に恋するラーメン屋店主に遠藤健一、父の派手好きの恋人に名取裕子(びんぼうくせえ!っていうのに笑った。)、やくざの組長に竜雷太・・・と、みんな適材適所で弾けていて、とても面白かったです♪

一番泣いてしまったのが、中学の友人の熊本さんとのお話。あんなにお互いをいつまでも味方でいるよと言い合える友情が存在するのだろうかと涙が止まりませんでした。そこまで人と信頼関係を結べるなんて、どん底の幸江にも幸せなところが多くあったんですよね。成人したふたりの再会にも涙、涙でしたよ・・・。(アジャ・コングが成人した熊本さんだったんですねー。クレジット見て初めて気付きました。)

漫画的なところもあり、人間ドラマでもあり。幸江は松子と似ているようだけれど、似ていない。。。
自虐的ではあるけれど、自分のことを本当は深く愛しているサチオを愛する幸せがあったみたい。

「幸も不幸もない。生きてることに意味がある。」なんだか私も頑張ろうって思えるような映画でした。

全18ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 前のページ | 次のページ ]


.
かりおか
かりおか
女性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

ブログバナー

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
検索 検索

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン
ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事