kariokaの「極楽鳥シネマ」

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日本映画

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フリージア

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この映画は漫画が原作なんですね。ネットで少しだけ立ち読みしたのですが・・・かなりエグい漫画でした・・・。でも、リアルさと恐さもあって。。。こういった近未来の日本における新しい体制側からの法律を描いた邦画って、最近多いですね。「イキガミ」とか「リアル鬼ごっこ」とか。。。ちょっと前だと「バトル・ロワイヤル」とかかな。平和ボケで政治に興味な〜いとか言ってると、いつの間にか危険な押し付けられた法律で、身動き取れないおかしな世の中になってしまうよ・・・という警鐘でもあるのでしょうか。。。ここでは、今の法律ではどうにもできない感情的な部分を解決する過激な方法の提示もしているのかもしれないのですが、それはまた並行して進んでいる国家規模の事実の隠れ蓑的な見世物としても描かれているので、やはりそういった映画のひとつなのでしょう。理不尽な恐さが心の奥に残されこびり付くような。。。

解説: カルト的人気を誇る松本次郎の同名のコミックを『アンテナ』などの異才、熊切和嘉監が大胆にアレンジした近未来バトル映画。ある事件に人生を狂わされ、暴走する男女のドラマをスタイリッシュに見せる。『手紙』の玉山鉄二は主人公を繊細(せんさい)に演じると同時に、超人的ガンアクションも披露。ヒロイン役のつぐみやかたき役の西島秀俊ら実力派俳優たちと息の合った芝居をみせる。壮絶なリアルファイトの生々しさに背筋も凍る。(シネマトゥデイ) 

あらすじ: 近未来の日本では、犯罪被害者が加害者に対して復しゅうできる“敵討ち法”が成立。一見好青年風の敵討ち執行代理人の叶(玉山鉄二)は、先輩の溝口(三浦誠己)と山田(柄本佑)が見守る中、初仕事に挑む。しかし先輩たちの心配をよそに、叶は標的の妻(坂井真紀)が現われると、見事な拳銃さばきでその頭を撃ち抜いた。(シネマトゥデイ) 

この映画は、漫画ほどエグくはなくて、そこが物足りないところでもあるのかもしれないですが、ちょっと観やすく?なのか、もう少し抒情的に描かれていると思いました。原作漫画にはないエピソードを足してるのかな???つぐみが過去、西島や玉鉄らにされた出来事・・・そのエピソードから発生する彼らの関係性が、何年もたって、切なさを産むようなところが、映画全体に静かな叙情を漂わせていたような。。。

でも、拳銃での執行代理人によるバトル話でもあるので、撃ち抜くシーンはかなりリアルでグロいかもしれないです。坂井真紀なんて、そのために出演かも・・・。玉鉄は、昔の出来事で、心身ともに痛みを感じない人間になった・・・という設定らしいので、執行人としては非情で、鋭いガンさばきを無感情に見せています。無感情だけれど、何か無常を感じているというか・・・。難しい役どころでした。
玉鉄はハンサムすぎて、そういう俳優だと思っていたのですが、「手紙」やNHKドラマ「帽子」での演技、そしてこういった映画への出演・・・と、作品を選んでいる意欲的な俳優の一人なのかな?と見直しました。

対する西島秀俊は、表情がとても良くて(いつもいいけど。)カメラに映るひとつの表情で多くを語ってるような凄い顔が出来てて。重い罪を背負ったこの役柄をリアルに見せています。なんだか凄いです。

謎の女、つぐみ。いつも謎の女役のような・・・。今回は抑え目で、ちょっと声が小さくて台詞が聞き取りにくいところもあったのですが、でも、かなりのエキセントリックさは醸し出されていて、つぐみらしい役柄だったのでは。業を背負った哀しい女性だけれど、なんとしても復讐をとげる逞しさもありました。

とても静かなところもあって、邦画にありがちなちょっと退屈ギリギリな感じもあったのですが、この三人の対決というか思いの交差は、観るべきところがあったのかも・・・。

パコと魔法の絵本

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中島哲也監督の前作「嫌われ松子の一生」が私は大好き☆
だから、とっても楽しみにしていた映画「パコと魔法の絵本」を映画館で鑑賞しました!

うーーーん、やっぱり凄かった☆面白かった!中島監督って凄いです。笑わされて泣かされて・・・。

家族全員で観に行ったのですが、みんな泣いてしまいました。

「涙って言うのは、どうやって止めるんだ?」「簡単です。いっぱい泣けば止まります。」って言われてから、もうずっと泣きっぱなしだったんです、みんな。
ああ、中島ワールド、大好き☆天才監督です!

解説: 『下妻物語』『嫌われ松子の一生』の中島哲也監督が、伝説的な舞台「MIDSUMMER CAROL ガマ王子vsザリガニ魔人」を映画化。変わり者ばかりが集まる病院を舞台に、1日しか記憶が持たない少女のために、大人たちが思い出を残そうと奮闘する姿をファンタジックに描く。役所広司、妻夫木聡、土屋アンナなど豪華キャストが出演。クライマックスで役者たちを3DのフルCGキャラクターに変身させ、彼らの生の演技と連動させていく大胆な演出に注目。(シネマトゥデイ) 
 
あらすじ: 昔々、大人の俳優に脱皮できなかった元有名子役や、消防車にひかれたまぬけな消防士など、患者だけでなく医者や看護師も変わり者ばかりが集まる病院があった。中でも一代で自分の会社を築いた超ワガママ老人の大貫(役所広司)は、一番の嫌われ者。ある日大貫は、1日しか記憶を保てない少女パコ(アヤカ・ウィルソン)に出会う。(シネマトゥデイ)

演劇の映画化だそうですが、私、一時期かなりの演劇の舞台を観てたのですが、俳優全部が素晴らしく、舞台美術、衣装、演出、音楽、ストーリー・・・様々な要素が完璧な作品って、なかなかないんです。ある何人かの俳優が突出して良くても、他がいまひとつだったり、何かもう少しなんだけど・・・という舞台が、ほとんどです。でも、この映画は、さすが、俳優全員がテンション高く面白い!!!凝った美術と映像なんだけれど、とってつけたようなところは全くなく、その中で感情を揺り動かされて、観ながら、この作品を観ている幸せに包まれていく・・・そんな素晴らしい作品になってました!

中島監督の映画は、いつもごちゃごちゃのようにも見えるのだけれど、どこも計算されつくされて、無駄なところも無駄じゃないというか、全てが繋がっていて、これを考えた中島監督の頭の中は凄いなーと、いつもとても感心させられます。特に今回は、衣装もセットもなにもかもがデフォルメされて造りこまれた世界なのに、登場人物たちの純粋な思いや哀しみ、可笑しさがダイレクトに伝わってきて、ホントに夢中で観てしまいました。映画館、チビッコもたくさんいましたが、その存在も気にならないくらい。

観る前もドキドキ、観ながらもワクワクドキドキ、観終わってもパコたちのことを思い出し考え愛しく思えるような・・・。

そして、この映画のすべてのキャストについて語りたくなるような。。。

物語の中心のワガママじじい大貫役の役所広司さんは、ベテランの舞台俳優でもあるので、芝居が重めのところがあるのですが、それが後半になるにしたがって、とても生きてきて、お芝居のところなんて、まるで思い詰めてるドン・キホーテのようにも見えて、狂気と純粋さが共存した凄い存在感で圧倒されてしまいました。。。意地悪で孤独で自分勝手だったおじいさんが、パコのようにまっすぐで綺麗な心の持ち主の少女に触れて、自分だっていいことをこのコにしてあげたい!って思う素直な感情をみせるのを見ていると、大貫という人の人生において、とても素敵な瞬間を観ている!と、なんだか涙が止まらなくなってしまいました。なんだかわからないけど、泣けてしまったんですよね〜。

阿部サダオは、反則だよ!っていうくらい面白くて、そういえば「舞妓Haaaa〜n!!!」観てなかった・・・観よう!って思い出しました(笑)いつもホントに面白い!面白すぎ!

土屋アンナは、この映画の撮影の時に二日酔いで撮影すっぽかしたりしたそうですが、監督がすぐ出て来い!って言うと、じゃあ降りる、駄目降りないで・・・というやりとりがあったようですが(笑)そこまでしても、アンナに出て欲しいのがわかるくらい素晴らしいんです!アンナ自身から遠い役だと、あんまり上手くないなーと思ったりするんだけど、彼女はパンク魂があるんでしょうね、こういう役柄、とってもいい!!!アンナにもかなり泣かされてしまいました。。。かっこよかった。

妻夫木聡演じる元売れっ子子役も、かなりいい!!!いつも泣きのお芝居は上手だなーと思うんだけど、アンナとのシーンは胸が締め付けられるようないいシーンだったし。。。ザリガニ魔人役、ホントに恐かったし(笑)

そして・・・國村準さんは、初めてのオカマ役とは思えないほど嵌っていて、小池栄子はディズニー映画の悪役の魔女みたいに恐すぎるくらいの迫力だったし、加瀬亮はホントに邦画でよく見かける俳優なんだけどいつもその役柄にぴったりの飄々とした愛すべき人物だし、上川隆也も小劇場でたぶんメルヘンチックなお芝居してたんじゃないかなーと思わせるようないかれたロマンティストみたいなお医者さん役だったし、舞台と同じ役柄の山内圭哉さんは初めて観ましたが絶妙なとぼけたヤクザさんだったし、劇団ひとりもいつものような濃さはなかったけれど人の良い情けない消防士を演じてぴったり。。。と、どの俳優もどの俳優も、テンション高く過剰なんだけれど、とても愛らしく素敵な人たちで!みんなを大好きになるんです☆

そんな濃い〜俳優たちの中で、天使のように可愛いパコを演じたアヤカ・ウィルソンちゃん(^^♪
自分の哀しい境遇も知らずに、お誕生日にママにもらった本を無邪気に読み続ける明るく優しいパコ・・・とても変わったどこか屈折した大人たちの中で、その可愛く可憐な姿は輝いていて、だからこそ。。。

物凄く凝った映像なのに、意味なし映像はひとつもない!どれもこれもこの映画の大事なところ・・・。
遊び心もたっぷり、何回でも見続けたい傑作映画・・・中島監督は、こういった素晴らしい作品をいくつもこれからも送り出すんだろうな〜と、いままでも嬉しくて、これからもとても楽しみになりました♪

ポスターの宣伝コピーどおりの「爆笑×号泣の虹色感動エンターテイメント♪」でした(^_-)-☆

闇の子供たち

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人間は自分が生き延びるため、自分の欲望のためなら、何をしてもいいということは絶対ない!って思いました。それほどに酷たらしく醜い人間の姿と、何もわからずに犠牲になっていく子供たちの姿がここにはあり、直視することができないです。でも、あってはならないこのような事実が確かに世界にはあるのだということ、そしていつ自分がそこに加担してしまうかもしれないという危機感、自分の人としての位置を確かめ考えておかなければならないということ、辛い映画ですが、知っておかなければならない事実を監督生命をかけても描こうとした阪本順治監督の思いをしっかり受け止めて観賞しなければならない、と思いました。

原作もお借りして、映画とほぼ前後して読み終わりましたが、虐待される子供たちの様子が酷すぎて、慈悲の心の全く消えてしまった怪物のような大人たちが憎くて、そして懸命に助けようとする純粋さを踏みにじる行為に憤り・・・。タイにおける児童売買春、生きたままの臓器売買の様子、こんなに酷いとは。こんなに酷いことは絶対にできない、できるわけがない。たとえ神がいなくても、どんなに貧困で自分の命がなくなろうとも、何してもいいってことはない!絶対にない!って、思った。それは生き延びるための逞しさとは言わない、卑劣な歪んだ行為。
自分が小さな子供だった頃の気持ちを、加担している人々は思い出せないのでしょうか。
自分がいかに醜いかがわからないのでしょうか。

「どついたるねん」「亡国のイージス」の阪本順治監督が、梁石日の同名小説を基に、タイで横行している幼児売春や臓器密売を巡る闇の実態と、そうした現実にそれぞれの形で関わっていく日本人の姿を妥協のない眼差しで描ききった衝撃の問題作。出演は江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡。

日本新聞社バンコク支社の記者・南部浩行は、東京本社からの情報を基に、タイで行われている闇ルートの臓器移植の取材を開始する。同じ頃、東京の大学で社会福祉を学んだ女性・音羽恵子は、自分探しを目的にタイの社会福祉センターで子供たちのためのボランティア活動に従事する。やがて南部は、そんな音羽やタイでバックパッカーをしているフリーカメラマンの青年・与田博明と出会い、彼らの協力を得て危険な取材を果敢に進めていく。一方音羽は、タイの子供たちが置かれた悲惨な現実に打ちのめされながらも、最近センターに姿を見せなくなった少女・アランヤーの救出に奔走するが…。(allcinema ONLINEより)

阪本順治監督の映画は、デヴュー作の「どついたるねん」を特設テントで観賞してから、内容の濃い映画を撮る監督だと思って、作品が公開されるたびに観なければと思ってきました。でも、社会派の映画、骨太の映画が多く、観終わった後に心に突き刺さってくるものが必ずあるような気がして、なんとなく観ないうちになってしまうものもありました。しかし、この「闇の子供たち」は・・・。凄い映画を撮ってるんじゃないかという思いが強くなり、評判もあって、観なければ行けない映画だと感じ、映画館で鑑賞。

よくこの小説を映画化しましたね。阪本監督の覚悟が伝わってくるような。特に、子供たちの撮影はできないんじゃないかと思いましたが、監督は子役の子供たちの親御さんや本人に充分なケアをして、撮影に臨んだようです。子供たちも小さいながらも、こういった子供が自分の国に存在していることを理解していて演じていたそうです。

ただ可哀想なというセンチメンタルな描写などはなく、いかに虐待している大人がグロテスクで醜いか、そこには欧米や日本人の大人たちの醜い姿があるから、こういうことがあるということを、特に映画化では、日本人自身に跳ね返ってくるようなキャラクター作りが独自にされていて、他人事として見過ごせない問題だと、観賞したおのおのが深く考えてしまうような人物描写でした。
そして、小説では、本当に救いがない世界が描かれていますが、映画では、悪魔のような仕業が自分に必ず跳ね返ってくるのだというところも多少描かれてはいました。

でも、エイズになってゴミとしてゴミ山に捨てられ、テレビや冷蔵庫が欲しかったために売春宿に娘を売り飛ばした両親のもとに必死で這いずってボロボロになって帰り、でも、エイズだということで、檻に入れられ、瀕死の中生きたまま親に焼かれて死んだ女の子を観て、これを観て、何も感じない人がいるんだろうか、大変ショックな描写でした。生きたまま病気の日本人の子供に臓器を提供する子供の存在も。

江口洋介は、よくこの役柄を引き受けたと思いました。他のキャストもスタッフも。ドイツの映画クルーが、こういったテーマで映画を撮影しようとして銃撃を受けたことも以前あったようです。

ただ、阪本監督が言っていたように、豪華キャストがよく・・・ということではなく、こういった作品にリスクを恐れず参加する俳優が本当は当たり前なんだ!という映画界であってほしいということなんだと。役柄や映画の意味について、熟考して参加した俳優さんたちだったんだと思います。

こういった事実を伝えることさえできないような社会があって、でも声をあげて、あってはならないことなんだ!と訴え続け、一人でも多くの子供たちを救いたい、これは戦争である、戦争時の非人間的感覚であるということ、加担してはいけないんだということ。奴隷として心も身体も破壊され尽くされるがままの小さく弱い存在があるということ。こういった訴えを地道に国際社会に訴え続けている人々がいる。

重い重いテーマの映画でした。
村で無邪気に遊ぶ売られる以前の姉妹は、本当に普通の子供たちで、こんな目にあっていいはずがない。
(映画に賛同した桑田佳祐さんがその場面のテーマ曲を作っていました。)

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面白い、面白いという噂だったし、CMのクラウザー2世の姿を観て、とっても気になってしまい、とうとう映画館で観てしまいました〜。「デトロイト・メタル・シティ」を!なかなか面白かったんですが、もっと狂気とテンションが欲しかったかな〜。もっとぶっ壊れた感じで観たかったかも。でも、それだと拡大ロードショーじゃなくて、単館上映のマイナー映画になってしまったかな(笑)

松ケンは、でも、ぶっ壊れてましたね〜。意外にもマッシュルームカット(公然わいせつカット(笑))の普段の姿の方が壊れてて、気持ち悪いくらいでした(笑)クネクネしてて、内股歩き、オカマ走り。面白いね〜、彼は!「夢十夜」でも思いっきり演じてたけど、「夢十夜」で松ケン担当の「ババアゾーン」の山口雄大監督がこの映画を撮ってたら、もっと弾けてて下品で面白かったかも?!

やはり、ライブシーンは弱かった。。。いつもこういう音楽映画で思うのですが、俳優がやっても、本物のミュージシャンたちの存在感や迫力にはかなわないんですよね。デスメタルバンドにしては、クラウザーさんの目力とかおぞましさとか弱かったかな?私もデスメタルに詳しいわけじゃないんですが(笑)松ケンはとっても頑張ってたけどねー。。。信者(ファン)役の大倉孝二が、ライブシーンやヨハネ・クラウザー2世の気持ちを解説して、とっても盛り上げてたのは面白かったけど☆

そこへいくと、KISSのジーン・シモンズが、アメリカの伝説のデスメタルの教祖ジャックで登場した時は、さすが!って思いました☆演奏シーンも良かったです!

若杉公徳の人気ギャグマンガを「DEATH NOTE デスノート」の松山ケンイチ主演で映画化した痛快音楽コメディ。オシャレなポップミュージシャンを目指す心優しき青年が、なぜか悪魔系デスメタルバンドとして大活躍してしまい、憧れのヒロインに正体を隠しての二重生活、そして本来やりたい音楽とのあまりのギャップに苦悩と混乱を深める姿をパワフルかつコミカルに描く。共演に加藤ローサ、松雪泰子。監督は「お父さんのバックドロップ」の李闘士男。
 
オシャレな渋谷系ミュージシャンを夢見て大分の田舎から上京してきた純情青年、根岸崇一。ところがふと気づくと、事務所の豪腕女社長によって悪魔系デスメタルバンド“デトロイト・メタル・シティ(DMC)”のギターボーカル“ヨハネ・クラウザーII世”としてデビューさせられていた。根岸は、オシャレとポップソングが好きな憧れの女性・相川さんにバレないようひた隠すが、DMCのデビュー・シングル『SATSUGAI』は予想外の大ヒットとなり、根岸の思いとは裏腹にクラウザーさんはどんどんカリスマへの道を突き進んでしまい…。(allcinema ONLINEより)

でも、思い出してこの映画のシーンや台詞、エピソードについて語ると、とっても可笑しい。元々の漫画はもっと下品でわいせつな言葉だらけだそうなので、徹底してるぶん、もっと面白すぎるのかもしれないですね。原作は未読なので、なんだか読んでみたくなりました(笑)購入はしないけど。うちには私は読んでないけど「銀魂」というお馬鹿漫画が全巻揃ってて、うちの家族は相当アホになってるので、この漫画は買いません!読むなら、ひとりで、こっそりレンタルで読みます(笑)

松雪泰子のプロダクションの社長は、ベロで煙草の火を消したり(「イースタン・プロミス」でヴィゴ・モーテンセンもやってましたねー。)デスメタルっぽくないということで根岸の部屋にドーベルマン2匹と乗り込んで破壊しつくし、デスメタル風に部屋を改造したり、デスメタル命の凄いテンションの人ですが、それでも、松雪泰子には、もっとテンションが欲しかったかな?求め過ぎかもしれないけど(笑)もっともっとテンションあげて出来たんじゃないかと思ってしまう私がおかしいのかもしれないけど?!

他のキャラも面白かった。バンドのメンバーのロバートの秋山は「はねるのとびら」で、デスメタルかパンクかのバンドのおっかけのコントが面白くて大好きだったけど、まさに適役の変態ドラマー(笑)
細田よしひこは、物凄い美少年なのに、何故か変わった濃い役柄が好きみたいで、今回も豹柄のピッタリ全身タイツでクネクネニタニタしてて面白い♪(けっこうファンです)

可愛いけどとぼけた加藤ローサ、おしゃれデザイナー四天王のひとりを嫌味たっぷりで演じてる鈴木一真も面白かったです。

ただ、夢、夢と連呼してたけど、ちょっと意味がわからなかったというかなんというか・・・。
夢を持っていても自分の夢は上手くいかず、でも夢を与える立場にあって。。。デスメタル音楽における夢ってなんなんだろうね・・・と突っ込むとこじゃないんだろうけどね。。。

でも、誰でも楽しめる娯楽映画としては、かなり面白かったのではないでしょうか?
満員で、いろんなお客さんが観に来てましたよ♪

ハリウッドと香港でリメイクの話も出てきたみたいですね!誰がクラウザーさんを演じるのかな?

TOKYO!

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大好きな3人の映画監督、ミシェル・ゴンドリー(「エターナル・サンシャイン」「恋愛睡眠のすすめ」)レオス・カラックス(「汚れた血」「ポンヌフの恋人」「ポーラX」)ポン・ジュノ(「ほえる犬は噛まない」「殺人の追憶」「グエムル」)が、東京を舞台にオムニバス映画を撮る!!!

この話を最初に聞いたときから、観たくて観たくて!ずっと待ってましたよ〜。
やっと観ることができました。やはり面白かった!!!私はね♪

パリを描いたオムニバス映画の「パリ・ジュテーム」も大好きだったけれど、この「TOKYO!」も興味深い映画だった。

東京は、やはりパリほどおしゃれじゃなくて、全体に鼠色で、薄汚れていて、綺麗な街ではないんだなーと映画を観て、少し寂しくも思ったけれど、でも、それぞれの監督の東京に対するイメージが、それぞれの個性で描かれていて、観てて本当に面白かったのです。

ミシェル・ゴンドリー監督「インテリア・デザイン」──映画監督の恋人と上京したばかりのヒロインに降りかかる不思議な出来事を綴るファンタジー・ストーリー。主演は藤谷文子と加瀬亮。映画監督の恋人アキラと一緒に上京してきたヒロコ。高校時代の同級生アケミの部屋に居候しながらバイト探しを始める2人だったが、アキラとは対照的に都会の水になかなか馴染めないヒロコは、次第に疎外感を感じ始める。

ゴンドリー監督は、いろんな雑貨やインテリアが置いてあるような可愛い楽しい部屋が大好きみたい。
「恋愛睡眠のすすめ」でも主人公たちのお部屋がとても可愛かったのですが、この映画でも、東京での一人暮らしの若者の部屋ということで、とても狭く小さい部屋なんですが、狭いなりに工夫してるというか、友人がいても、ソファーベッドを出して、部屋中ベッドだらけになってもなんとか寝てたり、そのあたりも面白かったです♪大森南朗の部屋も、CDや本がたくさんあって、趣味の部屋という感じがして、とってもいい感じだったし。

また、狭い家と家との間の空間に、ぺったんこのお化けがいるとか、ラッピングのバイトとか、雑誌を切り抜いて貼り付けるとか、ゴンドリーっぽいところが散りばめられてて。

主人公が映画監督というのも、またゴンドリー監督自身がモデルなんだろうなーと思えて、国は変わっても、そこに存在するのは監督そのもの。加瀬亮は本当にそこにピッタリ嵌ってましたね。
加瀬亮は、本当はスケジュールがいっぱいで、参加できなかったかもしれなかったのですが、ゴンドリー監督がどうしても加瀬がいい!と言って、スケジュールが空くまで待っていたみたいです。
心優しくて、映画作りの奇妙なアイデアで頭がいっぱいで、無邪気な若者にぴったりでしたね!

そして、彼の映画作り、上映、手配など手伝う彼女は、なかなか器用に物事をこなしていけなくて、いっつもいろんな事柄と格闘してしまうというか、おっとりしてるから後手に回ってしまうというか、そういうところ、何か昔の自分を観てるような気もして、観ててなんともいえない気分になりました^_^;

ちょっと恥ずかしくても、車で運べないので電車で大荷物、それも首にホースみたいなものをグルグル巻きつけて運ばなきゃ行けないとか、ああいう似たようなことはたくさんあったかもなーと、可笑しいような哀しいような。ああやって、学校、街を彷徨ってたこともあったあったと、懐かしくも自分に近いような話にも思えました。

藤谷文子、ナチュラルで良かったけど、あんまりたくさん映画に出演しないですねー。いい感じなのに。
友人役の伊藤歩も、藤谷文子とちょっとイメージが似てて、彼女も映画専門の人なのかな?あんまりテレビとか出ないですね。ふたりとも、可愛くて、ゴンドリー好みの女優さんたちだったかも。

寂しさや疎外感からか、彼女が物体化しちゃうというところにはびっくりで、映像的にも衝撃だったけれど、そこがまたとーってもユニークで面白かったです♪


レオス・カラックス監督「メルド」──監督の盟友ドニ・ラヴァンが東京中を震撼させる謎の怪人に扮する不条理劇。マンホールの中から突然現われては、街中で奇行を繰り返し、道行く人々に危害を加える神出鬼没の謎の男メルド。メディアでも大きく取り上げられ、いつしか“下水道の怪人”と呼ばれ、東京の人々を恐怖に陥れるメルドだったが…。

「ポーラX」から9年も映画撮ってなかったんですねー!!!伝説の人でもあるから、簡単には映画が撮れなくなってしまってるのかもしれないですね、カラックス監督。

今回は、自分自身の分身として映画に登場させていたドニ・ラヴァンが主人公の怪物「メルド」に。
カラックス監督って、なかなかの2枚目なんだけれど、ドニ・ラヴァンを自分自身として描いてるのがなんだか面白い。野獣のような可愛くも恐くも見える風貌のドニ・ラヴァン。今回は特に恐さを強調させてて、片目がつぶれ、赤毛で、変わった髭の形。醜悪にも狂暴にも見えるメルドは、また監督自身の深層の部分の分身だったのでしょうかね〜。

東京の銀座と渋谷で、メルドは大暴れしますが、私も東京では銀座や六本木歩いてると、いつもなんだかとっても嫌な気持ちになります。だからこう言っちゃーなんですが、メルドがその場所で傍若無人に振舞うのもわかるかも・・・、なーんて観ながら邪悪な気持ちにもなってしまいました^_^;撮影が困難にもかかわらず、カラックス監督は、絶対に銀座と渋谷で撮影する!と譲らなかったそうで、大変なゲリラ撮影だったそうですよ。それは、でも正解だったのかも。

カラックス監督のイメージする東京は、カラスが鳴き、灰色で、地下には軍国時代の名残もあり、オウム真理教のようなカルトなテロ集団が存在してた街・・・なのかなー。。。

メルドは、歪んだ世界にどこからともなく登場して、暴れては去っていく邪悪な存在であり、次はニューヨークで!とあったように、人間が生きていく上で、自分がそこに存在するということに違和感を感じてしまうことも多いような大都市に出現して、そこで邪悪のかぎりをつくしていく存在なのかな?

「ダークナイト」のヒース・レジャーが演じていたジョーカーのことを、このメルドを観てたら思い出しました。似通ったところが多分にあったように思います。


ポン・ジュノ監督「シェイキング東京」──香川照之と蒼井優を主演に迎え、引きこもり男とピザの宅配少女との奇妙な心の交流を描くファンタジー・ラブストーリー。10年間引きこもりの生活を送る一人の男。土曜日には必ずピザを頼むその男の家に、その日、配達に来たのは美しい少女だった。思いがけず、少女と見つめ合ってしまう男。その瞬間、突然大地が揺れ、少女は気絶してしまうのだが…。

監督は映画撮影の準備のため、家族とともに東京で暮らしてみたそうですね。そのとき、東京に暮らしてる人々が、どこか寂しそうだと思い、その寂しさを突き詰めて考えて、ひきこもりという設定にしたそうです。外を歩いていると太陽が眩しくて、いろんな人と接するのが億劫になって。お金と住むところさえあれば、一歩も家から出なくても、生きていけるんですねー、東京。宅配でなんでも届けてもらえるし。

ただ、みんながみんなお金持ってるとは思えないので、全員が引きこもりになってしまうとは思えないけれど、アパートやマンション、一戸建てでさえ、隣に誰が住んでるとか、迷惑かけたりかけられたりしなきゃ、誰でもいいというか、興味ないというか。。。

でも、引きこもって、誰とも接触せずに一生を終えちゃうって、どうなのよとも思えて、「人は触れ合うために生まれてきた」とか「愛するために生まれてきた」とか、そういう歌があるんだけど。。。という気持ちになってしまいました。

10年間読み続けた本、食べ続けたピザの空き箱、ペットボトル、カップラーメン、生活に必要な様々なものが、整然と家の中に並んでいるのは、完璧で圧巻だったけれど、整然と、静かに暮らしてれば幸せ?面白いの?とも思えて。天変地異でもあったら、それは崩れ、いろんな人と助け合わなきゃ生きていけなかったりもするんだし。そしたら、どうせなら好きな人と生きていきたいんじゃないの?という思いもそこにはあって、この話はそんな風に、希望ある光ある終わりだったかも。。。(最近の村上春樹の小説の主人公の心情にも似通ってたようにもみえました。整然と規則正しい生き方をしてるだけではいられないってところで。。。)

あと、主人公にひとめ惚れされる蒼井優ちゃんの可愛さは、もうとてつもなくなってきてて、監督も彼女の可愛さに参ってるのが、観てて物凄く伝わってきました☆そして、人間じゃなくロボット化したいっていうピザ屋の彼女の気持ちもなんとなくわかって共感するところもあって面白かったかも。
優ちゃんのガーターベルトと、操作ボタンのタトゥーが萌え〜だった(笑)
蒼井優ちゃんは、たぶん「花とアリス」などの岩井俊二作品で、韓国では絶大な人気があって、来韓したときに優ちゃんに是非会いたい!って監督仲間にポン・ジュノ監督は色々言われてたみたいですが、申し出が多すぎだったので、優ちゃんの来韓を皆に知らせなかったそうですよ!


大好きな監督たちのオムニバス、とても楽しめました。随分辛口な視点だったかもしれないけど、元々シニカルなものが共感できるので。東京に対する愛は薄かったかもしれないけど。広告にあるようなPOPな東京ではなかったです。そこを期待して観るとがっかりなのかもしれません。

今度はまたそれぞれの長編が観たい!
ゴンドリー監督の「僕らのミライは逆回転」、ポン・ジュノ監督の「マザー」も楽しみです☆
レオス・カラックス監督も、新作観たいですよねー。。。

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