kariokaの「極楽鳥シネマ」

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日本映画

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20世紀少年

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原作を読んでいた「20世紀少年」を観賞。

原作は面白くて、一気に読んでしまった漫画でした。映画化されるということで、大丈夫かな〜?と思いつつも、「ケイゾク」「トリック」「自虐の詩」の堤監督だし、キャストも漫画のイメージどおりの配役だったので、面白いんじゃないかと、期待してました。壮大なスケールの長編なので、三部作ということだったし。まず、その第一部が公開されました。

T−REXの「20th Century Boy」がテーマ曲!!!大好きな曲なので、聴くだけでもテンションあがります☆



『YAWARA!』『MONSTER』の人気マンガ家・浦沢直樹の同名ベストセラー・コミックを、豪華キャストを配し、日本映画史上空前のスケールで映画化するサスペンス・アドベンチャー大作。約半世紀にわたって展開する壮大なストーリーを、原作者自ら脚本化に関わり全3部作として映像化。本作はその第1章。主人公ケンヂ役に唐沢寿明、共演に豊川悦司、常盤貴子。監督は「ケイゾク」「トリック」の堤幸彦。
 
1969年。小学生のケンヂは、同級生の仲間たちと原っぱに秘密基地を作り遊んでいた。彼らは、20世紀の終わりに人類滅亡を企む悪の組織とそれを阻止する正義の味方といった物語を空想しては、それを“よげんの書”に書き記し、楽しんでいた。1997年。大人となったケンヂはコンビニを経営しながら、失踪した姉キリコの赤ん坊カンナの面倒を見ていた。その頃、巷では謎の教団を率いる正体不明の教祖“ともだち”が出現、各地で不穏な事件が起き始める。やがてそれが少年時代の“よげんの書”にそっくりなことに気づくケンヂ。20世紀の終わりが迫る中、ついにケンヂはかつての仲間たちと共に人類滅亡の阻止に立ち上がるのだったが…。(allcinema ONLINEより)

面白かったですよ♪最初のほうは、漫画を読んでるスピードと較べてしまうので、なんだかスローだな〜なんて思いましたが、徐々に物語に引き込まれていって、ラストまでいくと「え!?もうここで終わってしまうの〜!!!」と、続きが早く観たくなりました。

最近、長いアメリカのドラマや韓国のドラマを見慣れてきたので、2時間で終わってしまうのがもったいなかったです。続けて三部作を観ると、もっと面白いかもしれないと思いました。(6時間以上になりますが、それでも面白いんじゃないかな?疲れるとは思いますが・・・。休憩いれながらとか?)

細かいエピソードにも号泣もののところがあるので、そこが次の二部や三部でカットされてないかがとても気になります!(特にドンキー、ヨシツネ、サダキヨのエピソードは漫画を読みながら随分泣いてしまったところだったので・・・。入ってるといいんですけどねー。)そうすると、ホントはテレビドラマで、三ヶ月と短いクールじゃなくて、もっと長く続くドラマにして描くといいのかもしれないけれど、そうなるとこの豪華キャストをずっと拘束するのは難しいのでしょうね・・・。

また、元の原作は長いし、ラストのともだちの正体が、わかりにくかったりもしたので、なんだかよくわからないところや忘れてしまったところを、映画を観ながら自分の記憶を確かめてました^_^;
地球を救う9人って、どの9人だったけ?とか、子供の頃の写真を観て、映画を観た後で、確認しなおしてみたりしました(笑)

映画では、子供時代がやはり良かったですね!特にドンキーが良かったなー。鼻水タオルで、いつも裸足で走ってて、でも明るくて。ヨシツネも可愛かった。大きくなってからのキャストにも似てて、みんな良かったです♪ユキジが最強だったというエピも楽しい♪駄菓子やも、ああいうおばあちゃんが売ってたよねーとか。

子供時代は、私が子供の頃より少々前なんですけど、でもとっても懐かしくて、わかるような気がして。ノストラダムスの大予言には、漠然とした恐怖を抱えていた世代だったし。そしてカルト宗教の怖さ(オウム真理教がモデルなんでしょうね。)子供時代の夢を諦めたり忘れたりして社会人として生きていく大変さ・・・自分が共感できる要素が多いストーリー。堤監督も、まさにドンピシャの世代ということなので、原作を大事に映画化したんですね!ほぼイメージどおりでしたよ〜。

この後、更にスケールが大きくなっていくので、映画がどう進んでいくかとっても楽しみ♪
また映画館に観に行くと思いますよ〜。来年1月31日第2部公開だそうです。

観る前に、とっても心配だったのが、ケンヂの歌。ラストに流れたのがそうですよね!もともと、遠藤賢司の「カレーライス」という曲にちょっと似てるけど、イメージした曲だったんですよね?!漫画では「スーダラダー」とか書いてあって、そこが???だったんだけど、普通にいい曲になってましたねぇ。

映画のキャストでは、「実録・連合赤軍」にも出演していた田村マサオ役のARATAが特に良かったかな?第2部では、小池栄子が恐そうですね・・・。

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さらば箱舟

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北温泉に久し振りに行って、そこに古い柱時計がたくさんあったような覚えがあって、その時計を観ながら、この映画を思い出したなーと思い、久し振りに寺山修司の「さらば箱舟」を観賞しました。

演劇実験室・天井桟敷の主催者でもある1983年5月に死去した寺山修司の遺作なんですよね〜。原作はノーベル文学賞受賞の南米の作家マルシア・ガルケスの「百年の孤独」なんですが、「百年の孤独」という題名にしていたら、原作と内容が違うとクレームがあって、公開が寺山の死後になってしまった映画です。

映画館で公開されたときに観たんですよね〜。天井桟敷のお芝居は観たことなかったので、これを観たあたりに、他の「田園に死す」「書を捨てよ、街に出よう」「草迷宮」、実験的映画の短編、などをまとめて観てました。天井桟敷からのメンバーの劇団万有引力などのお芝居も観に行ったり。

でも、正直、ちょっと苦手だったかも。毒々しいのと、俳優が俳優ぽくなく、ビジュアル系っていうか見世物系っていうか、舞踏系というか・・・。当時は、お芝居する側の気持ちで考えちゃって、ちょっと拒否反応。
今、客観的に観ると、面白いなーと思えるかな。。。寺山さんのエッセイや言葉は、とても素敵で、そうだよねーと共感するところが多いのですが・・・。青春歌集「ひとりぼっちのあなたに」なんか読むだけで涙でそうだった。
48歳で亡くなったのですね。若過ぎでした。濃密な時間を過ごされていたのですね。。。

(そういえば、第三エロチカの主演女優だった深浦加奈子さんも48歳でお亡くなりになってショック。
第三エロチカのお芝居も2回くらい観ましたが、第三エロチカはあんまり好きじゃなかったけど、深浦さんは綺麗で大好きだったです。最近ドラマ「SP」で観たばかりの気がします。ご冥福をお祈りします。)

寺山映画では、物語的な要素が強い、泉鏡花原作の「草迷宮」と、この「さらば箱舟」が好きです。
この2作は、邦画全体の中でも、ベスト10内に入るくらい好きな映画でした。

今回、再見して、沖縄でロケしてたんだなーと。あと、原田芳雄が出てて、「ツィゴイネルワイゼン」といい、これといい、好きな邦画に原田芳雄出演作が多いかもなんて思いました。「生きてるうちが花なのよ、死んだらそれまでよ党宣言」とか「我に撃つ用意あり」とかも好きだなー。

ストーリーは、ある閉鎖的な村社会の百年のお話し。

老人と、少年・本家の時任大作が村中の柱時計を盗んで穴に埋めている。数年後、大作(原田芳雄)は本家の主人となっていた。ある日、いとこ同士である分家の捨吉(山崎努)とスエ(小川真由美)が結婚した。それを犯そうとする娘のことを案じたスエの父は、彼女に蟹の形の貞操帯をつけ性生活を持つことができぬようにしてしまう。捨音とスエは、何とかしてそれを外そうと焦るが外れない。夫婦生活が持てぬことから、村では捨吉が不能だという噂が広まる。大作は捨吉に女中テマリ(高橋洋子)を抱くのを見せつけたりする。ある朝、皆の前で大作に不能と嘲け笑われた捨吉は、カッとして彼を刺し殺してしまう。捨吉は、スエを連れて村を逃げ出す。しかし、一晩中さまよい歩いて漸く見つけた空家に泊まった翌朝、二人はそこが同じ我が家であったことに気づいた。
やがて捨吉は大作の亡霊を見るようになる。そして、徐々に彼は、物の名前を忘れていく。狂気が兆してきたのだ。(goo映画より)

柱時計の独占、犬の顔をした子供の絵(合田佐和子さんの絵ですね!合田さん好きです♪)、見世物小屋の人々、闘鶏、死の世界に通じる大穴、死者への手紙、ケチャダンスにも似た村の踊り、犬憑きのお払いの儀式、彼女の裸を見ると死ぬといわれるようせいのような女の子(若き日の高橋ひとみ!死ぬ村の若者に三上博史!)宙に浮く巨大な石、文明化された百年後の世界での村人たち、生と死の境目のわからない混沌さ。。。印象的な寺山修司らしいシーンの数々。。。

中でも、凄いのは、物忘れしていく山崎努!「私の頭の中の消しゴム」状態なんですが、ものの名前を忘れないように書いて貼っていく作業が、狂気に満ちていきます。鶏も殺しちゃうのね。。。(NHKのドラマでもにわとりの羽をむしりまくってましたね。子供の頃観て、怖かったです。)ド迫力の演技。

小川真由美も、優しく色気溢れる素朴な女性をなりきり演技で凄いです。色っぽいですねー。
花嫁衣裳着て狂ったような独白シーン、よーく覚えてましたよ。
寺山修司の遺言のような言葉に思えて、泣けました、あのシーン。

石橋蓮司、天本英世、小松方正、宮口精二など、個性的な脇役の人々。天井桟敷の役者さんたち。

猥雑さや毒々しさはあるけれど、やはり面白かったです。
いろんな意味が読み取れる、深さがある映画だと思います。
寺山映画、私では語りきれないんですが^_^;好きな人はこの世界が大好きなはずです!

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転々

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「時効警察」の三木監督の「転々」を観賞。いつも小ネタ満載の三木監督ですが、「亀は意外と速く泳ぐ」「図鑑に載ってない虫」より、原作小説があるということで、映画としてまとまりのある印象になってました。(いつもはかなりハチャメチャ感が強いので〜w それもまた面白い☆)

特に三浦友和、小泉今日子をキャスティングしたことで、ストーリーの軸がぶれなかったのかも?!

オダジョーも両親に小さい頃に捨てられて、大学8年生で借金がある・・・という普通に見ると、かなり切羽詰ってもおかしくない暗めの人物設定ですが、でも、三木監督だし、やはり「時効警察」ノリで、どこかのほほんとした雰囲気で、でも細かい芝居は相変わらず上手でした。変な髪型でしたけど(笑)

これは、東京散歩の映画だったんですね〜!!!

吉祥寺から出発して桜田門まで。井の頭公園で待ち合わせして、吉祥寺の焼き鳥屋「いせや」がまず出てきて懐かしくなりました♪下北沢とか阿佐ヶ谷とか歩いたな〜とか、新宿歩いてるととっても変な人が歩いてるんだよな〜とか、愛玉子(オーギョーチー)のお店もこの前テレビの番組で観たばかりだったので、!!!とびっくり!上野動物園のカバ知ってる〜とか、花やしきのジェットコースターに乗ったなーとか。東京散歩の風景も興味深かったです☆

東京散歩、以前はよくしていたかも・・・と懐かしくなりました(^^)

解説: 借金を抱えた主人公が100万円の謝礼と引き換えに借金取りの散歩に付きあうコミカルな味わいの人間ドラマ。“脱力系”の代名詞で独自の映像世界を築いている三木聡監督が脚本も務め、直木賞作家・藤田宜永の同名小説を映像化。テレビドラマ「時効警察」シリーズで三木と組んだオダギリジョーが主演するほか、散歩を提案する借金取りを三浦友和が妙演。本筋とは無縁の小ネタ満載の三木ワールドはそのままに、秋深まる東京の風景がドラマを切なく包みこむ。(シネマトゥデイ) 

あらすじ: 幼いころに両親に捨てられた孤独な大学8年生の竹村文哉(オダギリジョー)は、いつの間にか84万円もの借金をこしらえ、返済の期限があと3日に迫っていた。しかし、その期限の前日、文哉は借金取りの福原(三浦友和)から借金をチャラにする方法を提案される。それは、吉祥寺から霞か関まで歩く“東京散歩”に付き合うことだった。(シネマトゥデイ)

岩松了、ふせえり、松重豊のシーンは、モロ時効警察ノリで楽しかった(笑)三日月くんもチラっと出演。

新宿に出没したギターマンとか(オダジョーはこの役をやりたかったらしい!)綾波レイのコスプレの平岩紙、コスプレ会場の年とった石膏仮面?、かなりいっちゃってる自称アーティストで戦艦の絵ばかり描いてる広田レオナ、マヨラーのとっても自由で可愛い吉高由里子、街に出没する岸部一徳とか、面白い人物も映画のあちらこちらに登場して、楽しかったです(^^♪

三浦友和の夫婦のエピソードが、重くて哀しいんだけれど、変な髪形やおかしな小ネタ、そして徒歩での移動ののんびりさで、次第にその重さが癒されていくような気分にもなりました。哀愁あるね、友和さん。

息子が欲しかった福原と両親が恋しかった文哉が、場末のスナックのママで擬似家族のバイトで知り合った福原との写真を夫と言って家に飾ってある麻紀子(キョンキョン)の家で、行きがかり上なんですが(笑)しばし幸せな家族として暮らすところは、なんだかほのぼのあたたかったです。でも、キョンキョンがオダジョーの母親役って、年が合わないのでは?とも思ったけど、半分本気半分冗談みたいで面白くいい感じでした。

姪っ子ふふみ役の吉高由里子は、「紀子の食卓」でも擬似家族を演じてましたが、「紀子の食卓」の壮絶さとは全く正反対の家族のあたたかさでした。同じようなこと描いていても、こんなにも違うんだなー。シリアスにならず、小ネタで笑いあって暮らしてく方が幸せでいいなーーー。。。

キョンキョンと吉高由里子は、キュートなのにいろんな規制からはみ出してるような雰囲気が似てて、良かった♪吉高由里子、とっても可愛い(^_-)-☆

春から夏前に、近所を運動不足解消に主人に連れ出されて散歩してたんですが(けっこうな距離を歩かされてブーブー言ってました。。。)暑くなって、やめてました〜。また涼しくなったら、散歩しようかな〜。近所だけじゃなくて、いろんなところ行きたくなりますね〜。

東京散歩も久し振りにしたくなった!オーギョーチー、食べてみたいです♪

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夕凪の街 桜の国

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「夕凪の街 桜の国」観賞。広島に落とされた原爆が、世代を超えて影響し続けているということを描いた秀作です。被爆国の日本でも、どれだけ原爆が落とされるということが怖ろしいことなのかが忘れさられようとしている今、広く観ておかなければならない映画だと思いました。

原爆資料館の中の写真や、子供たちが描いた原爆投下時の絵なども出てきますが、それほど残酷なリアルな描写があるわけではありません。しかし、原爆によってたくさんの人々が亡くなり、心に傷を抱えながらも、善良につつましく幸せになろうと生きようとしてきた人々さえも、その後の人生を奪ってしまう影響の大きさが辛いです。人々の無念さ哀しさが、静かながらも心に響いてくる名作でした。

特に、原爆投下された13年後に被爆の症状があらわれ、まさに幸せを掴みかけた瞬間に命を奪われていく女性平野皆実役の麻生久美子の、明るい中にも儚く薄幸な様子には、涙を抑えることができませんでした。。。原爆投下された街を、妹を背負いながらその背中で亡くしてしまったこと、たくさんの命が奪われて、何故私は生きているのか、幸せになっていいのか、死ねばいいって思われたんだ・・・と、明るく日常生活を送りながらも、辛い光景がフラッシュバックしてくる皆美。誰にも言わずに、心の中で思い続けた辛い思いを、「生きとってくれてありがとう」って言ってくれた打越(吉沢悠・・・心根が優しい男性を好演です。)に告白するシーンは、堪らなかったです。宮沢りえ主演の「父と暮らせば」でも、明るく善良な優しい女性が、生き残ったことを後ろめたく思って生活していて、彼女たちのせいではないのにと、胸がとても痛い。善良な人たちに、こんな辛さを味わわせて、本当に戦争は酷いです。原爆がどれだけ落とされた人々にいつまでも影響する怖ろしい兵器かということを、世界中の人々に知っていてほしい!と、あらためて強く思いました。効き目のある強力な兵器だというくらいの認識しかないんでしょうから。

疎開した弟に母を会わせるために「姉ちゃんはありんこみたいに働いてお金貯めるからね!」と、倹約しながらも明るく暮らす皆美に、ドラマ「時効警察」の可愛い三日月くんの姿もダブり、そんな可愛い彼女が弱っていく姿を見るのが、本当に辛かったです。

平成16年度文化庁メディア芸術賞マンガ部門大賞、第9回手塚治虫文化賞新生賞を受賞したこうの史代の同名マンガを実写映画化したヒューマン・ドラマ。過去と現在の2つの物語を通して原爆が世代を超えてもたらす悲劇を静かに見つめる。主演は田中麗奈と麻生久美子、監督は「半落ち」「出口のない海」の佐々部清。

「夕凪の街」──原爆投下から13年後の広島。母フジミと2人でこの街に暮す平野皆実。彼女には弟の旭がいたが、戦時中に疎開し、そのままおば夫婦の養子になっていた。そんなある日、皆実は会社の同僚、打越から愛の告白を受ける。ためらいつつも幸せに浸る皆実だったが、そんな彼女を原爆症の恐怖が襲う…。

「桜の国」──現在の東京。定年退職した父、旭と一緒に暮す娘の七波。ある日、旭の行動を不審に思って後をつけた七波は、そのまま広島まで来てしまう。やがて、広島でいろいろな場所や人を巡る旭の後を追ううち、次第に自分のルーツに思いを馳せていく七波だったが…。(allcinema ONLINEより)

疎開していた弟の旭が、定年退職してから不審な行動をしているのを、娘の七波が尾行するとこから、第2部の「桜の国」が始まります。七波役は、田中麗奈ちゃん!男勝りの元気な女性をのびのびと演じて、気持ちいい♪最近観て感心した「暗いところで待ち合わせ」の盲目の女性の演技とは、全く違うのですが、全身でサービス精神旺盛な演技をしてくれて、田中麗奈ちゃんは素敵です☆すっかりファンになってしまいました!

被爆者の子供であるとか、孫であるとか、何十年も経っているのに、まだ差別的な見方があるというのもショックだったし、健康にも放射能が影響し続け苦しみ続ける人々が、たくさんいるのだということも、辛い現実です。広島の原爆資料館には、私は行ったことがないのですが、行った主人によると、打ちのめされて、言葉もないくらいの衝撃を受けるそうですね。それを見たら、核を持っていたほうがいいとか、戦争を終わらせるためにはやむ終えなかったって、言えないんじゃないかな。兵器によって、人々が酷たらしく死ねばいいって思える人たちって、何も感じないようにしている人たちって・・・と、考えてしまいました。

テーマは重いのですが、描かれている内容は、家族や恋人への思いやりや愛情で、酷く辛い出来事を乗り越えていく淡々とした人間の明るさ善良さを感じることができて、とても繊細でいい映画だったなーと思いました。観終わった直後は、しんみりしてしまうんですが、いまだ戦争が絶えないこの世界で生き続ける私たちは、忘れちゃいけないし、伝え続けなければいけないことなんじゃないかなーと思います。

NHKで最近放送した「帽子」というドラマも、似た感じなんですが、とてもいいドラマでした。
緒方拳の年をとって一人暮らしをしてる帽子屋さん、一人暮らしの老人の警備をする警備会社の玉山鉄二、胎内被爆してその後の人生に被爆の影響を受け続けた女性に田中裕子。こちらも重いテーマだったのですが、辛いことがあっても「のほほんと生きていきな。」という言葉が良かったです。

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鉄男

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塚本晋也監督の「鉄男」を観賞。昔、観たことがあって、その頃、面白い!って思ったと思うんですが、何しろはっきりとは例によって覚えてないので、面白かったんじゃなかろうか?と書いた手前、再見してみました。レンタルに2件くらいなくて、でも近所のレンタルには探したらありました♪

イントロダクション
1989年、製作費1000万円、アイランプ3つ、拾い集めた廃物を利用したSFX、4畳半のアパートで数人のスタッフ兼キャストによって1年半をかけて製作された〔鉄男〕。当時無名の塚本晋也はその1本で世界映画界にデビューした。同年中野武蔵野ホールでのレイト・ロードショーは、3カ月間稼働率120%の驚異的ヒットを記録。海外に出品されるや、その年のローマ国際ファンタスティック映画祭グランプリを受賞。ヨーロッパの若い感性の絶大な支持を獲得する。「鉄男」以降、海外映画祭における日本映画界の流れが変わったといわれる。

ストーリー
ある朝目覚めると、平凡なサラリーマンの頬に金属のトゲのようなニキビが…。その日から男の身体の中で肉体と金属の壮絶な戦いが始まった…。ペニスまで金属ドリルと化した男は、恋人をえぐり殺し、“やつ”と合体した鉄のかたまりとなって、都市の荒野に叫ぶ。「世界中を錆くさらせて宇宙のもくずに帰してやろう」「俺たちの愛情で、世界を燃え上がらせてやる」。世界へ向けて巨大なメタルサイキックウォーズが始まる!

久し振りの観賞でしたが、感想はやはり面白い!でした。なんかテンション高すぎて、笑ってしまったところもあったけど。が、しかし・・・こんな映画作っちゃうなんて、全く塚本晋也の頭の中はどうかしちゃってるとしか言いようがないかも(笑)主演の田口トモロヲもパンクな動きしててホントにどうかしちゃってるし、この映画を作った人みんながホントにどうかしてます!で、私自身もどうかしちゃってるところが多分にあるらしいので、なんだか面白い☆って思ってしまったんだと思うんだけれど(笑)

ベースはカフカの「変身」なのかな?恋人とのやりとりはデビッド・クローネンバーグの「ザ・フライ」も彷彿とさせましたが。。。

しかし、人体と鉄の融合なんて、無茶もいいところですね〜。痛いよー、鉄。。。

なんで鉄男は足の太ももを切り裂いて、鉄のネジを埋め込んだんでしょうね〜???血が噴出して、観てて凄く痛かったんですけど。。。錆びちゃって、大変でしたが(笑)社会へのやりきれなさへの反抗とか、色々解釈はあると思いますが。。。

塚本監督、鉄フェチですね〜。あと、電話の声に自信あるのかしら?必ず電話で会話してますね。。。

駅で見知らぬ女性が鉄人間になって追いかけてくるところと、恋人と主人公(田口トモロヲ)のやりとりは、女優さんたちの熱演もあって面白かったです。恋人役の藤原京さんは、唐十郎主催の状況劇場でヒロインだったとき、お芝居観たことありますが、状況劇場の女優さんなら、このくらいのお芝居はできるんでしょうね〜。塚本監督もテント芝居を自分で主宰してたからか、状況劇場やそこから分かれた新宿梁山泊にいた俳優さんを、塚本監督の映画によく出演させているような気がします。ああいうアングラテント芝居のテンション、塚本監督は大好きなんだろうなーと思いました。

でも、その後の主人公と鉄男との対決は、ちょっと長くてゲンナリ。鉄同士が白黒の画面で絡み合って、わけわからないし、画面が揺れすぎるので目が痛くなって、もっと短くても良かったなーというのが正直なところでした。。。
充分60分強と短い映画なんですけどね〜。

塚本監督自身が鉄男演じてたんですね!全くどうかしてます!びっくりです。ちょっと嫌な感じの役柄だったので、早く鉄男をやっつけちゃえ!と思っちゃったりもしましたが^_^;

全体がもの凄い大きさの鉄のオブジェになっていったので、本当に大変な撮影だったんだろうなーと、今観ても驚きです!

「世界中を錆くさらせて宇宙のもくずに帰してやろう」「俺たちの愛情で、世界を燃え上がらせてやる」なんて言ってるところは、つい笑ってしまったりもしたんですが^_^;

「アキラ」っぽいイメージもあるかしら???ヨーロッパで受けたようですが、東京ってこんなイメージなのか?怖い。。。(笑)

凄い映画ですが、よくこの映画から「六月の蛇」や「バレット・バレエ」に進化したなーとも思いました。これは手作り感溢れるホラー映画?です。なにしろ製作・監督・脚本・美術・撮影・照明・編集・特撮・出演:塚本晋也なんですよ!音楽は違う方ですが、ノイズ音楽で、かっこいいです♪高速コマ送りも勢いがあって面白かった!

後半だれましたが、全体の感想としては、面白い!と思ったけど。。。
こういうの面白いっていうのは不健全かも???
タランティーノは大好きだって☆

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