kariokaの「極楽鳥シネマ」

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香港、中国、台湾映画

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今年6月にアメリカで亡くなった台湾の巨匠、エドワード・ヤン監督の名作「牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」を観賞。もう何年も観たくて観たくて、レンタル店に行くと探していたが、ようやく新しくみなとみらいに出来たツタヤでビデオの上下巻で発見!!!観ることができました。計4時間の映画でした!

主演は活躍がめざましいチャン・チェン。彼が主演の少年だったのは後から気がつきました。
同じエドワード・ヤン監督の「カップルズ」で少年のひとりとして観たのが最初。一番ハンサムで軽い役柄だったけれど、あの目は一度見たら忘れられないインパクト。
その後「グリーン・デスティニー」「ブエノスアイレス」「2046」「愛の神 エロス」「百年恋歌」「天堂口」・・・と観るたびに男前度がUPし、演技派へと成長しています。
キム・ギドクの「ブレス」ジョン・ウーの「赤壁」ウォン・カーウァイの「マイ・ブルーベリーナイト」と、これから公開の話題作にも出演。日本が舞台の田壮壮監督の「呉清源〜極みの棋譜」も現在公開中、日本映画にも行定勲監督の「遠くの空に消えた」に出演していたらしい。(更に次回もホウ・シャオシェン映画にスー・チーと共に出演決定したようです。武侠映画らしいです。)

大活躍の原点の映画がこの「牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」だったのです!!!有名俳優の息子である彼が、撮影に遊びに来ていたのがこのデヴューのきっかけだそうです。でも、彼の顔つきはいい!演技はほとんどしてないんだけれど、彼があの意思の強そうな鋭い顔つきで状況の混沌の中で戸惑っているのは、それだけで絵になるのです。そして、このクーリンチェあったからこそのチャン・チェンなんだなーとあらためて思いました!

'61年夏、台北で実際に起こった14歳の少年の、同い年の少女殺人をもとにした青春叙事詩。戦後あらたに生まれ変わろうとする国情を視野に入れて、出口の見えない迷路の中でもがくような少年たちの日々を描いている。不良少年同士の抗争を叙述することが、革命を語ることと同等な世界。大陸からの移住組の一家がこうむる圧力は、さらに露骨なものとなって少年スーを巻き込んでいく。彼の恋した少女ミンは、彼らのボスの情婦という噂がある。そのボスは、敵グループのボスと一騎討ちの最中、車にはねられて死んでしまう。やがてスーはミンとの交際を注意され、怒って中学を退学する。だがミンは、スーの親友で軍人の息子マーと付き合いはじめていた……。4時間版では、スーの家族の挿話が描き込まれ、少年の性格造形をより細かにしている。ヤン自身がスカウトしたミン役のリサ・ヤンは7歳の時にLAに移住した米国育ち。(all cinemaより)

エドワード・ヤン監督にとっても代表作といえる作品。長くて淡々としていて、前編ではうっかり眠ってしまったりもしたのですが(疲れていた時に観たので。また画面が暗く、スー、モー、マーなどおなじような名前で同じような少年たちなので、最初誰が誰だかわかりにくかった。)もう一度見直して後半に続くと、目が離せない展開になり、ラストの衝撃に繋がりました。
エドワード・ヤンがちょうど同じ中学生だった頃に実際に起こった事件を基にしているそうです。
衝撃的だったので、いつか自分の手で映画化をと思っていたらしい。。。

戦後、共産党に破れた国民党が逃れた台湾の政情の不安定さ、大人たちの不安定さが、子供の学校生活にも影響を与え、苛立ちが抑えられない様子が、リアルに描かれていきます。けっしてドラマチックじゃないんですが、激しくならざるおえない時代背景があって、どっきりするような描写がところどころに彼らの生活とともにあるのです。日本占領下に建てられた日本家屋に住み、天井裏を探してみれば旧日本軍が隠し持っていた日本刀がゴロゴロでてくる物騒さ。小公園グループと軍人村グループの不良少年たちの対立。母と二人暮らしの薄幸な少女を巡っての少年たちの争い。殺された仲間の仕返しに真っ暗な中を日本刀を持って集団で斬り付けていく姿は恐怖を感じるほどの描写でした。物騒な日本刀があったから、殺すまではいかなくてもよかったような争いが、集団殺人になってしまう恐怖がありました。

まっすぐ正直に自分の思うとおりに生きようともがけばもがくほど、生き難い世の中。チャン・チェン演じるスー少年は、勉強が上手くいかずに中学の夜間部に入り、そこでの理不尽さに異を唱えると、学校から訓告処分を受けたり、理不尽な友人に逆らうと仕返しが待っていたり、あの鋭い目付きで自分を通そうとするのは困難で・・・。家族も父親が共産党との関係を疑われ、秘密警察の尋問を何日も受けたり、母親も教員免許を持っていたのに台湾で役にたたないという苛立ちがあり。家族も生き難さを感じている。その家でもスーは落ちこぼれているかのように押入れに閉じこもってひとりで過ごしている・・・。学歴社会の中、優秀な兄や姉を持ったスーは、家でもいたたまれないところがあったのでしょうね。

そんな生活の中で、小公園のボスのハニーの彼女だったミンという少女への恋にスーはどんどんのめり込んでいくのです。少女をずっと自分が守ってあげる!と誓うのですが、ミンはそのまっすぐな思いを信じることができない現実への諦観を持ち続けている少女だったのです。寂しいけれど、結局のところ誰も信じられない少女。それゆえの奔放さはスーを傷つけます。

「僕だけが君のこと 助けてあげられる!」 

「私はこの世界と同じ。誰にも変えることなど出来ないわ…。」

どうしようもない気持ちのずれが、悲劇的な結末へと結びついて。この映画全体に、やりきれなさが漂っていました。他の少年たちも、多かれ少なかれ、苛立ちを抱え込んでいるし・・・。
不安定な少年を更に不安定にしていた当時の台湾とリンクさせているような。そんな映画でした。

エドワード・ヤン監督を尊敬している岩井俊二監督の「リリィ・シュシュのすべて」は企画が岩井監督とエドワード・ヤン監督だったようで、そういえば、リリィ・シュシュはこのクーリンチェとどこか似ている殺伐とした空気がありました・・・。

観れて良かったです。長くて一見地味な映画なのですが、この少年たちの焦燥感、孤独感を描かせると、エドワード・ヤンはさすがでした。刹那なお話は観てると堪らないのですが、忘れられない映画となりますね。もっと大きく高校生くらいになった「カップルズ」も、同じように忘れがたい映画。主役の少年も「クーリンチェ」でチャン・チェンの友人役で出演していますね。

エドワード・ヤン監督の子供時代の思い出が元になっている「ヤンヤン 夏の思い出」、おとなたちの「恐怖分子」も観たくなりました。世代世代を描きながら、その時の台湾そのものも描いているんだろうなーと思います。
この映画は時間が経つにつれて自分の中で大きくなって、また何回も観たくなるかも知れないです。

靴に恋する人魚

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台湾映画「靴に恋する人魚」を鑑賞。日本でも大人気だったビビアン・スー主演。ビビアンももう30代。でも、全くそうは見えない・・・。相変わらずとっても可愛いです!ブラックビスケットで歌ってた頃もとってもキュートで、うちの娘はポケビもブラピも大好きでしたね〜。今は亡くなった舅もウリナリが大好きだったので、よくおじいちゃんと孫で観て、ゲラゲラ笑ってました。「ビビアンは可愛いね〜。こんな可愛い子はなかなかいない。」とおじいちゃん。おじいちゃんも大好きだったビビアン。老若男女に好かれた人でしたね〜。社交ダンスしすぎたのか無理しすぎたのか、外反母趾を悪くして台湾に帰ってしまいましたよね〜。それから、4年か5年はたってるのかな?久し振りにこの映画の宣伝で来日してました。台湾でも人気者になって。今は中国でも大人気。ただ、また過労のために顔面麻痺になってしまったようで・・・。いい子すぎて、無理しちゃうのかなー、ビビアン。

そんなビビアン・スーの主演映画ですが、アンディ・ラウがプロデュースした6作品のひとつ。
資金を同じように6作品に出して、新人監督に映画を撮らせました。アンディ・ラウからの言葉は
「わかりやすい映画を撮りなさい。」ヒットするには、どんなにいい映画でも、わかりにくいと大衆は観ないから観客が入らない。。。その中の一本「クレージーストーン」は中国で記録的な大ヒットとなりました。この映画もそのひとつ。アンディ・ラウはナレーションをかってでていますよ。

車椅子の少女・ドドは足の手術を受け、歩けるようになりました。やがて、靴を買うのが大好きな美しい女性に成長します。ある日、突然歯が痛くなったドドは歯医者で歯科医のスマイリーに出会います。2人は30回のデートを重ねた後、結婚することに。でも、幸せなはずの2人の生活に突然、大きな悲しみが訪れるのでした。笑顔を失ったドドにスマイリーは? ドドが昔、見た夢の中で魔女が言っていた「幸せとは黒い羊と白い羊を手に入れること」という言葉の意味は−−?

香港のトップスター劉徳華(アンディ・ラウ)がアジアの若手監督たちを支援するため発足させたプロジェクト「亜洲新星導」の第1回作品として完成したこの作品は、05年の台湾金馬奨で最優秀美術賞を受賞。女性監督らしい細やかな演出と童話のようなストーリー展開、カワイイのにシュールな棘が痛い愛の物語をビビアン・スー、ダンカン・チョウ、朱約信(猪頭皮)ら、個性的な面々が演じています。(中国情報局NEWSより)

台湾版「アメリ」とでもいうような可愛い映画!!!
凝った美術、可愛い小道具、ビビアンにぴったりの映画です。たくさん登場する靴も本当に可愛い!
でも、ただ可愛いだけじゃなくて、人生のビターな部分も描いてるのがいい映画になってるみたいです。「白い羊と黒い羊」って、人生のいい面と悪い面、両方潜り抜けて初めて幸せを感じることができる・・・というようなことでしょうか・・・。

日本で観ていた元気なビビアンとはちょっと違って、内気な女の子の役なので(ちょっとおとなしすぎるくらい?)いつもの可愛さとは違うんですが、不幸が訪れた時に、シャンプーをしてもらいながら、声を押し殺して泣くビビアンの演技に胸が締め付けられました。足も外反母趾だったのに、綺麗に何足も可愛い靴を履きこなして。だからこそこの役の気持ちがつかめたのかもしれないですね。

相手役の王子様、ダンカン・チョウ!素敵でしたね。スマイリーという名前の笑顔の素敵な歯医者さんなんですが、ビビアンがCMで共演したことがあるダンカンの笑顔を思い出して、推薦したそうですよ!
「僕の恋、彼の秘密」「セブンソード」でも笑顔が素敵でした♪彼女を支え続ける優しい男性を好演してます。この帽子をいくつも被ってるのは、カーテンがないために朝の日差しが眩しいので、彼女が目が覚めないように、帽子を被って日を遮ってるんですよ〜。優しすぎ〜。ビビアンの寝顔も可愛すぎるんですけどね^^;ダンカン・チョウは来日インタビューで、うっかり油断すると本当にビビアンに恋しそうになるほど可愛かったと言ってます。でも、こんなに優しい男性じゃなくて、僕はもっと怖いかもね!とも言ってました。そうかもね〜(笑)

自分の不幸にドドが溺れてしまって、パートナーの気持ちに気付かないのは、可哀想でしたね。
私も自分を振り返り猛反省しなければならないかもな・・・と。
不機嫌な恋人に気を使っている男性は多いって!・・・とうちの主人が大きな声でこの前言ってたばかりでした^_^;

「人魚姫」「シンデレラ」「星の王子様」「不思議の国のアリス」・・・いろんなおとぎ話も散りばめられていますよ。子供の頃、世界童話全集が大好きで、読みふけっていたのを思い出しました〜。美しい挿絵も大好きでした♪

予告もとっても可愛いので御覧くださいね☆


わすれな草

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香港映画祭でニコラス・ツェーの舞台挨拶は観たのですが、肝心の出演映画「男兒本色」は観なかったので、長年借りたいと思っていたけれど、レンタルになかった「わすれな草」を渋谷ツタヤでレンタルしました。もう一本の「硝子のジェネレーション」はなかったので、新宿ツタヤに行ったら借りてみようと思ってます。

この「わすれな草」はニコラス・ツーェーと「インファナル・アフェア」の太っちょサムことエリック・ツァンがダブル主演。父親が誰だかわからない娼婦の息子スモーキーと、ブラジルに30年間渡っていたが、煙草(草って煙草のことでした。)をくれた美女を忘れることができずに、もう一度会おうと香港に帰国したヒョウのデコボココンビのお話でした。スー・チーも出演しているのですが、てっきりニコの恋人役かと思っていたら、エリック・ツァンの想い人の役だったんですね〜。台詞なしの役でしたが、なかなか艶っぽい風情で印象的です。

他にも、ヒョウと対立していた友人にやはり「インファナル・アフェア」で対立していた刑事役のアンソニー・ウォン。若き日の二人にニコと共演の多いスティーブン・フォンとサム・リー。(仲良しですね〜。)ニコがひそかに恋している婦人警官にケリー・チャン。ニコを敵視するチンピラにテレンス・イン(いつも悪役ですねー。)やくざの姐御に何をやってもいつもなんとなく可笑しいサンドラ・ン。(ピーター・チャン監督の奥様なのですね!)みんなゲスト出演のような感じで出ていましたよ。香港映画ではお馴染みの顔ばかりでした。これ香港のUFO製作なんですね!ピータ・チャン監督の「ラブソング」「月夜の願い」「金枝玉葉」リー・チーガイ監督の「世界の涯てに」なんかもUFO製作で、アクションとは違った、しみじみしたいいお話がUFO製作って多いんじゃないでしょうか?ここにあげたUFO作品はどれも大好きな映画です!この映画の監督はイップ・カムハン。他に金城武とケリー・チャンの「ラベンダー」を撮ってるみたい。(未見です。)

30年前、吸いかけの煙草をくれた謎の女が忘れられないヒョウは、彼女に会いたい一心で、単身移住していたブラジルから香港へ戻る決意をする。だが、久しぶりの香港には昔の面影がなく、途方に暮れる。そんな時、チンピラのスモーキーと出会い、金に困っていた彼に札束をちらつかせ、女を捜す手助けをしてもらう。渋々引き受けたスモーキーだったが、宿敵・九龍との決闘で汚い手を使われ傷を負わされた話や、探している謎の女の話を聞くうちに次第にヒョウに友情を感じ始めるのだが……。(YAHOO映画より) 

珍しくニコが全体に出演している映画だなーと思いました。(なんか全編登場って少ない気がするんだけど。)若くて綺麗・・・いろんな色のTシャツを着ていて、どの色も似合うんだなーと感心しながら観てました^^;岡田准一くんにも似てますね〜。けっきょくハンサムだってことなんですけど^^;
ヒョウに父親の面影を見ていて好きになっていたのに、思ったよりも情けない奴だと知った時の怒り方は、あんなに怒んなくても・・・というくらい怖かったですね〜。あと、友人の娼婦に酷いことをしたやくざの腕を切り落とそうと(切り落としたっけ?)したのも、最初の登場シーンだったので、驚きました。怒りのテンションが高いのかもね〜。父親を知ったときの泣いてるところも良かった。でも、なんかいつも演技は特にしてない気がするんですよね。もともとオーラがあるし、なんとなく翳りもあるので、そのままでも充分なんですが、そこがいい映画に出演してない理由にもなってるような気もしてきた。
この映画もしみじみといい映画なんだけれど、他のUFO製作の映画ほど泣けないし、ちょっと中途半端なところが目立ってしまったかも。エリック・ツァンの話はやはりいい話なんですが、「ラブソング」のやくざの親分ほど観てて切なくなれなかったかなー・・・。ニコのアクション好きはわかるけど、歌手が本来の姿なのかもですが、「PROMISE」でみせてくれたような、おもいっきり演技してるニコラス・ツェーが観たいかもです。デヴュー作の「硝子のジェネレーション」はアンドリュー・ラウ監督だし、期待できるのかしら?いつも意外とラブシーンとか少ないですよね〜。やってられないのかな、ラブシーンとか。恥ずかしくて。恋愛面は一途そうだからなー、ニコ。(そこが好きなんだけど。)出演時間は少なかったけれど、「玉観音」とか良かったので、ニコラス・ツェーに大人の演技をみせてほしいと思うのは贅沢なのでしょうかね〜?

いいところもたくさんあるんだけれど、ちょっと惜しい雰囲気の映画でした・・・。

天堂口

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東京国際映画祭提携企画の香港映画祭では4本の映画が上映されましたが、この映画は最終日に上映されました。「男たちの挽歌」のジョン・ウーが、香港、台湾、中国から、人気若手俳優をキャストにして製作した「天堂口」、観るのを楽しみにしてました!

貧村で漁師としてやりきれない日々を過ごすフン、カン、フ。この境遇から脱するために上海へと旅立った3人は、そこで夢見ていた富と、そして犯罪に満ちた下層社会を目にする。足を踏み入れたナイトクラブ「パラダイス・クラブ」では、美貌を誇る歌姫・ルルが不埒で誘惑的な生活へと彼らを魅了し、やがてクラブのオーナーで上海の犯罪界のボスをめぐって敵味方の区別なく血が流れるようになる。富への階段を上るにつれ、フンは現在と過去の間で引き裂かれ、フは危険をはらんだ生活にもがき苦しみ、そしてカンは権力への欲望以外、何も見えなくなっていく…。香港ノワール映画の立役者、ジョン・ウーに見出された新鋭、アレクシ・タンの初長編監督作品。

明星たちは、かっこよく、UPも多くて、オーチャードホールの大きな画面で観れて大満足でしたが、UPが多すぎて、なんだか流れるような映像が撮れてないような気がしたのは、気のせいかしら?ジョン・ウーに見出された新人監督だそうですが、なんとなく演出が硬かったような気がしました。。。明星たちに遠慮もあったのかな?スーチーが映画のセットのブランコに乗るところなんか、UPしすぎて、セットが少しの部分しか作れてないからカメラがひけないのかしら?って思ってしまったほどでした・・・。

田舎から出てきて悪に染まっていく兄(リウ・イエ)と、悪になりたくない純粋さが捨てきれないのに片棒を担がされてお酒に溺れてしまう弟(トニー・ヤン)、その兄弟の幼馴染で彼らの美しい妹(ルー・ルー)の恋人(ダニエル・ウー)・・・この三人が主人公なんですが、なんとなく「ゴッドファーザー」みたいにも見えたり、もっと長い時間の話かと思っていたら、けっこう短い間に成り上がってしまったんだな〜と思ったり・・・。思ったよりもスケールが小さいお話でした。

ただ、やはり若手の有望な明星たちだけのことはあって、演技は見どころでしたよ!みんな頑張っててかっこよかったです。特に私はリウ・イエが巧くて良かったなー。「PROMISE」でも人間としての弱い面を演じて一番印象的だったんですが、ここでは一見強気で頼りがいのあるお兄さんだけれど、権力と富を手に入れたくて逸脱していく様子は、狂気も感じさせて、なかなかでした!いつもなら、弟のような役柄だと思うんだけど、裏切りを怒り、抑えられない様子は、テンション高かったですねー。

ボス役のスン・ホンレイも二日前に観た「鐵三角」ではとぼけたおじさんでしたが、このボスはとっても怖いながらも、ちょっと悪の魅力もあったりする役柄でした。全然違う雰囲気でした。(セブンソードでは悪役で、こちらもちょっと人間味ある悪でしたね。巧いです。)

主役は「香港国際警察」では悪役だったダニエル・ウーなんだけれど、いい人なのがちょっと物足りないかなーなんて思ってたら、この主役にだんだんこちら側を感情移入させていくのは、さすがでしたね。でも、人殺しはごめんだとかいいながら、初めて人殺しをしたときの鮮やかさは何!って思ってしまった(笑)凄い銃の名手なんだもん。嫌がりながらもライフルぶっ放してるし〜。香港っぽいなーと思いました(笑)そして、恋人役のルー・ルーってとっても可愛い人なのに、田舎に置いてきちゃって、え〜と思ってしまったり。

弟役のトニー・ヤンは「どこかで見たことある子だな?」とわからなかったんですが、クレジットで名前見て「ぼくの恋、彼の秘密」のトニー・ヤンだ!とやっと気付きました!大抜擢なんじゃないでしょうか?台湾では、でも、そうとうなアイドルなんでしょうけど。「僕の恋、彼の秘密」があまりにも明るいゲイムービーだったので、わからなかった〜。(あら、そういえば、ダニエル・ウー「美少年の恋」、リウ・イエ「藍宇」、トニー・ヤン「僕の恋、彼の秘密」と、三人ともゲイムービーで有名になった子たちですね〜。もちろん、私はすべて観てますが(笑)男女問わず惹きつける魅力ある三人なのかも。)

でも、私のこの映画での一番のお目当ては「百年恋歌」の主役の二人、チャン・チェンとスー・チーだったのでした!!!また恋人同士の役なんですねー。本当に付き合ってる?って噂がでたり、違うっていわれたり。(まあ、どっちでもいいんだけど・・・。)影のある殺し屋とナイトクラブの歌姫。やはり、美しい二人でした〜。チャン・チェンが拳銃撃つときに、クルクルっと回してたのがかっこよかった!(ちょっと笑ったけど。)スー・チーもエロ可愛いですね〜、相変わらず。それにプラス哀しさもみせてくれて、やっぱりスー・チーはいいなーと思いました♪スタイルいいよねー。

途中の意外に地味な展開に、これで終わってしまうのか・・・と不安を覚えていたら、やはりそこはジョン・ウー印!!!ラストの銃撃戦は迫力満点でかっこよかったですよ〜!!!やっぱりあるのね〜、銃撃戦!と思いました(笑)

この写真、娘にかっこいいでしょ!ってみせたら、かっこつけすぎててなんだか笑える・・・と言ってました(怒)かっこつけずに、どうするんだ!かっこつけてなんぼだ!と心の中で思った私でした・・・。
若手明星も頑張ってるんだよ〜!!!と感じることができた一本なのでした!(^^)!

しかし、「天堂口」メンバーが来日するんじゃないかと期待してたのですが、それがちょっと残念でした・・・。(あんなにニコ、ニコ言ってたくせに・・・。すみませんm(__)m)

鐵三角

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東京国際映画祭の香港映画祭のオープニングを飾った「鐵三角」
香港の三大巨匠ツイ・ハーク、リンゴ・ラム、ジョニー・トーによる一本の映画で、オムニバスというよりも“エクスクィジット・コープス(つなぎ創作)”スタイルのクライム・ストーリー。

主演は、怖いんだか情けないんだか最初今一よくわからないわけありの妻ありのサイモン・ヤム、母親孝行だが胡散臭いチンピラのルイス・クー、飄々としたおとぼけの古道具屋のスン・ホンレイ。
3人ともとっても良かったです!サイモン・ヤムはモデル出身でかっこいいのに今回は冴えない感じが面白いし、ルイス・クーは調子の良いいい加減なチンピラがぴったり、スン・ホンレイはいつも悪役な気がするけど、この映画では眼鏡をかけてとぼけてて面白かったです。

上の写真はカンヌでの様子ですね!かっこいいですね〜!!!香港映画祭にもサイモン・ヤムとスン・ホンレイに来て欲しかったですね〜。他の4人は来日しました!その記事はこちら


金のことがいつも悩みの種である、飲み仲間サム、フェイ、モク。ある嵐の晩、3人の前に不思議な老人が現れ、厳重に警備された政府のビルの下に古代の秘宝が埋められていると告げる。老人の話を信じ込んだ3人は一か八かをかけてビルに忍び込むが、そこから出てきたのは古代の棺に入った黄金の礼服。数百万ドルは下らないその秘宝を目にして、さっそく欲に目がくらんだ3人。だが、その秘宝を狙っているのは3人だけではなかった。サムの妻・リンは密かに、秘宝を盗んで愛人との逃亡を計画していたのだ。中国本土のギャングたちも同じ宝物を狙うなか、3人の男たちは富への欲望と友情のはざまで決断を迫られる…。

ツイ・ハークが長年の友人であるふたりに声をかけ実現したので、まずツイ・ハークから撮影。できるだけ謎を残したまま、リンゴ・ラムにバトンタッチしたそう。脚本も全く決めてなかったので、それぞれの監督がストーリーも決めたそうです。たしかに、ツイ・ハークの部分は、人物も錯綜しているし、スピード感もあるので、なんだかよくわからなくなってしまって、見てて混乱しそうになりました。謎の老人?古代の秘宝?刑事ややくざも誰が敵で誰が仲間なのかよくわからない。主演の3人も一癖も二癖もありそうな様子だし・・・。

でも、リンゴ・ラム監督は続きが作りやすかったそうです。キャラクター作りが難しいそうですが、そこはツイ・ハークが全部考えてくれたからだそう。リンゴ・ラム監督のパートになったら、人物の掘り下げやストーリー運びもよくわかるように丁寧になったような気がしました。特に、女性を描くのがお得意なのか、サイモン・ヤムの奥さんの精神面を描いていましたね。男女の切ないストーリーが巧いのかな?精神を病んだ妻と耐える夫、なにも真実を知らなかった愛人の刑事・・・と、ちょっとウェットな雰囲気でした。いきなりダンスしたりして、不思議に優雅だったり、刑事のこと痛めつけるのがリアルに痛そうだったり・・・。

しかし、ジョニー・トーのパートになった途端(たぶん車が同じところをぐるぐる回ってるところあたりからだと思うんですが。)大爆笑ものに変わってしまいました!びっくり!いつもジョニー・トー映画でお馴染みのラム・シューが、頭をぶるぶる震わせて登場したところは、観客も大喜びでした。ジョニー・トー監督作品「PTU」のラストの方のノリにこのラストも似てるかも。ラストはカンヌで公開されるまで、ツイ・ハークもリンゴ・ラムも知らなかったそうで、文句もつけられない、もう手遅れだ・・・と、ジョニー・トー監督は言ってました。ツイ・ハーク苦笑い。本当にこんな展開になって二人とも驚いただろうな〜。奥さんの精神の病いとかウェットな要素がどこかに吹き飛んでしまってました〜(笑)でも、とってもよくできてて面白かったです。お祭り的な映画だと思うので、締めはあれで正解なのでは?

やはりさすが巨匠たち、飽きさせるようなところがひとつもなかったのが、凄いです!キャストも三人の監督の違う雰囲気をそれぞれが楽しんで、次はどうなるんだろうねなどと言いながら演じていたみたいです。主演のひとり、来日していたルイス・クーもそのように言ってました!

やはり香港映画って面白いなー!と、とっても嬉しくなるような映画でしたよ♪
面白かったです!!!

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