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ヤン&エヴァ・シュヴァンクマイエル展をどうしても観たかったのですが、夏の疲れがとれないのと、予定が立て込んでいたので、行けないかも・・・と諦めてました。でも、諦めきれず、行ってきました♪ラフォーレ原宿へ。行って良かった〜。映画「アリス」の人形もあったし、(アリス、おがくず食べてたうさぎ、帽子屋とうさぎ、変なかえるの生き物、舞台装置も。思ったより大きかった!)他にも「ルナシー」「オテサーネク」「ファウスト」「ドンファン」「悦楽共犯者」などの映画で使用した人形や舞台装置がありました!面白かったけど、アリス以外のここに書いた映画は観てないです。観たくなってしまった! また、よくシュヴァンクマイエルに登場する不思議な生き物がたくさん! 「博物誌」というプロジェクトに取り組んでいたのですが、動物の骨や昆虫や動物の剥製を、バラバラにコラージュのように繋ぎ合わせて、全く違う想像の生き物を誕生させたり、精巧に虫や動物の絵を描いて繋ぎ合わせたり。奇妙で不気味な新しい生物を誕生させています。 彼らの「メディウム・ドローイング」という試みも面白かった。芸術家としての理性的な存在を捨てて、メディウム(霊媒)の存在に身を委ねて作った作品たち。自動筆記の一種だそうで、混沌とした原初的精神が存在。美術と魔術の融合を目指してたわけです。(時々うちの子もこんな絵書いてるかも〜と思いながら観賞。霊媒体質だったりして^^;足の裏に細かい原始的な模様書いた作品を文化祭で飾ってたなー。) 江戸川乱歩がお好きなようで、乱歩の「人間椅子」の絵本を作成。でもどことなくユーモラスです、この椅子。パラパラ漫画にして、置いてありましたよ! ヤン・シュヴァンクマイエルとエヴァ・シュヴァンクマイエルは夫妻で、共同で映画や作品に取り組んできましたが、2年前奥さんのエヴァが亡くなってしまったんですよね〜。ヤンの方がコラージュが多く細密な作品、エヴァの方は原初的で性的な絵画が多いかな?女性だからかな。 亡くなってからのヤンひとりでの映画が用意されてるみたいですが、作風にも影響あるんでしょうね。 この展覧会を開くにあたっての、ヤンのメッセージです。 幼少期と夢は、想像力を生み出す基本的な源泉の一つである。シャルル・ボードレールが記しているように、想像力とは、人間にそなえられた諸能力の女王である。自分たちがその王国の住人だと私達は自覚している。このアリスの鏡の国では、快楽原則、すなわち際限ない自由が君臨しているのだ。展覧会とは魂の「人形の家」であるが、この展示会を通して、みなさまには、創作の道筋を定める私達の強迫観念を体験していただきたいと思っている。この迷宮の中心にあるのは、幼少期のシンボルとしてのアリスである。私達がいるのは、おとぎ話の中ではない、夢の中なのだ。つまり、ありとあらゆることが受け入れられ、ありとあらゆることが許容される悪夢の中なのだ。「現実原則」は、扉の先に追い出してしまった。さ、瞳を閉じて、脚を踏み入れるがいい。 ヤン・シュヴァンクマイエル(展覧会カタログより) 興味深く面白い展覧会でした!行って良かった〜。 「ヤン&エヴァ・シュヴァンクマイエル展 アリス、あるいは快楽原則」というこの展覧会のカタログは、展覧会の作品が全部載っているので、いいですよ〜。2400円ですが、観れなかった娘のために買って帰りました!一番下の写真のアリスの絵本の挿絵のポストカードもおみやげです。 実は、なかなかレンタルがなくて借りられなかった「オテサーネク」のDVDが売ってたので、購入してしまいました!もう少ししたら観て、記事にしますね♪集大成のような作品だそうだから、楽しみですが、ホラーなのかな・・・。
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美術展、展覧会
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六本木ヒルズ2階の特別展示、草間彌生の「宇宙の中の水玉カフェ」にインランド・エンパイアの後に行って来ました!なんという一日でしょうね(笑)頭が日常に戻れなくなりそうな感じ? ピンクの水玉と銀の玉がたくさんの可愛らしいカフェでした! メニューも水玉!!! アイスクリームをいただきましたが、入れ物も可愛いですね〜。 隣にグッズ売り場があって、この入れ物も売ってます。 シャンパン、スムージーなども水玉で、可愛らしかったですよー。 草間さんの映像も映ってましたが、ドキュメンタリー映画を撮ったよう。 「悪魔とダニエル・ジョンストン」みたいかも? 自動販売機に携帯電話のカバーやストラップがあり、この裸の草間さんがピンクの水玉だらけになっているストラップを買いましたよ♪この草間さんの大きなタペストリーが店内にありました。水玉で自己消滅を図っているらしいです。 |
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「悪魔とダニエル・ジョンストン」を観たら、「幼少期より強迫神経症に悩まされながら、単身アメリカに渡り、ハプニングの女王として時代を席巻した天才芸術家・草間弥生」を思い出しました。 厳格すぎる母のもとで、次第に現れる妄想の水玉模様に悩まされた草間彌生。 その水玉模様を芸術作品に昇華。 調べてみたら、7月25日から六本木ヒルズに水玉模様のカフェが出現するそう。 行きたいな〜。以前の六本木ヒルズオープンの草間彌生展には行きそびれたんですよね〜。 一番上の銀の水玉は横浜トリエンナーレでの作品。観ましたよ〜。迫力ありました!!! みなとみらいの観覧車の下の海面もこの銀の玉でいっぱいでした。 2007年7月25日-2007年8月19日 Hills Café/Space オープン企画 YAYOI KUSAMA presents 「宇宙の中の水玉カフェ」 草間彌生と六本木ヒルズのコラボレーションで「水玉」で覆われたカフェが期間限定で開店。オリジナルデザートやランチプレートが楽しめます。日本初公開の映像作品や60年代のファッション写真も展示され、作品やグッズを扱うショップも併設。新作グッズの携帯ストラップやキーチェーンも発売。 「ピンクの水玉でカフェの中すべてを覆い尽くすという私の望み。 ピンク色に染め上がった空間で水玉は永遠につきない愛のために皆の心を喜びで一杯にしてしまう。 宇宙の中で月も太陽も水玉の一つ。私たちの住む地球も何億の星もピンクの魔法にかけられて、すべてピンク色になってしまう。水玉による自己消滅、「クサマのセルフオブリタレーション」と私はこれを呼ぶ。」 |
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上野の森美術館で開かれている、ダリ回顧展に行って来ました。生誕100年記念で、スペインとアメリカの両方のダリ美術館から出品されている、大きな回顧展だというので、絶対、行きたかったのです。9月23日から1月4日まで開催されていますが、すでに相当混雑している模様。土曜日だったので、絶対混んでいる!と、9時には美術館前に。開館と同時にすぐ入れました。が、出てくる頃にはやはり長蛇の列!早く観て良かった〜。ダリの作品はシュールレアリズムなので、変わったイメージが絵に登場しますが、絵自体はとても上手で、デッサンなどもきちんとしている様子。昔の人の技法を使って、新しいイメージを生かそうとしていたみたいです。卵、蟻、溶ける時計やチェロ、パン、父親、奥さんのガラ、松葉杖、砂漠、足の長い象、唇、目玉、分子や原子・・・様々なものを組み合わせて、フロイトの精神分析なども加えて、新しいイメージの絵画を作っていました。戦争や原爆投下、科学の進歩など、社会情勢にも影響を受けて。しかし、奥さんのガラに一途だったんですね〜、ダリは。人妻だったのに、奪い取り、生涯、彼女をミューズと讃え続けて、先に亡くなるとひきこもり亡くなった。ガラは奔放な人だったみたいですが。なんだかその風貌から、変人のイメージですが、純な人だったのでしょうか?ふたりのお城として、美術館を作ってますが、素敵でした。ガラはマリアとしても描かれてます。
アンダルシアの犬も上映されてました。15分と短いですが、面白かった!以前観たことあったけれど、忘れてたので。カミソリで女の眼球を切り裂くシーンは有名で、さすがに覚えてるけれど。男が女装して自転車に乗って転んで死んだり、美少年の交通事故死を見て欲情したり、なんだか変態だった!手から蟻が湧き出たり、ピアノに牧師に腐ったロバ。砂に埋もれたふたり。監督はルイスブニュエルで(欲望のあいまいな対象とか昼顔、哀しみのトリスターナ、小間使いの日記なんかを観ました。)ダリと一緒にイメージを楽しんで作っているのが伝わってきましたよ。 虎と足の長い象の絵はなかったけれど、前回のダリ展のポスターに使われていたようですね。この絵葉書、気に入って私が買ったようで、前からうちにありました。 最後の写真はヒッチコックの白い恐怖のセットをダリが担当したもの。いいですねー。白い恐怖が観たくなりました。 |



