kariokaの「極楽鳥シネマ」

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ミルク

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「イントゥ・ザ・ワイルド」を観て、ショーン・ペンが好きになったので、昨年度のアカデミー賞の最優秀主演俳優賞を獲得した映画「ミルク」を鑑賞しました。

監督も、お気に入り監督のひとりであるガス・ヴァン・サントだったので。

ハーヴィー・ミルクのことは、以前、ドキュメンタリー映画が公開されたときに、話題になっていたので、なんとなく知っていました。


自らゲイであることを公表し、ゲイをはじめあらゆるマイノリティの社会的地位向上のために立ち上がった伝説の活動家ハーヴィー・ミルクの波乱に富んだ後半生を、名優ショーン・ペンの熱演で描く感動の伝記ドラマ。共演に「イントゥ・ザ・ワイルド」のエミール・ハーシュ、「ノーカントリー」のジョシュ・ブローリン、「スパイダーマン」シリーズのジェームズ・フランコ。監督は「マイ・プライベート・アイダホ」「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」のガス・ヴァン・サント。

1972年、ニューヨーク。金融業界で働いていたハーヴィー・ミルクは、20歳も年下の青年スコット・スミスと出会い、恋に落ちる。2人は変化を求めてサンフランシスコに移住し、同性愛者も多く住む“カストロ地区”でカメラ店を開き、新生活をスタートさせる。陽気なミルクの人柄が多くの人を引き寄せ、いつしか店は同性愛者たちの社交場となっていく。それにつれてミルクは、同性愛者をはじめとした社会的弱者が抱える問題を改善するために積極的に活動するようになり、次第に政治に目覚めていく。そして、市の行政に直接関わるべく、ついには市政執行委員選挙にも立候補する。自由な空気漂うサンフランシスコとはいえ、同性愛者であるミルクの決断は周囲に大きな波紋を広げていく。(allcinema ONLINEより)

俳優のショーン・ペンは、いつもはかなり怖い役柄が多いような気がして、特に私が観たのが、「ミスティック・リバー」「カラーズ」「シン・レッド・ライン」「カリートの道」「カジュアリティーズ」など、怒っている感じの役柄が多くて、あんまり怒ってばかりの人が苦手なので^_^;ショーン・ペンって苦手だなーと思っていたのです。評価が高い「アイ・アム・サム」「デッドマン・ウォーキング」「シーズ・ソー・ラブリー」「ギター弾きの恋」などが未見なので、この印象は間違っているのかもしれないんですけど・・・。でも、「21グラム」で、ちょっと違うかな?と感じ、監督作品の「インディアン・ランナー」「イントゥ・ザ・ワイルド」で、その志の高さや純粋さにノックアウトされたので、「ミルク」も楽しみにしてました。オスカー受賞時のスピーチもとても素晴らしかった。

ミルク役は、ガス・ヴァン・サントは「ショーン・ペンがやらない感じの役だから良かった。彼は政治的発言も多い。ミルクの繊細な力強いスピーチを完璧に再現できたのは、ショーン・ペンだったから。」と語っています。いつもの怖い感じのショーン・ペンはそこには全く存在せず、ゲイでいつもハッピーなニコニコとした人の良いハーヴィー・ミルクが存在していました。さすがですね。

いきなり、道でであった?スコットをナンパ?しちゃって、意気投合するのはびっくりでしたが、スコット役がジェームズ・フランコくんならしょうがないなーと思ったりもしました(笑)だって、彼は男女を問わず惹かれるフェロモン出てるから〜♪(私が大好きな俳優というのもあるのですが。)ゲイの人の、恋愛にまっすぐな感じって、自分に正直だからこそなので、こういうこともありかな?なんて。
その後の恋人役のディエゴ・ルナも可愛い!ショーン・ペンもゲイ役は大変だったでしょうが、ジェームズ・フランコとディエゴ・ルナが相手役なら、やりやすかったんじゃないかしら?・・・なんて、かなりミーハーな感じで観始めてました・・・。なんか、すみませんm(__)m

でも、ゲイであることをスコットと出会うまで隠し続けた彼だったのですが、40歳にもなって何もなしえてない!と感じ、スコットとサンフランシスコで新しい生活をするのです。この40歳になってからのカミングアウトと、新しい生活、というのが実は凄いことで、ここから、ハーヴィー・ミルクの、弱者のための政治活動へと発展していくんですね!かなりミーハーな気持ちで観ていた私でしたが、なんと、ラストに進むに連れて、感動が押し寄せてきて、ハーヴィー・ミルクの思い、この映画を受けたショーン・ペンの思い、監督や脚本家を初めとする映画に関わった人々の思いがじわじわと伝わってきて、涙してしまったのでした。。。

ミルクたちが、変革を暴力や強さで押し切るのではなく、あくまでもニコニコとHAPPYなパワーで政治活動を進めていったように見えたんです。それは、大変なことですよね。同性愛に対するかなりの差別の中、「君たちを勧誘したい!」と、彼らに投げかけ、勇気を与えたハーヴィー。自分の身の危険や個人的な幸せをおいても、弱者の声を訴え、聞き続けた人だったんですね。この活動が、仲間たちに続き、様々な運動に続いていった・・・40歳まで、全く政治的な活動をしてなかったのに!48歳までの8年間、自分に正直に、そして同じ苦悩を持った人々の先頭に立って活動し続けたハーヴィーの姿に、何かとても感動してしまいました。

反対の立場にあったようなダン・ホワイト議員も、クローゼット・ゲイかもしれない・・・とハーヴィーが感じたように、自分を押し殺し、家族や支持者に本当の自分を見せれずにいたのかもしれない。ハーヴィーの自由な姿に、羨望と嫉妬も強かったのかもしれない。複雑な感情を押し殺したダン・ホワイトをジョシュ・ブローリンが好演していました。

実在の人物を演じたので、ラストに本人たちの写真が出てきます。その後の彼らの活動も。
ミルクの遺志をうけついでいったような彼らの活動が記されていました。

エミール・ハーシュは、随分なりきった感じを巧くだしていたんじゃないかな?「ミルク」に出演しているのが、ショーン・ペンと師弟関係なんだなーと、嬉しく思いました。期待大の俳優さんですね♪

希望のない人生なんて・・・と、マイノリティのためにあたたかく戦ったハーヴィー・ミルク。
そして、信念を貫くと言うことに、人生が遅すぎるってこともないんだとも彼に教えられたような気もしました。スコットとの最初のシーンが最期に繋がって、感じ入るところがありました。

ザ・セル

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「落下の王国」がとても良かったので、ターセム監督の前作「ザ・セル」をレンタルしてきました。

ちょうど「羊たちの沈黙」や「セブン」などのサイコサスペンスが話題になった直後の映画だったのでしょうか?サイコ殺人鬼の心の中に入り込み、被害者の居場所を探る・・・という内容で、そのサイコ殺人鬼の殺人の様子や心象風景が凄い映像でした!

ターセム監督がヴィジュアル・モンスターと言われてることに納得しましたよ。

TVCFやミュージック・ビデオで活躍しているターセムの初監督作品で、サイコ殺人鬼の心の中に入り込んで事件解決をしようとする心理学者の異様な体験を描いたスリラー。「アウト・オブ・サイト」のジェニファー・ロペスが初主演している。

シカゴ郊外にあるキャンベル研究所。若き心理学者キャサリンは人間の潜在意識や夢の中に入り込む技術を研究していた。そんな彼女のもとに、ガラス張りのセル(独房)に女性を閉じ込め溺死する姿を見て性的快楽を得る殺人鬼の心の中を覗いて欲しいという依頼が舞い込む……。(allcinema ONLINE) 

犯人は幼児虐待を父親から受けていて、更に脳に障害があり、精神的な病いにもなっている。

殺した女性たちを漂白剤のお風呂に入れて漂白していて、小さい頃に遊んで父親に激怒された女の子のお人形のようにしていて、それが不気味だけれどなんだかとても美しくも見えました。。。かなり残虐な行為で、それはグロなのでしょうが、ターセム監督が撮ると、そこに美しさが見えてしまうんですよね〜。

犯人の心の風景は、ギョっとしてしまう残酷さだけれど、とても耽美的に描かれてました。

そこでは、お人形のようにされた被害者女性たちが、拷問道具で操り人形やからくり人形のようにひとりひとりケースに入れられて動かされていたりもしていました。寺山修司という日本の劇作家が、自分の劇団員をそういうふうにして写真に撮っていた本を以前私は持っていたのですが(「寺山修司の仮面画報」という本です。うちの中を探しましたが紛失したみたい(T_T) 見るたびに衝撃でした。)それを彷彿とさせるようなシーン。または、江戸川乱歩の短編小説にも出てきそうなシーン。

冒頭の砂漠のシーンは、カルト映画の「エル・トポ」みたいにも思えたり。ピーター・ジャクソンの「ロード・オブ・ザ・リング」みたいな怖い空間があったり。三池崇史監督の「殺し屋1」の拷問みたいに背中の皮膚を吊られるシーンは目を覆ってしまったり。でも、思い出されるそれらの映画よりは、そのシーンは不気味でも、どこか美しく観れてしまうような映画になってました。

映画の中でびっくりさせられた馬の輪切りとか、あの腸を巻き上げる機械とか、いろんなグロいシーンも、美しさが勝っていたみたい。ターセム監督がCMを多く撮ってきた人だからなのかな?とも感じたり。。。

主演のジェニファー・ロペスが、夢に入る幼児心理学者なのですが、彼女は全く学者には見えないし、台詞もいまいちで声が小さいのですが、ルックスは本当に素晴らしかったんです!!!

彼女が、意味なくお尻を強調している服を日常のところで着ているのは、世界一美しいお尻と、当時言われてた頃だったからかな〜とも思ってしまいましたが^_^;

犯人の夢の中の彼女は、美しく邪悪な女王や慈悲深い女神にぴったりの美しさでした。
でも、冒頭のお姫様ルックは、それ着ないと出演しない!って言ったのかしらって思うくらい姫なお洋服でしたね〜・・・。

衣装は「落下の王国」と同じく、石岡瑛子さんで、悪夢に映える美しく荘厳な素晴らしいものでしたよ!

邪悪だけれど、幼子が夢見た耽美な悪夢の邪悪さでもあったので、それ以上の酷く辛い感じにはなってないのが、ターセム監督らしいのかもしれないです。深く心理に入り込んでいく内容というよりも、心の中を映像化した凄さが印象的でした。映像美の映画でした。

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落下の王国

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落下の王国、面白かったです!

CGに頼らないで、実際に世界遺産などに行って撮ってきた美しい映像の数々、美しいだけで難解で静かな映画なのかな?と不安に思いながら観賞しましたが、美しいだけじゃない、エンタメ性もあるとても面白い映画でした。おはなしも難解ではなくて、むしろ単純でわかりやすかったです。

青年が語る嘘の物語が、少女によってそのときそのときに変化していくのは、実際にターセム監督が少女役のカティンカ・ウンタールの意見で物語を修正していったことも影響しているようです。より子どもの物語への驚きや喜びが感じられるような雰囲気もありました。ロケ先の世界遺産の場所も、彼女の意見が取り入れられたみたい。大人が忘れてしまったような感覚が随所に見受けられるような感じが、そういえばあったかもしれません。

解説: 『ザ・セル』のターセム監督が製作した、美しい美術品のような感動巨編。自殺願望のあるスタントマンが幼い少女を操るために始めた虚構の物語が、やがて夢と希望を紡いでいく様子を丹念に映し出す。傷ついた青年役に『グッド・シェパード』のリー・ペイス。彼を慕う少女を演じるのは、これが映画デビュー作となるカティンカ・ウンタール。CGに頼らず、世界遺産を含む世界24か国以上で撮影された驚きの華麗な映像に息をのむ。(シネマトゥデイ) 

あらすじ: 左腕を骨折して入院中の5歳の少女アレクサンドリア(カティンカ・ウンタール)は、脚を骨折してベッドに横たわる青年ロイ(リー・ペイス)と出会う。彼は彼女にアレキサンダー大王の物語を聞かせ、翌日も病室に来るようささやく。再びアレクサンドリアがロイのもとを訪れると、彼は総督と6人の男たちが織り成す壮大な叙事詩を語り始める。(シネマトゥデイ)

少女役のカティンカは、演技の上手い子役の女の子という感じじゃなくて、本当に無邪気でまんまるとして歯がまだ生え揃ってないような顔立ちの、自然な雰囲気を持つ可愛い子でした。できるだけ素の部分を大切にして撮影していたようで、それがこの映画に躍動感を与えていたのかなーと思いました。

物語に登場する人物たちも、病院の人々や関係者を演じている俳優が演じていて、少女がお話を聞いて、想像した世界が映像になっているようで、楽しかったです。敵の衣装は少女が病院で見かけて怖かったレントゲン技師の服装だったり。インド人は本当は青年はインディアンのつもりで語っていたみたいでしたが、彼女の中ではインド人のイメージに変わっていて、だから物語の舞台が主にインドになったようですね。監督もインド出身でインドの美しいところをよく知っているということもあったのでしょうね。特に、レイクパレスは一度泊まってみたいと思っていたところだったので、見れて嬉しくなりました。タージマハル、ジャイプール、ブルーシティ、シティパレス、アーバーネリーの階段池・・・みんな美しかった。他にも、バリ、トルコ、ブエノスアイレス、ナミブ砂漠、南アフリカなどの美しいロケ地が使われていて、圧巻でした!泳ぐ象の映像も本物だそうです。象ってあんなに泳げるんですね〜。

青年が失恋で絶望して、自殺のための薬を盗ませるために少女を操るための嘘話だったのが、だんだん青年の気持ちとシンクロして話も絶望的になるのは観てて辛かったけれど、少女の生命力で救われていくというのが、明るさや希望があって、いい映画だったと思いました。

ラストのCGに頼らない昔のスタントの凄い映像の数々には、監督の映画への愛が感じられて、ぐっときてしまいましたよ!

ターセム監督の前作の「ザ・セル」は、以前からオススメしていただいていたのにいまだ未見だったので、今度は観よう!って思いました。CGを多く使った衝撃の映像だったようですが、ターセム監督が尊敬するフランシス・コッポラ監督が、大作を撮った後でも、自分が本当に撮りたい映画を撮っているのを見て、次はCGに頼らない自分の撮りたい映画を撮る!って決意して作った映画が、この「落下の王国」だそうです。

ターセム監督は、私が気になる監督のセルゲイ・パラジャーノフにも影響を受けているそうです。
パラジャーノフ、お好きな方は、この映画もきっと好きなのでは?(あそこまで静かで哲学的ではないんですが。そこがかえって見やすくていいのかもしれないです。)

石岡瑛子の衣装も本当に素晴らしい!!!美しい映像の中で、とても生きていて、印象深かったです。
(特にダーウィンの、あの羽のような赤白の衣装はお気に入りになりました♪)

秘密の花園

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有名な児童文学が原作の「秘密の花園」を鑑賞。こういった児童文学は小中学生の頃に好んで読んでいましたが、この「秘密の花園」は読んでいませんでした。家にあった全集に入っていなかったからか、または最初の方だけ読んで、あまりの暗さに読むのをやめてしまったかで、読んでなかったようです。
(暗い設定なのは最初のほうだけだったのですが。)

娘の冬休みの英語の宿題が「秘密の花園」を英語で読むことだったので、話を知りたかったのと、この映画は公開されたときに評判がよかったはずだったと思い出して、レンタルして鑑賞しました♪

バーネットの有名な児童文学を基に、コッポラが製作総指揮、ヨーロッパの女性監督ホランドが初めてハリウッドで監督した、ジュヴナイル作品。両親の死によってインドから英国へ戻って来た少女メアリーは、伯父の館へ引き取られる。だがそこは、妻を亡くした伯父の悲しみに満ちた場所だった。やがてメアリーは、長いあいだ閉ざされたままになっている庭園と、館の中のまだ会っていない人物の存在を知る……。ひとりの少女の行動が引き起こす様々な奇跡、そしてその奇跡を起こす鍵は誰の心にも眠っていることを、美しい映像で語り上げている。(allcinema ONLINEより)

原作者のバーネットは、他に「小公子」「小公女」を書いているんですね。このふたつは読んでいました。孤児のお話が多いのは、当時戦争や災害、病気で親を亡くした孤児がヨーロッパに多かったのかな?と思いました。そういった子供たちに勇気を与えようとバーネットはこういったお話を好んで書いていた?優しい人だったんですね、きっと。

「小公子」は、当時の挿絵で、小公子が縦ロールの髪型でオスカー・ワイルドのようなヒラヒラとした洋服を着ていたので、お母様方に人気となり、子供たちに大流行したらしいです。
この「秘密の花園」も挿絵がとても美しかったようで、映画もその美しさを再現しているかのように、細部まで凝っていました。特に、主人公のメアリーのお洋服がとっても可愛い!!!黒のドレスもたくさんのパターンがあったし、お外に遊びに出るときの赤い毛糸の帽子とマフラーも可愛い。普段着もヒラヒラがいっぱい!白の寝巻きも可愛くてお人形さんみたいでした!(本人の表情はぶすっとしていることが多かったけれど、そこも面白くて可愛かったです。この子、名子役で有名な子みたいですね〜。)
お屋敷の家具や調度品、庭の花々も素敵でした。インドのマハラジャのような家も素敵だったし、イギリスの田園風景も素晴らしい。細かいところまで丁寧に再現されていたと思います。

子供たちのキャラクターも面白かったですね。主人公のメアリーは、インドでは仕事に忙しい父とパーティーが大好きで子供の面倒を乳母にさせる母の間で、いつも孤独で不機嫌でした。大地震で両親が亡くなってしまい(原作ではコレラでした。)イギリスのおじにひきとられます。インドのカースト制度の中、召使いに着替えさえもやってもらっていたメアリーは、イギリスでも家政婦に立ったままで、着替えさせろ!と要求。でも、この家政婦さんは、お屋敷で一番偉いようで(マギー・スミスが演じてます。)自分でやりなさい、部屋からでては駄目です、などととても冷たい。その家政婦が雇っている少女がメアリーのお世話をしてくれるのですが、いばったメアリーをからかいながらも、なんにも出来ないメアリーの面倒を明るくみてくれるいい人だったのが、メアリーにとって良かったです。

その少女の弟もいい子で、自然に恵まれた環境でのびのびと暮らしていて、いろんな森の動物たちと仲良くコミュニケーションをとっています。同じ年頃のメアリーに興味を持ち、親切にしてくれました。

自分の母の双子の妹であるおばさんは、自分の大事にしていた花園で随分前に亡くなっていて、それ以来花園は閉じられていたのですが、こまどりに場所を教えてもらい、メアリーは荒れ果てた花園を大人には内緒にしながら美しいイングリッシュ・ガーデンに甦らせていくのです。メアリーには時間は充分あり、手伝ってくれる友人もいました。
庭を甦らせるうちに、メアリー自身も明るく元気になっていきます。そして、病気のために、ベッドから一歩もでたことのないいとこの存在を知り、家政婦たちがこの男の子を過保護に守りすぎていると感じ、外に連れ出しお日様に当てて元気にさせようとするのです。このいとこも、孤独でいばっていて不機嫌で怒りんぼうで、メアリーとよく似ていました。喧嘩のシーンはなんだか面白かったです(^^)

元のお話しを知らなかったので、暗いと嫌だなと思いましたが、どんどん美しい自然と溶け込んでいくうちに、不機嫌で不健康な子供たちも元気になっていったので、観ていてとても明るい気持ちになれるいい映画でした。登場人物たちとともに、観ている方も癒されました♪

アグニエシュカ・ホランド監督は、他に「僕を愛したふたつの国/ヨーロッパ ヨーロッパ」「オリヴィエ・オリヴィエ」が評判だったのは知っていたのですが、いまだ未見もままでした。レオナルド・ディカプリオの「太陽と月に背いて」の監督でもあったんですね。美術が凝っていて、アンティークな家具や調度品、衣装が、あの映画も良かったです。「僕を愛したふたつの国/ヨーロッパ ヨーロッパ」「オリヴィエ・オリヴィエ」もレンタルにあったら、是非観てみたいと思いました。

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アイム・ノット・ゼア

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6人の俳優がボブ・ディランを演じたことで話題だった「アイム・ノット・ゼア」を観賞。

む、難しかったです・・・。観てからしばらくたったのですが、今、思い返すと、なかなかよくできた面白い映画だったかな〜とは思えるんですが、観てる間は理解するのがなかなか難しい映画でした。

元々、ボブ・ディランについて、そんなに詳しくないのも理解しづらい原因だったのかも。

代表曲は知ってるし、ベスト盤も聴いてるんですが、存在が大きすぎて、なかなか実態がつかめきれない人だなーと思っていました。私が知った頃は、もうおじいさんのような風貌だったし・・・。

しかし、一番新しいアルバムも全米一位を獲得してるんですよね?ボブ・ディラン。
いつまでも、変化し続け、トップであり続ける人なんですね。

歌詞がノーベル文学賞候補になるくらい深いそうですが、いくつか訳詞を読むと、心に響くところがありますよね。ただ、英語で歌われると意味がわからないので^_^;歌詞がいい歌って、日本語じゃないと聴きながら響いてこないのです。そこのところも、あまりボブ・ディランに詳しくない理由かも。(なんだかお恥ずかしく情けないですね〜。。。)

でも、日本の多くのミュージシャンがボブ・ディランをリスペクトしてますね。そのミュージシャンたちを私も気に入って聴いているので、間接的にはボブ・ディランの魂は私にも伝わってきてるのかな?
(田口トモロヲ監督の映画「アイデン&ティティ」には、ロックの神様としてボブ・ディランが登場してましたね。)

マーティン・スコセッシ監督のローリング・ストーンズのドキュメンタリーが現在公開されていて、とても観たいのですが、2005年にスコセッシ監督はボブ・ディランのドキュメンタリーも撮っていたんですね!そちらを先に観た方が、この映画、もっとよくわかったかも。

「エデンより彼方に」「ベルベット・ゴールドマイン」のトッド・ヘインズ監督が、アメリカ音楽シーンの生ける伝説ボブ・ディランの激動の半生を映画化した音楽伝記ドラマ。ボブ・ディランのさまざまな側面をフィーチャーした6人のディランが登場、それぞれクリスチャン・ベイル、ヒース・レジャー、リチャード・ギアら6人の俳優たちが演じ分ける実験的なスタイルが話題に。同役に女優で唯一キャスティングされたケイト・ブランシェットがヴェネチア国際映画祭で女優賞を獲得するなど賞賛された。

詩人のランボーに傾倒する青年が男たちにプロテスト・ソングを止めた理由を問われ、詩人らしい言葉で応じていく。ウディ・ガスリーに憧れる黒人少年が放浪の末に一人のブルース・シンガーの家に転がり込むが…。その他、プロテスト・フォークの世界で時代の寵児となる新人シンガー、仕事の成功と裏腹に結婚生活で破綻を迎える映画スター、フォーク・ソングと決別し観客から裏切り者と罵声を浴びるロックスター、田舎で隠遁生活を送るアウトローといった様々な人格のボブ・ディランが登場し、彼の多面性と波乱に富んだ人生が多彩なスタイルで描かれていく。(allcinema ONLINEより)

難しかったので、観た後にボブ・ディランについて読んでみました。観る前に読んどけばよかったです。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%96%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%A9%E3%83%B3

特に幼少時代の放浪するウディが、ディラン自身ではなく、彼が創作した過去であり、尊敬するウディ・ガスリーの少年時代をモデルにしているというところが、観ているときはよくわからなくて。
ウディ・ガスリーは晩年入院していて、ボブ・ディランはそこにお見舞いに行っていたそうですね。そのシーンもありました。また、キリスト教に傾倒した時期やバイク事故やビリーザキッドの映画に出演していたり、楽曲にビリーについて歌っているものがあったりなど、あまり詳しくなかったので、ちゃんと知ってれば良かったと思いました。ボブ・ディランについて詳しいと、とても面白い映画だったのではないでしょうか。いろんなイメージを持っている多面性のある人なんですね。人をくったような態度もあり、簡単には掴みにくい人物かも。その複雑さが魅力なのでしょう。

でも、フォークからロックに変わった時、周囲にどんなに批判され攻撃されようとも、自分の思うところを貫き通した・・・というのは、さすがに知っていました。ディランのそこが大好きな人も多いと思います。プロテストソングも素晴らしかったのでしょうが、時代と共に、アメリカと共に、変わり続けていくボブ・ディランに魅了され続けたのですね。

ところで、トッド・ヘインズ監督の「ベルベット・ゴールドマイン」は、デビッド・ボウイがモデルでしたが、私はデビッド・ボウイが好きで、ドキュメンタリーの「ジギー・スターダスト」も映画館に観に行ったりしたので、「ベルベット・ゴールドマイン」は実はあんまり好きじゃなかったです。本物のライブシーンには俳優ではかなわないと思ったし、デビッド・ボウイの変節をあまり好意的には描いてなかったので、デビッド・ボウイ本人から楽曲の使用を断られて、T−REXの曲が多く使用されてました。

この「アイム・ノット・ゼア」はボブ・ディランが認めた映画だったそうなので、たくさんボブ・ディランの曲が使われていましたね!監督もボブ・ディランファンだと思える内容でした。(ファンじゃないとわからないところも多かったかもしれない。)本人の曲がたくさん使われてるのは、やっぱりいいですね!

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俳優は、やはりケイト・ブランシェットがそっくりで、そっくりすぎ、スキがなさすぎで、ちょっと引いてしまうくらいでした^_^;写真くらべてもそっくりですよね〜。ロックを歌い始めた頃、特に中性的な風貌だったみたいなのでよく似てました。特徴は、あの独特の目付きだと思いますが、目付きさえもそっくりでびっくり!!!ベン・ウィショーも、出番は多くなかったですが、目付きが似てましたね。

歌手の映画だと、歌が巧くないとしらけてしまいますが、歌っていたマーカス・カール・フランクリンとクリスチャン・ベール、とても上手でした。クリスチャン・ベールのボブ・ディラン、良かったです。随分歌を練習したのかしら?

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ヒースも、シャルロット・ゲーンズブールが演じた妻との出会い、恋、結婚生活、破綻・・・のパートで、自然な感じでしたね。シャルロット、大好きなので、このパートは気に入りました。ヒースは、ボブ・ディランに似せてるわけじゃないけど、ここは普遍的な男女のお話だったのでわかりやすかったです。絵になるふたりでしたね。でも、観てて切なかったな・・・。

リチャード・ギアのビリーのところもわかりにくかったけれど、ボブ・ディランのアウトロー精神を表している部分なのかな?風貌は今のボブ・ディランに近いかも。

ジョーン・バエズ役でジュリアン・ムーアがインタビューに答えてるという形式で登場。
なんだか貫禄ありました^_^;

ところで、ミシェル・ウィリアムズはどこに出てたのかな〜???
イーディ・セジウィックらしき女性がもしかして???

(ディランが認めてない映画「ファクトリー・ガール」の予告がこの映画の前についてました。
主役のイーディ・セジウィック役のシエナ・ミラーがあんまり好きな女優さんじゃないんですが、アンディ・ウォーホール役のガイ・ピアーズがそっくり!!!だったのと、ディランらしき役のヘイデン・クリステンセンがスウィートな雰囲気だったので、ちょっと観たくなりました。)

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