kariokaの「極楽鳥シネマ」

ご無沙汰してますm(__)mツイッターの方で感想つぶやいてます。。。http://twitter.com/kariokaaaaa

アメリカ映画

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オスカー前哨戦の様々な賞が発表されるこの頃ですが、私は今頃昨年度オスカー関連作品をレンタルで観ているのでした^_^;

大好きなダニエル・デイ・ルイスが主演男優賞を獲得した「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」を観賞しました。ポール・トーマス・アンダーソン監督作品は、「ブギー・ナイツ」「マグノリア」にずっと興味があったのですが、なんとなく未見のままでした。絶対面白そう!とは思っているんですが。。。
今度こそは観ようと思いました。

「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」・・・ジェームス・ディーンの「ジャイアンツ」を思い出しました。石油によって成功し、巨万の富も手に入れ、でも孤独になり、破滅していく主人公・・・。
生々しくリアルな役作りで定評のあるダニエル・デイ・ルイスが、ある男の一生を全編通して演じきった作品でした!

「マグノリア」「パンチドランク・ラブ」のポール・トーマス・アンダーソン監督が名優ダニエル・デイ=ルイスを主演に迎え、石油を掘り当てアメリカンドリームを実現した男の欲望と裏切りの人生模様を骨太に描く一大叙事詩。原作は、シカゴの精肉業界の実態をあぶりだした『ジャングル』などで知られる社会派作家アプトン・シンクレアが27年に発表した『石油!』。ダニエル・デイ=ルイスは本作の演技で全米の映画賞を席巻、アカデミー賞でもみごと主演男優賞に輝いた。

20世紀初頭。一攫千金を夢見る山師の男ダニエル・プレインヴュー。孤児を自分の息子H.W.として連れ歩く彼は、ある日ポールという青年から自分の故郷の土地に油田があるはずだとの情報を得て、西部の町リトル・ボストンへと向かう。そして、すぐさま土地の買い占めに乗り出す。そんな中、ポールの双子の兄弟で住人の信頼を一手に集めるカリスマ牧師イーライが、ダニエルへの警戒を強めていく。(allcinema ONLINEより)

この主人公、そんなに悪い人じゃないと思えた。孤児になってしまったH.W.をあんなに小さな赤ん坊の頃から育てていくのは大変だっただろうし、お金儲けをするというのもあったんだろうけど、石油を発見し大きく事業を拡大し・・・という野望を持って成功させていくためには、あのくらいの押しの強さがないとうまくいかなかったろうし。仕事が出来る男だったんじゃないかと思う。

ただ、彼の一番の失敗は、本当に大切だった信頼関係を裏切ってしまったこと。息子として大事に育てたH.W.が事故で耳が聴こえなくなり失望し、そして、実の弟だと血縁関係を主張する男の出現で、その血の繋がりを優先させてしまったこと。血縁という幻想に翻弄されてしまったのかな。血が繋がっていなくても、羨ましいくらい仲良しの父子だったはずなのに。。。いったん裏切った信頼関係が修復しなかったところが、この男の人生が破滅へと向かった最大の原因だったんじゃないかと思えた。一番自分を信頼しているのは誰なのか?誰が一番大切な人なのか?あの裏切りは許されない。あんなに賢く可愛い息子だったのに。彼の人生における最大の失敗だった。

それから、普通じゃないと思ったところは、彼の執念深さ。石油を掘り当てるには、その執念深さはプラスになったのだろうが、プライドを傷つけられその恨みをいつまでも引きずり、必ず復讐するというエネルギーがとても強かった。そのエネルギーは彼を支えるパワーでもあったが、周囲の人々を遠ざけてしまう原因でもあったのでしょう。

彼は、石油王として成功する資質には恵まれた人だった。ただ、誰に非難されてもいいが、理解しどんなことがあっても信じてくれる人がいれば、彼の心の中はもっと幸せだったのにと思った。裏切るまでは、彼の息子がそうだったんだけれど。。。

また、自分の虚栄心を満たすために牧師になったかのようなイーライとの対決は、大笑いしてしまうほど強烈だった。ダニエルは、ストレートな感情の持ち主なので、あのいんちき臭い教会の様子が我慢ならなかったのでしょう。でも、お金儲けしてるんだから、ダニエルも寄付ぐらいしてあげればいいのに、とも思ったけど。どっちもどっちの勝負だった。牧師役のポール・ダノの熱演は、ダニエル・デイ・ルイスといい勝負になっていたのでは?まだ若いのに、個性的で濃い役柄を演じられる人なんですね!ポール・ダノは。(「キング 罪の王」でも、狂信的にも見えるようなクリスチャン役でしたね〜。)

強烈なパワーを持った男の一代記だった。女性はほとんどでてこないのも珍しい映画だったけれど、このダニエルについていくような女性はなかなか存在しなかったんでしょうね〜。彼も女性よりも石油事業のことで頭がいっぱいだった?

全編を何か不穏な空気にするような音楽がとても効果的で素晴らしかった。担当したのは「レディオ・ヘッド」のジョニー・グリーンウッドなんですね!「レディオ・ヘッド」ちゃんと聴いてみたいと思っていたので、やはりいいんだなーと感心しました。

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ショーン・ペン監督作の「イントゥ・ザ・ワイルド」がどうしても観たくて、新宿のテアトルタイムズスクエアまで行って鑑賞しました。

大きなスクリーン・・・観て良かった!!!今年の私のナンバー1映画になったと思います。

もっと早く記事が書きたかったのですが、購入したパンフレットを開くたびに、なんだか涙が止まらなくなってしまって。。。胸がいっぱいになってしまう。けっして、哀しいだけの映画じゃなく、人生の素晴らしさも描かれた強く優しい純粋な映画でした。監督のショーン・ペン自身の精神も、この映画に投影されてるのだと思いました。

撮影は「モーターサイクル・ダイアリーズ」のエリック・ゴーティエ。
そういえば、共通するところが多かったようにも思えます。素晴らしく美しく、しかし過酷な自然。
人々との触れ合い。ゲバラとクリス・・・でも、クリスの不運を思うと悔しくて悔しくて・・・。

こんなに素晴らしい青年がと、残念でならないのだけれど、ここに行き着く過程での、彼の強さ純粋さ明るさが私にはとても眩しかった。彼は、頭でっかちだったのかもしれないけど、自分の信念を貫いて、信じる価値観を実行に移している姿は、本当に輝いていました!

彼は現実逃避したのではなく、現実に立ち向かっていたんだと思います。自分の信念を確かめたかったのでしょう。とても賢く働き者で、どんな試練も乗り越え、孤独にも負けない、愛嬌も優しさも社交性もある。そのまま社会に出ても、どんな仕事も立派にできたことでしょう。どんな状況も乗り越える力のある強い人。その彼が、あえて、すべてを捨てて、さすらいの生活で求めたものとは?

若さゆえの生真面目さで自らの心と向き合い、過酷なアラスカの大自然に立ち向かっていった一人の青年の姿を追ったジョン・クラカワーのベストセラー・ノンフィクション『荒野へ』を、オスカー俳優ショーン・ペンがメガフォンをとり映画化。恵まれた境遇にありながらも繊細な感受性ゆえに満たされずにいた青年が、突然すべてを捨て、ヒッチハイクでアメリカを縦断しながら様々な人々との出会いを経て、最後は徒歩でアラスカの荒野へと分け入り、その4ヵ月後に餓死した死体となって発見されるまでの心の軌跡を静かに見つめていく。主演は「ロード・オブ・ドッグタウン」のエミール・ハーシュ。
 
1990年夏、ジョージア州の大学を優秀な成績で卒業した22歳の青年、クリス・マッカンドレス。卒業祝いに新車を買ってあげるという両親の申し出をあっさり断った彼は、通帳にあった預金全額を慈善団体に寄付し、家族に何も告げることなく、文字どおり無一文でアラスカへ向けて旅に出る。道中、様々な出会いと経験を重ねるクリス。サウスダコタでは彼の無鉄砲を諫めてくれる陽気な兄貴分ウェインと親交を深め、スラブスではヒッピーなどアウトサイダーたちが集うコミューンに身を寄せ、そこで美しい少女トレイシーと出会う。彼女はクリスに好意を抱き、クリスにも恋心が芽生えたかに思われたが…。一方その頃、残された家族は音信不通の息子の身を案じ、祈る思いで彼の帰りを待つのだったが…。(allcinema ONLINEより)

自分も、随分頭でっかちで、本の中のいろんな哲学だったり、考え方だったりを、現実の状況よりも信じているような人間だったので、随分親に責められた時期もあったなーと、感慨深い気持ちにもなりました。私は、とても弱い人間だったから、クリスのように強くあることが出来なかったから、本当に彼の姿が眩しいし、尊敬しました。物質的な幸せというのも、人によっては満たされることなのかもしれないけど、それ以上の何かが人生にはあるんじゃないかっていう思い、そこを貫いて旅をして、様々な人々と出会い、本当の自分にとっての幸福を追求するクリス。2年のさすらいの旅を終えて、彼が家族のもとに戻れたなら、また素晴らしいことがあったんだろうとも思え、残念で残念で。純粋な素晴らしい人ほど・・・とも、思えてならなかったです。彼には大自然の厳しさに対しての迂闊さがあったのかもしれないけれど、でも、彼を非難することはできないです。

出会った人々にも恵まれたクリス。ヒッピーのカップルには息子のように思われ、農場主ウェインには働き者であると評価され兄弟のように接してもらい、共同体の美少女には恋され、革職人の老人にも孫のように思われる。

彼のまっすぐな素直な性格もあったのでしょうが、そんなに思い詰めて、自分を追い込んで、過酷さで自分の限界を試さなくても、幸せはあるんじゃないかと思えるような彼らとのエピソードがあったのに。。。それらは、人生における、いろんなことを含んでいました。自分の家族への強い疑問と反発も、人々との触れ合いで和らいでいったようにも見えました。彼らの言葉に、もうちょっと耳を傾けていれば・・・とも思えます。

両親に連絡したら、もっと気ままに楽しく暮らすことを考えていたら、恋に身を任せれば、新しい家族になっていたなら・・・・・・。そうだったらという仮定でしかないのですが。。。もっともっと強い思いが彼の中には存在してしまっていたのでしょう。自分を試したいという思い。あまり不安というものを感じない前向きな人であり、危険もはらんでいる冒険に興奮しているところも多分にあったのでしょうか。

クリス役のエミール・ハーシュが、クリスそのもののようで、本当に素晴らしい!
ショーン・ペンに相当鍛えられたらしいですが、彼の生まれもって持っている愛嬌、人好きのする様子が良かったとショーンは語っています。過酷なアラスカでの撮影では、18キロも減量したそうです。
クリスの最期の瞬間までを、厳しい自然条件の中、演じ切りました。

この映画、どのシーンにも、そしてどの言葉にも、とても心揺さぶられました。

音楽も素晴らしい!!!ショーン・ペンの友人でもあるパール・ジャムのエディ・ヴェダーが、挿入歌と音楽をアコースティックギターで奏でています。今、そのサントラを聴きながら、この記事をやっと書くことができました。(一緒に観賞したRちゃん、サントラのCDありがとう!今日、届きました。聴きながら、また感動が。観賞の時は横で泣きすぎてごめんね。またいい映画、観ましょうね♪)

愛よりも金銭よりも信心よりも、名声よりも公平さよりも 真理を与えてくれ

そして今・・・2年の放浪の後 最後で最大の冒険が待つ 偽りの自分を抹殺すべく 最後の戦いに勝利して 精神の革命を成し遂げるのだ これ以上文明に毒されないように逃れてきた たった一人で大地を歩く 荒野に姿を消すため アレクサンダー・スーパートランプ

ただ生きるんだ 特別な場所でその瞬間を

「イントゥ・ザ・ワイルド」予告篇


Eddie Vedder - Guaranteed

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このポスターを観ると、ギョッとするけれど、この映画とてもいい映画でした。人間ドラマであり、感動作です。

誰でも心の中に黒い蛇を飼っていて、抑えきれずに蠢くことがある。黒蛇に自分が食い尽くされそうになることもあるかもしれない。その蛇を、音楽が癒してくれる。ここでは、特にブルースが。

人の痛みがわかる彼も、自分の心の痛みを抱えていて、ブルースを歌うことによって、彼女も癒し、自分の心をも癒す。

デルタブルースの代表的ミュージシャンであるサン・ハウスが「ブルースは男女のもつれから生まれる。」と語っている実際の映像が映画の冒頭に流れます?H4>デルタ・ブルース(The Delta blues) はアメリカ合衆国南部のミシシッピ川流域(デルタ)やテネシー州メンフィスなどの地域で発生した、初期ブルースミュージックのひとつである。演奏楽器として、特にギターとハーモニカが一番多く使われた。またソウルフルで、激しく、そして自己の内面を歌い上げるようなボーカルスタイルもデルタ・ブルースの特徴である。(Wikipediaより)


アメリカ南部の田舎町。かつてはブルースを愛し愛されたが、妻に捨てられブルースへの情熱をすっかり失ってしまった初老のラザラス(サミュエル・L・ジャクソン)。幼少期に受けた性的虐待のせいで心に闇を抱える、セックス依存症の女・レイ(クリスティナ・リッチ)。ラザラスは道端に倒れていたレイを介抱し、彼女の心の闇が消え去るまで、鎖で“カラダ”を、音楽で“ココロ”を繋ぎ止めることを決意する。そしてその出会いはラザラスの中に眠っていたブルースへの情熱を呼び覚ます…。魂から奏でられる音楽を通じて、心の闇を抱える2人が交流し、再生していくさまを描いた壮絶な物語。(cinemacafe.netより)

クレイグ・ブリュワー監督の前作「ハッスル&フロウ」は未見ですが、その映画もヒップホップミュージックによる精神的な映画のようで、今回のこの映画はブルースです。(次回作はフォークミュージックらしい。)音楽が人間の心に及ぼす力についての映画であり、まさにブルースが誕生し浸透していく様子を描いているようにも見えます。

サミュエル・L・ジャクソンは、かつてブルースマンだったのですが、今は農業を行い、日曜は教会通いという安定した暮らしをしています。しかし、その暮らしぶりが合わなかったのか、妻は彼の弟の元へ行ってしまうのです。恋して結婚したのでしょうが、あまりにも価値観が違っていたのでしょうか。
価値観が違ってると、長く暮らすと辛くなってくるのかもしれないですね。ただ、サミュエル・L・ジャクソンが、この映画ではあまりにもかっこよかったので、なんで捨てられちゃったんだろうか?とも思ってしまったんですが^_^;彼女が派手好きだったのかな・・・?

そんな失意のラザラスのところに、ボロボロになったレイが道に倒れていたのを拾われてやってきます。
ほとんど半裸の上に、顔は酷く殴られあざだらけ・・・。介抱してあげるのですが、この女の子のひどく荒れ果てた様子とその悪い噂に、ラザラスは、神が自分の元にこの子を寄こしたのだ!と、少女の心の闇を取り除こうとします。夢遊病のようになっていて、出て行ってはまた男漁りをしようとする彼女を、太い鎖で繋ぎとめておくことに。目を覚ましたレイは驚き、抵抗し、あるいは誘惑し逃げようとしますが、その状態から、彼女の邪悪な心、トラウマが、彼女からまだまだ追い出されていないと、鎖で繋ぎ続けます。

この時のレイは、ほとんどエクソシストの悪魔つき少女のよう。そこから悪魔を祓う神父であるかのように、彼女の面倒をラザラスは見るのです。

次第に、そのラザラスの思いに、素直になり、心を開いていくレイ。
こんなひどい状態になったのも、恋人(ジャスティン・ティンバーレイクが好演です。)が、彼女が懇願したのに、軍隊に入ってしまったからなのですが、その恋人も、レイの過去の酷い虐待の事実を知りながらも、レイを大事にしてくれて、また彼も心の病を抱えていて、レイに大事にされていたという信頼関係で結ばれていたかげがえのない存在でした。

落ち着き始めたレイに、ラザラスは、ブルースギターを出してきて、ブルースを歌うのです。
暗く堕ちていた心に染み渡るブルース音楽。ラザラスもレイによって、ブルースマンとしての心が甦ってくるのでした。

サミュエル・L・ジャクソンのブルースが、またかっこいい!!!
「パルプ・フィクション」のラストの聖書を引用したお説教に、ちょっと私は引いた覚えがあったのですが^_^; このブルースはいい!素敵です。ブルースでお説教、されたいくらいです(笑)

人生に投げやりになって、自分を痛め続けるようなレイを、ほっそりとした(でも出てるところはバッチリ!)のクリスティーナ・リッチが熱演してます!童顔の可愛らしい彼女は、何か、子供っぽさも残しながら、トラウマと闘おうとするけなげさも見せて、とってもいいです。天使のようです。レザレスから、彼女にブルース魂が乗り移ったかのように口ずさみ始めるブルースも、細い美しい声でとても素敵。
母親との確執は、本当に可愛そうで、血が繋がってるとかどうとかじゃなくて、本当に彼女の幸せを考えてくれたラザラスこそ、愛情が溢れていたんだ・・・と。ラザラスも、娘のように思ったんだろうな。

ブルースが、とても聴きたくなりました。ブルースには詳しくないけど(笑)
心を癒す、素晴らしい魂のブルースが聴きたいです♪
皆さんの好きなブルースはどんな曲ですか?

ダークナイト

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猛暑で夏休み中はかなりバテてまして、映画館で観たのも絶対観たかった2本「崖の上のポニョ」と「ダークイナイト」しか観れませんでした。感想を書けるほど頭も回ってなかったのですが、「ダークナイト」面白かったし、最近映画で描かれることが多いような善と悪のどちらに自分の立ち位置を決定するのかという課題が描かれている気がして、それに映画としても面白かったし、記事、今更ですが、書いておきます^_^;観てから随分経ってしまったのですけれど。。。

バットマンシリーズは、ティム・バートン監督作が大好きだったので(あの疎外されているものの悲哀で胸がいっぱいになって、特に「バッドマン・リターンズ」が大好き!キャット・ウーマンやペンギン男の哀しみが(T_T) )クリストファー・ノーラン監督の「バットマン・ビギンズ」は、なんとなく観てませんでした。(「メメント」は好きな映画なんですが。)

でもテレビで前作の「バットマン・ビギンズ」も放送し、観て予習もできたので、やはりあのヒース・レジャーのジョーカーの演技が観たくて、映画館まで観に行きました。

バッドマン役のクリスチャン・ベイルは「ベルベット・ゴールドマインズ」での役柄が好きじゃなかったので、あんまりいい印象が元々はなかったのですが、このバットマンには合ってましたね〜。歴代の中では一番良かったかも?!優等生で志や理想は高いけれど、ちょっと人の気持ちに鈍そうな(けなしてるわけじゃないんだけど^_^; )お金持ちのブルースに合っていたのでは?レイチェルに対しての態度なんかも、そうかも知れないな。。。と思わせるような。。。「バットマン・ビギンズ」を観ても、一番バットマンらしいバットマンに見えました。(バットマンって、変身能力があるとかではなくて、生身の人間が自分を鍛え上げ、最先端の頭脳と技術でバットマンになっているんだ!ということも、このバットマンであらためて納得させられました!凄い。)

ただ、レイチェルに対する気持ちは、あそこまでいってしまうアーロン・エッカートのほうが、ホントなんだろうなーと思いました。光から影へ堕ちていく彼だけれど、そうなるのが当然って思えました。激痛をも怒りと復讐に変えてしまう深い思いがあったんだろうと、悲痛な気持ちになってしまって。変わらないバットマンより、変わってしまった凄まじい彼の気持ちに感情が持っていかれました。

そして、ヒース演ずるジョーカーは、そういった善悪の感情も越えてしまって、全く罪悪感などなく、ただ自分の快楽で犯罪を強行し、人々に恐怖を与えるのを喜びとしていて圧倒的な存在感でした。

時にはユーモラスにも見え、頭もとても良く、人を惹きつけるようなところもあり、哀しい過去のお話も信じていても毎回変わり、どれが本当かもわからず、相手の反応を楽しんでさえいるジョーカー。すべての行動が退屈しのぎにも見え、善であるということを全く無意味だと思っていて、人の気持ちや命を揺り動かし弄ぶのが大好き。

イメージでは、もっと気がふれたくらいの人物像なのかと思ってましたが、そうでもなく、状況状況で冷静な態度を見せることができるクレバーな犯罪者。一貫して人としての弱さを見せることがないジョーカーを絶妙に演じていたのが、ヒースでした。映画から大熱演ではみ出しすぎることもなく、映画の中で絶妙。あー、本当にいい俳優だったんだ、ヒースは。。。と感心させられました。もっといろんな役柄を見たかったし、なにしろジョーカーはまだ登場するような感じで終わったので、本当にヒースが亡くなったのは残念。。。ずっと心に刻まれるような鋭いジョーカー像を私たちに提示してくれたんですね。。。

映画全体が、俳優が本当に演技が上手い人ばかりで観ていて嫌なところが全くないし(ゲイリー・オールドマンもモーガン・フリーマンもマイケル・ケインもマギー・ギレンホールも。)アクションもカーチェイスもCGシーンも素晴らしい!!!特に、あのバッドマンの車とバイクが走っているところは、真っ黒でかっこよくて、シビれる映像でした!ドキドキ感も凄い☆ハリウッド大作はこうでないと!!!と感動。

ダークな側面にばかり偏らないで終わったのが、やはり大作だなーとは思いましたが、性善説を信じ続けたい気持ちはあるし、自分も難しい時があるのかもしれないけれど、善でありたいと思えるようなところがある映画でした。いろんな映画を観てると、最近は人として善であるということを問われ続けているような気持ちにもなって。。。その代表のような映画だったのかもしれないです。けれども、悪の中心のようなジョーカーの信奉者も増えているという描写もあったところが、現実的でもあった映画だとも思いました。

解説: 映画『バットマン ビギンズ』の続編で、バットマンの最凶最悪の宿敵であるジョーカーの登場で混乱に陥ったゴッサムシティを守るべく、再びバットマンが死闘を繰り広げるアクション大作。監督は前作から続投のクリストファー・ノーラン。またクリスチャン・ベイルも主人公、バットマンを再び演じる。そして敵役のジョーカーを演じるのは2008年1月に亡くなったヒース・レジャー。シリーズで初めてタイトルからバットマンを外し、新たな世界観を広げたダークな展開に目が離せない。(シネマトゥデイ) 
 
あらすじ: 悪のはびこるゴッサムシティを舞台に、ジム警部補(ゲイリー・オールドマン)やハーベイ・デント地方検事(アーロン・エッカート)の協力のもと、バットマン(クリスチャン・ベイル)は街で起こる犯罪撲滅の成果を上げつつあった。だが、ジョーカーと名乗る謎の犯罪者の台頭により、街は再び混乱と狂気に包まれていく。最強の敵を前に、バットマンはあらゆるハイテク技術を駆使しながら、信じるものすべてと戦わざるを得なくなっていく。(シネマトゥデイ)

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インディ・ジョーンズを映画館で鑑賞。

インディの無鉄砲さは相変わらずで面白かったし、カレン・アレンも出てきて微笑ましかった♪

シャイア・ラブーフくんは、写真で観るよりずっと良くて(映画スターにはそういう人が多いですね。)
生意気で頑固なんだけど、愛嬌があって、男の子らしい感じが好印象でした。「トランスフォーマー」も映画館で観ておけばよかったです!

敵役のケイト・ブランシェットは、ただ怖いだけの人じゃなくて、ちょっとひるんだ感じとか戸惑った表情が女性らしさが微妙に出ていて、その微妙さがだせるのがさすがだなーと感心しました。言葉のことはよくわからないけれど、彼女なら、きっとロシア語訛りの英語も完璧だったはずです。かっこいい敵役でしたね!

ただ途中、説明のところは少々眠くなったりもして。。。アクションだけで押し通すわけにもいかなかったんでしょうが。。。

でも、アクションはやはり凄い!!!最初の米軍基地、シャイアくんのバイクと車とのおっかけっこ、ジャングルのカーアクション・・・どれも、もう何回死んでてもいいはずなのに、必ず助かってしまうのはお約束なんですね(笑)それでもドキドキハラハラでした。軍隊アリのシーンが一番怖かったです。。。

ただ・・・滝つぼや崖を何度落ちても助かるっていうのと、米軍基地での核実験で助かるっていうのは、同じにしていいんだろうかと思う。昔の私なら、このシーンが出てきた時点でしらけて、怒りで映画に集中できなかったでしょうね。今は、アメリカのハリウッドの大作映画だからしょうがないよね、アメリカ人がつくってるんだから!と、諦めと呆れた苦笑のみでスルーしてしまいますが・・・。ただ、被爆国で、小学校時代に担任に「はだしのゲン」を読まされて、核によって人間にどのような被害が起こるかを知ってしまっている私は、スルーでいいんだろうかという気持ちも残らないでもないです。この映画の後のインディの運命を想像してしまいました。。。ブラシでこすって、放射能は消えるんでしょうか???

娯楽大作だから、いいじゃん!って気持ちもあるけど、それでいいのか本当にとも思うということです。

一緒に観た娘の感想は「面白かったけど、インディっていっつも原住民をバカバカ殺すよね〜。向こうはよくわからない敵が侵入して、防衛しているだけなのにさ〜(笑)」でした。

あのクリスタルスカルのオチも、まあいいんじゃないのと思いながらも、どこか他の映画でも観たオチだな〜、とも思いました。

観ている間は、とっても楽しめたけど、なんか腑に落ちないところを黙認できない自分がまだいるんだよなーという思いを持ってしまった観賞でした。

「アメリカングラフィティ」の世界があったのは、おしゃれで楽しかったですね♪

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