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ジュード・ロウ。「ガタカ」で大好きになって、「リプリー」「クロコダイルの涙」「イグジステンズ」「A・I」「スターリングラード」「コールド・マウンテン」と観ていき、お気に入り俳優に。しかし、「ロード・トゥ・パーディション」「ハッカビーズ」「クローサー」「アルフィー」と、好きじゃない役柄が続き(どれも、映画自体は面白かったんだけれど。)、私生活のトホホなスキャンダルでもがっかりして、気持ちが離れつつあったのですが(笑)、ここのところの「こわれ行く世界の中で」 「ホリデイ」 「マイ・ブルーベリー・ナイツ」の地に近いかも、近かったらいいな〜という、役柄で、ときめきが戻ってきたのです。(単純なので^_^; ) (最近観たデヴューに近い「オスカー・ワイルド」も妖艶で我侭でまた良かったんですが。) そのジュードが、一番地に近い役柄と自分で言っていた「ミュージック・フロム・アナザー・ルーム」がHDDに入ったままになっていたので、それでは!と、確認のために観てみました〜。これが、ちょっといい感じのラブストーリーだったんです。ジュードも良かったけど、周囲のサブストーリーもなかなかでした! 映画の中で、恋に関してどう感じるかと聞かれたジュードが言う台詞が、この映画の題名の元になってました。次のような台詞。なかなかロマンティックです。 『隣の部屋から音楽が聞こえる。その曲を気に入ったら一緒に口ずさむ。ドアが閉まったり、電車が通って聞こえなくなっても歌い続ける。どんなに長い時が経っても、その音楽を聞くとその時と同じ気持ちが甦る。そんな感じ。』これが地に近いと自分で言うなんて、かっこよすぎですね〜、ジュード(笑) ロミオ&ジュリエットのロミオみたいなイメージで登場してました。 夢中になった女の子に振られて、「もう恋はしない!」って嘆いてるんですよね。でも、すぐ次の恋に夢中になりました(笑)しかし、それは、何か運命的な恋みたい?!恋に情熱的で一途なところが、ロミオみたいでしたね〜。 幼いころ、父の友人宅で、偶然出産に立ち会ったダニー(ジュード・ロウ)。そのとき産まれた女の子アンナといつか結婚するんだと、幼な心に誓った。その後、ロンドンで育ちタイル職人となったダニーは、アメリカを訪れてアンナと再会する。だが彼女にはすでに恋人がいた。 ジュード・ロウが、恋に一途で素朴な青年を演じる。それまでかたくなに生きてきたアンナの心が少しずつ癒され、ダニーに傾いていく心模様が丁寧に描かれている。彼らをとり巻く登場人物のさまざまなエピソードも心温まる。夢と希望に満ちた、ロマンティクな物語。(Amazon.co.jpより) 小さな男の子だったダニー。お母さんを亡くしたばかりで、寂しい毎日を送っていました。 お母さんの親友の出産に偶然立ち会って、それも、首に絡まりついたへその緒を解いてあげて、出産させるお手伝いという、かなり驚きの出来ごとに遭遇。亡くなった母の代わりに生まれたような命と感じた?生命の神秘も感じたのでしょう。女の赤ちゃんだったところから、「この子と結婚する!」って、思わず口に出していました。 しかし、大きくなったダニーは、すっかりそのことも忘れて、違う女の子に恋して振られ、軍医だった父も亡くなり、心機一転、以前いたことがあるアメリカにタイル職人の仕事を求めて、渡ります。 教会の壁画の復元の仕事につき、パン屋の老夫婦の家に、配達の仕事を手伝いながら、住み込みます。そのケーキの配達をしたのが、以前出産を手伝ったスワン家だったのです!ダニーが結婚したい!と思っていた赤ちゃんは、アンナという美しい娘に成長していました。ただ、お母さんは重い病気に、お姉さんは盲目になってしまい、お兄さんのお嫁さんは精神的に不安定。病人や姪っ子たちの世話をしながら、裕福な婚約者に援助してもらう生活をしていたのです。 婚約者がいることに戸惑いながらも、母の親友のこの家のお母さんに喜んで迎え入れられて、このスワン家にダニーは、たびたび遊びにくるようになります。盲目の姉や病気の母に、本を朗読するボランティアも、ダニーは引き受けました。 ダニーが家に来るようになって、少し重苦しい雰囲気だったスワン家は変わっていきます。 特に、アンナがついていなければ外出するのも嫌がっていた姉は、「アンナ・カレーニナ」を外の場面では外で、ダンスホールの場面ではダンスホールで臨場感あふれる朗読するというダニーにより、外に連れ出されます。反対するアンナに、「では、その前はいつ楽しんでいた?」と反論するダニー。母は、娘たちが、自由に明るく生きるのを、本当は望んでいるみたい。ダンスホールで出会ったジーザスという皿洗いが仕事の明るい青年に出会うことで、姉は明るく自由になっていきます。このふたりのエピソードがとっても素晴らしい!職場に彼女を連れて行き、職場のみんなに嬉しそうに紹介したり、彼女に新しい楽しさを体験させるために(彼女は最初怒るんですが)自分で運転させて、伴走しながら自転車に乗せてあげたり、ときめきの出来事をプレゼントしていくんです。素敵な恋だな〜と思いました♪ スワン家の女性を演じた女優さんたちも、みんなそれぞれ個性的で、面白かったです。母親役のブレンダ・ブレシンは「SONNY」での役柄とはまた違う、明るいちょっと豪快なところも多分にある魅力的な優しい女性を好演。この夫婦愛にも泣かされました(T_T) 盲目の姉役のジェニファー・ティリーは、普段はお色気たっぷりの女優さんみたいですが、ここでは、頑なになってしまった心が、様々な愛情で溶けていく女性を、自然に演じていました。 皮肉屋の演劇の演出家もしている自意識過剰で毒舌なもうひとりの姉役のマーサ・プリンプトン、情緒不安定でいつも空のピストルを旦那に振り回している兄嫁役のジェーン・アダムスも面白かったです。 そして、その個性的なスワン家の中で、自分が家族に尽くし、恋も冷め仕事中心の安定した暮らしぶりの婚約者との結婚を控えた、しかし、情熱的に心から彼女自身を愛する自由な精神を持ったダニーによって揺れる女性を、グレッチェン・モルが落ち着いた美しさで演じています。 固くなってしまった彼女の心を溶かしていくジュードが、けっしてあきらめなくて、また素敵でした! ユアン・マクレガーと親友だと言ってましたが、ユアンみたいな街のお兄ちゃん的な優しい魅力に溢れてて、似てるんだなーふたりは・・・って思いながら、観てしまいました^_^; これが、地とは、ジュードはかなり情熱的で、ロマンティック?!そして、優しいんですね〜。 アンナだけじゃなくて、彼の愛が、スワン家全体を変化させていった・・・そこに、この映画、観てよかったなーと思える、前向きさがありました。 「自分を越えるようなことをしてごらん。」って言ったお母さんの言葉も、体裁ばかり考えてる人じゃなく、娘への本当の思いやりに溢れ、とっても素敵でしたね。 若く一途で可愛いジュード・ロウが観れてよかったです♪ファン必見かも?!
運命を決めるコイン・トスも素敵でした☆1999年の映画です。 |

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