フィリピンという国

今のフィリピンをおもいっきりお伝えします

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いい加減にせいよ!?

 エンジェルの妹ビーナスが店に友人の男性を連れて来た。彼の家は比較的裕福だそうで、家にもコンピューターを持っているという。店内を見渡し、どうやらLCDモニターが欲しくなった様だ。今は持ち合わせがないが、彼女の顔を立てて商品を先に渡すことにした。値段は5000ペソ、翌週の水曜日に全額支払う約束だ。
 翌週の水曜日になった。何も連絡がないので、こちらから問い合わせてみたら、アメリカで働いている親からの送金が遅れているというので、2・3日待つことになった。週末再び問い合わせてみたが、まだ着かないとの事でまた待つことになった。
 こんなやり取りが何回か続き、1ヶ月が過ぎた頃、彼が突然自分のコンピューターを持って店に遣って来た。モデムが壊れたから直してほしいというのだ。修理には1000ペソ掛かることを告げ、直った時点で合計6000ペソを支払う約束をした。
 修理は2日で終わり、早速彼に連絡を取ってみた。今お金がないので来週支払い、コンピューターは今から取りに来ると言う。
 冗談じゃない!? また1銭も払わずに持って行かれては、こっちが堪ったもんじゃない!? 十数回メールで遣り取りし、結局全額支払うまでコンピューターを渡さない事にしました。
 2週間たった今、未だにコンピューターを取りに来ません。

 いい加減にせいよ!?

 これがこの国のちょっと裕福な家庭なんです。とても商売にはなりません!?

やっと解った!?

 もう10年ほど前の事なのだが、日本で友人が付き合っていたフィリピーナが不法滞在で捕まり、拘置所へ面会に行ったことがある。不法滞在の場合、罰金と渡航費用それに拘留費を先に払わないと帰国させてもらえない。もし払えない場合は拘置所内でその費用を捻出する為、3ヶ月間労働することになっている。友人は彼女が可哀想で、その費用を何とか早く捻出することを伝えたのだが、彼女からは意外な返事が返ってきた。
 “いいよ!? 私、ここで3ヶ月間働いてから帰国するから!? もしお金があるなら、後でフィリピンに送ってくれる?!” と、言うのだ。友人はその後も数回面会し、私に会う度に、可哀想だ、哀れだ等と嘆いていた。

 今ここフィリピンにいて、その時の返事の意味がやっと解りました。
  ※ 早く帰国しても何もやることが無い!?
  ※ 彼女の家より拘置所の方が綺麗で住み心地がいい!?
  ※ 拘置所にいれば1日三食きちっと食べられる!?
  ※ お金さえ送って貰えれば、当分生活出来る!?
 これが、彼女の答えなのです。
 仕事をしたくても働く場所が無い。働かなければお金が無い。お金が無ければ食べられない。何もする事が無く、ただいたずらに日々だけが過ぎていくのがフィリピンという国なのです。

 先日テレビでこちらの拘置所の風景を見ました。汚い部屋の中をゴキブリやムカデ等の虫が行き交っています。狭い部屋には麻薬中毒らしき人々が犇めき合って拘留されています。とても我々日本人が居れるところではありません。見ただけで体中が痒くなってきます。設備の整っている日本の拘置所とは大違いです。

忘れる?!

 携帯番号を変えた事を多くの人にメールで伝えたのだが、その中にほぼ1年ぶりにメールをくれたフィリピーナがいる。日本で数回彼女の店に行ったことがあり、私が1年前こちらに来るとき偶然彼女と同じ飛行機だったので、機内で携帯番号を交換していたのだ。彼女はミンダナオに住んでいるので、私とはその後数回メールで話した程度でした。
 最初は懐かしく思い彼女のメールを読んでいたのですが、合っているローマ字は決まり文句だけで後は解読出来ないほど間違えているのです。私は彼女に何を言いたいのかメールで聞き直しました。返ってきた返事が何と日本語をほとんど忘れたというメールでした。帰国後この1年まったく日本語を使う機会がなったそうで、ローマ字も忘れてしまったと言っていました。仕方なく途中から英語メールでいろいろ交換したのですが、たった1年でこれほど忘れるものなんでしょうかねえ?! 確か21・2歳位で若いですから忘れるとはとても思えないんですが?! まったく使わないと、こうなるんでしょうね!?

 いやはや驚かされました!?

子供達の照準!?

イメージ 1

 地元の友人の家で日本のカレーライスを作ることになり、私がルーを持参しました。フィリピンにもカレーはあり、風味等は日本とあまり変わりませんが、日本のようにカレーライスとして食べる事は少なく、カレー風味として他の料理に使う事が多いようです。友人の家には小学生と幼稚園児4人の子供がいます。両親は日本にも住んでいましたので、カレーライスもよく食べていたようですが、4人の子供達は今日が初めての体験でした。こちらのライスにルーをかけて子供達に出したときです。しばらく誰も手を付けようとしません。どうしたのかと母親が聞いたら、こんなどろどろのルーが掛かったものなんか食べたくないと言うのです。困った母親が私に告げに来ました。私は賺さず子供達に、
 “何だ、君達はカレーライスが嫌いなのか?! 日本の子供達はみんなこのカレーライスが大好きだよ!? こんな美味しい物が嫌いだなんてフィリピンの子供達は可哀想だね!?”
と言った途端、長男がスプーンでルーを少し掬い、なめ始めました。
 “美味しい!? これとっても美味しいよ!?”
 長男のこの一言に、他の3人の子供達も一斉に食べ始めました。食べるは、食べるは、今度は止まらなくなり、結局、私達大人の分まで食べられてしまいました。

 どうやら、こちらの子供達は子供達で、日本の子供達に照準を合わせているようですね!?

 この件が有って以来、ここのお母さんは子供達に、いつも何かに付けて《日本の子供達は・・・・・!?》って、言っているようですよ。

写真は子供達とお母さんです!?

帰国したパックマン

 エリック・モラレスを3回KO勝ちした、マニー・パッキャオが帰国した。アロヨ大統領の歓迎レセプションを皮切りに、連日連夜ニュースや特集で彼を放送している。老若男女誰もが彼を知っていてこの国では本当に国民的英雄なのだ。知人の家で話をしていても、彼の放送が始まると一時中断するくらいみんなが見ている。私もボクシングは好きですので話には就いていけますが、連日連夜放これだけ放送されてはもう飽きてしまいました。
 私と見ていると必ず誰かが聞くのですよね!? 
 《日本は今世界チャンピオン何人いるんだ?!》 って、
 こんな事、何人いてもどうでも好い事だし、ファイトマネー等は最初100万ドルと聞いていたのですが、いつの間にか700万ドルまで話が大きくなっているのです。一体いつまでこのお祭り騒ぎが続くんでしょうかねえ?! 大統領の祝福のメッセージ等は毎日同じフィルムが何十回と流れているのですよ。これじゃあ、パックマンを利用した自分の宣伝ですよね!?
 他にヒーローがいないんですよね!?
 他にいい事、何もないんですよね!?
 もう!? 飽き飽きして来ました!?

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