フィリピンという国

今のフィリピンをおもいっきりお伝えします

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アロヨの水?!

 私の店の前に月に一度飲料水を積んだタンクローリーがやって来る。待ち兼ねていたように近隣の住民が一斉にポリタンクを片手に集まってくる。これは“アロヨの水”と呼ばれていて、大統領のアロヨが住民に無料で供給している飲料水だ。
 この国では水道水や井戸水は飲料水には出来ないので、住民は毎日飲料水を買って生活している。20リットルポリタンクで60ペソ位が相場で、家族が多いこの国では当然飲料水も毎日沢山必要になる。それをアロヨは私財を使って無料で供給しているという訳だ。
 地元で飲料水を供給している業者にとっては当然面白くない話である。大抵は地域の有力者がこの水を売っている。選挙になれば当然アロヨ以外の人物を推薦することになる。毎日供給している方に入れるか、無料で供給している方に入れるか、住民はどっちに軍配を揚げるんでしょうね。

医療費の支払い!?

 先回“高い医療費?!”でご紹介したとおり、ほとんどの患者が全額負担しています。一旦手術でもした時には、それこそ1年分・2年分の生活費が吹っ飛んでしまいます。みんな毎日が精一杯の生活をしていて、とても支払えるような金額ではありません。その為、病院でも手術方法や薬代等を金額によって3段階位に分けてやっているようです。手術なら、切開部分が大きいと安く、小さいと高いとか、薬も余分な薬を出さないとかしているようです。日本のように風邪をひいただけで、胃薬や栄養剤まで付けて薬だけでお腹がいっぱいになるような出し方はしないようです。
 病院では患者に対して段階別の金額を最初に提示しているようです。どの金額の方法を選ぶか、いつ支払えるか、それがはっきりしないと次の診察もしてくれないようです。大抵の場合、患者は最低金額の方法を選んでいるようです。
 しかし、それでも患者にとっては大変な負担になっています。足りない分を家族の親戚・友人・知人等、借りられそうな所を片っ端にあたるそうです。しかし彼等も皆、裕福じゃありませんので、ほとんど集まらないのが現状のようです。最終的には長年掛かって買い揃えた家財を順番に売っていくのが大半のようですよ。テレビ・オーディオ・冷蔵庫等の電化用品やソファー・ベッド・タンス・食卓・椅子・装飾品等を高く買ってくれるものからどんどん売っていくようです。
 それでも払い切れない手術も多いようで、家族が“もう支払い出来ない!?”と言うと、簡単に“手遅れ出した!?”って、言うんですって!?

   可哀想!?

 この国の医は、算術なんです!?
 どこかに仁術は、いないか?!

高い医療費!?

 こちらに来て随分多くの人と接するようになったが、日本に比べて以外に病人が多いような気がする。医療施設は結構整っているようであるが、何せ保険制度が発達していないので医療費は全額負担しなければならない。全てではないが、私の聞いた範囲内では日本に比べれば70%位の医療費だと思う。しかし全額負担ともなればこの国の物価からすると随分高い医療費を支払わなければならない。
 私が推察するには、医療費が高いので少々の病気ではなかなか診察に行かず、薬局の薬だけで治そうとする傾向がある。それでも治らなければ、致し方なく病院へ行き、診察を受ける。病気によってはそのとき既に手遅れになりかねないケースも出て来ている様だ。
 あと思いの外、親からの遺伝で苦しんでいる事が多い。特に、心臓・腎臓・肝臓等の内臓系統や癌・糖尿病等が遺伝するようだ。若くして突然異変に気付き、発病する事が多いようです。
 食べる事が精一杯の国ですから、栄養のバランス等を考えて食事している家庭はほとんど無いと思います。ただ空腹が満たされれば良い食事ですから、やはり栄養が偏るんでしょうね。結構好き嫌いを言う人も多いんです。それも野菜は全部ダメとか魚は一切ダメとか極端な人が多い事には驚かされます。子供の頃、極端な食生活だったんでしょうけど、それにしてもまったく食べられないとはねえ。
 いやはや、いろいろ驚かされます。

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