フィリピンという国

今のフィリピンをおもいっきりお伝えします

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約束の時間?!

 “明日何時に出掛けるの?!”
 “1時には午後の部が始まるから、その前に食事をして入ればいい。11時には出掛けよう!? 先方の担当者には1時に行くと話しておく”
 “解ったわ!? じゃあ 明日11時にここを出ましょう!?”
 これはマニラの役所の担当官に会いに行く前日、一緒に行く彼女との会話です。

 翌日です。11時になっても、彼女が迎えに来ません。いらいらしながら彼女が来るのを待っていました。12時、まだ来ません、いらいらが募ります。ここから1時間は掛かるので余裕を持って出たかったのですが、まったく余裕が無くなってきました。午後1時やっと彼女が迎えに来ました。先方の担当官にどう言おうかと考えていた時、案の定メールが入ってきました。私が戸惑っていると、彼女がすかさず私の携帯を取り上げメールしました。何てメールしたのか聞くと、《もうすぐ着きます!?》とメールしたそうなんです。
 “ええっ!? どんなに早く行っても、あと40分は掛かるぞ?! そんなので良いのか?!”
 “大丈夫よ!? この国では常識なの!?”
 “常識???!!”
 私はどうなるのか想像が就かず、ますますいら就いていました。
 “おなか空いたね?! どこかで食べてから行こうよ?!”
 “ええっ?! 駄目だよ!? 先方は待っているんだよ!? 先に会って用事を済ませたら食事しようよ!?”
 “だって、おなかぺこぺこだもん!? 先に食べようよ?!”
 “駄目だ!? 用事を済ませてからだ!?”
 “いやよ!? 食事してから入ろうよ!?”

 結局彼女達に負けて食事することになりました。また先方からメールです。彼女がすかさずリプライします。
 《御免なさい!? すごい渋滞でなかなか着けません!? もうすぐ着きます!?》

 よく言うよな!? 平気で嘘を!? でもこの国ではそれが当たり前に聞こえて来るから不思議なんです。渋滞で遅れますって言われれば誰も怒る人はいないんですよ!?

 結局、先方と会ったのは3時過ぎです。でも先方も何も無かったかのようにしているんですよ。

 こんな事で良いんでしょうかねえ?!

ジープニー!?

 雨の少ないこの時期、最近はジープニーで移動する事が多くなりました。勿論以前からお伝えしているように、強盗・窃盗に会う可能性がありますので、一人で乗ることはありません。最初はどうやってどの車に乗れば目的地に行くのかさっぱり解りませんでしたが、最近は乗り方も徐々に解る様になりました。よく目を凝らして見てみるとフロントガラスに小さなプレートが掛かっていて、そこにはっきり言って汚い下手な字で行き先が書いてあります。時刻表などと言う物はまったく無く、いつ来るのかは解りませんが、幸い私の乗る路線は乗降客が多い地域ですので、ほぼ1日中引っ切り無しに走っています。料金は距離によって異なりますが、最低料金は大人一人7ペソで小学生以下は大人が同乗していると無料のようです。便利なのは、いつどこででも乗れる事と、どこででも降りられる事です。バスのように立って乗る事は出来ませんので、座っている客がいっぱいになると、ドライバーが手で合図して乗せてくれませんが、満席で20人近くは乗れると思います。
 ほとんどが後ろから乗り降りしますが、助手席が空いていれば2名そこにも腰掛けることが出来ます。乗った時、行き先と人数をドライバーに言ってお金を出すのですが、後ろの方に乗った場合は、前の人達が順番に手渡しでお金をドライバーに渡します。おつりがあれば、その逆順で手渡しして行く訳です。乗客同士どこの誰だか解らないのに、ほんとに誰もが当たり前にして手渡ししてくれますので、こればかりはいつも感心しています。当然私も手渡しする時がありますが、相手が逆に少し照れくさそうな顔をするので、結構面白いですよ。日本人なら照れて、すみませんとか、誰か声を出して誘導するとか、掛け声でも掛けてやるんじゃないかと思うんですが、まったくそんな素振りは無く、みんな行き先と人数だけ告げてお金を手渡しして行きます。
 ドライバー一人でお金の確認やおつりなどすべてをやりますが、これがまた運転しながら上手にやるんですよ。助手席に乗っていた時、おつりの小銭が無くなってどうするのか見ていたら、反対車線から走ってくるジープニーに合図して、道路の中央で運転席同士を近づけ両替しているんです。いかにものんびりしたフィリピンらしい遣り方ですよね。その間、後ろは他の車で詰まってしまいますが、どうって事無くやっているんですよ。当然クラクションを鳴らす車もいますが、一切お構いなく遣っています。
 このジープニーは世界中でフィリピンしか走っていませんので、フィリピンの名物の一つにもなっているんですよ。アメリカ軍からの払い下げジープをロングボディーに改良しているのですが、エンジンは何と日本のいすずのディーゼルエンジンを使っているんです。すべて手作りですので、計器類は燃料・温度・油圧の3つしか付いていません。速度計が付いた物はほとんど見たことありません。それでも高速道路を走っていますが、この国は一体どうなっているんでしょうね。因みに高速道路でも乗り降りしているんですよ。滅茶苦茶でしょ!?

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