フィリピンという国

今のフィリピンをおもいっきりお伝えします

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右を見て?!

 こちらに来て2年近くになりますが、未だに慣れないことがあります。それは車の右側通行なのです。日本だと人は右、車は左と教えられ、道路を横断するときは、まず右を見て、左を見て、もう一度良く右左を見て渡ることになりますが、私は未だにその癖が治りません。どうしても最初に右を見てしまうのです。
 私の住んでいる近くにはナガロードという片道1車線の幹線道路が通っているのですが、横断歩道はひとつも無く、いつも車の途切れるのを確認しては横断しなければなりません。地元の人は最初から左を見て、車の隙間を縫って上手く横断して行きますが、私はどうしても最初に右を見てしまい、よく横断のチャンスを逃しています。
 先日お伝えした《交通事故!?》じゃないですが、万が一事故にでも遭って、それが保険にも入っていなかったら大変な事になってしまいます。この国はあくまで自分の身は自分で守る気持ちでいつも緊張していないといけない国なのです。

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お金が掛かる?!

 今フィリピンでは5月の総選挙に向けて、毎日いろいろな記事が新聞に載っている。その中でも全国区である上院候補の選挙運動資金の記事を見てびっくりした。上限が何と1億2000万ペソと決められているそうだが、それ以上の資金を使わないと当選出来ない様である。日本円にして3億円以上掛けないと当選出来ないなんて、まさに大金持ち以外は議員になるなと言っているのと同じである。確かに島国フィリピンでは、全国津々浦々を遊説しようと思えば大変な費用が掛かることは理解出来るが、それにしても費用が掛かりすぎではないだろうか。
 他には、下院の比例代表政党として153団体が登録したそうだが、全国キャンペーンが展開出来ない団体は登録出来ないとして、33団体が認定されず、未だ44団体しか認定していないと載っていた。
 野党陣営のコメントに、選挙資金が集まらないのは生命や事業に影響を与える与党の報復を恐れているためだとありました。そこまでやるんですかねえ!? 与党って、どれだけ力を持っているんでしょうかねえ?! 昨日も野党議員が車を運転中に心臓発作を起こし対向車線のトラックと衝突して死亡したそうです。ここ数年で4例目だそうですけど、そんなに野党議員ばかりが心臓発作で死亡しますかねえ?!
 物価の安いフィリピンでこれだけの費用を掛けて国会議員の座を争うということは、きっとそれ以上の魅力が議員の椅子にはあるのでしょうね?!

交通事故!?

 1ヶ月ほどメールが途絶えていた地元の友人から突然連絡が入りました。聞けば、友人の子供9歳がトライシクルに跳ねられ、大怪我をしたそうです。3週間入院し、今は自宅療養しているそうですが、未だに歩行が出来ない状態でずっと学校も休んでいるそうです。
 日本の交通事故の場合、通常怪我をしたときは当然相手方から慰謝料を取れるのですが、その辺りをどうしたのか聞いてみました。日本同様、当然トライシクルのドライバイーから医療費などを支払って貰えるそうです。しかしトライシクルのドライバイーも貧乏な生活をしている為、保険も入っておらず、入院して1週間もしない内に、資金が途絶えたそうです。その後は友人がずっと入院費等を支払い、彼のところも今は火の車だと言っていました。まったくのやられ損で今は我慢するよりしょうがない状態だそうです。
 トライシクルとは言え、公衆を乗車させているのですから、当然保険は義務付けられているものだと思っていましたが、そうじゃないようですね。事故の数は少なくても事故は発生している訳ですから、やはり万が一の為にもドライバーには保険を義務付けてほしいものです。
 友人のところはまだ裕福な方だから良いですけど、これが両方とも医療費が払えない状態の場合、どう対処するんでしょうね。考えただけで、ゾッとしますね!?
 交通事故にはお互い注意しましょう!?

冷蔵庫の中身!?

 日本だと冷蔵庫の中にはさまざまな食べ物や飲料水がどこの家庭でも常時入っていると思います。しかしフィリピンの家庭は10人前後の大家族ですから常時水ぐらいしか入っていません。何せ年中暑いですから飲料水だけは絶対に欠かせないのです。日本のように1週間分を買い溜めするようなことは、ほとんどの家庭ではしません。これは買うだけの金銭的な余裕が無いのと、人数が多い分、1回に買う量が多くて、それだけで冷蔵庫がほぼいっぱいになってしまうからなんです。日本同様大型冷蔵庫を置いている家庭が多いですが、それのほぼ3分の1は常時飲料水が占めていますし、残りの部分にその日の材料を入れると、もうそれ以外の物を入れる余裕はなくなってしまうのです。
 日本だと鮮度を保つためにサランラップをするのが普通ですが、こちらでは冷蔵庫に食べ物自体が残ることはまず無いので、ラップ自体は売っていても使う習慣はほとんどありません。私のように一人暮らしをしている者が買うくらいです。
 私も地元の友人と買い物したことがありますが、何せ人数が多いですから買う量がやはり違いますね。大体はその日の昼と夜の分を買いますが、肉ならキロ単位ですし、飲料水もすべてペットボトルで買いますから、何せ帰りが大変です。
 こんなに買ったら残るだろうと思っていても、本当にあっという間に無くなりますよ。子供もまだ小学生ですが、やっぱり育ち盛りなのでしょうか、本当によく食べます。これじゃあ冷蔵庫に食べ物が残る訳が無いですね!?

買収に弱い?!

 先回お伝えした《刑務所襲撃!?》《ゆすり警官?!》でもそうですが、実際この国の連中は買収に弱いです。給料が安い性もありますが、それがどこに行っても横行しています。
 病院の待合室にもガードマンがいて、患者から平気でお金を巻き上げ、順番を変えています。金持ちはすぐに治療してもらえますが、一般人は4時間・5時間と待たなくてはなりません。それを当たり前にしてしまっている病院自体にも問題があると思いますが、どうせ医者や看護婦までみんなグルになってやっているんでしょうね。
 友人が言っていましたが、雇用主は逆にこの買収に弱いことを利用して、わざと買収の現場を発覚させ、いとも簡単に従業員をクビにするそうです。退職金等諸々の制度があるのかどうかは知りませんが、これじゃあ従業員の愛社精神や忠誠心は生まれて来ないですよね。
 これが当たり前になっているのが、この国です!?

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