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『水十里ゆふべの船をあだにやりて柳による子ぬかうつくしき(をとめ)』
繋いだ指と指が描く
曲線と
あなたの視線の先を
追うだけで
わたしの
桃色の果肉から
乙女の真実が
溢れて
染み出してしまいそうになる
素肌から
こころの奥まで
あなたに
見透かされていると
知りながら
肩を並べて
歩いてゆく先には
何度か
行ったことのある
ホテルの
可愛い
エントランスが見える
わたしを
急かせるような素振りの
あなたに
手を
引かれて
門を
くぐる
部屋を
選ぶ
エレベータに
乗る
唇が
軽く
重なるだけの
キス、を
して
高揚した
わたしたちを
歓迎してくれた
その部屋で
ふたりの
日常は
ロックされた
こんな
休日も
悪くない
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そのあとは。。
2007/9/4(火) 午後 8:45 [ ヤナ・ヤヌー ]