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『その日より魂にわかれし我れむくろ美しと見ば人にとぶらへ』
わたしが
一生のうちに
産み落とす
たまごの数を
遥かに超える
幾億もの
愛の精虫は
そのほとんどが
使命をまっとうできないまま
息絶えてしまう
おとこは
困難を背負い
おんなは
罪を背負い
生きて
死ななければならない
それでも
人は
繰り返さずに
居られないのはなぜだろう
失って
やぶれるたび
美しくなれるのは
おんなの特権
それとも
おとこである
あなたへの
償いだろうか
わたしの罪は
重過ぎるのかも知れない
あなたは
耐えられますか
わたしが
あなたの
おんなで居ることに・・
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