今そこにあるNipponの危機

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選挙

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自民党総裁選・靖国問題



〜総裁選の争点に浮上、出口なき "靖国問題"〜
(週刊ダイヤモンド 2006/6/3 鈴木棟一 政治評論家〜より一部抜粋〜)



〜古賀氏が分祀論展開、三つの制約で無理〜

アジア外交の打開、つまりは靖国神社参拝問題が
否応なしに自民党総裁選の争点に浮上してきた。

5月18日、古賀誠・自民党元幹事長が自ら共同代表を務める
宏池会(丹羽・古賀派)で、総裁選に向けての政策提言として
「一部の英霊を分祀することも検討の対象とする」との思案を
示した。

「私は遺族会の中にある複雑な気持ちをよく知っている。私の
 父のように一銭五厘の赤紙で収集された者と、A級戦犯と言わ
 れる指導者の方々が一緒に祀られている。これに釈然としない
 気持ちだ」

1978年に靖国神社は、A級戦犯として処刑された7人と、公判・
服役中に死亡した7人の計14人を合祀した。86年、中曽根内閣
の時、故後藤田正晴官房長官らが「分祠できないか」と働きか
けた経緯がある。この時は、東条英機元首相の遺族が強く反発
したこともあって挫折した。

4月に民主党代表となった小沢一郎氏はマスコミの
インタビューでこの「合祀批判」を展開した。

「A級戦犯はそもそも祀るべきではなかった。間違いだった。
 名札みたいなものがあるんだろう。それがなくなればよい」

「僕は天皇陛下が参拝できる靖国にしようと言ってるんです。
 天皇陛下も参拝なさっていたんだもの。それが昭和53年以降
 できなくなっちゃった。僕が政権取ったらちゃんとやります
 よ。多数さえ与えてくれればね」

靖国参拝を続けている小泉純一郎首相への対抗意識。
選挙で多数を得たいという願望がにじみ出ている。

国民新党代表代行の亀井静香氏が次の指摘をした。
「小沢も古賀も分祀ができないことをわかっていっている。
 戦略で言っている、ということだ」

分祀が困難なポイントは三つある。
まず、合祀前の政府答弁で「A級戦犯は国内法的には戦争犯罪人では
なく、処刑もしくは獄死した人々も公務氏となる」となっていること。

靖国神社はこれにより、厚生省(当時)から回付された「祭神名票」
に基づき合祀した。次に、神道では「いったん合祀した個々の神霊
をおろすことは出来ない。

靖国神社は一昨年3月、次の「見解」をあらためて出した。
「神道における合祀祭は、最も重い神事であり、いったんお祀り申し
 上げた、個々の神霊の全神格をお遷しすることではありえません。
 仮にすべてのご遺族が分祀に賛成されるようなことがあっても、
 それによって靖国神社が分祀することはありえません」

三つ目は、現行憲法下で政教分離の原則から、政治的圧力で分祀を
求めることは憲法違反の疑いが強い点だ。

この厳しい条件下で、どうやれば分祀が出来るのか。
古賀氏はこう答えた。「打開策は持って言ったわけではない。今、
靖国がわだかまりなく心静かにお参りできる場所かというとそう
ではない。天皇も首相も参拝出来るようにするにはどうしたらよ
いか。その問題提起だ」

一方、分祀反対の自民党・稲田朋美氏がこう言った。
「いかに理屈をつけようと、国際法違反の東京裁判を
 認めることになり、絶対にやってはいけない」


〜使いやすいカードで政治介入する中国〜

靖国問題の大切な側面は、中国がこれをテコに事実上、
我が国の首相選びに介入していることである。

小泉首相がこの5年間、靖国参拝を続けた事で、2001年の首相
の公式訪問以来、中国首相の答礼訪問もなく、日中首脳会談が、
途絶えている。

中国側はこう言っている。
「小泉首相の在任中は相手にしない。首脳会談に応じない」

これは言い換えれば「次の総裁選で靖国を参拝する人を選んだら
相手にしない」と言うことになる。

外交評論家の岡崎久彦氏が指摘した。
「外交礼儀上、まれに見る非礼な態度だ」

論客の平沢勝栄氏もこう言った。
「靖国参拝しない首相なら会ってやる、という姿勢だ。はいそう
 ですか、と応ずれば中国の思うつぼ。そう言うなら、逆に靖国
 を参拝する首相を選ばざるをえない」

民主党前幹事長の川端達夫氏は別の角度からこう述べた。
「中韓両国から見て、靖国ほど外交カードとして使い勝手のいい
 ものはない。小泉がいとも容易に相手にカードを渡した、とも
 いえる。しかし次の首相が行かなかったら、日中、日韓関係は
 よくなるか。全く違う。益々、色々な要求が出てきて、日本人
 の中韓への嫌悪感は増幅するだろう」

小泉首相が5年前の総裁選に際して、
こう公約した事は良く知られている。

「どんなに批判があり反対があっても、
 私は8月15日に靖国に参拝します」

まさに総裁選の主要テーマに取り上げたのだ。
中国に気兼ねして、はっきり物を言わない対立候補の橋本龍太郎
氏に対し、毅然と自らの主張を貫くポーズ。

元外相の高村正彦氏が解説する。
「小泉の参拝公約は当時、遺族会の票狙いと言われたが、その程
 度ではない。靖国を争点化し、断固戦う姿勢を示し、党員票の
 大きな流れをつくり、支持率80%以上のブームを生んだ。今、
 首相が『心の問題だから争点化はすべきではない』と言うが、
 内容は正しくても小泉が言うと白ける」

首相が8月15日から13日に参拝を前倒ししたのは、当時の政権
中枢の3人、福田康夫官房長官、山崎拓幹事長、田中眞紀子外相
が中国に配慮して8月15日参拝に反対したからだ。

これを含めて次の見方が保守派の中で囁かれている。
「靖国問題の禍根は、まず中曽根康宏首相が公式参拝しながら
 翌年に取りやめたこと。次に小泉が8月15日を公約しながら、
 8月13日にしたこと。これがなければ、靖国は今これほどの
 問題にはなっていない」

日本に各方面から手を回して圧力を加えれば、妥協して意向に従
わせることが出来るとの自信を中国に与えた、というのだ。

昨年の4月末、中国の王毅駐日大使が自民党で講演した際に、
平沢氏が質問した。「78年にA級戦犯が合祀されたとき大きく
報道された。しかし79年から85年まで歴代首相が参拝したの
に中国は文句を言わなかった」

中国側の問題点を突いたのだ。王大使が答えた。
「合祀が報道されたことを知らなかった。しかしその後、日本と
 中国の間には、首相、外相、官房長官は靖国参拝しない、それ
 以外の大臣は参拝しても文句を言わない、という紳士協定みた
 いなものがあった」

これを受けて、中曽根、故後藤田両氏とも否定をした。

「そんな紳士協定はなかった」この翌週、テレビに出た高村氏は
「紳士協定はあったのか」と聞かれて答えた。

「取り決めたことはなかった、と思う。ただし現実問題として、
 暗黙の了解として、そうじ状態が続いていたことは確かだ」

そして自らの例を挙げた。
「私が経済企画庁長官のとき、8月15日に参拝して、その一週間
 後に中国を公式訪問したが、一週間の滞在中に中国側は何も言
 わなかった」

外務省はこう言った、と言う。「暗黙の了解があるのです」


〜参拝しな紳士協定、故後藤田氏が結ぶ?〜

中曽根内閣のあと、7代の内閣で官房副長官を務めた石原信雄氏
が22日、こう証言した。

「中曽根内閣で一度参拝してやめて以降、次の7内閣で首相が参
 拝したことは一切なかった。密約とか協定は聞いたことがない。
 閣議でどうすると決めたこと、打ち合わせをしたこともない。
 中曽根内閣の最終方針を受け継いだのだ、と思う」

このあと、橋本首相が春季例大祭に行き、小泉首相の参拝に続く。

平沢氏が駐日中国公使に聞いたことがある。
「紳士協定というが、日本側の誰との間にあったのか」
公使はこう答えた。「相手は言えない」

去年の9月に後藤田氏が亡くなり、11月に訪中した大阪府の
太田房江知事らに中国側がこう言った、という。
「後藤田さんとの間に紳士協定があった」


暗礁に乗り上げた印象の靖国問題だが、想定される対応策は以下の5つ。

1、靖国神社を宗教法人から外す。
2、A級戦犯を分祀ないし、「遷座」する。
3、別の国立追悼施設を造る。
4、次期首相が引き続き参拝して内政干渉を控えさせる。
5、中国の要求通り首相は参拝を自粛して、首脳会談の再開を図る。

宗教法人を外せば、分祀を政治判断出来る。
しかし靖国だけ外すのは容易ではない。税制問題も絡む。

分祀の困難はすでに出た。
「遷座」とは、靖国に祀られたまま、靖国神社の中の別の場所に移す案の事。

別の国立追悼施設は福田官房長官時代に提起されたが、
小泉首相が反対だっただけでなく、与野党共に評判が悪い。

「遺族の人が参拝に行かなければどうにもならない。意味がない」

首相になったら、安部晋三氏は「参拝に行く」、
福田氏は「行かない」との受け止め方が圧倒的。

ただし、安部氏について次の見方がある。
「日中が険悪なので、安部は行くと言いつつ、
 結局はいかないのではないか」

更に8月15日が近づいて、小泉首相が "有終の美" で5年前の
公約通り「参拝する」との見方も永田町で囁かれている。

もし断行すれば、また騒動になるだろう。



特定アジアが反発する靖国問題は昭和60年に中曽根康宏が参拝以後に中国共産党が
反発した時から始まる。中国の反発は当時改革開放を推進していた、胡耀邦が中共
内部の保守派からの反発を受け追い込まれており、胡耀邦と良好な関係であった、
中曽根が中共に配慮して参拝を取りやめた為に現在進行形で続く問題となってしまう。

その後、胡耀邦は総書記の座から降ろされ、中曽根の配慮は全くの無駄骨となる。
中共に配慮などしても無駄だと分かる歴史的事件である。日本政府もこの事件を
学んで北京政府に配慮などして参拝を中止してはならないのだ。

分祀論が全くのナンセンスなのかは文中にある通りである。
古賀誠も小沢一郎も反小泉で批判しているだけの浅はかな主張だ。
遺族会の会長が古賀誠なのが私は不愉快でならない。

桜のキャスターを務める三輪和雄氏は天下分け目の関ヶ原戦いだという。

日本の運命がかかる自民党総裁選まで、約三ヶ月・・・目が離せない。

閉じる コメント(4)

靖国公式参拝については、国益を考え中国を刺激すべきでは無いとの意見がありますが、自国の為(家族)に命を賭して戦った御霊に祈りを奉げる事になんの問題があるのでしょうか?外交カードとして靖国問題を捕らえている中国にはっきり意思表示すべきです。弱腰外交といわれる所以ですね。

2006/6/2(金) 午前 8:57 [ akachan36 ]

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特定アジアは我が国と宗教観も価値観もまるで違い、近くて最も遠い国です。到底理解しあえるわけはないのです。従って放って置けばよい。しかし日本の左翼と反日メディアが北京政府と連携して騒ぐから問題化してしまいます。易姓革命の国に靖国の英霊に祈りを捧げる行為は理解できないので、堂々と参拝を続けて内政干渉を阻止し続ける事が大事ですね。

2006/6/2(金) 午後 1:56 kar*udo*11

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靖国参拝を選挙カードにしか考えていない小泉首相だから公約が守られないのです。 「心ならずも」の言葉に彼の歴史認識の浅はかさが表れてます。「国民の総意だ」と言い切って公式参拝を実施する指導者を望みます。中朝韓はグゥの根も出ないでしょう。

2006/6/2(金) 午後 9:45 おばりん

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そう思います。国家観・歴史観の欠如した小泉首相が、靖国参拝をしたからこそ保守層の支持を得て、高支持率と長期政権を築いたのは間違いありません。しかし石原都知事を見習って貰いたいですね。小泉首相には。

2006/6/2(金) 午後 10:23 kar*udo*11

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