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《生まない自由のない皇室》
(2006/9/15 週刊金曜日〜NO622 角田由紀子/弁護士 一部抜粋)
〜男系男子が好きな人がジェンダーを嫌いな理由〜
男系男子継承による天皇制をあがめる人とジェンダー
バッシングをする人は共通していますね。
だって天皇制は家父長制のシステムだけど、ジェンダーの視点で
やってきたあらゆるシステムについて見直しましょうということ
だから。
男がえらいという価値観は科学的に裏付けされた絶対的なもので
はなく、社会的にそうしてきてしまっただけだのことで、変える
ことの出来るものだと知ってしまった。
とすると、この制度で
いい思いをしてきた人達にとっては気にくわないわよね。
皇太子妃がなかなか決まらなかったのも、家柄とか血筋より、
「私がどう生きるか」ということの方が大事な女が増えてきた
からじゃないかしら。
それはあの人達からすれば「戦後教育の失敗」ですよ(笑う)。
男女平等なんてことを覚えたから、雅子さんみたいな女が出来る。
紀子さんのように喜んで皇室に身を置いて生きていく女が欲しい
わけよ。
そうしたら人権侵害なんて本人は思わないわけだから。
女が自分のおかれた立場に矛盾を感じないためには、ジェンダー的
な視点なんてものはトンデモナイ話よね。だから八木秀次がジェン
ダーフリーに怒るのは無理はない。
彼らとしてはこれぞ女の生きる道という風に心底思ってくれる女性
を量産したいわけだから。
でもジェンダーの意識の高まりはそういうことと対立する。だから
女が子供を産まなくなり、それが少子化の原因だと思っているので
しょう。
確かに、一番カネのかからない少子化対策は、女がみんな紀子さん
みたいになることよね。自己決定権だとかなんだとか言わずに性別
役割きちんとやって、妻をやり母をやるということを生き甲斐とす
る恩が増えてきたら少子化対策費用なんていらないもの。
〜だから安部晋三の少子化対策は精神論だけで具体性がない〜
そうよ。徹底してカネを使わないようにしているでしょ。
「家族の日」をつくるとか育児休暇をとりやすくするとか、保育園の
ウェイティングリストの数を減らすとか、ばらまき児童手当を増やす
とかその程度でしょう。
社会制度を変えることは絶対にやらない。
女の賃金水準は男の半分程度しかないけど、これをどう改善するかと
いう案はない。女は差別されていて一人前の労働者になれないという
事を基本的に変えようという案は出してきません。
それをやると社会のしくみが根本的につながるような土台にはさわら
ないで女が紀子さんみたいになってくれることを待ってるのかなあと(笑)。
〜バッシング派が「男らしさ女らしさ」にこだわるのも、
究極のわかりやすい「女らしさ」が生む事だからでしょうか〜
女の役目としてね。男と女の決定的な違いは妊娠・出産で、男は生め
ないわけだから。そこが男にとっての弱みだと思います。
血のつながった子に、自分の名誉や財産や地位を渡したい。だけど、
どんなに権力や地位を渡したい。だけど、どんなに権力を持ってい
ても、自分の血を受け継ぐ子は女の協力なしには存在しえない。
しかも自分の子であるという保障もない。その苛立だしさがあると思います。
だから嫡出推定制度は男の不安を解消する為に知恵を絞った発明品でしょうね。
逆に言えば男の権力を維持するようなシステムは彼らの不安の表れかも知れない。
権威で女に子を産ませようとする男系男子のシステムもそう。
そう考えないと「Y染色体だ大事」なんて言えないはずだから(笑)。
〜天皇制と人権は両立しない〜
結婚や出産の強要は人権侵害だということは、
社会の了解がほぼできつつある。
ところが、皇室ではそれが人権侵害とされていない。
憲法学者は皇室は憲法の埒外だと言っているけれども、私はその論理には納得
出来ないものがあります。人が踏みつけられてるのを見ながらそのままにして
いいのかと言うこと。
もともとあの人達は人権保障規定があったって仕方ないという
のも一つの態度でしょうが、人権侵害であるのは事実です。
女の人権を侵害することによってしか成り立たない
制度に依拠しなければならない人を、
なぜ私達は象徴としてあおがなければならないのか。
そのことが議論されていないんじゃないかと思います。
そして、皇室女性への人権侵害は、
私達への人権侵害も許していくものになる。
必然的に人権侵害を伴う制度によって私達は何をしようとしているのか。
そうまでして維持する必要性がどこにあるのか?
今後、皇室に同性愛者が出現して異性愛の結婚を強要されたら、
当人も不幸だし配偶者になる人も不幸です。
このように、皇族のような存在をつくるということは尊いものとして、
扱っているようで、実は人権を踏みにじっているのです。
世襲制のもつ非人間性を払拭しようとすると、
今度は天皇制がもつ「ありがたみ」がなるなる。
純粋な血が代々続いているということになっている物語を
維持しようと思えば非人間的なことをやらざるをえないし、
それは人権侵害だから、やめた方がいいという事に
なるとその物語が成り立たなくなる。
両立できない矛盾した制度をそれでも必要とするのなら、
それは何故かという事を私達は考えていくべきではないでしょうか。
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人権・平等・自由・男女の対立を促し、世間的な常識論を覆す、これらの強引
なまでにもデタラメな主張を何故繰り返すのか・・・。
元東京女子大学教授の林道義氏は「家族を蔑む人々」で下記のように述べる。
「フェミニズム運動は男女平等を目指すだけの「女・子供」運動ではない。
その背後には日本の革命を目指す勢力、または日本の健全な文化と秩序を
内部から崩し、力を弱めようという勢力が隠れている」
「男女共同参画運動はその勢力が周到に準備し遂行している革命戦略の一貫
である」
「この革命勢力の常套手段は、口当たりのいいテーマ(平和とか民主主義)を
選んで運動を進め、その中で秩序や道徳を腐蝕させていくという戦略である」
「今は男女平等やジェンダーフリーという言葉を隠れ蓑として利用しているに
過ぎない」
角田由紀子が共産主義者であると言える理由に、
「男がえらいという価値観は科学的に裏付けされた・・・」と言う言葉に見え
てくる。こんな発想は普通の感覚を持つ日本人にはまず出てこないだろう。
エンゲルスが『空想から科学へ社会主義の発展』で、
「マルクスの御陰で唯物的歴史観と剰余価値による資本主義的生産の秘密が
暴露された。これらの発見によって社会主義は化学になった」と述べている。
自ら墓穴を掘ったということだろうか。
しかし、男がえらいなどという主張は一部の限られた人達の考えであろう。
こんな極端な例を圧倒的多数のように持ち上げるのが、極左フェミニストの
常套手段である。
障害者や同性愛者など少数者を持ち出して、語るのがこの連中の発想なのだ。
マルクス・エンゲルスは代表作である『共産党宣言』で下記のように主張する。
「共産主義者は、従来の社会秩序を強力によって転覆せずには彼らの
目的が、達成出来ないことを、公然と言明する」
「支配階級をして、共産主義革命の前に戦慄させよ!」
「プロレタリアがこの革命によって失うものは鉄鎖だけである。
万国のプロレタリア団結せよ!」
これらの左翼・共産主義者達は、マルクス・エンゲルスの教え通りに従い、
日本で共産革命を起こそうと画策しているのである。
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難しくて何とコメントしていいのか悩むところですが皇室と人権侵害については参考になりました!
2006/12/9(土) 午後 10:25 [ ヘンリー ]
ヘンリー様、我が国の左翼を理解するには共産主義の知識が必須です。私にとっては難解で、面白くも何ともなかったですが、情報収集の一貫として、左翼理解には役立ちましたよ!
2006/12/10(日) 午後 11:14
あ・名前アイコンが変わった(w゜□゜)w科学万能思想の時代には社会・経済への科学的アプローチが持てはやされましたが、所詮生産物も少なく1国家内だけの経済活動だった時代にはかろうじて信憑性もありました。が世界経済・国際情勢が複雑に絡み合って変動要素も多くなるととても単純な数式モデルや理論では解明出来ませんね。マルクス・エンゲルス・・未だにそれを信奉している過去の遺物がいるのが理解不能です・・こうもり
2006/12/11(月) 午前 1:58
分かりましたか・・・ヾ(´ε`*)ゝ。傑作ポチを押したいくらいのコメントですね!マルクス・エンゲルス・レーニンを信望する勢力は我が国の国政を始め、日教組や全教、革マル・中核派など驚く程に跋扈しております。奴らの思想事態は理解不能ですが、我が国の左翼勢力を理解するには面倒ですが共産主義の知識は必須だと思っております。
2006/12/11(月) 午後 11:40