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中国投資ブームに警笛を鳴らすサスペンス巨編
(チャイナゲーム 祥伝社 千代田哲雄)
〜2008年、中国経済、国家体制が同時崩壊!〜
M&Aアドバイザー宮川雄也は、大東亜化学から
中国稀少資源開発公司の買収依頼を受けた。
公司は、ハイテク産業に不可欠なレアケースを生産
する国有企業で、外国人が買えない上海A株であった。
為替相場で名を馳せた "伝説のディーラー" 宮川は、
中国人投資ファンドの代表陳の強力を得て、公司の
経営権獲得に乗り出した。
一方、日印中を中心としたアジア共通通貨単位ACU
創設を目指す財務省審議官の志村美也子は、宮川の
行動に危機感を抱き、牽制に出た。
そんな折、中国の携帯端末トップメーカーの華央技術
公司が、大東化学株の公開買い付けを発表、敵対的買収
を仕掛けてきた。
背後には、政治局の大幹部と中国の経済利権独占を狙う
国際財閥の影が・・・・・。
中国崩壊への恐るべきシナリオを大胆な構想で描き出す
衝撃の経済サスペンス!
第一章 ターゲット
第二章 事情
第三章 代償
第四章 想定外のTOB
第五章 前夜の蠢き
第六章 窮境
第七章 報復
第八章 断末魔
ー作者プロフィールー千代田哲雄
東京理科大学理工学部物理学科卒
日本工業新聞を経て時事通信社勤務
経済記者とし、証券・金融・為替などを担当
1947年愛知県生まれ
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中国専門家の宮崎正弘氏が絶賛しているこの小説は実在の資料を屈指して
書き上げたという。
千代田氏は中国経済は非常に危険水域に達しているのではという。
理由は、今年の8月の貿易収支は188億ドルの黒字で史上最高、
7月も140何億ドルの黒字。これはどういう事かというと、
為替は1ドル7,8元くらいで止まっており、貿易収支というのはドルが
一杯あるから国内に持ち込む。そして元に替えなければならない。
でないとその会社も儲からないから。元に替えると1ドル7,8元を貰える。
ここが日本経済と中国経済の違いで、日本場合は輸出産業と輸入産業と
一杯あるから、市場でドル売りがくれば輸入産業がドルを買い、それで
上手くバランスを取る。
輸出が超過来ている国は常にドル余剰で、ドル安要因。
日本は当然本来は円高方向に行くものだという。
しかし、中国の場合はそれが止められているから、
ドルが元高になっているが、ドンドンお金が入ってくる。
その元というお金はどこから出てくるか?という問題がある。
それが輸入産業から来ていればいいが、そうではなく中国銀行が一手に
為替をやっているから、どっから来るかというと、中国人民銀行が印刷
をしてドルを買っている。
日本銀行が円を印刷するのと一緒だから、通貨供給量が増える。
通貨供給量が増えると、本来はインフレになる。
ところが、中国の2006年の8月の消費者物価指数は、CPIというものは
前年度月1.8%しか上がっていない。そんなことは有り得ない!
この発展の数字から言えば・・・。
それだけ人民元を刷って通貨供給量が増えていながら、CPIが上がって
ないということは、余程格差が酷いのか?あるいわ入ってきたお金が
外に逃げているか?のどちらかだと。
もっと本来ならば、インフレ率が上がってこないといけない。
前月比なら分かるが、本来ならGDPの成長率に見合う数字になるはず
だという。
そこに凄いカラクリがあり、どこかあの国はオカシイと述べる。
そして、GDP年間10%を続け、経済成長を謳歌してあるはずのこの国の
株価は去年の5月まで下がり続け、去年の半ばからやっと上がってきた。
こんな非常識な経済は有り得ないと述べる。
この小説は、経済の知識がなくても充分に読めると思う。
恋愛・友情も描き、人物描写も中々のものだった。
来年の5月には三角合併が解禁され外資系の株式交換によるM&Aが可能となる。
現代日本を取り巻く状況に近いと思われる内容で単なるフィクションとは
思えなかった。
点数を付ければ80点はあるという認識である。
私としてはラストが少々・・・。
アマゾンの評価も高く、オススメの経済推理小説なのだ。
http://www.amazon.co.jp/チャイナゲーム?長編経済サスペンス-千代田-哲雄/dp/4396632673/sr=8-2/qid=1165942110/ref=sr_1_2/503-3285793-3142309?ie=UTF8&s=books
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ちょっと読んでみたい。GDPとか経済関係は疎くてその辺が心配。でも小説として面白いんですよね。優れた小説家は未来を見通すっていいますよね。
2006/12/13(水) 午後 10:16
銀行も国有企業も財務諸表も全て中共政府の管理下にある以上、全てが闇の中・・国内の通貨量を抑えていても、他国に比べて異常に安いままの労働力が馬車馬のように働いて底支えしていますからCPIも考えられない低い値なのですね・・が、その軋轢で暴動は大量発生しています。フィクションではなく本当に崩壊する時が近いのでは・・未だに経済発展を謳っている中共の宣伝に踊らされて出向いていく日本企業の行く末が心配です(T_T)こうもり
2006/12/14(木) 午前 1:19
rui様、複雑で難解な経済小説ではないのでその点は心配されなくても大丈夫です♪M&Aの基本的な知識があれば充分に楽しめますよ♪推理小説としても面白く、この千代田氏は桜で拝見した限り間違いなく経済に精通した保守派でしたので、「優れた小説家は未来を見通す」という指摘は正しいと私は思います!
2006/12/14(木) 午前 1:44
こうもり様、そうです。中国は「社会主義市場経済」なので、表向きは自由経済を謳いますが、実質は計画・統制経済なのです。国家が管理統制を行うので、全てが闇でデタラメなのが実態・・・。暴動も数も常軌を逸してます。中共崩壊は近い将来必ずあるでしょう。
2006/12/14(木) 午前 1:49
こんばんは!確かに中国の発表する数字は矛盾点が多いですね。よくよく見ていると、辻褄が合わないこともしばしば。この小説という形式でどれぐらいまで真実に迫れるのか判らないですが、今度本屋で立ち読みして見ますね。(* ^ー゚)ノ-☆・・・おっと、違った、狩人さんへの挨拶は、こっちだった。→ ゴ━━━━(# ゚Д゚)━━━━ルァ!!(笑)
2006/12/14(木) 午後 9:52
kei様、中国経済の矛盾点を指摘している小説ではないんですよ。上記の発言は、桜で千代田氏が述べたのを纏めたものです。立ち読みなんて勿体ぶらずに思い切って買うたらんかぁーいε=(怒゚Д゚)ノノ ゴルアァアァアァアァアァ!!!!!(新しい挨拶)
2006/12/15(金) 午後 11:38