|
法整備を牽引し技術革新を支援するNPOの存在
(週刊ダイヤモンド 2006/12/23 世界の異見)
●グリン・バーチ
飲酒運転防止にかかわる法律の制定や市民教育、犠牲者のサポート
活動を展開するMADD(飲酒運転に反対する母親の会)の全米会長。
フロリダのケーブルテレビ会社役員などを経て、2005年6月に就任。
MADDでは初めての男性で非白人の会長。自身、飲酒運転者が起こ
した事故で3歳に満たない息子を失っている。
その後、MADDの援助を得て訴訟に持ち込み、15年の禁固刑を勝ち
取った。 600の支部と200万人のメンバーを持つMADDの市民認知
度は97%といわれ、米国でも指折りの有力NPOである。
MADD JAPAN
http://www.maddjapan.org/
飲酒運転による追突事故で三人の幼い命が失われた福岡県の
事故は、問いていて胸が締め付けられる思いがした。
私自身、息子を飲酒運転者が起こした事故で失っている。
大切な人を亡くすという辛い経験を経てしか、この問題
の重大性を認識できないものだ。
飲酒運転事故は単なる交通事故ではない。
まず必要なのは、回避可能なものだと認識することである。
「MADD(飲酒運転に反対する母親の会)」は1980年に設立
されたNPO(非営利組織)で、その名のとおり飲酒運転の撲滅
をミッションに掲げている。
そもそもシンディ・ライトナーという母親が11歳の娘の命を飲酒
運転者に奪われたのが契機となって創設されたが、いまやその活動
は全米にくまなく広がり、ワシントンにもロビー活動を担当する専
任のスタッフが6人いる。
政府への影響力も大きく、特に2つの法制度づくりに貢献した。
1つは84年に施行された「飲酒21歳法」、もう1つは2000年に
連邦法となった「アルコール血中濃度0.08%基準」である。
前者は、州によってはて8歳以上で飲酒を合法としていたものを、
MADDの働きかけによって連邦レベルで21歳に引き上げた。
その後科学的な調査が行なわれ、21歳が妥当な線であるという
結果が出ている。
アルコール血中波度については、違法レベルの0.08%を超えた
ドライバーが起こす事故で毎年13000人の命が奪われていると
の集計があり、厳しい遵守が望まれる。
今でも米国の交通事故死の4割は飲酒運転によるもので、依然深刻
な問題であることに変わりはない。こうした活動をNPOで展開す
ることの強みは、われわれが普通の市民だというところにある。
辛い思いをした普通の人びとが政府に向かって「もっと市民を守れ」
と訴えなければ、政府にはわからないのだ。
我々はムダな死から保護されなければならない。
MADDは、主に個人からの寄付によって成り立っており、年間
5300万〜5500万ドルの予算で運営している。
予算の8割は飲酒運転事故の犠牲者やその家族へのボランティアに
よる支援、学校での教育に使われている。
飲酒運転事故に遭うと、電話1本でMADDの援助を受けることができる。
家族を亡くした人へのサポート、リハビリヘの助言、また訴訟プロセス
に関する助言などを無料で提供する。
現在特に力を入れているのは、スマートテクノロジーの導入だ。
防犯センサーや自動並列駐車テクノロジーがクルマに搭載されるよ
うな時代に、飲酒運転者を発進させなくするテクノロジーが盛り込
まれてもいいだろう。
飲酒運転を減らすには、今のところ刑罰を厳しくするしか方法はない。
酒を勧めた相手も罰せられるという法律もあるが、実証は難しい。
スマートテクノロジーがあれば、我々の心配はずいぶん減るのだ。
すでに技術開発はほうぼうで進んでいる。MADDはそのモラル
サポーターとしてこの動きを推進したいと考えている。
___________________________________
私は飲酒運転を過去に一度したことがある。
今から?年前に電車で梅田に4人で飲みに行き、終電に間に合うように居酒屋
を後にしたものの、後輩の1人が泥酔状態で、とても1人で電車には乗れる状態
ではなかったのと、私以外は全員市外に住み、車で送れるのは私だけしかいな
かったので仕方なくしてしまった。
当時は寮生活のため、泊めることも出来ず、やむ得ず仕方なかったのだ。
幸いにも事故もせず、無事に送り届けることが出来たが、しては行けない行為
であるのは間違いない。勿論、こんなことは言い訳にしかならないの百も承知
であり、謙虚に受け止め、これ以降は一度もしていない。
泥酔する程に後輩に酒を飲ませた私の責任は重く、これ以降は悪酔いがしない
ようにマメに注意するようにして気を配っているので、この手の事例には遭遇
はしていない。
交通事故は経験したものしか分からない被害を被る。
そして、多くの人に多大な迷惑を掛けてしまう事態に陥る事もある。
私の場合は自分と自家用車だけを傷つけるだけで済んだ。
人を傷つけるような事故を起こしていたならば、二度と車のハンドルを握る事
はなかったろう。車という鉄のかたまりは恐ろしく簡単に人を傷つけるのだ。
その簡単に人を傷つける車を運転する際に、酒を飲み行うのは非常に危険である。
ゲームのようにリセットボタンを押せばやり直す事は絶対に出来ないのだ。
飲酒運転で酔った状態で運転を行えば、事故率を格段に上昇する。
『飲酒運転での悲惨な事故の現実↓』
http://www.yomiuri.co.jp/feature/insyu/fe_in_06092001.htm
http://www.yomiuri.co.jp/feature/insyu/fe_in_06091701.htm
http://www.yomiuri.co.jp/feature/insyu/fe_in_06091901.htm
日本では経済・政治レベルにおいて対米追従路線が目立つ。
このMADDのような動きを模倣するような行動は中々お目にかかれない。
米国の見習うべき事を学ばず、見習わなくても良い事ばかり模倣する日本政府
日本人には困ったものである。
このような悲惨な飲酒運転による不幸な被害者・被害者家族を出さないためにも
飲酒運転は絶対に禁物である。車・バイク・自転車で行けば、酒を飲まない。
行けば代行を利用する。電車・バス・タクシーで現地に向かう。家族に送って貰
う、終電に間に合うようにお開きにする等、飲酒運転を回避する方法は様々ある。
これらの方法を模索して飲酒運転を回避しすようにして貰いたい。
私の場合は、行きは電車かバスで向かい、帰りは徒歩で帰るようにしている。
1時間くらいなら歩くことは苦にならないので、1時間以内に付ける居酒屋で飲む
ようにしている。
飲酒運転者に対する罰則の強化、被害者・被害者家族への支援の改善を政府に望みたい。
|
どこかで自分は大丈夫というおごりがあるから飲酒運転するのかなと思います。私は自信がないのでしたことありません。職業運転手の居眠りも怖いですよね。一人一人が意識を変えれば減っていくのに。学校でも道徳の時間を復活させて、子どものころから考えさせるといいのではないでしょうか。
2006/12/22(金) 午前 0:47
rui様、大変良い心がけですね。今後も継続して下さい。飲酒運転に匹敵する程、居眠り運転も恐ろしいです。過去に経験がありますが、三車線の道路で、一番左端にいたはずが、いつの間にか一番右車線を走っていた事がありました。その後、窓を全開にしたりしてもダメなので、路肩に止めて少し仮眠を取ってから運転をした経験があります。以後しないように気をつけてます。学校教育の道徳の時間で、運転のマナーの必要性を教育して貰うのは適切な判断だと思います。
2006/12/22(金) 午後 9:50
正直申しまして酒気帯びで免停になった経験があります。終電がなくなるので車で飲みに行っていました。バカでした。
2006/12/23(土) 午前 0:12 [ ヘンリー ]
「走る凶器」とは本当に良く言ったものだと思います。その危険性をよく認識していない人程、無謀な運転や飲酒運転が多いです。あの悲惨な事件でやっと罰則が強化され、飲酒運転にも厳しい目が向けられるようになりましたがまだまだ甘いと思います。今まで車ばかりが増えて危険なドライバーも増える一方でした。危険な道路の整備・危険運転への法制強化・車自体の環境、安全面の改良などもっと早くから取り組むべきでした。こうもり
2006/12/23(土) 午前 0:19
ヘンリー様、そうでしたか。私も経験がありますが・・・あれ以降はしていないので、お互いに気を付けましょう!
2006/12/23(土) 午後 5:46
こうもり様、ごもっともな意見ですね♪運転マナーが悪い人が増えたなら、罰則の強化は必須であるし、それを是正していくような教育も必須だと思います。自動車メーカーを動かすのは、庶民の声ですので、主張していく事が大事です。道路整備も、バイクや自転車で走ればよくわかりますが、危険の道路は山ほどあります。安全な道路整備も必要不可欠ですね。
2006/12/23(土) 午後 5:50